桑原水菜のレビュー一覧
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ネタバレ景虎と晴家の組み合わせはとても好き。
ことここに至ってはねーさんだけが高耶 の救いな気もする。
人の記憶はあやふやなもので、自分の記憶が真実なのかは非常に危うい。
200年もの間ともなれば、実際に危ういだろうし、そう疑ってしまう気持ち、
それでも信じたい気持ちも理解出来る。
晴家の過去について明かされ、思い出に振り回されつつも
毅然と判断し立ち向かう彼女が恰好良いなと思う。
そしてまた、とてもキュートだとも思う。
いつか彼女の想いが報われる時が来ると良い。
それと、思い人とは違うときっちり言ってあげる荒木村重も真摯で良い。
七松辺りに住んでいたことがあったのだが、何も知らなかったので
史実 -
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ネタバレ東京編。
紗織と由比子の組み合わせは、姦しくて読んでいて楽しい。
好きなふたりなのだが出番がかなり少なくて残念。
氏照とのシーンは印象的。
兄として、不遇であった弟に対する様々な思いが描写され、切ない。
自分は高耶派なので、無理矢理唐突に引き込まれた闇戦国の最中
人見知りで大人に対する不信感も抱いているのに
やっと心を許してきた大人である直江に裏切られたような気持ちで
高耶が気の毒で仕方ない。
400年、だからどうした。”高耶”には関係の無いことだと思ってしまう。
千秋にそれを望むのも酷だろうが、もうちょっとフォローしてあげて欲しい気がする。 -
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ネタバレ断章と銘打たれつつも歴とした本編。
自分はこの辺りから、徐々についていけないかもと思いだしてきた巻である。
直江が好きな人には逆にここから、という感じだろうと思う。
歴史部分では佐々成政が再登場し、小百合姫に対し生前犯した罪を
今生で償うことになる。
転生した今生ではなく換生であるが故、罪の記憶も確かであり
だからこそ逃げずに向かっていく佐々と、愛しているからこそ憎く、それでいて愛しているという
小百合姫の複雑な気持ちの描写がとても切なかった。
中学時代の高耶が主人公の短編『凍てついた翼』も、他の話とは一風変わっており
それでいて高校生の高耶を知る上で非常に大切な一編。
譲との友情がこうし -
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久しぶりに紗織と由比子登場…と思ったら速攻出番終了(笑) 代わりに反抗期真っ最中の高耶がやってまいりましたよ…。
読みながら本当に懐かしく思った。そうそう、萌えどころの多い1冊なんだよね。
忠犬もしくは庇護者だと思っていた狂犬に噛みつかれ、混乱を隠せない高耶。やさぐれてる態度を叱られて家出(?)して、酔っ払った勢いでパーラメント買って(泣) 喧嘩してボコられて、パーラメント抱えてウサギみたいにまるまる高耶…萌えのカタマリッ(*/□\*)カワユスッ
あぁあ~っ、こんな状態の高耶をほったらかして直江は何してるんだ!と思ったら仕事してましたよねお坊さん。麻衣子も懐かしい。昔読んだ時すごく苦手だった -
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とうとう狂犬が覚醒した今作!断章としながらも5巻と6巻を繋ぐ立派な本筋の番外編。
『最愛のあなたへ』
5巻で登場した織田方の武将・佐々成政と、その昔彼が手に書けた側室・小百合姫の愛憎劇。に絡めた、直江の景虎に向けた名前の付けられない想いを吐露する重要な話。初読の当時は、純粋にサイキックアクションとして読み始めた作品が徐々に腐っていく過程を、恐ろしくも「この展開を無意識にかぎ分けた自分の嗅覚が恐ろしい!」と戦慄を覚えたこの話。
あの頃は、直江のこの苦しみが本当の意味で理解出来ていなかった気がする。もしかしたらいまも『理解したつもり』なのかもしれないけれど。愛しさと憎しみの背中合わせな存在感はわ -
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サイキックアクション小説、仙台編・後編。
青面金剛や明王たちの画像を検索して見ながら読んだら楽しかった(笑) 良い時代になったもんだわ…(遠い目)
仰木高耶である自分と求められる『上杉景虎』としての狭間で、自身の存在の不安定さに揺れ動く高耶が切ない。まだ17歳なんだよー(泣) 強がっていたって、まだまだお母さんに心の拠り所を求めちゃうお年頃なんだよぉ~っ(ノ_<。)
