桑原水菜のレビュー一覧

  • 炎の蜃気楼 昭和編11 散華行ブルース

    ループの始まり

    昭和編読了しました。
    べしょべしょです。メンタルも枕も。私の判断は間違ってなかった。これは本編読み返す前に読んでよかった。
    今、細かいことなにも言えない。感無量。
    黙って本編一巻から読み返します。
  • 遺跡発掘師は笑わない 三体月の呪い
    ずっと追いかけ続けている桑原水菜先生。『遺跡発掘師』シリーズももれなく面白くて大好き。知らない単語が出てくるたび調べながら読んでいる。今回のテーマとなる『能』についてもぼんやりしたイメージしかなかったので調べながら読み進めた。

    ラストのあのシーンは臨場感がすさまじく、私も読んでいてぞくぞくした。...続きを読む
  • 炎の蜃気楼
    中学校の図書室で並んでいた記憶があります。
    その時は読まず大人になってから購入しましたが当時読んでいたらどうなっていたんだろう…。これをコバルト文庫で出すのかー!!
    BLというくくりだけでは表せないですね。
    本編、邂逅編、幕末編、昭和編+αと超大作です。
    様々なキャラが出てきますがやはりなんといって...続きを読む
  • 炎の蜃気楼35 耀変黙示録VI ―乱火の章―

    懐かしい!

    歴史に詳しくなくても楽しめる内容です。小説は過去編等もありなかなか読みごえがある。私の人生を狂わされた作品でもあります。アニメで知って大好きになりました。オススメです。
  • 遺跡発掘師は笑わない 元寇船の眠る海
    今回は 元寇です。

    おまけに発掘現場は海の中

    水中発掘チームの黒木と無量は 潜って 黄金の剣を

    発見する。ところが その剣がなにものかに奪われる。

    トレジャーハンターの黒木は 伊万里焼きの窯元の息子

    先祖は松浦党の武士

    黒木の家に伝わる子守唄の謎

    とっても面白く一気に読みました。
  • 遺跡発掘師は笑わない 悪路王の左手
    震災後の復興作業の前に調査のために無量が派遣される。アテルイという名前は初めて知る。
    今回も時間を忘れて没頭する。
  • 遺跡発掘師は笑わない まだれいなの十字架
    架空として読む事にすると面白さが増す。本当??と疑問を持つとそこだけに頭がいって全て否定に入ってしまう。
    諜報員の話は興味深く、もっと戦時中に活躍した諜報員の話を読んでみたいと内容にあまり関係ない事を思う。
    こうやって知りたいが増えていくから興味ないと読まないっていうのはもったいない。が、時間が限ら...続きを読む
  • 荒野は群青に染まりて 暁闇編
    亡き祖父を思い出した。
    群青や赤城同じ、引揚者だから。
    フィクションとはいえ、戦後を生き抜く人々の、逞しくも優しさ溢れる姿が祖父と重なる。ラストは、涙が出た。

    祖父のおかげで、今の私が在る。
    なのに、辛いこともたくさんあったはずの戦時中の話は、あまり聞いたことがなかった。
    どこにいたとか、戦後どの...続きを読む
  • 遺跡発掘師は笑わない 出雲王のみささぎ
    出雲に興味があるからか楽しく読めた。
    誰が今考えているのか、時々分からなくなるような書き方だけど、3人の視点が合わさっているのは読んでいて何を思っているのか分かるので集中できて読める。こういう小説好きかもと思う。

    前巻の萌絵の何も出来ずに騒ぐだけの子かと思っていたら今回の活躍で性格まで変わったよう...続きを読む
  • 荒野は群青に染まりて 暁闇編
    戦後日本を舞台にした企業小説であり、主人公少年の成長譚でもある、少年を取り巻く人々・社会を描いたドラマチックな物語。

    作中で何度か繰り返される「強く生きていく」が本作のテーマ。


    大陸からの引揚船で出逢った二人の男が、何ら後ろ楯の無い状態から徐々に仲間を増やし、絆を結び、
    「夢」(p275)を育...続きを読む
  • 炎の蜃気楼 昭和編02 揚羽蝶ブルース

