あらすじ
震災後の東北・岩手で、天才発掘師・無量が掘り当てた「鬼の手」の正体とは!? そして、変死をとげた鬼頭家の当主たちが秘め続けていた、歴史の真実とは!? 全ての謎が明らかになる、シリーズ第5弾!【著者直筆メッセージ付き】
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Posted by ブクログ
再読。
悪路王の後編。
まだれいなの時もそうだったらけど、薬指だったり人差し指だったり、観音様も平安仏って言ったり、桓武観音って言ったりして、場所もあっち行ったりこっち行ったりするから、え?今どっちの話してんの?って頭が混乱してた。
前読んだ時はそんなややこしさは感じてなかったんだけどな。年のせいかも?(笑)
読みながら経過をメモ書きしてたので理解度は前より上がったと思う。
Posted by ブクログ
面白かったけど、少し盛り込みすぎと
終わり方が、どうもテレビっぽくて。。。
平泉、陸前高田、花巻、
阿弖流為、達谷窟、悪路王、蕨手刀、桓武天皇、百済王、毘沙門天、
台湾の故宮、国民党・・・・
百川、パク(百)さん、鬼頭姉妹。
阿弖流為、桓武天皇、百済王、台湾の故宮あたりは、
ほかの本を読んでみたいと思う。
古代歴史ロマンと、意外な展開
岩手の平泉を舞台にした歴史ロマンとミステリーに引き込まれました。
世界遺産の地で、桓武天皇やら坂上田村麻呂やら阿弖流為やらの遺物を巡って謎の敵と戦う主人公達。
しまいには百済王だの台湾の政治家の陰謀だのまで絡んで一体誰が誰の敵なのか味方なのか、話がどんどん複雑になっていきます。
でも、最後に事件の真相に迫ったときは、あ、こう来たか、そうかそういうことかと納得させられます。
古代史と近代史、それに複雑な人間関係が織り交ぜられた緻密なミステリーです。
歴史好きでなくても楽しめますし、思わず歴史が好きになりそうです。
Posted by ブクログ
悪路王の完結編。
前巻のあらすじ入りなのでこの巻からも読める親切仕様。
萌絵が戦闘要員としてどんどん腕を上げているところがすごいな……。
勉強も頑張ってるし、好感度がガンガン上がっていく。
しかしまだれいなといい今回といい、これは萌絵にワンチャンあるのか。
忍が不穏過ぎてアレだけども、「右手」の序章と「左手」の終章を見るに、次から何かあるかな……?
Posted by ブクログ
史実と虚構のまぜこぜに、だいぶついていけなくなってます(笑)
そして、「忍ちゃん」呼びに、どーしても違和感がありまくりです。5冊目だというのに、慣れない。
Posted by ブクログ
悪路王の続編。
登場人物が多いのと、歴史が色んなとこまで行くのでよくわかってないで読んでます笑
私的にこのシリーズは3人の人間模様とか、絡みに重きをおいて読んでいます。
しかし無量もカンフーとか習った方が身のためだと思う…笑
悪露王の右手の次巻に続くの後、左手を見つけられて、やれやれ話が繋がった。日本の古代史、百済王の末裔、謎のシンジケート、東日本大震災との絡みも有って、話が壮大になりすぎて、それは、流石に、嘘臭いよ、と思ってしまった(笑)
Posted by ブクログ
前作『悪路王の右手』からの後編。
桓武天皇に奥州藤原三代と、教科書で見た名前がずらり、までは良かったんだけど、そこから百済とか台湾政府とかまで話が及び、その上今回は人間関係も複雑で、正直もう私の頭ではついて行けなくなってしまった。
史実や残された少しの手掛かり(遺物)から想像を膨らませて描くのが歴史ミステリーの醍醐味なんだろうけど…もはやこのシリーズは、無量たち3人の掛け合いや忍とJKの関係をメインに楽しむことにしよう。
Posted by ブクログ
遺跡発掘師・西原無量シリーズ。
前作「悪路王の右手」から続く後編。
阿弖流為か桓武天皇か?というところに、百済王に東武天皇、果ては終戦後の台湾の国民政府やらが加わって、後半は結構複雑。でも、前作で感じた、何故にここで韓国人が関係してくるの?という疑問などもすっかり片付き、スッキリした。高田崇史さんのQEDシリーズより説明的でない分、薀蓄と事件とのバランスが良くて読みやすいかな。
Posted by ブクログ
後編。
『鬼の手』の正体や犯人の正体も明かされていき、話は収束する。
ちょっと・・・難しかった(笑)
面白かったんだけど、過去と現在の人間関係が途中からちょっと掴めなくなってしまった。
でも相変わらず無量、萌絵、忍の3人のかけあいは面白いし、JKの話も出てきて、次巻が楽しみです。
Posted by ブクログ
表紙カバーにやっと萌絵ちゃんが登場。今度は3人で描いて欲しい。
さて前回気になる所で終わっていたので次どうなるか?という展開。
話の流れが1作目の「ほうらい~」同様スケールが大きくなっていった印象。アテルイ・蝦夷・百済・桓武天皇・幕末期の奥羽越列同盟・戦後の台湾等々…。
百済・新羅・高句麗と日本との関係も含め。
その上人間関係が複雑に入り組んで来る為少し読みにくかった。(頁数はそんなにないけれど)
なので3人のやりとりがほっとした場面になっていた。(箸休め的な)
無量の実父・藤枝の存在、祖父との関係。忍とJKの関係は?まだまだ話は続きそう。