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『炎の蜃気楼』幕末編、登場! 巻き返しを図る攘夷の志士と佐幕派が血なまぐさい争いを続ける幕末の京都。カゲトラと名乗り、勤皇派ばかりを狙う人斬りがいた。お蔦(柿崎晴家)は正体を見極めようと「人斬りカゲトラ」を追うが…!? 表題作ほか、長州の潜伏志士のもとに潜入した景虎の暗躍と池田屋事件の裏側を描く一編「獅子疾走る」を収録。激動の時代を生きる夜叉衆が京の街を駆け抜ける!
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Posted by ブクログ
炎の蜃気楼幕末編。 本編を途中で挫折したのでどうかなぁ・・・と思ったけれど、丁度『龍馬伝』に重なる部分があり、面白かった。 いつでも直江さんは直江さんで、千秋は千秋である。 何故か、安田長秀だけは現代名だ・・・
ミラージュのおかげで戦国時代後期の越後には詳しくなったような気がするがしかし、幕末だの新撰組だの、それこそ攘夷だなんだっつーのはさっぱりわからないので、景虎さまがどっちについててどっちで密偵やってるとか、いちいち整理しながらそれでもやっぱりわけがわからないので、幕末について勉強してから出直してきます...続きを読む。って感じ? 今回のいちばんの萌えどころはやはり、「幼い直江の頭を撫でる景虎さま」じゃないかと思う。なんつーか、ぞくぅ…(?)とした。いい意味での鳥肌が立つっつーの?桑原水菜すげぇ!ものすごいところに居合わせたような、なんかなにをもうどう表現したらいいんだか、いまほど己の語彙の少なさを呪いたくなったこともない! 20090630〜20090709
ミラージュ幕末編です。 私は、幕末は興味がなくて、登場人物に殆ど聞き覚えがなくて、ちょっぴり読むのに時間かかりました(笑) でも、景虎さまと直江の仲が普通で、それだけでも読んだ甲斐がありました。
『天地人』のせいで、ミラ魂の休んでいた炎がふたたび……。 で、本編はキツイので邂逅編を。 いやー、いいね! やっぱし景虎様は、この方のみですわ、ミラジェンヌには!
正直、ストーリー展開とかは本編には及ばないです。が、幕末編を描いて下さった水菜先生に感動して★4つ。笑 キャラクター設定が絶妙!長秀が総髪・洋服で直江に「まだちょんまげかよ」って言うのがもう、ハマりすぎ。その直江は実際の主がありながら、景虎への忠義を訴えちゃうところは相変わらずで。尊攘女志士・晴...続きを読む家も色気たっぷりで。勝元殿(の方がしっくりきますね)と撫子さんの関係も素敵だったな。 新撰組とどう関係するのかがすごく楽しみでしたが、かの池田屋事件の裏側をこういう形で捉えるとは…さすが水菜先生。放火の話が、史実に一致しちゃうところが面白い。そしてやはりグっときたのが、攘夷志士の熱に感化されかけた景虎様が発言したラストシーン。直江のハグ。あーこれですよ。こういうのを待っていました。 やはり直高は不滅です。 そんなこんなで、設定だけでもう満腹でした。次は、大戦編を希望します。軍隊ラブ。笑
まとめると今回の新刊、 直江の片恋話 でした。 見事なまでの片思い! かわいそうにー。ウフフフ。 本編でも片思いっちゃー片思いなんですが、江戸編での景虎さまは直江の切り捨てようが潔い! 単に余裕がないだけにも思えるけど、直江の重要度が明らかに下でした。かわいそうな直江…。(にこ) そして直江と...続きを読む言えば頭…! 挿絵に直江が全然出てこないのはこのためか! 思いきるなー(笑) 個人的に月代がとても好きなので、残念なところです…。 断然、総髪<月代派です。 これからまた髪の毛のばしたりしてくれるかしら…。 あと、微妙に「家族がいる」という描写も気になりました。直江、お前…!(笑) 景虎様に関しては、またもや心の旅(=ホームをレス)に出ていかれていた事実が発覚…! 心が荒むとすぐ物乞い生活に突入しすぎです、景虎様…。一応、貴種の出なのに…。 