あらすじ
兄のため心臓を取り戻そうとしていたアイザック。残酷な真実に打ちのめされる奏を守る決意をしたケヴァンは、アドルフから逃れる方法を求め、奏とともに「黒い心臓」伝説の残る北海道へと向かう。そこで、古のメッセージを託された「民」であるクリュチー族の遼太郎と出会い、奏たちはアースガルズの超騎士であったグリュンヒルドの残した言葉を知る。それはケヴァンたちの閉ざされた国を開く「ロキの隠匿石」へ近づくための手がかりだった。さらに翻弄される奏たちの前に生身のアドルフが現れ…。北の大地に眠る謎が運命の鍵を握り、新たな戦いの幕が開ける――シリーズ急展開!
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Posted by ブクログ
きっとアイザックのことがなくても、奏は頷かなかったと思うんだけど…内海くんは大切にしたほうがいいよ、奏?とは思いつつ、理由を正直に言っちゃうのは得策じゃないな。余計に怒らせると思うわ。そりゃあ「おまえを巻き込みたくないからだ」なんて台詞は今更だから吐いたところでどうにもならないとは思うけど。あ、でも理由の一番にアイザックがきちゃうのはあれか、まだ15歳の弱さとか、なのか?ってか、己の考え方つーか感想が古っぽくて嫌だな。読んでるときは若いつもりでいるんだけど。
ところで、己の萌えポイントかもしれない「見目麗しいが性格に難のあるおっさん」の条件にこの、本人かどうかわからないが、アドルフにいさんがビンゴなことに気がつきましたよ。今後が楽しみだ!
だけど、反面…覚えきれるキャラの人数のキャパを超えたので、これ以上はなにかが出てきても、取り込めないまま通り過ぎて行く気がしますー。
20080701〜20080711
Posted by ブクログ
久々に読み直したら、半分くらいなんの話か分からなくなっていたけど。
とりあえず奏に入れられた心臓をいりいろな人がいろいろな立場で狙っている話(雑理解)
第一幕ともいえるアドルフの裏切りをなんとか逃げ切ったが、新手の追ってから逃げるために、ケヴァンと共に北海道へと向かう。
そこで新手の敵に出会ったり、仲間に出会ったり、謎のアドルフが謎の言葉を残してきたり……
ますます、謎が謎を呼ぶ状況になっていますが。
とあえず、奏には新たな使命が与えられて、それが叶えばすべてが丸く収まるかもしれない! という希望を得て、次の段階に進んでいく。
今回は、アドルフがたたひたすらにヘタレだった……
さて、奏はアドルフを振り切れず、アドルフもまた兄貴の影を振り切れず、ケヴァンはまた、アドルフと切ったはずの糸にからめとられる……
なかなかにえぐい話ですが、まだ物語は始まったばかりなので、最後まで読みます。