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若き天才発掘師・無量が陸前高田の神社跡で掘り当てた、指が三本しかない右手の骨。地元では「鬼の手では」と噂される。一方、平泉にいた忍は出土品の盗難に遭遇。そこには“悪路王参上”の文字が残されていて──。
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Posted by ブクログ
再読。 前に読んだけど、発掘場所は東北の方だったなぁ〜っていうのと、アテルイがどうのとか言ってたような…くらいしか思い出せなかった…トホホ。 なので今回はじっくりメモ取りながら読みました。 東北の歴史と震災を絡めながら出土した「鬼の右手」を巡って物語が展開。 アテルイっていう語感が印象深かったのと...続きを読む、以前舞台のタイトルで「アテルイ」って見たような気がしてたんだけど、この本で「アテルイ」ってそういうことか〜と納得。きっとそういう内容の舞台だったんだろうと、勝手に想像しつつ読み進めた。 で、またしても忍くんがピンチ!!で続く〜
やっと4冊目読み終わったー! 今回の舞台は東北。平泉やら源義経やら流石に日本史に疎い私でも分かる人の名前が出てきておおっ!!?と思いながら読み進めていたらまさかの気になるところで前編が終了……。 これは気になる……怪しい人は出てくるし何やかんや色んなところで色んなことが起きているし、この話はどこに着...続きを読む地するのか全く分からないし! 今回はカンフーシーンがなかったけど後編では大活躍したり……するんだろうか? 今回は何となく雰囲気が横溝正史っぽいので怖くならないか不安を感じつつ後編を読もうと思います。
シリーズ4「悪路王の右手」 次が「悪路王の左手」だから、悪路王の前編。 シリーズが、どんどん面白なってきた。 ストーリー展開が、 ややミステリードラマ化しているようにも感じるけど、 ま、そこはいいとして。 悪路王、阿弖流為、百済王、桓武天皇、高野新笠 と、好きな時代。 東日本大震災後2年、舞台は陸前...続きを読む高田市。 文化財修復や復興のための発掘調査など、興味深かった。 後編「悪路王の左手」が楽しみ。
岩手なのはわかっていたけど震災から2年後が舞台とは。 しかしなるほど、そういう理由の発掘なのか……。 と、ちょっとしんみりしましたが、アテルイとか義経とかテンション上がる要素満点でした。 が、今回は一冊で完結しないで「左手」に続く。
いつもより薄めだなと思って読んだらこの巻で完結しなかった!!やられたー! 話忘れちゃうから続き早く読まなきゃ…。 完結してないので何とも言えないが、こんなにも怖い事件が起こりすぎて発掘現場恐ろしいって思っちゃうよ笑
えっ! 散々焦らしておいて、次巻に続くって、どういう事!? こういう、順番に並んでいない本達の中で、次巻を探せって、どういう罰ゲーム? ちょっと、腹が立つ!
シリーズ4作目。今回は震災から2年後の東北が舞台。陸前高田の遺跡で、無量が掘り出した3本指の右手に端を発し、事件が巻き起こる。 源義経に坂上田村麻呂、桓武天皇と、教科書でみたような名前がずらり。この時代に詳しくないので、正直理解できないとこもあるけど、今回も壮大なお話になってきた。 タイトルからして...続きを読む次の『悪路王の左手』に続くんだろうなとは思ってたけど…本当気になるところで終わられた。早く続きを読まないと。
遺跡発掘師・西原無量シリーズ、4作目。 震災後の東北の地での発掘現場で、無量は三本指の右手の骨を発掘する。それに伴い、出土品の盗難事件が。発掘されたその右手はその地方に伝わる悪路王(阿弖流為?)のものなのか。 朝廷に抵抗した蝦夷や義経の伝説などが絡み、今作も歴史的ロマンに擽られてしまう題材。悪路...続きを読む王と呼ばれる賊が蝦夷の首領である阿弖流為であろうとの推定は私でも容易に想像できたが、その手の持ち主の正体がまさかあの人だとは思いもつかず。無量たち、レギュラーメンバーのキャラ設定は相変わらずラノベ全開だけれど、歴史ミステリとしては思わずゾクゾクしてしまった。 にしても、今回、ここで次作に続く、、、なんて構成、知らなかった。そうならそうと、ちゃんと分かるように書いておいてよ~。前後作は一気に読みたい派なので、ガクッときた。まぁ、後編作はもう出ているみたいなので、急いで探さねば。
今まで年に1冊ペースだったのに、あれ、出ないなーと思っていたら、突然文庫で短期間に2冊刊行でびっくりした。 震災後の陸前高田で発掘をする無量。 指が3本しか無い『鬼の手』を発掘する。 同時に出土品の盗難事件が起こり、犯人は悪路王と名乗る。
シリーズも既に4冊目に。 今回は震災から2年後の東北地方。 復興する中で遺跡の発掘調査や汚れた古文書のクリーニング作業はどうしても非難対象になってしまう。 「先にやる事があるんじゃないか?」「遺跡発掘が復興の妨げになっている。」という世間の声。 なので今回は違う面で考えてしまった。 蝦夷、悪路王=阿...続きを読む弖流為、桓武天皇、坂上田村麻呂…。 内容は盛り沢山、ただ「ここで終わるんかい!」と思ってしまう終わり方だった。
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遺跡発掘師は笑わない 悪路王の右手
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桑原水菜
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