桑原水菜のレビュー一覧
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ネタバレ府内での狂刀騒ぎ。
どこへ行っても悩み苦しめられる景虎さま。
自分の心の変化に悩み、戦のせいでいろんなものを失った人々に触れては自分を責め、、、本当なら終わっていた命を再び生きるって、知らなくてもよかったことを知るって、苦しいね。
足掻き苦しみながらも、最後には顔を上げて立ち向かっていく姿がとても素敵。
景虎さまと直江、関係は相変わらずだけれど会話が増えたね!
会話するって大事!
出会った時の印象が最低ラインからのスタートだと、これから先は評価上がるしかないから。
意外な一面を知るたびに景虎さまに対する先入観がどんどん崩されていく直江、ギャップに戸惑ってる模様。
やばい。やばいね、直江。
もうだいぶ、景虎さまのこと気になってきてるね?!←
形だけの主従と言い切りながらも、景虎さまが他の人に貶められるのは許せない直江。
洗濯を無理矢理代わるシーンがとても好きでした。
直江の言葉を読んでてなんがずーっと引っかかるものがあったんだけど、景虎さまが「おまえの言葉には心がないな」とばっさり切り込んだ時に、物凄く納得した。
そういうことだったんだ。
心にもないことばかり言うから響いてこなかったんだ。
景虎さまが直江の言葉に心を感じるようになるのは、いつなんでしょうね?
これからどんなふうに関係が変わっていくのか、ますます楽しみです。
それにしても。
御館の乱に直接かかわりのない色部さんの存在って、絶妙すぎるなあ。
デコボコ主従の板挟みでお気の毒だけれど。
気苦労絶えなくて大変だろうけど、色部さんには本当に頑張ってもらいたいです!
あ。
景虎さまのあのトラウマ……相当根深いですね。。。 -
炎の蜃気楼幕末編 獅子燃える
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ネタバレ幕末編第2弾。
池田屋から蛤御門の変まで。
池田屋事件の後片付けを夜叉衆が…っていう設定がとても興味深かった。
そりゃそうだよね。
怨霊化しててもおかしくない。
時代に翻弄され、敵味方となりながらも自分の信じたもののために闘う夜叉衆。
特に晴家さんがとても切なかった。
でも、過去の晴家さんて綾子ねーさんと若干ギャップがある気が。
どちらかというと、長秀の方が一線引いてる印象だけど、晴家はあからさまに景虎さまに楯突いてるから。ちょっと意外。
それにしても、桑原さんが描く幕末の英雄たち、すごく魅力的だったなあ!
実際起こった事件にうまく怨霊事件が絡んでて、これ、ほんとにあった話なんじゃないの?って思ってしまうほど。
すごい。ドキドキした。
久坂さんにしろ坂本さんにしろ西郷さんにしろ、大物は少しくらいのことでは動じないものなんですね。
間口が広いというか、器が大きいというか、人間の大きさを感じた。
それにしても直江さん。
景虎さまと顔と顔がひっつきそうになりながら雑魚寝してて、しげしげと顔を眺める余裕があるのにびっくり!
え!
高耶さんが寝返り打ったくらいで慌てふためいてた直江がっ?!って(笑)
幕末の直江、すごく真摯でピュアでとても可愛いんですけど、彼はいつからあんなに卑屈で卑猥な人になったんでしょう?
久坂さんに必死に詰め寄って景虎さまの身の潔白を訴えかける直江に心をぎゅーってされました。
そんな直江のまっすぐな忠誠心が、怖かったんですかね、景虎さま。
今生ではもう関わらないつもりだったのに、直江と一緒にいることを選んだ景虎さまは、やっぱりどこか生き生きとしてる気がした。
どうしてこう夜叉衆の連中はお人好しなんだろーかねえ…って呆れてたけど、夜叉衆1お人好しなのは長秀、あなただと思うよー。もうぶっちぎりで。
この幕の引き方、続きがありそうな雰囲気ぷんぷんですけど、今すぐでなくてもいいから続き、読みたいです。
ここから時代は倒幕に向かうし、幕府方の直江や景虎さまの葛藤、気になります。是非! -
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ネタバレ遂に留年が確定してしまった高耶さん…。
修学旅行だけは一緒に行きたい!と駄々をこねる譲に負けて広島まで行くけれど、やっぱり旅行どころではなくなりましたよね。
直江は《力》が使えなくなってるし、肉欲に溺れてるし、脳内では高耶さんを抱くことばかり考えてるし、凄まじい荒みっぷり。
顔を合わせればいがみ合い、傷付け合い、そしてますます荒んでいく2人。
なんでこうなるんだろう。苦しい。
スイッチ入った直江は饒舌だから、直江の方が執着してるふうに見えるけど、景虎様も相当直江に執着してる。
恐ろしいほどに。
すべてを捨てようとしてる直江。
直江を縛るためには勝者であり続けなければならない景虎様。
分かり合えるはず…ないね。
あの譲にまで暴言を吐いてしまうくらい、余裕のない高耶さん。
どんどん怖い人になっていくよ…。
あんた本当に坊主だったのか?!…ってギャーギャー騒いでた頃が懐かしいです。
ここにきて、名だたる武将がぞろぞろ出てきてややこしくなってきました。
毛利に吉川、陶、そして尼子再興の山中鹿之介。
でも1番わからないのは小太郎。
何がしたいの?
