桑原水菜のレビュー一覧

  • 遺跡発掘師は笑わない 土に埋もれた星は

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    4つの季節を巡る短編集。
    昔と今を繋ぐ遺物が持つストーリーひとつひとつに人の想いの温かみが感じられてとてもよかった。日野と新潟でのお話が特に好き。巻末の出土遺物を振り返る豪華図録も豪華で、読んでいてワクワクした

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    2025年12月31日
  • 遺跡発掘師は笑わない 鬼ヶ島の証明

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    前回とは打って変わって萌絵はお休み回。
    その代わりに降旗と忍が無量を巡ってバチバチしてる感じが萌え…(笑)
    降旗の前では忍がちょっと幼く見えるから不思議。
    急速に降旗寄りになってる私。
    (いや、なんか好みなんだ…)

    最初は犬と鳥と猿がついてる苗字ってベタ過ぎるだろうって思ったけど、実は徳正寺さんの強いこだわりだったのかも?と思うとちょっと可愛いかも?と感じた。
    桃太郎なんだからここは譲れない!って人選めっちゃこだわってたりしたら面白い。

    今回は最後に黒幕が一気に謎解きしちゃうという王道パターンだったので、ある意味わかりやすかった。いつもはもっと年代が行ったり来たり、場所もあちこち飛んで、途中からこんがらがって、ん、んん?ってことは、つまり、え?どういうこと?ってなって何度も行きつ戻りつしてたから〜〜(笑)

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    2025年10月24日
  • 荒野は群青に染まりて 相剋編

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    前作読んだ時から次も読むと決めていたので、裏表紙のさわりの解説すら見ずに読み始めたので、最初はかなり驚いた。
    目頭が熱くなったり…とかは一切無いけれど、どんどん盛り上がっていく展開が楽しめた。

    今回1番格好良かったのはリョウじゃないかな。

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    2025年09月26日
  • 遺跡発掘師は笑わない 元寇船の紡ぐ夢

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    再読。
    元寇船の発掘の後編。
    無量が掘り当てなかったら、そもそも事件はおこらなかったのでは?とも思うし、無量が掘り当てることが出来なかったら解決しなかった、と考えるとホント厄介な能力。

    一体この能力ってなんなのか、最新刊まで辿り着いたら分かるのかな〜。
    積読が過ぎると最新刊に辿り着くのに再読が必要になってくるというジレンマ…。読んでるはずなのに、今回も中身ほぼ覚えてなかったでーす。
    ある意味まっさらな気持ちで読めて良かったけど(笑)

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    2025年07月05日
  • 遺跡発掘師は笑わない 勤王の秘印

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    う〜ん。土佐の高知の民家から、天皇御璽が、出た!そこの祖先は、土佐勤王党と関わりが有って、から始まって、源平合戦に、安徳天皇の四国潜幸、共に落ちのびた平家一族と、話が広がっていく、いつものパターンで。面白いというより、やれやれって感じで。降旗が、次の担当って、何?忍は、どうなる?

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    2025年06月27日
  • 遺跡発掘師は笑わない まだれいなの十字架

    ネタバレ 購入済み

    史実を掠めながら、より、ドラマチックに、話を、面白可笑しく作っていく。ちょっと、話が大きくなりすぎて、あっぷあっぷしてしまう所も、有るけれど、ついつい、乗せられて、最後まで、読んでしまう。

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    2025年06月20日
  • 遺跡発掘師は笑わない ほうらいの海翡翠

    ネタバレ 購入済み

    歴史発掘ミステリーって、やっぱりミステリーだったのか?小説のジャンルが、分からないまま、読み進めて居て、考古学の話?遺跡発掘の話?首を傾げながら、読んでいたら、いきなりの殺人事件………過去の事件も絡んで、今度は、ハードボイルドへ。なんとか一件落着して、やれやれだった。

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    2025年06月19日
  • 遺跡発掘師は笑わない マルロの刀剣

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    ネタバレ

    冒頭から忍ちゃんがカメケンをやめてびっくりしていたら、無量のライバル的キャラが出てくるし、忍ちゃんそっちにつくんかーい!とびっくりさせられるという。
    無量を守るためだとは思うが(要は無量より優れた人を引っ張り込んで無量の価値を下げる)守りたい相手に誤解を招くやつだよ、それは。
    とにかく、忍ちゃんの挙動に振り回された気がする。

    初期はさておき、最近はずっと日本ネタだったのが気になっていたところ、日本に全振りする理由が「正式に」つけられた今回。
    これで心置きなく日本で掘れるね無量。
    今回は草薙剣に徳川家、太平洋戦争時の極秘作戦まで絡んで、時代も技術も錯綜して読み応えがあった。
    敵というか妨害してくる勢力が今回は割と穏やかで(当社比)発掘された物が盗まれず、メインキャラが人質に取られず、平和な話だった気がする(当社比)
    萌絵さんがちょっと体張ったくらいか。
    歴史ネタが結構込み入っていたので、大立ち回りが控えめだったのはバランス取れていたのかも。

