桑原水菜のレビュー一覧

  • 炎の蜃気楼 昭和編8 悲願橋ブルース

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    思えばなんだかこそばゆい感じのする直江にもすっかり慣れてしまっていたのか。ずっと前から知ってる気がする直江になってしまったことが、それはそれてやっぱり悲しくて、それでもときどきあらわれる可愛い直江が可哀想でつらくて。景虎はもうわけがわからなくて。しんどいな。うん、しんどい。
    おまけに、すこし、救われる。

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    2018年10月02日
  • 炎の蜃気楼 昭和編11 散華行ブルース

    購入済み

    終わってしまった

    今は手放してしまった、文庫本の1巻をすぐにでも読み直したい気持ちでいっぱいです。きっと昭和編はもちろん、今まで本編終了後に書かれた作品を読んでから、再度本編を読むことで、また新しい景虎と直江達夜叉衆の物語を楽しむ事ができると思います。本を読むのは紙が好きですが、長編の作品だと本を管理する場所が必要なのでデータだと助かります。また手放してしまった物をちょびちょび買い足して行こうと思います。まったく作品の中身には触れていませんが、この刊だけ読んでも本編を読まれた方には充分楽しめると思います。桑原先生の凄さに改めて、感動しております。

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    2018年09月14日
  • 炎の蜃気楼 昭和編6 夜叉衆ブギウギ

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    普通に生を受けていたら出会わなかったかもしれないひとたちだけど、夜叉衆の使命とかそういうの抜きにして、昔馴染みとの穏やかな時間だってあっていいと思うんだ。

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    2018年08月29日
  • 炎の蜃気楼 昭和編3 瑠璃燕ブルース

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    あまちゃんなんだよ!!!!!
    ……ぜぇはぁ。いやいや、いいのたぶんあれで。非道なのは織田チームだけでいいの。でもな、優しすぎるんだよなぁ、仕方がないか、上杉のひとだもの。

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    2018年07月09日
  • 遺跡発掘師は笑わない 出雲王のみささぎ

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    今回は出雲の遺跡が舞台でドロドロの愛憎劇といった感じでした。
    複雑で怖かった〜…。

    今回は萌絵ちゃんのカンフーが大活躍していてかっこよかったです!
    さすがカンフー留学するだけある(笑)
    その勢いで恋も頑張って欲しいなぁ。

    でも忍ちゃんはまだ何か隠していそうてわ不安。

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    2017年11月16日
  • 遺跡発掘師は笑わない 元寇船の紡ぐ夢

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    ネタバレ

    妹より。

    思いっきり一気読みしてしまった(笑)。
    海底遺跡、ロマンあるな~。
    歴史は疎いけど、好きなのでこういった本の厚みで読めるのは嬉しい。
    次作だと、色々判明することが多いのかな?期待してます。

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    2017年08月08日
  • 赤の神紋 第十三章 ―Angelos Glow―

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    シリーズ13


    いよいよ直接対決!

    ケイとワタル、
    榛原と連城、

    ワタルのちょっとだけ弱い可愛い所も見れて
    昔、一人芝居の時に基礎を教えてくれた舞台監督とのやりとりに和む


    榛原の隠れ家と、そこの老婦人、
    好物の麩菓子に和みつつ、

    舞台はドンドンエキサイト!

    すげーなこのほん

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    2017年04月27日
  • 赤の神紋 第十二章―Zodiac Eater―

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    シリーズ12

    いよいよメデュウサの練習に入った、
    ワタルとケイ


    ワタルが不安を見せて、
    連城がそれを抱きしめて、

    それを見たケイがゲネプロの後に
    お家へ来て…

    の一連のシーンがすっごいいい



    藤沢対榛原の演出合戦も、見もの!

