桑原水菜のレビュー一覧
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試し読み
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Posted by ブクログ
シリーズ第3巻。主人公たちのトリオとしての動き方と、恋愛の方向が定まってきた感じがあります。資料解読や情報収集お助けチームなど周囲のいつメンも登場。シリーズものは読んでいくほどに知っているキャラが増えて、読みやすくなるものですが、このシリーズもそう。
ゲストキャラクターは今回何となくキャラが薄い。黒幕と主人公勢があまり関わらなかったからかな?
遺物発掘サスペンスだから、毎回歴史の勉強になるというか、読んでいて知識がつきそうな感じがします。一方、全然知識がないネタの巻は内容が覚えられなくて何度もページを戻ったり。
歴史上の人物も、現代のキャラも、名前や情報がなぜか頭に入りにくかったです。
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Posted by ブクログ
ネタバレ◼️ 桑原水菜
「遺跡発掘師は笑わない 元寇船の紡ぐ夢」
天才的トレジャー・ディガー西原無量シリーズ。玄界灘の海底を舞台に幻の剣を探し出す。
好きなシリーズでポン、と古書コーナーにあったからおっと思って買ったら続き物の後編だったという・・(≧ロ≦) アイヤー。ストーリーのテンポが早いこと。まあだから冗長感なく楽しめたかな。
若くしてトレジャー・ディガー、宝物発掘師と呼ばれる西原無量、貴重な遺物を感じられる特質を持つ。長崎・松浦市の鷹島で元寇船の発掘中、西原は黄金の剣を発見する、李氏朝鮮の始祖、李成桂が日本人アキバツに与えた剣、また元に近づいた高麗の忠烈王由来の剣かと思われたが、すぐに盗ま -
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ちょっと寄り道。サイドストーリー的な話だったかな?小さい頃の、無量と、父親の話は、自分の気持ちを、素直にあらわす事の出来ない、不器用な父親が、描かれていて、あの、いつも偉そうな藤枝教授の、別の面を見たような気がする。
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ネタバレ 購入済み
またもや、発掘作業ではなく、事件現場の様相を呈して来た。無量以外のカメケンの仲間は、忍の動向を知った訳だけど、一番知りたがってる人が、一番後って、どうなんだか。それに、忍は、何をしたいのか?
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ネタバレ 購入済み
とんでもない偽書を、偽造と暴く為に、協力した藤枝と無量。その関係性に、少しは変化が、有ったような。イタコの口寄せで、亡き父親と話せた忍は、どんな決心を、したのか?話が大きく変化するような気がする。
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無量は、移籍するのか?忍は、それを阻止できるのか?
今回も、鬼の面の発掘から始まって、波乱万丈。山津波にのまれた宇龍谷の如意輪寺、そこから持ち出された、銅板経の行方。それを巡る宇龍谷の生き残りの五家(鬼)+カイシャク役。なかなかに、ハードボイルド&ドラマチックだった(笑) -
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このシリーズ本を読んでいて、いつも思うのだけれど、何処までが、史実で、何処からが、フィクションなんだろうって。案外、史実は、導入部分に、ちょっとだけで、後は、壮大なフィクションじゃないかな?随分、ドキドキさせられるけど(笑)
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能の後継者争いから、安珍・清姫伝説、もう一人居た清姫、空海の秘法、経筒、と、限りなく広がって行く。怨敵降伏、国家安泰としか書けなかった願意、虚構だらけだとしても、歴史のロマンを感じるな。
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誰が敵で、誰が味方か。最後まで、入り乱れて、分かりにくかった。話としては、桃太郎伝説に、桃太郎が、もう一人居て、その人は、百済の王族で、瀬戸内で、水軍を作って……って、またまた、荒唐無稽な話に、なっていく(笑)降旗VS相良、これから、どうなって行くのか?
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ネタバレ 購入済み
縄文時代の遺跡発掘が、振興宗教や、過去(30年前)の小学生の失踪も絡み、またもや、ハードボイルド系の話になる。いつものパターンに、笑ってしまう。