桑原水菜のレビュー一覧

  • 炎の蜃気楼39 神鳴りの戦場

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    タイトルの如く、一巻まるまる戦場でのお話でした。
    まず高耶さんと譲の共闘は譲の最大の望みであり願いだったのではないでしょうか。思えば一巻で高耶さんが戦うのを決めたのは譲のため。2人ともお互いのことを全力でおもいあってて、ほんと「親友」だったんだなあ、と。
    景勝と景虎としての2人だけでなく、譲と高耶さんだからこそ、育んだ友情もあったのかもしれません。
    そしてチーム夜叉衆。
    色部さんと高耶さんが和解してよかったです。千秋さんもなんやかんやで一番高耶さんの力を認めてるし、いいコンビだったなあ、と。
    もしかしてこれが最後のチーム戦になっちゃうんでしょうか。こ、怖い。
    とうとう残すところ、あと一巻。

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    2011年09月30日
  • 炎の蜃気楼38 阿修羅の前髪

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    ここにきて戦国武将が大にぎわいです。真田幸村、島左近、小西行長などなど。原点回帰なんでしょうか。伊達さんも加わって大変華やかです。

    久しぶりの高耶さんと直江さんの時間、静穏な時間ってかれこれ何巻ぶりだろう~。一瞬で終わってしまいましたが、貴重です!
    ミラージュキャラをみていると諦めないしぶとさやなにがなんでも次に繋ぐ執念深さに圧倒されます。
    できればその諦めの悪さで高耶さん生き残ってほしいなああ!
    なんだか高耶さんの次世代を担う隆也くん登場のおかげで、フラグがビンビンなんですけど~
    信長様は、直江さんのいない高耶さんなのかもしれません。
    あと2巻…!

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    2011年09月28日
  • 炎の蜃気楼36 耀変黙示録VII ―濁破の章―

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    ネタバレ

    黙示録には「隠されていたものが明らかになる」という意味があるそうです。そんなわけで耀変黙示録最終巻です。
    物語の主題だった「闇戦国」の発生の謎が解明され、そして最大の敵が判明した今シリーズ。
    今巻を読んでいてミラージュのテーマはそのものずばり「和解」なのかな、と思いました。絶対に分かり合えない敵や憎しみの対象を一方的に断罪するのではなく和解していく。直江さんと高耶さんの関係もそんな感じなのかもしれません。高耶さんは直江さんを通して理解していく物語なのかなあ…。
    今巻は夜叉衆が勢ぞろいした実は貴重な巻なのではないでしょうか。色部さん…。景虎様も直江さんを一人で生きてきたわけじゃないんですよね。

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    2011年09月30日
  • 炎の蜃気楼35 耀変黙示録VI ―乱火の章―

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    とりあえず表紙が…!SMのひとのようだ。
    囚われの高耶さんです。とりあえず服を…服を着せてあげて!!
    過去登場キャラいっぱいですけど、隆也くんと哲也くんが会うシーンにうおおおおお!!ってなった。高耶さんがやってきたことは無じゃないんだな、色んな人のなかに高耶さんは生きていくんだな、と。
    武藤さんと高耶さんの友情にも涙。武藤さんこそ上杉景虎じゃない仰木高耶をみてきたひとなんだろう。
    反撃の狼煙が上がりはじめた今巻。あと5巻です。

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    2011年09月26日
  • 炎の蜃気楼33 耀変黙示録IV ―神武の章―

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    高耶さんの最期のカウントダウンが始まってしまったのか?
    氏康お父様再登場です。高耶さんに余命宣告してます。本当にもう…せつない。直江さんと岬の家発言に涙が止まりません。直江さんは直江さんで切ないことになってるし…(肉体的に…)このまま読み進めるのが辛いです。
    そして十数巻ぶりに?小太郎が人間の姿にもどってます!なんだか高耶さん、ちゃんと小太郎と向き合って話してて…ほんとよかったね、小太郎って感じです。最後はお母さんのようになってますけど。

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    2011年09月23日
  • 炎の蜃気楼30 耀変黙示録 I ―那智の章―

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    高耶さんが世間の槍玉に上がっちゃって大変な目にあってます。
    世間が全部敵なんてキツイなあ…!そんな中でも直江さんが頼もしいです!
    こんな頼もしい直江さんなんて初期の3、4巻ぐらいぶりじゃなかろうか。
    しかもとうとうワクチンにもなっちゃった直江さんです。
    物語も新展開を迎え、とうとう闇戦国の根源の謎がクローズアップされていくようです。うーむ、最終章らしい!
    美弥ちゃんも再登場、ですが譲は敵対しちゃうのか…!?気になるところでまて次巻!

