桑原水菜のレビュー一覧
-
- カート
-
試し読み
-
- カート
-
試し読み
-
Posted by ブクログ
箱根駅伝を見ながらポチった一冊。
これから箱根へ行くたびに思い出しそう。
「駕籠かき」の小説なんて読んだことないから、とっても新鮮。題材がいい。前棒と後棒とか、BL臭さもありつつ。(男衆集めて~などの展開も)
江戸時代のいきのいい男っぷりや、箱根界隈の描写、時代の制度や風習など、細かく描写されてて、時代小説の面白さが出てるんだけど、年寄りくさくないのは、桑原さんの感覚というか語り口なのかな。
こういう時代モノって、理想だな。
三人称で書いてるから、地の文には、カタカナの現代語で解説させたり、「いらっとする」など今風の口語があったり、読みやすい。
4つのお話の構成がよく、さすが売れっ子作家。 -
-
- カート
-
試し読み
-
Posted by ブクログ
ネタバレ私の青春のすべて(現在進行形)。
私の中では色々な意味でこれ以上の作品は、きっと、この先も無い気がします。
読み始めは美弥ちゃんと同い年で、完結時は高耶さんと同い年でした。
多いと一日2~3冊ペースで読みすすめて、リアルタイムは19巻から。5.5巻の衝撃は忘れられません。それまで、そんな物語になると思ってなかった・・・直江の行動に目から鱗でした。
最初に心惹かれたキャラは何を隠そう、高坂でした。理由は当時ハマっていた漫画のキャラに似ていたから・笑
あとがきを読んで、ソフトバレエにもはまりました。その他、水菜先生のあとがきから興味を持ったことがいろいろとありました。その数々に出会えたことにも -
-
-
Posted by ブクログ
ネタバレ一応一般小説に入れました(笑)私の青春はこれ一色だったように思います。ひとがなにかに無様に執着するということ、無様でも生きるということ、そして、執着(愛)を背中に一身に受けて前を見る主人公の姿が、もう…なんていうかほんと…好きでした。好きだったけど、今やってる邂逅編?は読んでません。橘と高耶じゃない直江と景虎はもういいかな、と。そしてこれが始まった頃は世にBLはなかったし、(juneはあったけど)私が二次創作なんてすることはなかっただろうし、もしかしたら結婚もしてなかったかもしれない。私の人生を狂わせた作品ですな。そしてコバルト文庫を変えた1冊になったんでしょうね。まさか同人誌が文庫に収録とか
-
- カート
-
試し読み
-
Posted by ブクログ
最終巻、本屋で手に取ったときに震えていたことだけやたらと覚えております。
ページを捲るたびに血圧が上がるほどの興奮はしない歳になっていましたが、それでも最後は燃え尽きました。
高耶さんの、「約束、かなえられそうにない」で号泣し、それでも直江が足掻くだろう! と一縷の望みを抱きながら読んでいたのが悪かったのか、桜のシーンで茫然。
確かに作ったようなハッピーエンドは彼らには似合わないと思ったものの、ここに辿り着くまでの軌跡が濃密すぎたために、ここが彼らの終着点だとすぐには脳が認識しなかったのでしょう。
しかし…オリジナルアルバム、アニメDVD、OVAと、己の腐人生の中でもダントツに私財を投じた -
- カート
-
試し読み
Posted by ブクログ
出版社/著者からの内容紹介
不動山城を鎮めた後、景虎たちは再び怨霊退治の旅へ。途中、春日城下では人を狂わせる妖刀の噂が町を騒がせていた。それは御館の乱の敗死者が生んだもので、景虎の怨念に原因があるらしいが…!?
内容(「BOOK」データベースより)
死に際の景虎の怨念を受け、付喪神となった吉祥丸。偽景虎を首領とする黒鳥党はそれを利用し、狂刀を生み出していた。一か所に置かれた夥しい数の狂刀は、巨大な刀の化け物となり、殺戮を始めた。景虎は化け物を止めるべく念を駆使するが、苦戦し力を使い果たしてしまう。そこへ、直江が駆けつけて来た。希望を繋いだ景虎だったが、直江は無表情のまま太刀を抜き、斬りかかっ