桑原水菜のレビュー一覧

  • 炎の蜃気楼 昭和編01 夜啼鳥ブルース

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    待望の昭和編!
    すごく楽しみにしていましたが、今後の展開がわかっているぶん、ストーリーが進むのを見ると、、、。
    最初、「笠原が直江なの?」と思いましたが、読んでみたら納得しました。どこの時代でどんな姿をしていても思考回路はやっぱり直江なんだね、、、と(笑)
    今後も楽しみです。

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    2014年02月05日
  • 炎の蜃気楼 邂逅編 真皓き残響11 蘭陵魔王

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    途中で読むのを中断させないこのスピード感。やっぱこれよねー。
    夜叉衆ののちの彼らに繋がる関係とか想いとか、彼や彼を思い起こしてムフムフしてみたりしたわ。
    安田殿と呼ぶ直江に「馬鹿。長秀でいいよ。…」っていっちゃう長秀さんにきゅん…やっぱ好きだわ。
    あと一冊とか、さびしいな。

    20130217

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    2013年02月17日
  • 箱根たんでむ 駕籠かきゼンワビ疾駆帖

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    箱根駅伝を見ながらポチった一冊。
    これから箱根へ行くたびに思い出しそう。
    「駕籠かき」の小説なんて読んだことないから、とっても新鮮。題材がいい。前棒と後棒とか、BL臭さもありつつ。(男衆集めて~などの展開も)

    江戸時代のいきのいい男っぷりや、箱根界隈の描写、時代の制度や風習など、細かく描写されてて、時代小説の面白さが出てるんだけど、年寄りくさくないのは、桑原さんの感覚というか語り口なのかな。
    こういう時代モノって、理想だな。
    三人称で書いてるから、地の文には、カタカナの現代語で解説させたり、「いらっとする」など今風の口語があったり、読みやすい。

    4つのお話の構成がよく、さすが売れっ子作家。

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    2013年01月15日
  • 炎の蜃気楼40 千億の夜をこえて

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    ネタバレ

    同性愛だけど、あまりにも壮大なスケールで描かれた世界観や、構成力に圧巻です。各キャラクターたちの魅力的な個性や、心理などの描写も申し分ないです。

    ただサクサク読み進めたい人にはキツいと感じるかも…?

    まだ全巻読んでないのですが(汗)、高耶と直江のあまりにも一途でお互いを求めるその姿に胸が打たれます。
    これほどまでに苦しみもがき、一途に愛を貫いた純愛はそうそうないのではと…。

    二人の結末は読む前にある程度の情報があったのでちょっと衝撃的でしたが、実際に読んで、私はあれでよかったと思います。
    また読み返そうと思わせる小説です。

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    2013年01月23日
  • 炎の蜃気楼

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    辛い。
    読んだのはもう何年も前ですが辛すぎて最後までたどり着けなかった。
    今また続き?が出ているようなのでいつか全巻読みたい。

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    2012年12月08日
  • 炎の蜃気楼 番外編 Exaudi nos アウディ・ノス

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    執筆は神戸の震災前なのかな?神戸のホテルで高耶さんと直江がワインプレイしてる描写でグヒグヒしちゃったおね…!あとがきで作者が「震災のあったあの街の灯り一つ一つが愛しい」みたいなこと書いててジンとしちゃったお

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    2012年10月01日
  • 炎の蜃気楼

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    BLになったのは「最愛のあなたへ」あたりだから最初はただの転生モノ戦国ファンタジーだったんだお…!!!!直江がどんどんマジキチになってくのにつられてのめり込んでいくお!!!!みんな読むといいお!

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    2012年10月01日
  • 炎の蜃気楼

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    全四十巻。何百年も一人を想い続けておかしくなってしまった人たちの、長い長い愛憎劇。
    四国編辺りから読むのが辛くて、それでも読まずにはいられなかった。凛と立つ高耶さんの孤高と、直江の血を吐くような愛が痛い。これは単なる同性愛物ではなく、もっと魂の根底を愛する物語だと思う。
    確かに痛く激しい描写も多いが、そこで敬遠しないで欲しい。

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    2012年09月05日
  • 炎の蜃気楼

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    ネタバレ

    私の青春のすべて(現在進行形)。
    私の中では色々な意味でこれ以上の作品は、きっと、この先も無い気がします。

    読み始めは美弥ちゃんと同い年で、完結時は高耶さんと同い年でした。
    多いと一日2~3冊ペースで読みすすめて、リアルタイムは19巻から。5.5巻の衝撃は忘れられません。それまで、そんな物語になると思ってなかった・・・直江の行動に目から鱗でした。
    最初に心惹かれたキャラは何を隠そう、高坂でした。理由は当時ハマっていた漫画のキャラに似ていたから・笑

    あとがきを読んで、ソフトバレエにもはまりました。その他、水菜先生のあとがきから興味を持ったことがいろいろとありました。その数々に出会えたことにも

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    2013年05月23日
  • 炎の蜃気楼40 千億の夜をこえて

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    ネタバレ

    アニメで見て興味を持って原作を読み始めました。
    そして昨晩、ついに本編を全て読み終えました。

    還りたい。
    還りたい。

    私の中の何かがそう叫びました。
    松本で高校生をやっていたあの頃に、
    怖い夢を見たのですかと囁いてくれた彼の側に。

    戻れないという事の痛みと、
    これからも進み続けるという事の愛。
    何もかも受け止めるには、私の人生はまだ浅いなと感じます。

    彼らが作中で落とした涙の熱さが感じられた一冊でした。

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    2012年06月12日
  • 炎の蜃気楼

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    高耶さんと野犬直江のスーパーラブストーリー。
    最初はまさか、あんなことやそんなことになるなんて思いもしなかった・・・。