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    2011年09月16日
  • 炎の蜃気楼29 無間浄土

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    最終章第四部開始です~
    前巻の終わりからほぼ一年半後のお話です。高耶さんは22歳…一巻から数えて5年後…遠いところまできたもんだとしみじみ。
    最終章の始まりらしく以前でていたキャラが再登場の嵐です。そしてそれぞれが物語の渦中に入り始めています。うーどきどきする!ハッピーエンドがいいなあ!!
    なによりびっくりなのが、「闇戦国」にいる高耶さんとは違う世界の側にいたはずのお母さんが再投入されたこと。たぶん最後の方の引きなら妹の美弥ちゃんも巻き込まれていくんだろうなあ~
    そして今巻の最大の被害者楢崎くん。
    直江さんには羞恥心を取り戻してほしいです…

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    2011年09月14日
  • 炎の蜃気楼28 怨讐の門(破壤編)

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    ネタバレ

    第三部完!
    第一部、第二部と読んできて、最終巻は毎回駆け足だな〜と感じます。もう1巻あってもいいような…登場人物が多くて詰め込みすぎちゃうのか?
    伊達戦決着しましたけど、主要キャラが残ってよかった…!宗さまスキーなので、ホッと一安心。
    てか、兵頭さん…新たな三角関係がここに。なんやかんやで高耶さんもてもてです。
    何がなんでも高耶さんを助けたい直江さんと、独断専行でつっぱしる高耶さんのすれ違い。第三部になってがむしゃらな直江さんが全面にでるようになりましたね。

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    2011年09月12日
  • 炎の蜃気楼番外短編集 砂漠殉教

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    ネタバレ

    本編の第二部と第三部の間のお話【砂漠殉教]、譲と高耶さんの卒業のお話
    【十八歳の早春賦】

    【砂漠殉教】
    20巻を読んだあとすぐに21巻を読んで、「一蔵って誰?」という感じになったので、第三部に入る前に読んでおけばよかったな~といまさら後悔。
    直江さんは東京が似合う。まさに東京砂漠世代なのか?
    色部さんとの会話が読めたのはよかったです。本編では結構ないがしろにされてただ貧乏くじひいただけのひとみたいになってるので…

    【十八歳の早春賦】
    譲いい子だな~。こういう友達のことを真剣に考えて悩むのは、誰それとできないと思う。本当に高耶さんと譲は「親友」なんだなーと、「親友」でよかったなーと思います。

    0
    2011年09月12日
  • 炎の蜃気楼27 怨讐の門(黄壤編)

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    ネタバレ

    前巻に引き続いて表紙が…!もうお外で読めない…
    軍団長になった高耶さんがみんなの前で演説するシーン、四国編の集大成だな~という感じです。第二部、第三部と続いてきて、高耶さん自身の抗いようのない弱さとか醜さとか、そういうのも引っくるめた発言なのだと思うと胸が熱くなります。
    そして焼き鏝シーン。なんだかんだでいつも痛い目にあう高耶さんかわいそう…そのあとのうにゃうにゃも、よく体力もつな~
    次巻は伊達さんとの決着でしょうか。伊達さん好きなので、できれば双方生き残ってほしいです。

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    2011年09月12日
  • 炎の蜃気楼26 怨讐の門(黒陽編)

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    ネタバレ

    もう表紙がアレですね…お外で読めない…!
    直江さんと高耶さんの喧嘩?から始まる今巻。今までも延々と繰り返していた問答ですけど、なんだか堂々巡りしていた2人の感情がやっとどこかに向かって進んでる感じを受けました。
    希望のある前進ではないけど、ぐるぐるまわってた思考がやっと出口を見つけたみたいな…。
    しかし闇戦国で怨霊退治をしていた上杉夜叉衆のお話がずいぶん遠いところにきちゃったなあという感じです(毎巻いってる気がする)
    しかしこの巻では三角関係がテーマなのかな~。高耶さんもてもてなのは毎回ですけど、直江さんスキーなキャラは貴重かも…

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    2011年09月12日
  • 炎の蜃気楼24 怨讐の門(赤空編)

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    ネタバレ

    再会…!問題は山積してるけど、とりあえずよかった~あの二人がいっしょにいないとはじまらない!
    後半の2人の印象が強くて霞みがちですけど、草間さんと嶺次郎さんの対決シーンもよかったです。これまでに2巻分のスッキリ(笑)と、やっぱり高耶さんはとめるよね!ってとこで。そんな訳でそろそろ譲の登場がほしいな~

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    2011年09月12日
  • 炎の蜃気楼22 魁の蠱

