桑原水菜のレビュー一覧
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ネタバレ風呂敷広げるだけ広げたなあという印象。
敵・味方入り乱れての出し抜いては先を越され、その上を行こうとして更に……な状況に。
カメケンメンバー、結局別行動多かったし。
それぞれが、それぞれの役目を果たした感じ。
無量も右手が反応しない中、寧ろ初心を取り戻して吹っ切れたし。
右手の感覚が完全に死んだ訳ではないみたいだし。
ということは、まだJKたちに狙われる危険性が残るわけで……なかなか決着つきませんな。
今回のラスボスの最後が意外に呆気なくて笑ってしまった。
圧倒的強者のように登場していて、あのザマは……
捨て台詞まで小者で本当に笑いました。
今回見つかった遺物の壮大さと危険性に比べて、結局敵 -
- カート
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試し読み
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ネタバレ「遺跡ー!!!楽しそう!!」と言うことで調べたら、割と最近に出た新刊に恐竜を発掘するとあったのでシリーズを追いかけ始めました。少し難しいですが、面白いです。
私だけかもしれませんが序盤は専門知識が多く、かなり情報量が多いのでなかなか進みません。遺跡の名前や後半からは慣れ、専門知識が少なくなっていくのでスイスイ読めます。( 一応本文に説明があったりするのですが、頭が弱いので調べながら読みました )
しっかりと遺跡発掘についても調べられていて、読んでいてとてもワクワクしました!キャラクター小説なので、無量や忍の設定背景もしっかりしていて、物語もどんどん壮大に…。ワクワクです!
次作も楽しみで -
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ネタバレ久々に読み直したら、半分くらいなんの話か分からなくなっていたけど。
とりあえず奏に入れられた心臓をいりいろな人がいろいろな立場で狙っている話(雑理解)
第一幕ともいえるアドルフの裏切りをなんとか逃げ切ったが、新手の追ってから逃げるために、ケヴァンと共に北海道へと向かう。
そこで新手の敵に出会ったり、仲間に出会ったり、謎のアドルフが謎の言葉を残してきたり……
ますます、謎が謎を呼ぶ状況になっていますが。
とあえず、奏には新たな使命が与えられて、それが叶えばすべてが丸く収まるかもしれない! という希望を得て、次の段階に進んでいく。
今回は、アドルフがたたひたすらにヘタレだった… -
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ネタバレ泥沼話の閑話休題作。
一つ目は、NY帰りのケイと響生の話……
ですが。
ケイが撮った写真を渡しに行ったら、響生の過去の女に会ってしまう……という話が一つ。
もう一つは、渡辺、藤崎、榛原の初めの初めの話。
大学演劇から始まった3人の出会い、そして別れまでが描かれている。
この話を見て、榛原と藤崎の抱えている者の重さと。
狂気であった理由が、とてもよくわかりました。
そして、終わるべくして、二人の関係は終わってしまったのだ……と。
一度、演劇のワークショップみたいなものを受けてみたいと思って見てたことはあったんですが。
自分の内面をさらけ出す覚悟がなかったので、やめました -
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「イルゲネス」下巻。
「人造体(非天然体)に市民権を与える」――――前巻でフォンの口から語られた真意。しかし、その手法はイルゲネス全域を混乱の坩堝とせしめる苛烈なものであった。この混乱は島内に止まらず、ついには島外の国家連合が介入の動きを見せる事態となる。フォン、ジェイク、レイ、アンジェ・・・「天然体(ナチュラル)」と「非天然体(アンナチュラル)」・・・それぞれの立場による信念と葛藤の行き着く先、そして"Genetic-Sodom" イルゲネスが辿る結末とは――――。
テキストもシナリオ構成も特に悪い印象はなかったのだが、特に良かった印象もなく、最初(上巻)から最後(下 -
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遺伝子操作によるクローンの闇市場が横行する孤島「イルゲネス」。かつて、反クローンを掲げて当時の政権を打倒したはずの現政権だが、クローンの闇市場を取り締まる動きを見せることなく、違法売買の横行するがままとなっていた。反クローンの中心人物であった現政権の元首フォン・フォーティンブラスは、革命の信念を忘れて権力に溺れてしまったのか。同じく革命の中心人物、そしてフォンの親友でもあるジェイクィズ・バーンも、その真意を知ることが出来ずにいた。
ある日、ジェイクが営むバーに、反クローン売買のテロ活動を行っているという少年レイ・レアティーズが現れ、協力を求められる。その目はフォンと同じ「孔雀眼(マユラアイ)」 -
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ネタバレ歴史が好きで考古学が気になるのと、イラストレーターさんのファンで読んでみました。
考古学展開にはワクワクしました。
歴史のロマンを感じますね!ぞくっとします。
発掘の裏側はあまり知る機会がないので興味深かったです。
でも登場人物たちにあまり感情移入できない。
特にヒロイン。イマイチ立ち位置がわからない。周りのキャラが淡々としているせいか1人で勝手に騒いでる感じがする。必要か…?と思ってしまう…。
恋心も唐突に感じました。無理やり良い感じにしてるような…そんなに恋愛要素入れないとダメなのかしら…。
作者がコバルト文庫出身だからかな?
入れるなら巻数重ねてからでも遅くないだろう…と思いました。 -
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ネタバレ13歳の娘を嫁に欲しいと村をゆする天狗…なんだい、ロリコンかい?7年ごとってのは20歳になると対象外なのかい?と、思っていたらロリコンうちわでした!
精気を欲しがるうちわの妖怪って、なんだろう?
「むつやしろの巫女」12年に一度巡ってくるって、個人なの?おいくつ?そう言う団体なら、まあ理解できるが。
妖怪がらみの人助けで首を突っ込む風音。葛葉とゆきは止めてるけど、実はいい作戦だと思う。北斗のアテもあんまり無いから、当たれば儲けものだし、外れたら謝礼もらって路銀にすれば良い。
終盤は鏡が空を飛ぶ!そしてその上に乗る!という謎の状況。
「ちぇすと」や「根性で」という表現が時代を感じる。 -
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シリーズ1「ほうらいの海翡翠」
東大寺法華堂の本尊・不空羂索観音像(国宝、8世紀)の宝冠。
銀製、高さ88cm。2万数千個のコハクやヒスイなどの宝石で飾られ、弥生―古墳時代のガラス玉が多数使われている。
権力者に代々受け継がれた"お宝"が宝冠に使われた可能性もある。6割が奈良時代に作られた鉛ガラスだったが、3割が弥生―古墳時代に輸入されたアルカリガラスと判明。残り1割は、翡翠(ひすい)や水晶、琥珀(こはく)などである
3億7000年前に海底隆起で生まれたといわれてい石垣島伊原間(いばるま)サビチ洞と、天皇の祖先は海を渡って来たという竜宮伝説。
楽しく読めたけど、すこーし -
購入済み
日本酒がもっと好きになる
日本酒にまつわる短編集。
日本酒のことをもっと知りたくて、選びました。
銘柄や蘊蓄を得る内容ではなかったけれど、人と人を取り持つアイテムとしての日本酒に、温かい気持ちになりました。
最後のお話は、カフェで涙ぐんでしまいました。