【感想・ネタバレ】遺跡発掘師は笑わない ほうらいの海翡翠のレビュー

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Posted by ブクログ 2016年08月27日

桑原さんはコバルトで書かれている炎の蜃気楼で知っていたのですが私は読んだことがなくこれが初読み。
専門用語や道具の名前が飛び交うので最初はGoogle先生に聞きながら読み進めました。
読みにくいというわけではなく知識不足だからで後半になるにつれ時間を忘れて読み続けちゃいました。

元々歴史とか古墳と...続きを読むか好きだし。
それでも沖縄と天皇を結びつける説は驚きました。
沖縄の海に人工物があるのは知っていたけれどそれぞれの交易はそれほどではないと考えていました。
シルクロードみたいなもので商業的なつながりでしかないかと思っていたけれどすごく面白かった♪(小並感
さっそく次を読みます!

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Posted by ブクログ 2023年11月26日

古代とミステリーというのが気になって読みました。
テーマは好みなんだけど、鉱物関係は難しくて疲れてしまった。やたら眠くなってしまった。
あとヒロイン?の言動にモヤモヤしつつ、恋愛要素もいらないかなと…

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Posted by ブクログ 2023年06月20日

遺跡発掘というなかなか触れることがない話がテーマ。
でもそれだけではなくて、その土地の特色が書いてあったり民俗学的なテーマも盛り込まれていたり天皇の話もあったりでとにかく盛り沢山。
これだけの内容をよくひとつの物語に出来てるなーと。
個人的には2時間ドラマとかを見てる感覚になりました。
巻末の参考資...続きを読む料の量なんかを見てると、やっぱり歴史や民俗学なんかが絡むとこれだけの資料を参考にしてひとつの物語を纏めるんだなぁ、凄いなぁ、大変なんだなぁ。
とても面白い話だし、シリーズものなので追いかけてみようかと。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2022年10月07日

友人に勧められて読んだ1冊。

元々私自身遺跡好きで、遺跡発掘師の話という珍しい題材で読み始めるまで期待値は高かった。が、初っ端から専門用語が出てきてなかなか読み進むのに苦労した。でもだからこそ、本格的で深い内容になっていると感じたし、客観的に遺跡発掘師や遺跡発掘に携わる他の職業(遺跡発掘師のアテン...続きを読むドなど)の細かな仕事ぶりを知れて面白かった。
ただ、キャラに魅力があるように思えず、萌絵の言動に終始イライラさせられた。普通の性格だと、キャラづけの観点から弱いんだろうなと思ったが、その仕事についているなら、口に出さず心の中で言うとか、もう少しミーハーなところを抑えつつ、経験不足を色々な方法を考えて補う等、応援したいと思わせるキャラだと尚良かったのかなと感じた。
中盤〜後半にかけては専門用語に慣れて、展開もけっこう派手に動くので個人的には読んで良かったと思う。無量の人間味もページを追うごとに出てきて、こちらは応援したくなった。それと萌絵の特技に驚いた。ちょっとやるじゃん、と思った。

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Posted by ブクログ 2022年04月11日

高田崇史のタタルシリーズより面白いとのレビューに購入。
歴史の蘊蓄オンパレードかと思っていたら最初の巻は物足りない気がする。ストーリーを重視するなら過去の苦い思い出や幼なじみの再会とこの人は味方なのだろうか?とハラハラする場面もあり、事件重視で内容はいい。
でもタタルシリーズでの読後の知識が培ったと...続きを読むいう感動は全くなかった。
しかも自分に知識が全くないので本当の事をいってるのか分からないのでモヤモヤが残る。

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Posted by ブクログ 2017年05月24日

詳しくはないけど古代は好きなので楽しく読めた。
無量が生意気だけどかわいい。
萌絵ちゃんがうざい子かな、と思ったら結構、好感持てる子でよかった。

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Posted by ブクログ 2023年06月14日

発掘派遣事務所と発掘に特化した派遣事務所があることを知った.
イケメンで人間関係に難ありの西原無量の天才的な発掘師としての勘と技量が問題を作っているようなシリーズ,
邪馬台国や天孫降臨に関わってくるような蓬莱伝説のキーとなる海翡翠を巡って起こる殺人事件,歴史の蘊蓄と無量,萌絵の会話が面白い.