真の狙いはなに?!
そして遂に信長が復活してしまいました。
いろんな意味で桁外れな人。
高坂の趣味が直江いじりなら、信長の趣味は景虎様いじり…ですね。
あのテンション。
さぞかし声でかいんだろうなあ…って、!連発の台詞読みながら想像してました。
それにしても夜叉衆、モテモテ(違)
最初バラバラだった出来事が次第に繋がって、思惑や筋道が少しずつ見えてくる感じがたまらないですね。 -
炎の蜃気楼 昭和編01 夜啼鳥ブルース
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炎の蜃気楼 昭和編01 夜啼鳥ブルース
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炎の蜃気楼 番外編 赤い鯨とびいどろ童子
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よし、逝く時は絶対、心残りを抱えて高耶さんに会いに行こう。と決断せざるを得ない。むしろそれが心残り。感想はそれに尽きる「拝啓、足摺岬にて」
赤鯨衆設立までを描いた中編「びいどろ~」 中川先生がますます好きになりました。心根までいい人!
草間さんは単なる長宗我部馬鹿だとおもってたのに、最初はちゃんと志があったのね。
ところでなんであの子はあんなに力があったの?仏の器に入れられてたから?ちょっと謎・・・
同人誌ノリな短編、むしろショートショートな「終わりを知らない遊戯のように」。あとがきで、桑原先生も「なんでこれ書いたんだろ?」みたいな事書いてあって吹きました(笑)
「同級生のようですね」「思いあがるな」 のやり取りが妙に好きです。
間髪いれずに叱責するなんて、さすが景虎様です。 -
炎の蜃気楼 番外編 真紅の旗をひるがえせ
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炎の蜃気楼 邂逅編 真皓き残響9 仕返換生
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ネタバレ東ドイツで生活をしているアドルフとアイザックの兄弟は、自由な世界を求め、壁を越え、西ドイツに向かおうとした。
ところが、その道中、湖に飲み込まれてしまう。
気がつくと、彼らは<地図にない国(アースガルズ)>にいた。
アースガルズは、一度入ったら出ることができない国であり、「神の骸」をエネルギー源として、生活をしていた。ところが、神の骸が残り少なくなり、アースガルズは滅亡の危機に瀕していた。
自由を求めて旅立ったはずが、わけのわからない国に閉じ込められてしまった兄弟は絶望するが、やがて特別な力を顕したアドルフは王宮へと連れ去られてしまう。
そしてアイザックは、アースガルズにおいて唯一、外と行き来が可能である「超騎士」を目指す。
やがて、アドルフはクーデターにより王へと選ばれ、アイザックは超騎士に任命される。
超騎士に任命されたアイザックは、相棒のケヴァンと伴に古代文明のオーパーツを求めて旅立つが!?
という話でした。
シュバルツ・ヘルツシリーズ本編は、奏が主人公なんですが、こちらはアイザックの過去? のお話。
どうしてアイザックが超騎士に選ばれたのか、選ばれるまで何をしていたのか等その辺りが描かれています。
実はこれ、本編が発売される前に雑誌に載ってた、のかな?
知ってるのと、知らないのとではまた違う楽しみがあったような気がするので、こちらから先に読んでも問題ないかもしれません。
本編では、かなり奏視点に立ってしまうので、アイザックの優柔不断さにイライラしたりもしましたが、この話でアイザックが主人公になってもやっぱり優柔不断……というか、ピュアなんですよね。やさしすぎる。
だからこそ、ああいうことになってしまうんだと思うんですが……。
それにしても、アドルフとアイザックの兄弟の過去がつらすぎて、胸が痛かったです。
結局、世の中って「みんながいいように」はできないんだということを感じさせられました。
ちなみに1つ目のお話はそんな感じで、ちょっと重めのお話ですが、2つ目からは、アイザックとケヴァンの冒険の旅、という雰囲気になるので、かなり話のテンポとしては軽くなっているように感じました。書いてる内容自体はそんなに軽くはないんですが……