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    2017年04月26日
  • 遺跡発掘師は笑わない ほうらいの海翡翠

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    桑原さんはコバルトで書かれている炎の蜃気楼で知っていたのですが私は読んだことがなくこれが初読み。
    専門用語や道具の名前が飛び交うので最初はGoogle先生に聞きながら読み進めました。
    読みにくいというわけではなく知識不足だからで後半になるにつれ時間を忘れて読み続けちゃいました。

    元々歴史とか古墳とか好きだし。
    それでも沖縄と天皇を結びつける説は驚きました。
    沖縄の海に人工物があるのは知っていたけれどそれぞれの交易はそれほどではないと考えていました。
    シルクロードみたいなもので商業的なつながりでしかないかと思っていたけれどすごく面白かった♪(小並感
    さっそく次を読みます!

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    2016年08月27日
  • 炎の蜃気楼12 わだつみの楊貴妃(後編)

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    番外などあわせて47巻?もある中で個人的にはここが一番輝いていたかなという気がします。久しぶりに読んだらやっぱり面白かった。このシリーズ好きだったなと思いだしてドラマCDまで引っ張り出して聞きましたがもう聞けたもんじゃないですね(笑)悶絶。速水奨さんを知ったのはこれだったなと懐かしくなりました。

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    2016年06月27日
  • 人魚島【イラスト入り】

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    人魚と人魚と人間と。掟を破って陸に上がったロヒアウ、それを追って足を作ったスライ、島で出会ったアレックス。3人の想いが絡み合って切ないし熱いし、読後余韻たっぷりでした。焼きロブスター…。すごくよかったです。

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    2016年02月24日
  • 炎の蜃気楼4 琥珀の流星群

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    ネタバレ

    仙台編後編。
    前編に引き続き、高耶としての人との触れ合い、景虎としての触れ合いが
    興味深く面白い。

    晴家が優しくてキュートだし、
    おかあさんとの関係も少しでも前進出来たというのは読んでいてほっとする。

    あと20年早く生まれていれば 、と思った願いが叶う
    という伊達政宗の描写も闇戦国の設定も非常に面白いと思う。

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    2015年03月11日
  • 炎の蜃気楼3 硝子の子守歌

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    ネタバレ

    3巻にして前後篇に突入。その前編。
    初期のお話の中で自分の中では1、2を争う好きなお話。
    仙台には高耶の母親がいるという高耶サイドの話と
    仙台といえば、伊達政宗と見える景虎サイドの話が組み合わさり
    非常に読み応えもある。

    政宗公はのっけから独眼になってしまい、
    筆者もどうするか迷ったとのことだったが
    独眼にもそうでないようにも描けるこの闇戦国の設定自体も
    やはり面白いと今一度実感。

    2014.12.29

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    2015年02月27日
  • 炎の蜃気楼2 緋の残影

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    ネタバレ

    今巻もアクションが派手で読んでいて楽しい。
    少しずつ謎も明かされ始め、伏線部分も非常に良い。
    個人的には晴家が非常に好き。

    "彼らに報う手段を持っているのは、"今"を生きている人々です。我々が過去を正しく捉え、彼らを正しく理解することが、彼らに報いる最良の方法だと思います。そして、彼らの望んだ世のの中を"今"に実現するよう努力すること
    それが過去の人々に報いる最高の手段だと、私は思います"
    この台詞も、印象に残っている。

    過去を変えることは出来ないというが、
    実際の事象を変えることは出来ないけれど、今の人間が過去をきちんと認識する

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    2015年02月23日
  • 箱根たんでむ 駕籠かきゼンワビ疾駆帖

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    そうか、と侘助は納得した。漸吉が躍起になってあの伊賀三に「勝てない勝負」を挑んだわけが、ようやく理解できたのだ。
    「ったく素直じゃねえな」
    「文句あっか」
    「大アリだ。馬鹿。そうならそうと早く言えや」
    2014/11/17-11/22

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    2015年03月07日
  • 炎の蜃気楼18 火輪の王国(烈風編)

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    ネタバレ

    満身創痍、孤立無援な高耶さんが痛々しくて…。
    千秋との闘いにも心を痛めたけれど、江津湖のシーンは切なくて哀しくて痛ましくて涙が止まりませんでした。
    あああああ高耶さん…!
    なんでこの人はいつもこんなに過酷な運命を背負わされてるの!

