【感想・ネタバレ】遺跡発掘師は笑わない まだれいなの十字架のレビュー

あらすじ

天才・西原無量が派遣された島原のキリシタン遺跡で、天正遣欧少年使節ゆかりとみられる黄金の十字架が出土。しかしそれは仕込まれた遺物だった。捏造工作の裏に隠された陰謀とは!? シリーズ第3弾!

※本書は、二〇一三年九月に刊行された小社単行本 『まだれいなの十字架 西原無量のレリック・ファ イル』を改題の上、文庫化したものが底本です。

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Posted by ブクログ

架空として読む事にすると面白さが増す。本当??と疑問を持つとそこだけに頭がいって全て否定に入ってしまう。
諜報員の話は興味深く、もっと戦時中に活躍した諜報員の話を読んでみたいと内容にあまり関係ない事を思う。
こうやって知りたいが増えていくから興味ないと読まないっていうのはもったいない。が、時間が限られているので速読が必要なんだよね。。。

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2022年04月17日

ネタバレ 購入済み

史実を掠めながら、より、ドラマチックに、話を、面白可笑しく作っていく。ちょっと、話が大きくなりすぎて、あっぷあっぷしてしまう所も、有るけれど、ついつい、乗せられて、最後まで、読んでしまう。

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2025年06月20日

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今回のはおもしろかった!

江戸時代のキリシタン弾圧、戦争や原爆、学生運動などいろんな歴史が無理なく絡まっていて、かなりぶっ飛びエピソードにも思えたけど、面白く読めた。

あとは無量の痛みをグサグサついてくるところでこっちまで痛くなった。。。
最後の萌絵とのやりとりが癒しだったなぁ

2023.9.8
150

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2023年09月08日

Posted by ブクログ

天才発掘師、西原無量の話3作目。
今回はキリスト教が絡むのもあってか話のスケールがパワーアップ。
でも前作、前々作に比べると話のテーマが近代に近くて分かりやすかった。
今回は戦時中の話なんかも含まれていたので読んでいて辛い部分もあったのだけど、今現在の世界情勢などを思うとあの頃の悲劇がもう二度と起こらないことを祈る。
新しく入ってきたミゲルはこれから話に関わってくるのか、萌絵と無量に新しい展開はあるのかも楽しみ。

余談だけど、個人的にこの巻の表紙のイラストが綺麗でとても好き。

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2023年06月30日

Posted by ブクログ

シリーズ3「まだれいなの十字架」

島原半島の各地にのはキリシタン墓碑が100あまりあるそうだ。
「まだれいな」はクリスチャンネーム。
「まだれいな」「マダレイナ」「マグダレナ」
「マリヤ・マグダレナ」「マグダラのマリア」。
ダーティなイエズス会。天正遣欧少年使節。
ちなみに第266代ローマ教皇フランシスコは
史上初のイエズス会出身のローマ教皇である。
島原・天草一揆。天草四郎。
2018年6月30日世界遺産登録が決まった「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の原城跡。

昭和天皇が戦争終結時に備え、バチカンの影響力と仲介外交を期待したという「昭和天皇実録」の要素も入っている。
ローマ教皇といい、バチカンといい、
今年読んだからか、なおさら面白く感じた。
島原へ行きたくなった。
シリーズに以上に読みごたえがあった。

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2019年12月23日

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ネタバレ

妹より。

今回のは、ずっしりとくるな~。やっぱり戦争ものが絡むとぐっとくるものがある。あと、島原の乱。詳しくないけど、ぐっときた。思わず泣きそうになった(涙もろくていけない)。
次巻も読みたい!

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2017年05月01日

Posted by ブクログ

シリーズ第3巻。主人公たちのトリオとしての動き方と、恋愛の方向が定まってきた感じがあります。資料解読や情報収集お助けチームなど周囲のいつメンも登場。シリーズものは読んでいくほどに知っているキャラが増えて、読みやすくなるものですが、このシリーズもそう。
ゲストキャラクターは今回何となくキャラが薄い。黒幕と主人公勢があまり関わらなかったからかな?
遺物発掘サスペンスだから、毎回歴史の勉強になるというか、読んでいて知識がつきそうな感じがします。一方、全然知識がないネタの巻は内容が覚えられなくて何度もページを戻ったり。
歴史上の人物も、現代のキャラも、名前や情報がなぜか頭に入りにくかったです。

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2025年10月30日

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ネタバレ

シリーズ3作目。
こんなに殺人事件に巻き込まれるなんて、西原はもしかしてコナ◯…?笑 武闘派もいて、スパイ的な男…笑

今回は長崎、キリシタンの遺跡関係。中々難しかった〜

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2025年05月29日

購入済み

尻上がりに面白くなってく

第1巻はそれほどでもなかったのですが、2巻3巻と巻を重ねるに連れ尻上がりに面白くなっていくシリーズです。
この第3巻目までくると主要登場人物達のキャラクターも立つようになって、物語の世界に入り込みやすくなります。
繊細でぶっきらぼうな天才肌の主人公無量、それに恋する体力自慢のお笑い担当萌絵、無量の保護者のような冷徹イケメン忍、おっさんを絵に描いたようなやり手所長の立石と、読むほどに味が出てくる各キャラクターが物語を盛り上げてくれます。

なによりストーリーがよく出来ています。
考古学や歴史をよく調べて、緻密なストーリーを作り上げています。
歴史好きはもちろん、そうでなくてもミステリーありスリルあり恋ありと、誰でも思わずのめり込めます。

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2017年10月17日

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遺跡発掘師第三弾は長崎。
萌絵と忍に懐いてちょっと余裕ができたと思ったら、今度の仕事は教官役と。
今までとは違う精神的にきつめの追い込まれ方をする無量に、前半は息が詰まる。
とはいえ萌絵と忍と無量が揃うとなんとなく安心感が。
最後らへんの無量かわいかったなー。

ただまあ誰かさんは相変わらずの胡散臭さで……この先これどうなるの……。

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2017年08月07日

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ネタバレ

ちょうど、長崎に旅行に行った後だったので、臨場感が感じられました。相変わらず、史実と作り物の区別がつかないので、なんかもやもや感があります。

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2015年12月29日

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ネタバレ

西原無量シリーズ第3弾。今回は島原。キリシタン遺跡から黄金の十字架が発掘されたのを機に、無量の周りで次々と事件が起こる。
今作も遺跡から見つかった遺物に端を発し、島原の乱に天正遣欧少年使節団から、ローマ教皇への密書、終戦をめぐる陰謀まで壮大なストーリー展開。個人的には、この時代の歴史は得意じゃないので、なかなか入り込めなくて残念。
でも、3作目にして、無量、萌絵、忍のキャラと関係性が定まってきた感じ。萌絵と忍の、無量のマネージャーの座をめぐる争いも微笑ましいし、無量と萌絵の関係も進展するのかしないのか気になるところ。

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2015年11月05日

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