そういえば四国編でも、バックパッカー潮に「昔はこんなくらい大丈夫だった」みたいなこと言ってましたよね…。 まず家は!自宅は大切にして、景虎様!(実家に裏切られたからこんなに家を真っ先に捨てちゃう体質なの?) でも下級同心直江はあってましたv ちなみに、千秋はザンギリ頭の洋装でございました。 桑原水菜はこういうところ、本当に外さないよなー(笑) 外さないと言えば、今回の新刊のラストも本当に外さないと思いました。これがあってこそミラージュだよ!みたいな。 ちったい直江が出てきたり、月代だったりするので、今回の新刊、直江ファンは外せないですよ!(笑)
300年も一つのことをやってるのは誰しも疲れるということで。 終わらそうとした主人と、終わらせなかった従者。 これから彼らが縺れっぱなしになるかと思うと、本編との間を読みたいような読みたくないような。
幕末×ミラージュ。 幕末が好きなので、続々と登場する有名な名前に単純にわくわくしました。 様々な思想が入り乱れて混沌とした時代だけれど、誰もが国を良くしようと奮闘してる熱い時代、そんな世の中にあって生を終わらすことばかりを考えている景虎さまとの対比が切ない。 勤王派の志士の熱にあてられて生きるこ...続きを読むとに少しだけ希望を見出し、また直江と共に歩き始めた景虎さま。 やっぱり前を向いてる時の彼は素敵だなあ…。 なんとなくなのだけれど、夜叉衆はいつの時代もみんな一緒に怨霊調伏をしていたイメージだったので、お互いの所在も知らないままそれぞれの場所でそれぞれの生活を営んでいることに驚いた。 結構、淡白な関係なんだろうか。 夜叉衆は色部さんがいたからかろうじてまとまっていたのかもしれない。 色部さんを軸にして繋がっていたのかも。 まさに縁の下の力持ち。 換生した時期によって宿体に年齢差が生じるの、面白いな。 6歳の直江の頭を撫でる老いた景虎さま……萌ゆる! 直江が側にいると居心地よすぎて自分が駄目になりそうだと感じてる景虎さまだけれど、直江の側にいる時くらいは肩の荷をおろして心を解放すればいいのにな…って思ってしまう。 それが出来ていればこの先あんなにこじれることもなかったんだろうけどね、本当にじれったい2人だこと! 長秀の洋装、お蔦なねーさん、そして景虎さまのためなら何の躊躇いもなく頭を丸め、立場を捨てて景虎についていくことを選択する直江、この人たちが本編の彼らの中身なんだなあ…ってすごく納得できた。 「あなたがこの世に何かを求めてくれるなら。それこそが私の求めるものです!景虎様!」 この直江の台詞がとても好きでした。 本編第1部で荒みに荒んだ直江を見てきたばかりなので、このまっすぐな想い、響いたなあ…。 時代の変遷を肌で感じながら長きを生き続けてる夜叉衆の苦しみ、本編よりも過去編の方が生々しく伝わってくる。 読んでよかった。
桑原水菜のよいところは後書きが読みやすく、分かりやすい点です。 なぜ,幕末かという問題に丁寧に答えている。 また、本書は雑誌への連載だったそうですが、 読者からの史実に対する指摘を受けて、加筆しているとのこと。 雑誌があれば、比べて読むと面白そうです。 後書きは、本当に素直な文章で、内容が気に...続きを読む食わない人でも懐柔されてしまいます。
密偵の景虎様がカッコ良すぎる件
立場が変わろうとも、自分の主人は生涯景虎だけという宣言👏私はあなたのものですって、おい、熱烈すぎる。 あれ?これでまだ付き合っていないのかな? 景虎の側に居たいがために、京に残ったり、坊主頭になって浪士へ変装…いや…知ってたよ?知ってたけど、景虎様ストーカーの執念?直江は幕末でも遺憾無く発揮して...続きを読むますね(笑 しかし、将軍をも動かせる男の懐刀ポジの景虎様最高にかっこいいです。
#ダーク #カッコいい #ドロドロ
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炎の蜃気楼
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