    全体的に(というか主に身内の)言葉が足りない。
    なんで直接話をしないの。
    言葉をかけないの。
    いらいら…悶々……。

    そんな中、清正の男気は気持ちよかったです。
    あの織田を裏切ってまでも、熊本のために闘うって!かっこいい!

    清正然り、明智さんも元春さんも、敵将なのに景虎様の身を案じてばかり。
    景虎様の魅力って底なし…!

    どれだけ追い込まれても、満身創痍でも、上

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    2014年09月24日
  • 炎の蜃気楼 邂逅編 真皓き残響12 生死流転

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    ネタバレ

    遂に最終巻。
    バラバラだった夜叉衆がなんとなくいい感じにまとまってきたところで物語はおしまい。
    もうちょっと先まで読んでみたい!と思わずにはいられない。
    この5人でよかったなあ!
    謙信公の采配、絶妙でしたね!

    夜叉衆5人で執り行った結界調伏法、かっこよくてぞくぞくしました。
    5人の名前が並ぶと、圧巻。

    『おまえが罪の意識を抱くほど、オレの中の何かが、満たされる、気がする』
    …っていう景虎様の独白にちょっと震えました。
    も、もうそんな境地に?!

    敗者だ勝者だってずっと反目し合ってた直江と高耶さんだったけど、始まりは直江の方が勝者だったんだなあ…それを思うとなんかもうこの人たちの400年て!

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    2014年08月17日
  • 炎の蜃気楼 邂逅編 真皓き残響11 蘭陵魔王

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    ネタバレ

    読む手が止まらなくて一気に読んでしまった。
    皆が一致団結して1つの敵に立ち向かう様はやっぱ最高です。
    バトルシーン大好きです。

    それにしても冒頭から衝撃で…。
    三郎次さんあまりにも呆気なさすぎるよ、しかも10歳の子供に呆気なく換生ってどういうことですか、景虎様っ!!!
    兵蔵太の宿体、好きだったのに…。
    あんなにあんなに換生を嫌悪してた景虎様がまさかの再換生第一号だなんてあまりにも皮肉。
    兵蔵太の身体を撫でながら泣く景虎様にこちらもつられて号泣でした。
    再び換生してしまったことを直江にどう思われるだろう…って気にするあたり、もうすっかり直江にほだされてる感ありますけど。

    でも。
    そこで立ち止

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    2014年08月14日
  • 炎の蜃気楼 邂逅編 真皓き残響9 仕返換生

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    ネタバレ

    『亡霊双六』
    双六に翻弄される色部さんのお話。いつも冷静でブレない色部さんが、途中ちょっぴり欲に流されそうになったりする様子が新鮮だった。

    最後の「やはり貴殿でよかったと思うぞ。景虎殿」って台詞がすごく素敵。

    『紅衣観音』
    景虎さまと直江が一緒にいるとやっぱりしっくりきますねー。
    朝帰りした景虎さまの色香に戸惑う直江はやっぱり直江でこっちがニヤニヤしちゃったよ。
    それは嫉妬というやつでは…?

    『仕返換生』
    まさか宿体の主が怨霊化してたなんて!
    換生で追い出した宿主と対峙することになるなんて!
    予想外の展開でした。
    こんなことも起き得るんだね!

    どうやって九郎左衛門と向き合うのか、どう折

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    2014年08月09日
  • 炎の蜃気楼 邂逅編 真皓き残響3 外道丸様(下)

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    ネタバレ

    信仰って恐ろしい。
    信じているものの側から見れば正義なのかもしれないけれど、その正義が結果的には殺戮であったり呪いであったり…。

    鉄や凛太郎たちの思いも間違ってはいない、はず。
    人買いなんかあってはならない。
    だけど、だからといって、殺戮はよくない。決して。
    だからこそ、切なさが残る。
    どうしようもない。
    そんな世情を恨むしかないのかな。
    やるせない。

    藤も犠牲になってしまったし。
    晴家の「藤は俺たちの花だったんだ!」という慟哭が、痛ましかった。

    景虎さまは兵蔵太の記憶にどんどん呑まれていき、言動がおかしなことに。
    最初は宿体を変えればいいと考えていたけれど、最終的には兵蔵太を抱えて生き

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    2014年07月02日