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    2012年03月31日
  • 炎の蜃気楼40 千億の夜をこえて

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    ネタバレ

    最終巻をは40だけど、間に番外編もいっぱいあったし、邂逅編も読んでたからいったいミラージュだけで何十冊読んだのやら。。。しかも邂逅編がまだ続いてるって最近知ったし(^^;
    また全部読み返してみたい気もしないでもないですね。。。でも若かったから読めたのかも。

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    2012年03月26日
  • 炎の蜃気楼

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    ネタバレ

    一応一般小説に入れました(笑)私の青春はこれ一色だったように思います。ひとがなにかに無様に執着するということ、無様でも生きるということ、そして、執着(愛)を背中に一身に受けて前を見る主人公の姿が、もう…なんていうかほんと…好きでした。好きだったけど、今やってる邂逅編?は読んでません。橘と高耶じゃない直江と景虎はもういいかな、と。そしてこれが始まった頃は世にBLはなかったし、(juneはあったけど)私が二次創作なんてすることはなかっただろうし、もしかしたら結婚もしてなかったかもしれない。私の人生を狂わせた作品ですな。そしてコバルト文庫を変えた1冊になったんでしょうね。まさか同人誌が文庫に収録とか

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    2012年03月23日
  • 炎の蜃気楼幕末編 獅子喰らう

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    ネタバレ

    桑原水菜のよいところは後書きが読みやすく、分かりやすい点です。

    なぜ,幕末かという問題に丁寧に答えている。
    また、本書は雑誌への連載だったそうですが、
    読者からの史実に対する指摘を受けて、加筆しているとのこと。

    雑誌があれば、比べて読むと面白そうです。

    後書きは、本当に素直な文章で、内容が気に食わない人でも懐柔されてしまいます。

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    2012年03月10日
  • 炎の蜃気楼40 千億の夜をこえて

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    最終巻、本屋で手に取ったときに震えていたことだけやたらと覚えております。

    ページを捲るたびに血圧が上がるほどの興奮はしない歳になっていましたが、それでも最後は燃え尽きました。
    高耶さんの、「約束、かなえられそうにない」で号泣し、それでも直江が足掻くだろう! と一縷の望みを抱きながら読んでいたのが悪かったのか、桜のシーンで茫然。
    確かに作ったようなハッピーエンドは彼らには似合わないと思ったものの、ここに辿り着くまでの軌跡が濃密すぎたために、ここが彼らの終着点だとすぐには脳が認識しなかったのでしょう。

    しかし…オリジナルアルバム、アニメDVD、OVAと、己の腐人生の中でもダントツに私財を投じた

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    2012年03月17日
  • 炎の蜃気楼

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    内容の説明はいらない(キッパリ)。

    本だけどただの本ではなく最早私の青春(同じような人はきっと多数)。
    これが、私が腐の道を歩み始めた第一歩だった…。

    今、読み返すと高耶さんの初々しさと直江の大人(カタカナではないほうの)の皮の下から見え隠れする変○性が懐かしい。

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    2012年03月17日
  • 炎の蜃気楼 邂逅編 真皓き残響2 妖刀乱舞(下)

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    出版社/著者からの内容紹介
    不動山城を鎮めた後、景虎たちは再び怨霊退治の旅へ。途中、春日城下では人を狂わせる妖刀の噂が町を騒がせていた。それは御館の乱の敗死者が生んだもので、景虎の怨念に原因があるらしいが…!?

    内容(「BOOK」データベースより)
    死に際の景虎の怨念を受け、付喪神となった吉祥丸。偽景虎を首領とする黒鳥党はそれを利用し、狂刀を生み出していた。一か所に置かれた夥しい数の狂刀は、巨大な刀の化け物となり、殺戮を始めた。景虎は化け物を止めるべく念を駆使するが、苦戦し力を使い果たしてしまう。そこへ、直江が駆けつけて来た。希望を繋いだ景虎だったが、直江は無表情のまま太刀を抜き、斬りかかっ

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    2012年02月07日
  • 炎の蜃気楼

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    登場人物に感情移入してしまって、全巻読むのがつらかった。
    巻数は多いし、全部そろえるのは大変だったけど、それでも全巻読ませる勢いが、この本にはある。
    読み終わった後、暫く商業BLがぬるく感じて読めなくなったのも、今となっては良い思い出。

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    2012年01月26日
  • シュバルツ・ヘルツ ―黒い心臓― 14 二重奏を翼にかえて

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    ネタバレ

    とうとう読み終わりました。
    感無量です。

    アランのこともマリエスのことも、そしてジュードたちのことも、やりきれない事はたくさんありましたが、あれだけのことがあったのだから…とも。
    すべて綺麗事で片付けない所はむしろ好感が持てます。

    もうラストのほうはわんわん泣きながら読みましたが、最後の最後、みんなが笑っていて本当によかった。

    ケヴァンのあたりで泣きすぎてしばらくページをめくれませんでした…笑

    桑原せんせい、大すきです!

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    2012年01月15日
  • シュバルツ・ヘルツ ―黒い心臓― 13 オーディンの熱き鼓動

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    もう息をもつかせない怒涛の展開です。
    これでもか!というまさに桑原作品の神髄。

    勉強を放り出して読みふけってしまいました。笑

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    2012年01月15日