    ただ気になるのはやっぱり忍ちゃん周りよな……どうなるのやら。

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    2025年06月04日
  • 遺跡発掘師は笑わない ほうらいの海翡翠

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    面白かった。
    本書、角川文庫ではあるが、
    角川文庫の中のキャラクター小説
    所謂キャラ文庫と呼ばれるカテゴリーのもの
    別に男子向き女子向きって最近は言うたらあかんかもだが
    ラノベ的なのが一応若い男子ターゲットになっているのに対して
    キャラ文庫は若い女子がターゲットになってるというような感じ。
    さらっとみる限り、甘酸っぱいロマンスものとか、
    後宮ものとか、花嫁ものが目立つ、そんなレーベルな印象が強い
    書店でも、富士見Lとか角川ビーンズとかタイガとかと
    同じ棚にならんでいる
    古本屋でも普通の小説とは混ぜず、
    ラノベのコーナーに配置されてることがおおい。
    でまあ、この『ほうらいの海翡翠』も
    そんな小学女児が読むような小説だろうと、舐プで読み始めた。
    ところがどっこい、かなり骨の太い
    しっかりした小説なんである。
    確かに登場人物が歳若く、男前で
    天才ってのがラノベ的ではあるが。
    主役は天才発掘師のサイバラムリョウ、
    そして、ヒロインがナガクラモエという武闘派の美女。
    奈良の上榛古墳から出土した遺物をめぐる
    ミステリやらアクションやら。
    たしかに、そんなにヴォリュームもないし
    軽くはあるが、いやはや恐れ入谷の鬼子母神
    とてもすばらしいエンターテイメントでありました。
    確かに、高田本とか京極本とかを期待したらあかんが
    これはこれで、、(笑)
    シリーズ20巻ほどリリースしているようなので、
    全部読んでみたいと思う。とてもリラックスに良い。

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    2025年06月04日
  • 遺跡発掘師は笑わない 悪路王の左手

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    再読。
    悪路王の後編。
    まだれいなの時もそうだったらけど、薬指だったり人差し指だったり、観音様も平安仏って言ったり、桓武観音って言ったりして、場所もあっち行ったりこっち行ったりするから、え?今どっちの話してんの?って頭が混乱してた。
    前読んだ時はそんなややこしさは感じてなかったんだけどな。年のせいかも?(笑)
    読みながら経過をメモ書きしてたので理解度は前より上がったと思う。

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    2025年05月03日
  • 遺跡発掘師は笑わない 悪路王の右手

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    再読。
    前に読んだけど、発掘場所は東北の方だったなぁ〜っていうのと、アテルイがどうのとか言ってたような…くらいしか思い出せなかった…トホホ。

    なので今回はじっくりメモ取りながら読みました。
    東北の歴史と震災を絡めながら出土した「鬼の右手」を巡って物語が展開。
    アテルイっていう語感が印象深かったのと、以前舞台のタイトルで「アテルイ」って見たような気がしてたんだけど、この本で「アテルイ」ってそういうことか〜と納得。きっとそういう内容の舞台だったんだろうと、勝手に想像しつつ読み進めた。

    で、またしても忍くんがピンチ!!で続く〜

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    2025年04月17日
  • 遺跡発掘師は笑わない マルロの刀剣

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    西原無量シリーズ、19作目。

    発掘モノだから、結構古い時代の遺物に関連したものがテーマになることが多いけど、今回発掘する遺物は太平洋戦争終結間近のもの。今までと違ってすごく遠い出来事ではないため、歴史がより身近に感じられて感慨深かった。

    前作の最後で何かと吹っ切れた様子の忍。まさか、今作で早々に退場劇を見せられるとは思いもしなかった。無量も危なっかしいけど、この人が一番危ない人だったわと再確認。結局、無量を助ける立ち位置であるのは変わらなさそうだけど、何かヤキモキしちゃう。新キャラの子は、最初身構えちゃったけど、意外と面白い存在になりそうかな。まぁ、本音を言えば、これからも無量と萌絵と忍の三人でワチャワチャと仲良く遺物の謎を解く話が読みたかったーー。

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    2025年04月16日
  • 遺跡発掘師は笑わない イクパスイの泪

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    新作が出るたびに欠かさず読んでいる作品。最初の頃からは、想像もつかなかった関係性になった無量と忍だけど…
    今回も面白かったし、この先どうなるのだろうと言う期待と少しの不安を感じた。

