【感想・ネタバレ】遺跡発掘師は笑わない 元寇船の紡ぐ夢のレビュー

あらすじ

天才発掘師・西原無量は鷹島沖の海底遺跡で黄金の剣を発見するが、何者かに奪われてしまう。
同じ調査チームのダイバー・黒木と共に犯人捜しをはじめるが、犯人とおぼしき男は死亡。
その背後には、国際窃盗団コルドとその幹部バロン・モールの暗躍があるらしい。
この剣は高麗の「忠烈王の剣」か、あるいは黒木家に伝わる家宝「アキバツの剣」か?
歴史に秘められた真実がまた一つ明らかになる! 文庫書き下ろし、シリーズ第7弾!
【目次】
第一章 真実は海の底に
第二章 太祖が愛した勇者
第三章 広大の秘密
第四章 交渉人・相良忍
第五章 刀剣の眠る海
第六章 バッカスの宴
終 章

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Posted by ブクログ

ネタバレ

妹より。

思いっきり一気読みしてしまった(笑)。
海底遺跡、ロマンあるな~。
歴史は疎いけど、好きなのでこういった本の厚みで読めるのは嬉しい。
次作だと、色々判明することが多いのかな?期待してます。

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2017年08月08日

Posted by ブクログ

再読。
元寇船の発掘の後編。
無量が掘り当てなかったら、そもそも事件はおこらなかったのでは?とも思うし、無量が掘り当てることが出来なかったら解決しなかった、と考えるとホント厄介な能力。

一体この能力ってなんなのか、最新刊まで辿り着いたら分かるのかな〜。
積読が過ぎると最新刊に辿り着くのに再読が必要になってくるというジレンマ…。読んでるはずなのに、今回も中身ほぼ覚えてなかったでーす。
ある意味まっさらな気持ちで読めて良かったけど(笑)

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2025年07月05日

Posted by ブクログ

今回も壮大でした。歴史にも遺跡にも詳しくないけど、このシリーズでどれくらい本当のことが混ざってるんだろう。どちらにしろすごいなぁと思うけど

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2021年05月23日

Posted by ブクログ

元寇、倭寇。高麗の「忠烈王の剣」。
悪路王に続いて、どんどん面白くなってきた。
いままでの中で一番、読みごたえがあった。

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2020年01月07日

Posted by ブクログ

遺跡発掘師・西原無量シリーズ、7作目。

前作から続く前後編の後編。今回は海底遺跡の発掘。元寇で沈んだ沈没船が絡んだ歴史はもちろん、海底発掘の様子だったり、ラノベっぽい装丁ながら、知的好奇心が十分に満たされる作品です。元寇から始まり、豊臣秀吉の朝鮮出兵、江戸の藩政時代を経て今の現代へと、黄金の剣の数奇な運命の数々に歴史ロマンを感じずにはいられない。作り事だと思いながらも興奮してしまいました。本筋の方は、JKが本格的に登場するも、そんなに悪者という感じもなく、今作に限ってはあまり本筋を気にせずに歴史ミステリの方に集中できたのが良かったデス。その前の「悪路王」から前後作構成にしたのかな。文庫書下ろし形式なので仕方ないのかもしれませんが、出来れば一冊完結でお願いしたいところです。

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2017年11月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

◼️ 桑原水菜
「遺跡発掘師は笑わない 元寇船の紡ぐ夢」

天才的トレジャー・ディガー西原無量シリーズ。玄界灘の海底を舞台に幻の剣を探し出す。

好きなシリーズでポン、と古書コーナーにあったからおっと思って買ったら続き物の後編だったという・・(≧ロ≦) アイヤー。ストーリーのテンポが早いこと。まあだから冗長感なく楽しめたかな。

若くしてトレジャー・ディガー、宝物発掘師と呼ばれる西原無量、貴重な遺物を感じられる特質を持つ。長崎・松浦市の鷹島で元寇船の発掘中、西原は黄金の剣を発見する、李氏朝鮮の始祖、李成桂が日本人アキバツに与えた剣、また元に近づいた高麗の忠烈王由来の剣かと思われたが、すぐに盗まれてしまう。やがてこの剣はアメリカのトレジャーハンターで地元出身の黒木の兄が埋めたレプリカだと分かる。しかしフビライ・ハン由来の銀印があるのをいいことに、国際窃盗団の組織が偽の鑑定書を作らせてオークションにかけようとし、西原たちは阻止するため本物の剣を探すべく手がかりを集めて海に潜るー。

後編のっけから太宰府天満宮やそのすぐ近くにあるキューコクこと九州国立博物館が舞台になる。私は太宰府のある筑紫地区出身で福岡人はなじみも深い。また佐賀の唐津も一昨年に行ってきた。

国際窃盗団コルドとの立ち回りから、黒木の昔の恋人エイミは連れていかれ、西原たちの潜水発掘チームにも内通者がいて、普通に拳銃が出て来て、水中で鋭い銛を飛ばすスピアガンで狙われ、水中格闘もある。陰謀、脅し、暴力、悪質な妨害満載とエキサイティング。

もちろん西原の幼なじみにして同僚の相良忍やカンフーガール永田萌絵らが幻の剣や関係した遺物について調べ、集めていく過程も知的好奇心をくすぐるし、何より元の官職の印、というのは先日邪馬台国の魏への朝貢を扱った本を読んだ時に出てきたこともあり、興味深い。

余談だが、私の幼稚園は寺の敷地にあり、その寺の名前が無量寺だった。無量とは仏教から来た言葉で計り知れない広がり、無限性を表す重要な概念、のようだ。

数年前行った唐津の海の風情を思い出した。
さて、もう前編は読まなくてもいいけど、シリーズ別巻もまた折に触れ読もうかな。

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2025年09月11日

ネタバレ 購入済み

元寇の沈没船の発掘をしていたら、とんでもない物が出て来て、それが盗まれて、それ自体は、レプリカだったのに、本物と偽られて、オークションにかけられて……展開は、いつものハードボイルド系で、あまりのハチャメチャぶりに、笑ってしまう。

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2025年06月24日

Posted by ブクログ

多分まとめようと思えば一冊にまとめられた内容だったので下巻も一気読み。

超王道じゃない歴史物に触れられるっていうところが面白い。
JKはなんかいい人じゃない?

2023.9.9
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2023年09月09日

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