高耶が人間としてすごく成長した巻だったけど、同時に心を預ける対象として直江が大きく幅をきかせてきたな…と。美奈子の件もハッキリと文字で書かれてしまって読者も逃げ場がないんだけど、直江自身も戦々恐々としてるよね…。また神出鬼没な高 -
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ネタバレ今までぼんやりとしていたことが、ここに来てようやく鮮明になってきた印象。
機械人間だった小太郎が感情剥き出しにして闘う姿、壮絶でした。
景虎様になまえを呼んで欲しい、愛しい…って感情までもが芽生えてた小太郎、景虎様の魅力っておそろしい。
『直江』でなければならないから宿体にこだわり、どれだけボロボロになっても直江であり続けようとした小太郎が痛ましかったです。
高耶さんは疑心暗鬼も最高潮。
もう自分しか信じられないんだろうなあ。
でも千秋のことは信じて欲しかったよ。哀しいよ…。
それにしても、凍結法を用いてるとはいえ、譲のことはほったらかしだったんでしょうか。
軒猿にでも監視させとけばよか -
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ネタバレ三池一族やヒムカ教、それに加えて島津や毛利、明智や一向宗まで絡んできていよいよ複雑になってきました。
新上杉の動向も気になりますし。
それにしても高耶さんが心身共に満身創痍すぎて痛ましいです…。
そんな高耶さんをますます追い詰める高坂…いや、戦略としては正しいんだけれど。そんな非情な彼も嫌いではないけれど。
やっぱり酷すぎる、高坂…!
ひとの心が芽生えてしまった小太郎と、使命ほったらかして高耶さん救出に向かう直江、手を差し伸べてくれる人はいるのに誰も高耶さんに手が届いてない…。もどかしい…!
怪我をした身体で山中逃亡なんてしたらどうなるかくらいわかりきっていたのに、直江が助けに来るか来な -
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ネタバレ高耶さんが高校生っ!
千秋が数学の先生っ!!
…という美味しい設定もありつつ、事態は厳しいです。
景虎さまにチョーク投げつけたいがために、ダーツで練習するちーさま最高です。
自分は関係ないって素振りをみせながらも、小太郎から高耶さんを引き離すために側を離れない千秋ほんとにかっこいい。いい人すぎる。
精神疲弊も最高潮なはずなのに、開崎の言葉のおかげで立ち向かおう前を向こうとしてる景虎さまのひたむきな強さに涙涙でした。
有名な熊本城不開門はこの巻だったんだなあ。
高耶さんはもうすっかり開崎氏に心奪われちゃってます、ね。
姿形が違ってても、高耶さんはやっぱりあの人のことを愛してしまうってことなの -
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ネタバレ直江を失って苦しみ続けている高耶さんに開崎が一瞬の安らぎを与えてくれました…心にも身体にも…。
直江に興味を持ち続けて欲しくて、見捨てられるのが怖くて、必死に前を歩き続けていた景虎様がすごく小さく見えて哀しかった。
本当はこんなにも直江のぬくもりを求めていたんですよね。
直江がいなくなったことで現実を歪め、直江じゃない直江の変化に苦しみ、絶望のどん底にいる景虎様……救えるのは自分だけだと、直江悟ったかな。
直江を求めすぎて壊れてしまってる高耶さんを目の当たりにしたから、直江は先に進むことができたのかもしないなあ(肉体的なことも含め)。
わだつみの辺りでは拗れに拗れてもはや修復不可能なんじ -
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ネタバレ直江がいなくなってから約2年が経過。
その間もずっと小太郎を直江だと思い込み続けていたんですね、現実を歪めれば歪めるほど自分を追い込んで傷付けて心が蝕まれていってることに気付いてない高耶さんが痛ましくて痛ましくて…。
長秀と晴家が側にいてくれてよかった。
こういう時に頼りになる千秋さま。
ああ千秋大好きだよ。
でも、あの時に直江の死をもし認めていたら、今頃どうなってたんでしょう…?
認めても認めなくても、どっちみち高耶さんは壊れてしまっていたんでしょうね、、、もうどうしようもなく切ない。
そして直江にさせられた小太郎。
完璧のつもりでも高耶さんからは意味不明の感情をぶつけられてオロオロする -
- カート
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試し読み
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ネタバレぎゃあああああああ!景虎さまあああああああ!……なラストに、とてもミラージュらしさを覚えてしまいました。
つ、辛い…!!