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    2025年03月25日
  • 遺跡発掘師は笑わない 出雲王のみささぎ

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    ネタバレ

    シリーズ2作目。やはり遺跡関係なのでスケールが壮大なのは変わらず。
    人間は今も昔も変わらず色んなものが渦巻いているなぁ…。欲、愛、名声、憎しみ…。
    相良さんがこんなにも早く出てくると思わなかった笑 物語では一年たっているけれどももっと後の作品で出てくるかと予想していた。

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    2024年12月21日
  • 遺跡発掘師は笑わない ほうらいの海翡翠

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    中々関わらない分野でのミステリ。遺跡だけあって結構壮大というか豪快であったが、キャラが立っていたのでとても楽しく読めた。
    萌絵がはじめポンコツであまり好きではないけど、めちゃ武闘派のところは好印象。頭の無量、身体の萌絵ってとこか。
    シリーズ沢山あるので次も楽しみ。

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    2024年10月20日
  • 遺跡発掘師は笑わない 君の街の宝物

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    ネタバレ

    無量の印象が変わってこんなに可愛かった?と思うけど、萌絵に気を許して懐いたから可愛くじゃれてくるようになったんだな。可愛い。藤枝教授の情はあるけど切り捨てちゃうところに人間味を感じて、これから無量たちとの関係がどう変わっていくのか楽しみ。

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    2024年10月19日
  • 遺跡発掘師は笑わない マルロの刀剣

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    マルロ・・・って何だろうと思っていたけど、
    読み進めるうちに○呂だとわかった。
    今回は話が複雑で、それぞれに歴史的な背景があって、
    久々に面白かった。
    セラミック、なかでもファインセラミックが興味深い。
    航空機用エンジン部材にもなった製造技術は
    軍事機密だったのだろうな、と想像できる。

    ちなみにTOTOの歴史を覗いてみると、
    ○呂兵器部品を海軍の生産命令が下っているとある。

    相良忍がカメケン辞めたと思ったら、
    ソンジュが登場して、
    その天才的な立体認知能力も面白い。
    無量に匹敵する新しいキャラになるのかな。
    って、忍はどうなっていくのかな・・・
    あと引いてまう。

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    2024年09月24日
  • 遺跡発掘師は笑わない キリストの土偶

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    ネタバレ

    無量が鬼の手で何かヤバいものを掘り当てて、それが盗み出されて、追いかけていたら脅されて、気づけば誰かが拘束されて……といういつものお約束の展開にはならなかった今回。
    脅しと拘束はあったけど(そして、そのことに慣れきっている某キャラ)
    今回の最初のキーアイテムを掘り当てたのは無量ではなかったし、全く盗み出される気配がないので、びっくりした。
    状況の打破に関しても、相手から「何々を持って来い」と要求されるいつものスタイルではなく、相手の説をどう論破するかに焦点が当たっていて、証拠集めに奔走するという。
    しかも、そのとき共闘するのが、まさかの無量のお父様。
    無量視点で読むため、これまではお父様にはいい感情が全くなかったけれども、今回の話で無量と同様、見方が変わった気がする。
    とにかく新鮮な展開の縄文回だった。
    何だろう、例の土偶を読む的な騒ぎを少し彷彿とさせたような雰囲気。

    いつもと雰囲気が違って楽しめた一方、無量の転属話に関しては進展がほぼなかったので、そこはちょっと不安点(不満点ではなく不安点)
    解決するのはいつになるのだろう。

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    2024年08月08日
  • 遺跡発掘師は笑わない マルロの刀剣

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    新たな登場人物がかわいらしい。萌絵ちゃんがしっかりしてきて、大変好ましい
    まだまだ続く予感と、戦争遺跡など勉強になることが多く、引き続き読んでいきたいものです。

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    2024年08月04日
  • 遺跡発掘師は笑わない キリストの土偶

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    西原無量シリーズ、18作目。

    青森が舞台と言えば、かの有名な偽書事件「東日流外三郡誌」。それを彷彿とさせるような謎の古文書・奥戸来文書が登場する。
    今作は何といっても、無量と無量の父・藤枝教授が力を合わせて(?)偽書疑惑に挑んでいくのが見どころ。いや、本当に今作で藤枝教授に対する見方がガラッと変わったかも。彼なりの信念があっての行動であり、無量に対する態度なんだと思うと、今までの嫌な人物像が洗い流されていく感じ。無量も今回をきっかけに父親との向き合い方をちょっと考え直してくれると嬉しいな。まぁ、二人とも卑屈で面倒くさいところはさすが親子でよく似ていらっしゃるww
    そして最後の忍と忍の父親との束の間の邂逅。正直、私はそういう心霊現象を信じない方なんだけど、あったらいいなと素直に思えたくらい素敵な場面だった。

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    2024年07月09日