    5人目の男

    やっとこさ現れた第4、第5の男たち。
    本編を読破した後で登場する高坂はなかなかに味わい深く、そして出てくるだけでワクワクする。
    美奈子さんをめぐって、本編では景虎との間にしかロマンスがないと思っていたのだけど、直江も美奈子を憎からず思っているところが昭和編のみそなのかもしれない。
    この先の展開は読ま...続きを読む
  • 犠牲獣【イラスト入り】

    素晴らしい

    再読。前に読んでから5年ぶり。当時はあまり印象に残らなかった。今読み終わって感じるのは、二人の結論がどうなのかなんて関係なく、どうやって心が変わっていくのかが、三者三様で描かれていた。情景描写も映画のようで真冬の今読んでいても夏の気配が感じられた。素晴らしい。
  • 炎の蜃気楼 邂逅編 真皓き残響9 仕返換生

    納得出来るかどうか

    レビュー題名にした、その一言に尽きると思います。直江と対峙した彼の人は、自分の生き様の最期を納得出来なかったのだろうな。直江も悩みに悩んで、腹を据えた覚悟が、結果彼を救った。言葉というのは命が、力が、宿るんでしょうね。伝えたい、勇気づけたい、理解して欲しい、届ける言葉に入ろんな想いが篭もりますが、そ...続きを読む
  • 炎の蜃気楼 邂逅編 真皓き残響6 氷雪問答

    晴家良き

    邂逅編、とても楽しく読ませて頂いてます。本編では素敵な女性キャラな晴家ですが、もう、なんていうか、可愛くて。図体でかいチワワが、目をランランとさせてちぎれそうなほどシッポ振ってるようで、読んでいてほっこりします。
    長秀は、相変わらず、というか、本編と比べてもブレない感じがいいです。遊びでいいから1度...続きを読む
  • 炎の蜃気楼39 神鳴りの戦場

    2人のタッグ

    この巻で注目すべきは、高耶と譲の親友タッグ。弥勒の意識にすっかり染まってしまっている黒成田ですが、やはり友情や、一緒に過ごしてきたかけがえのない時間は、譲にとってとても大事なものだったんだな、と思いました。謙信公が景虎に、景勝のそばにいてやってくれと頼んだ意図は、見張りもしかり、友愛の尊さを知って欲...続きを読む
  • 炎の蜃気楼28 怨讐の門(破壤編)

    無になりました。

    みほとちゃんで泣いて、長秀の女の子への優しさで泣いて、覡で泣いて、直江でまた泣いて。泣きまくりで読み上げました。ちょっと救いの場面が少ない…こんなに非情な、それでも止まらない、この世界に引き込まれてなかなか帰って来れない、桑原先生の文章に縛されている感じがします。
    次を読むのが怖い。
  • 遺跡発掘師は笑わない 三体月の呪い

    鬼の手は.....

    やっぱり水菜先生の密教物は面白い。
    読んでいくうちに、あれはそう言う伏線なんか〜
    と思う所が一杯。
    でも無量の鬼の手はどうなったのだろう。
    空海が持っていったんだろうと思うが…JKは鬼の手が無くなった無量には感心が無くなるのだろうか?
    次巻が楽しみです。
  • 美酒処 ほろよい亭 日本酒小説アンソロジー
    なかなか良いアンソロジーだった(^o^)♪ほろよい気分でほわほわと(*´∇`*)楽しく読んでいたら、「無我夢中」でガツッときた((゚□゚;))その後はじ~んと(-_-、)日本酒を呑みながら読めば良かったなぁ( ´△`)
  • 炎の蜃気楼R 1
  • 炎の蜃気楼R 1

    あああ…懐かしい!!

    遥か昔(笑)どハマリしていた作品がまた読めるとは!

    「R 」なので所々は原作を知らないと?な部分はあるかと思いますが、過去にハマっていた方は読むうちにブワッと思い出して来ます。

    序盤はまだ直江がマトモ。この先、内容は分かるにしても楽しみです。