これから先も生き続けてるってことはこの窮地も乗り越えてるってことだけど、調伏力も使えず、框の宇具奴神がはびこる中をどうやって脱するのかはらはらしてたら、まさかのラスト。
框一族。なんなの。
蘭陵王の正体、まさかの知ってる人だったら驚くなあ。
ブレない人格者な色部さんが珍しくムキになって長秀に食ってかかってました。
恋は盲目…。
寿心尼さんとうまくいって欲しいなあ…と思わず願ってしまいます。
お似合いなんだもの。
情に脆い晴家さんは事あるごとにあっちにふらふらこっち -
- カート
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試し読み
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ネタバレ夜叉衆大ピンチ!の回。
色部さんなんて、霊魂の方はともかく、宿体の方は本当に死んじゃったんじゃないかとハラハラしました。
対怨霊というよりは妖怪退治な様相でしたが、やっぱり派手な戦闘シーンは好きです。
戦ってる夜叉衆かっこいいです。
これまでみたいに怨霊調伏の旅だけでは済まなくなりそうな雰囲気。
景虎たちの事情にも全部通じてるっぽいところが厄介だなあ、框一族。
景虎さまは自分の懐に飛び込んでくる人は徹底的に護ろうとするから、十四郎の正体を知ってまた落ち込むんでしょうか。
1度信じちゃうと本当に一途な人ですよね、景虎さまは。良くも悪くも。
長秀さんがやっぱりめちゃくちゃかっこいい。
情や掟 -
- カート
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試し読み
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ネタバレ『氷雪問答』
ちょっと箸休め…な雰囲気のお話。
楽しく読めました。
雪蛇がやたらかわいい。
竜神になり損ねた雪蛇を助けるためにに、大天狗との問答に挑む夜叉衆。
景虎さまは景勝&長秀。
晴家はまさかの直江!
そして直江は奥さんだったお船さん。
景虎さまは冷静に状況を読んで見事説破したけれど、直江は…直江はやっぱり痛々しかった。
お船さんに言われた言葉の数々は直江が自らをそう思っているという証で…。
直江ってほんとになんていうか……真面目すぎるんですかね?
自虐的すぎじゃないですか?
そして晴家。何やってんの。
景虎さま問答の全問題と回答が知りたいです、是非!
晴家って前向きなエネルギー漲っ -
- カート
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試し読み
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ネタバレ換生という行為との闘い、自分との闘い、怨霊だった自分との闘い、宿体との闘い……これまでいろんなことに対峙し悩みながらも、ひとつひとつ乗り越えてきた景虎様。
これ以上まだ何があるの?って思ってたら、奥様との闘いが……。酷。
今回のお話は女性がたくさん出てきて華やかでした。
先生が描く女性ってパワフル!
怨霊になっても集まればきゃいきゃい騒いでって…うん、確かに女性特有かもしれない。
そんな賑やかな女たち7人に見込まれ、言い寄られて戸惑いつつもまんざらではない晴家さんが微笑ましかった。
そしてたくさんの華やかな女性たちが登場するも、1番美しくて晴家・直江がうっかり一目惚れしそうになったのは景虎 -
- カート
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試し読み
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ネタバレ最後のページ読んで涙が溢れました。
瑠璃燕。
そういうことか、と。
すごく、綺麗でした。終わり方が。
ミラージュってわりと「ええええええ?ここで終わりーーー?!!」ってことが多いので。笑
それにしても、景虎さまはいつも満身創痍ですね。肺も患ってますし、大丈夫なんでしょうか。
景虎さまが倒れた怪我したって連絡入るたびに、全てを放り出してすっとんでいく直江が愛おしい。
美奈子さんのことをオアシスのように感じてる直江…。
彼女に対して少なからず恋心を抱きながらも、目の前で!しかもあの景虎さまと!関係が深まって行く様を見なければならないなんて、なんでいつもこんなに残酷な展開なんでしょう?
辛い -
- カート
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試し読み
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ネタバレ長秀参入でようやく5人揃った夜叉衆。
それにしても、長秀ほんっっとにヤなやつでどうしようかと。
でも多分、1番現実的で合理的な考え方が出来る人なんじゃないかな。
敵方の大将、しかも自分なんかよりもだいぶ若い男を今日から主人と呼べ!って言われても、すぐには納得できないよね。
戦国を生きてきた武将なら尚更。
気持ちは分かるけど、これまで散々「死人」「生き人」の狭間で悩み苦しんできた景虎さまたちからすると、冗談じゃない!って話ですよね。
状況に納得がいかないのはわかるけど、命を軽んずるのは違うよね。
慇懃無礼な態度であからさまに楯突く長秀が景虎さまを唯一のライバルと認めるまでの過程とか、夜叉衆1