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Posted by ブクログ 2022年06月26日

遺跡発掘師の無量くんは魅力的なんだけどね

いかんせん
無学の自分には
古代の歴史とか鉱物とか
む難しい…
漢字の羅列が…
エネルギーを要する

それでもストーリーは楽しめた

長く続いているシリーズで
最近、新刊も出ていたので読んでみたけど
これからあの3人の関係がどうなっていくのか
楽しみだ

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2022年06月17日

「遺跡ー!!!楽しそう!!」と言うことで調べたら、割と最近に出た新刊に恐竜を発掘するとあったのでシリーズを追いかけ始めました。少し難しいですが、面白いです。

私だけかもしれませんが序盤は専門知識が多く、かなり情報量が多いのでなかなか進みません。遺跡の名前や後半からは慣れ、専門知識が少なくなっていく...続きを読むのでスイスイ読めます。( 一応本文に説明があったりするのですが、頭が弱いので調べながら読みました )

しっかりと遺跡発掘についても調べられていて、読んでいてとてもワクワクしました!キャラクター小説なので、無量や忍の設定背景もしっかりしていて、物語もどんどん壮大に…。ワクワクです!

次作も楽しみです( それと恐竜まで心折れずに追いかけられるかも心配です )

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2020年05月18日

歴史が好きで考古学が気になるのと、イラストレーターさんのファンで読んでみました。

考古学展開にはワクワクしました。
歴史のロマンを感じますね!ぞくっとします。
発掘の裏側はあまり知る機会がないので興味深かったです。

でも登場人物たちにあまり感情移入できない。
特にヒロイン。イマイチ立ち位置がわか...続きを読むらない。周りのキャラが淡々としているせいか1人で勝手に騒いでる感じがする。必要か…?と思ってしまう…。
恋心も唐突に感じました。無理やり良い感じにしてるような…そんなに恋愛要素入れないとダメなのかしら…。
作者がコバルト文庫出身だからかな?
入れるなら巻数重ねてからでも遅くないだろう…と思いました。
ストーリーも盛り上がりどころがパッとしない。あちこち連れ回されて「なんだなんだ?」ってついていけないうちに、いい話でまとめようとする…みたいな。
考古学部分だけは冴えてる感じ。
題材は気になるシリーズなのだけど…他のも読もうか迷うところです…。

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Posted by ブクログ 2019年12月23日

シリーズ1「ほうらいの海翡翠」

東大寺法華堂の本尊・不空羂索観音像(国宝、8世紀)の宝冠。
銀製、高さ88cm。2万数千個のコハクやヒスイなどの宝石で飾られ、弥生―古墳時代のガラス玉が多数使われている。
権力者に代々受け継がれた"お宝"が宝冠に使われた可能性もある。6割が奈良時...続きを読む代に作られた鉛ガラスだったが、3割が弥生―古墳時代に輸入されたアルカリガラスと判明。残り1割は、翡翠(ひすい)や水晶、琥珀(こはく)などである

3億7000年前に海底隆起で生まれたといわれてい石垣島伊原間(いばるま)サビチ洞と、天皇の祖先は海を渡って来たという竜宮伝説。
楽しく読めたけど、すこーし粗いかな。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2019年07月15日

