桑原水菜のレビュー一覧
-
-
購入済み
終わってしまった
今は手放してしまった、文庫本の1巻をすぐにでも読み直したい気持ちでいっぱいです。きっと昭和編はもちろん、今まで本編終了後に書かれた作品を読んでから、再度本編を読むことで、また新しい景虎と直江達夜叉衆の物語を楽しむ事ができると思います。本を読むのは紙が好きですが、長編の作品だと本を管理する場所が必要なのでデータだと助かります。また手放してしまった物をちょびちょび買い足して行こうと思います。まったく作品の中身には触れていませんが、この刊だけ読んでも本編を読まれた方には充分楽しめると思います。桑原先生の凄さに改めて、感動しております。
-
- カート
-
試し読み
-
- カート
-
試し読み
-
Posted by ブクログ
桑原さんはコバルトで書かれている炎の蜃気楼で知っていたのですが私は読んだことがなくこれが初読み。
専門用語や道具の名前が飛び交うので最初はGoogle先生に聞きながら読み進めました。
読みにくいというわけではなく知識不足だからで後半になるにつれ時間を忘れて読み続けちゃいました。
元々歴史とか古墳とか好きだし。
それでも沖縄と天皇を結びつける説は驚きました。
沖縄の海に人工物があるのは知っていたけれどそれぞれの交易はそれほどではないと考えていました。
シルクロードみたいなもので商業的なつながりでしかないかと思っていたけれどすごく面白かった♪(小並感
さっそく次を読みます! -
-
-
-
Posted by ブクログ
ネタバレ今巻もアクションが派手で読んでいて楽しい。
少しずつ謎も明かされ始め、伏線部分も非常に良い。
個人的には晴家が非常に好き。
"彼らに報う手段を持っているのは、"今"を生きている人々です。我々が過去を正しく捉え、彼らを正しく理解することが、彼らに報いる最良の方法だと思います。そして、彼らの望んだ世のの中を"今"に実現するよう努力すること
それが過去の人々に報いる最高の手段だと、私は思います"
この台詞も、印象に残っている。
過去を変えることは出来ないというが、
実際の事象を変えることは出来ないけれど、今の人間が過去をきちんと認識する -
Posted by ブクログ
ネタバレ満身創痍、孤立無援な高耶さんが痛々しくて…。
千秋との闘いにも心を痛めたけれど、江津湖のシーンは切なくて哀しくて痛ましくて涙が止まりませんでした。
あああああ高耶さん…!
なんでこの人はいつもこんなに過酷な運命を背負わされてるの!
全体的に(というか主に身内の)言葉が足りない。
なんで直接話をしないの。
言葉をかけないの。
いらいら…悶々……。
そんな中、清正の男気は気持ちよかったです。
あの織田を裏切ってまでも、熊本のために闘うって!かっこいい!
清正然り、明智さんも元春さんも、敵将なのに景虎様の身を案じてばかり。
景虎様の魅力って底なし…!
どれだけ追い込まれても、満身創痍でも、上 -
- カート
-
試し読み
Posted by ブクログ
ネタバレ遂に最終巻。
バラバラだった夜叉衆がなんとなくいい感じにまとまってきたところで物語はおしまい。
もうちょっと先まで読んでみたい!と思わずにはいられない。
この5人でよかったなあ!
謙信公の采配、絶妙でしたね!
夜叉衆5人で執り行った結界調伏法、かっこよくてぞくぞくしました。
5人の名前が並ぶと、圧巻。
『おまえが罪の意識を抱くほど、オレの中の何かが、満たされる、気がする』
…っていう景虎様の独白にちょっと震えました。
も、もうそんな境地に?!
敗者だ勝者だってずっと反目し合ってた直江と高耶さんだったけど、始まりは直江の方が勝者だったんだなあ…それを思うとなんかもうこの人たちの400年て! -
- カート
-
試し読み
Posted by ブクログ
ネタバレ読む手が止まらなくて一気に読んでしまった。
皆が一致団結して1つの敵に立ち向かう様はやっぱ最高です。
バトルシーン大好きです。
それにしても冒頭から衝撃で…。
三郎次さんあまりにも呆気なさすぎるよ、しかも10歳の子供に呆気なく換生ってどういうことですか、景虎様っ!!!
兵蔵太の宿体、好きだったのに…。
あんなにあんなに換生を嫌悪してた景虎様がまさかの再換生第一号だなんてあまりにも皮肉。
兵蔵太の身体を撫でながら泣く景虎様にこちらもつられて号泣でした。
再び換生してしまったことを直江にどう思われるだろう…って気にするあたり、もうすっかり直江にほだされてる感ありますけど。
でも。
そこで立ち止 -
- カート
-
試し読み
Posted by ブクログ
ネタバレ『亡霊双六』
双六に翻弄される色部さんのお話。いつも冷静でブレない色部さんが、途中ちょっぴり欲に流されそうになったりする様子が新鮮だった。
最後の「やはり貴殿でよかったと思うぞ。景虎殿」って台詞がすごく素敵。
『紅衣観音』
景虎さまと直江が一緒にいるとやっぱりしっくりきますねー。
朝帰りした景虎さまの色香に戸惑う直江はやっぱり直江でこっちがニヤニヤしちゃったよ。
それは嫉妬というやつでは…?
『仕返換生』
まさか宿体の主が怨霊化してたなんて!
換生で追い出した宿主と対峙することになるなんて!
予想外の展開でした。
こんなことも起き得るんだね!
どうやって九郎左衛門と向き合うのか、どう折 -
- カート
-
試し読み
Posted by ブクログ
ネタバレ信仰って恐ろしい。
信じているものの側から見れば正義なのかもしれないけれど、その正義が結果的には殺戮であったり呪いであったり…。
鉄や凛太郎たちの思いも間違ってはいない、はず。
人買いなんかあってはならない。
だけど、だからといって、殺戮はよくない。決して。
だからこそ、切なさが残る。
どうしようもない。
そんな世情を恨むしかないのかな。
やるせない。
藤も犠牲になってしまったし。
晴家の「藤は俺たちの花だったんだ!」という慟哭が、痛ましかった。
景虎さまは兵蔵太の記憶にどんどん呑まれていき、言動がおかしなことに。
最初は宿体を変えればいいと考えていたけれど、最終的には兵蔵太を抱えて生き