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    ネタバレ

    戦国は戦国だけど、なんだか遠いところにきてしまったなあ~という感じです。お話自体が面白いのでスイスイ読めました。ただやっぱり第二部と第三部は雰囲気が違う気がします。
    なんだろ~高耶さんと直江さんが一緒にいないからかな。
    とりあえず千秋さん再登場で嬉しい限りです!高耶さんもおとなしくしてようと頑張るけど長年染み付いた指揮者っぷりがでちゃってあわあわしてるのが可愛い~
    てか潮さんの「お前の存在自体が痛い」発言に吹いた。うん…否定出来ない

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    2011年09月12日
  • 炎の蜃気楼19 火輪の王国(烈濤編)

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    終わった…
    途中「これホントにこの巻で終わるの!?」と何度もページ数を確認したり、もう怒涛のようなラストシーンでした。
    とゆうかもう一冊あってもよかったんじゃないかと…若干詰め込みすぎて直江さん側の武将がかわいそう…。
    とりあえず主人公2人の安否がわからないところですが、なにより千秋さんが…!漢って感じです!かっこよすぎる!

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    2011年09月12日
  • 炎の蜃気楼18 火輪の王国(烈風編)

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    ネタバレ

    一冊まるまる戦闘モノでした~。
    学生服で街を守るために戦うって、なんだかシリーズ一巻を思い出したり。
    高耶さんは孤立無援になりながらも、自分の信念のため戦います。てか戦ってないともうどうしようもないのかな…。
    なんやかんやいいながら、最後まで高耶さんと直江さんを案じてくれていた千秋さんも…。千秋スキーなのでリアルにギャー!となりました。

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    2011年09月12日
  • 炎の蜃気楼14 黄泉への風穴(後編)

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    ネタバレ

    やっぱり第二部になってから文章が読みやすくなった気がします。テンポが良くなったのかな~すいすい読める。
    直…開崎さん、なんだかとっても優しくなった?一回死ぬと人格が矯正されるのか?
    小太郎がとっても切ない。高耶さんもそろそろ気づいてきてるみたいだし、なんだか結局報われなさそう。
    そして最後の千秋の台詞がかっこ良くて身悶えた~なんやかんやで最後まで高耶さんのそばにいるには千秋さんかも?

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    2011年09月12日
  • 炎の蜃気楼13 黄泉への風穴(前編)

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    ネタバレ

    この巻から第二部開始~。
    高耶さんが痛々しいかんじになってます。まわりの千秋さんや綾子さんが気を使って大変そう。なにより小太郎が自分の理解の及ばないところでいきなりキレられたりかなりかわいそう。でもオロオロしてるのが可愛かった!
    なぞの男開崎さんも登場して後編が楽しみ~
    そしてなんだか文章が読みやすくなってきた。気にせい?

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    2011年09月12日
  • 炎の蜃気楼12 わだつみの楊貴妃(後編)

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    ネタバレ

    第一部完。まさに「爆完!!」という感じ。
    高耶さんがどんどん痛いことに…。
    発行当時は号泣して読んだ記憶が。今現在1巻からこの巻まで改めて読んでおもったのは直江さんそんなに高耶さんに優しくしてない、よね?

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    2011年08月31日
  • 炎の蜃気楼9 みなぎわの反逆者

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    ネタバレ

    綾子さんが切ない。
    200年別れたひとの帰りを待つなんて生半可じゃないな~と思います。一途って言葉じゃ片付けられない。この先慎太郎さんには会えるのか。出来るなら再会してほしいな…
    それにしても今巻は綾子さんの話のはずなのに、直江さんが秘書になったりセクハラしたりで、直江スキーには嬉しい巻かも?
    直江さん。9巻読んでやっと何を考えるのか理解できた気がします。9巻て!そう思うとやっぱり面倒くさい人だなあ~

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    2011年08月31日
  • 炎の蜃気楼5 まほろばの龍神

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    ネタバレ

    第一部の話の中ではたぶん1番好きだった巻。何回も読み返したのを覚えています。
    発行当時は千秋先輩スキーだからかな~とおもっていたけど(なぎちゃんもかわいいし)もしかしたら直江さんが初めて高耶さんに手を出した巻だったからかも
    読んでいて、どうにも直江さんが景虎様に偏執的な愛情を抱くようになったのかよく分からなくて、三月堂のところを3、4回読み返したりしたんですけど、やっぱりよくわからなかった
    桑原先生自体もあとがきで「私にもわかりません」って言ってるので、いまはこれでいいのかなー
    そういや中学の修学旅行で三月堂いったのおもいだした

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    2011年08月27日