笑う鬼の顔に似た熱傷痕のある右手"鬼の手"を持ち、次々と国宝級の遺物を掘り当てる、21歳の発掘師が殺人事件、大企業の陰謀に巻き込まれるお話。

「発掘」と聞くと恐竜を浮かべてしまう私が、初めて日本の遺跡に関する物語を読みました。

出土される物って、自分との直接の関わりがなさすぎ...続きを読むて興味がなかった私ですが、本作品を読んでその物に関わる物語を知るとちょっと興味が出てきたかなぁ。

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Posted by ブクログ 2019年06月18日

前半は読みにくかったです。女主人公が考古学の知識がなくて、
いまいち好きになれなかったです。無量と忍のコンビだとBLかしら。

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Posted by ブクログ 2018年06月11日

発掘派遣所に勤めている従業員は、所長にお願いされ
天才発掘師を迎えに街中へ。

発掘作業は肉体労働のわりに、給料が少ない。
だからパチンコで稼いでいる、と言われると
納得してしまう最初でした…w
事務員が主人公なのか、発掘師が主人公なのか。
ちょこちょこと視点が変わっていますが、それぞれの
得意分野...続きを読むを生かしている?

発掘師と幼馴染との、思わぬ再会。
もしや…の疑いに、幼馴染の過去。
それでも頑張ってきた彼に、後悔がないのなら
それはよい事ではないでしょうか?
社会的には、かなり迷惑な状態ではありましたが
どんなところで、どれほどの状態だったか考えると
頑張りました、と言いたくなります。
そもそも…ばれないように行ったのなら
証拠品を再利用って、どうなのでしょう?
仕事が終わった証拠に、というのなら
自分で片付けておけ、と思いますが。
それとも、勝手に再利用された??
いやでもそれは怒って取り上げそうなので
やはり渡した??

そんな彼はおいておいて…。
主人公コンビは、なかなかすごいです。
12年前の幼馴染の家の事から、今現在の自分の
置かれている立場まで。
息もつかせぬ、というわけではないですが
どうするんだ!? という場面が多々。

まぁ、人類の永遠の欲望は、いつまで経っても
叶わないと思います。

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Posted by ブクログ 2015年07月12日

発掘調査員のミステリなんて新しいな、と思ったので手に取ってみた本書。なかなか面白かったです。

小学生の頃は恐竜博士だったので、発掘現場が写真がわんさか載ってる大人向けの本もよく読んでたんですが、その写真を思い出しました。でも、高校の地学選択で培った知識は、作中に出てくる鉱石が特殊すぎるせいで全然役...続きを読むに立ちませんでした…。残念。

殺人は起こってるんだけど、ミステリというか、基本的に発掘調査の本、かな?単行本ではもう何冊も出てるみたいですが、次巻も文庫になるのかしら。ちょっと気になります。

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Posted by ブクログ 2015年06月07日

歴史ミステリー。詳しい歴史がわかると2倍も3倍もおもしろいんじゃないかと思いますが、どこまで史実でどこまでが創作なのか、わからない。線引きのドキドキ感が味わえない悔しさを引き起こす本でもありました。最近、古墳の勉強したところだったから、タイムリーなのは嬉しかった。しかし、古墳も墳丘墓の区別も読むまで...続きを読むついてなかったけどね。

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Posted by ブクログ 2017年10月14日

遺跡発掘師シリーズ1作目。


奈良の古墳発掘を発端に、関係者の殺人事件が発生。
事件に対する推理と、
発掘の目的でもあった皇統に関する謎の究明が絡んで・・・という話。
近頃読んだシリーズ物の中では珍しく、
主役の抱える闇というのか過去の謎の部分をあっさり開示。
幼馴染みとの因縁なんかも全部説明され...続きを読むました。
いろいろと推論も展開されていて、結構盛沢山な感じです。


萌絵さんと無量くんのコンビ(?)結成にまつわる話とも取れますが、
表紙の印象だったり、
王子様的要素とも取れる若さに似合わぬ能力値の高さだったり、
当初危惧していた予想を良い意味で裏切られました。
萌絵視点の部分はどうしてもラブコメ要素が強くなりますが、
失われた時への推理というのか、
発掘品や古文書などから展開される話が良かったです。
特に後半、作者はこれが書きたかったんだろうなという、
怒濤の展開があって一気に読破しました。
次回は何のテーマで書かれているのか楽しみです。

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