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移植された心臓には秘密があり、命を狙われることになってしまった男の子・奏のお話。蜃気楼シリーズもすきだけど、このシリーズもいい!続きが気になる・・・!
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やっとこさシリーズ全部読みきったので、本棚に。
心臓移植された中学生の奏と、その心臓をめぐる人々の話。サスペンス・ファンタジー?
桑原先生の本、ミラージュはどこの本屋にもだいたい置いてあるんですが、シュバはまぁそうとう探さないと見つからない……!!
この前の新刊(監獄のファラオ)なんて本屋4軒くらいはしごしましたよ!
シュバ、おもしろいのに……しょぼん。
ストーリーももちろんおもしろいんですが、キャラがまぁかっこいいのなんのって!ラノベだからよけいですかね(笑
筆頭かっこいい(何だソレ、笑)は間違いなくケヴァンですが、わたし個人の好みなら一番は確実にザックです。超騎士なんだからもうちょっとしっかりしててくれていいのに、わたし好みのヘタレっぷりをあますことなく発揮してくれています(笑
ストーリーもなかなか進んできましたし、そろそろ佳境かな!
どんなエンディングを迎えるのか気になる反面、終わってほしくない気もします……
いや、むしろ本編は終わってもいいから、ケヴァンのかっこよさ&ザックのヘタレっぷりが如何なく発揮されているゲスタァンはもっと続いてほしいなぁ。
余談ですが、桑原先生公式サイトのキャラ日記は必見ですよ(笑
Posted by ブクログ
中学生の嘉手納奏は、覚醒すると湖の中にいた。
自分が誰かもわからないまま、寒さに凍えながら、ただ必死に湖からはい出した。
そんな奏の元に、美しい女の人が手を差し伸べる。奏はその女の人に連れられ、暖かい部屋と食事を用意してもらうが、すぐに「追手」と言われる男たちが、その家に現れる。奏を助けてくれたウルテアという女の人は、奏を救ってくれようとするが、植物が押し寄せてきたり、水が襲いかかってきたり、と普通ではありえないことが起こり、結局奏は、ウルテアと二人、再び湖へと飲みこまれてしまう。
再び奏が目を覚ますと、そこは湖畔の病院で、アイザックと名乗る若い男が奏の傍にいた。そこで初めて、奏は自分が心臓の移植手術を受けるためドイツを訪れていたことを思い出し、心臓の移植は成功したが自分が行方不明になっていたことを知る。
心臓移植したばかり人間には無茶な行動をとった奏だが、入院していた病院に戻った後は、驚くべく回復力で健康を取り戻して行く。
そして、奏は元の生活に戻るべく、日本に帰国することになる。
心臓の病で、長く学校を休んでしまったため、元々いたクラスよりも一学年下からやり直すことになった奏だが、学校には謎めいた転校生――神楽崎がいた。
そして、日本に戻った奏の家には、移植コーディネーターのアイザックが同居することになった。
そしてそころから、奏の廻りで不穏な動きが起こりはじめる。
この話の設定がすごく好きです! 大好き!
心臓移植という思いテーマをうまくファンタジーにアレンジしてるな、と思いました。
そして、この人の話の特徴だと思うのですが、一体全体、誰が仲間なのか? 本当の味方は誰なのか? わからないことにドキドキします。
みんなが、みんなの正義で動いていて、本当に誰が正しいのか今の時点では全くわからないことも面白い要素の一つだと思います。もしかしたら、全員が全員正しくて、誰の思いも否定できないのかも知れませんが……。
果たして、本当の意味で奏を守ろうとしているのは誰なのか? 全員が疑わしくて、それぞれが、それぞれを疑うように差し向けていて、ともすれば誰も信じられなくて、結局信じられるのは己だけ。そんなドキドキ感がすっごく面白い。
今の段階ではアイザックの立ち位置も微妙で、決してBLとは言い難い状況なのですが、それでも十分に面白く読める話だと思います。
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某蜃気楼シリーズが大好きだった作者の新シリーズが始まると聞いて、飛びついた作品。イラストも美麗です。
主人公の精神年齢の幼さと対照的に、ソリッドな印象を与える地の文。やっぱり、上手いな-。と色んな情報を、あたかも「調べました!」と思わせないで与える手腕は、舌を巻きます。
適度にロマンチックでファンタジーで、でもちゃんとドラマになっているので好きです。ゲルマン神話、ちゃんと勉強しなくちゃ。
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初めは普通の日常にテロ的なものが紛れ込み、
最後のほうで一気にファンタジーに(笑
これからどんどん要素が濃くなっていくような気がします。
少し、先が気になります。
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いわくつきの心臓をめぐるファンタジー。剣とか鎧とかたまりませんな(?)。なのに、主人公がフィギュアオタクというなんとも親しみやすい(?)キャラクター。って、中学生に親しみやすいもなにもない結構な年齢の自分にへこむわ。登場人物の年齢がぐんと下がり(蜃気楼&神紋 比)、性格に難のあるおっさんたちがいないせいか、若干のものたりなさも感じつつ、「コバルト文庫っぽい!」と懐かしさすら感じてみたり。読んでる自分に愕然としたり。
そして苦手なカタカナ名前が、これからもたくさん出てきそうな予感。どうしよう、読めないし覚えられない。
20080519〜20080522
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桑原先生の作品の傾向がいきなり変わったのでびっくりしました。でも相変わらず男女比は偏ってたけど。今までのような「先生らしさ」がほとんどなかったけど、これからの巻に期待です。
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現在最新刊(シヴァの踊る森)まで読破。
心臓に関して、よく調べた上で書かれていると思う。
全体を通して、調べている、という感じがあり、丁寧で好感が持てた。
ただ少しインパクトが少ない気もした。
謎はじわじわと明かされていき、もどかしくも感じる。
そう感じるのは私のせっかちなところが影響しているのかもしれないけれど…。
主人公がフィギュアオタク、というところが異色で面白い。
謎の解明と、主人公奏とアイザックの運命が気になり、ついつい続刊に手がいってしまっている。(笑
「続きが気になる」という点では、5つ星かもしれない。
Posted by ブクログ
中学生の嘉手納奏は心臓の移植手術を受けるためドイツを訪れたが行方不明に。記憶を失い湖畔の病院に運ばれた奏を迎えにきたのは、アイザックと名乗る若い男だった。日本に戻った奏の家に同居することになったアイザックだが、学校には謎めいた転校生神楽崎が現れる。やがて奏の廻りで不穏な動きが…。「黒い心臓」を授けられた少年の運命が回り始める!新境地サスペンス・ファンタジー。