桑原水菜のレビュー一覧

  • 遺跡発掘師は笑わない あの時代に続く空

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    ネタバレ

    短編集は命の危機に瀕するようなハラハラする展開がほぼないので安心して読める。
    無量の過去話は必ずしも明るい話ではなかったけれども、どん底から今の無量になったいきさつが分かる貴重な掘り下げ過去話だったので、興味深かった。

    また忍ちゃんがノリノリで縄文カフェに着手したのも、安堵材料に。
    彼の最近の精神的負担は計り知れないので、他のことに没頭できて、しかもちゃんと仕事して楽しんでいる様を見ると安心できるというか。

    銅鐸に銅剣に縄文土器。
    個人的に大好きな遺物が多数登場するという意味でも興味深い一冊だった。

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    2022年05月14日
  • 遺跡発掘師は笑わない 三体月の呪い

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    西原無量シリーズ、14作目。

    今回は特に歴史的背景がしっかり作り込まれていて、事件始末との絡みも上手くて面白かったー。能の描写とか修法の描写とかも、実際見たことあるわけじゃないけど、迫真さが伝わってきて読み応えがありました。例のJKのくだりも、最初に仄めかされていた割には途中ほとんど出てこなくて、今回のテーマにほぼほぼ最後まで集中できて良かったデス。そして終盤にして無量の鬼の手の行く末を案じるような出来事が加えられたりして、今後のシリーズとしての進展も期待させてもらえたり、今作はいろいろてんこ盛りだったけど、バランス良い一冊だったな。

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    2022年04月25日
  • 遺跡発掘師は笑わない ほうらいの海翡翠

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    高田崇史のタタルシリーズより面白いとのレビューに購入。
    歴史の蘊蓄オンパレードかと思っていたら最初の巻は物足りない気がする。ストーリーを重視するなら過去の苦い思い出や幼なじみの再会とこの人は味方なのだろうか?とハラハラする場面もあり、事件重視で内容はいい。
    でもタタルシリーズでの読後の知識が培ったという感動は全くなかった。
    しかも自分に知識が全くないので本当の事をいってるのか分からないのでモヤモヤが残る。

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    2022年04月11日
  • 炎の蜃気楼 邂逅編 真皓き残響4 十三神将

    購入済み

    一つ減点の理由

    全巻買うのは懐が痛く、図書館で借りてきて別の巻を読んでいます。電子版には挿絵があまり入っておらず、そこがとても残念。
    本編では、直江と景虎、長秀の関係が上手く書かれていて、ストーリーも面白くて引き込まれました。

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    2022年01月06日
  • 遺跡発掘師は笑わない 九頭竜のさかずき

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    西原無量シリーズ、13作目。

    シリーズ本編作だけれども、JKとか謎な組織が絡まなかった分、読みやすかったー。殺人やら犯罪にまで発展してしまうお宝探し設定がちょっと仰々しく感じてしまうところはあるものの、歴史ロマンと恐竜発掘ロマンの両方が楽しめて面白かったです。いつも暴走しがちなのは無量だけれど、相良さんも実はなかなかの暴走キャラだったり。萌絵ちゃんも含めて、三人三様で方向性の違った暴走キャラが読めて楽しかったデス。

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    2021年12月21日
  • 遺跡発掘師は笑わない 九頭竜のさかずき

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    恐竜好き、発掘好きとしては大変面白く読めました。
    無量くんがちょっとずつ大人になる様子が、微笑ましい。室町、戦国時代の相関図を、きちんと把握できているともっと楽しめると思う。
    発掘、やってみたくなります。

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    2021年09月26日
  • 遺跡発掘師は笑わない 鬼ヶ島の証明

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    ネタバレ

    岡山県民のため、地元の鬼ノ城や文化財センターが出てきただけでもテンションが上がったし嬉しかった。
    岡山と言えば桃太郎!
    実際、この作品の舞台である島は香川所属ですが。
    岡山の海狭すぎ問題。

    今回の発掘はポイント制、報酬ありのゲーム性。
    自身の生い立ちのせいで遊び雰囲気、不正が起きそうな雰囲気に敏感な無量には辛い現場だったのではないかと。
    特に忍ちゃんも途中まで不在だし、萌絵ちゃんは後方支援のため、今回は体を張った出番はなし。
    情報収集力という彼女の新しい可能性が見えたのは嬉しかったけれど、忍ちゃんの立ち位置も難しくなってきたところなので、彼女にはもっと現地でも無量の傍にいて欲しかった気がする

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    2021年09月23日
  • 遺跡発掘師は笑わない 九頭竜のさかずき

    購入済み

    展開は同じ

    毎度おなじみの展開で、またかと思いますが、発掘へのロマンを感じます。最後は予想どおりですが、それでも楽しめます。

    #切ない #タメになる

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    2021年05月28日
  • 遺跡発掘師は笑わない 元寇船の紡ぐ夢

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    今回も壮大でした。歴史にも遺跡にも詳しくないけど、このシリーズでどれくらい本当のことが混ざってるんだろう。どちらにしろすごいなぁと思うけど

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    2021年05月23日
  • 遺跡発掘師は笑わない 元寇船の眠る海

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    しまったーこれもつづきもんだったー。早く続きを読まなければ…。それにしても毎度毎度深刻なトラブルが起きるなぁ。それだけややこしいものを掘り出しちゃうってことなんだろうけど

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    2021年05月23日
  • 炎の蜃気楼

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    炎の蜃気楼シリーズ ナンバリング全40巻
    『炎の蜃気楼断章 最愛のあなたへ』(本編5.5巻)
    『炎の蜃気楼 Exaudi nos アウディ・ノス』
    『炎の蜃気楼 砂漠殉教』(本編20.5巻)
    『炎の蜃気楼 群青』
    『炎の蜃気楼 真紅の旗をひるがえせ』
    『炎の蜃気楼メモリアル』
    『炎の蜃気楼 赤い鯨とびいどろ童子』

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    2021年04月26日
  • 遺跡発掘師は笑わない あの時代に続く空

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    西原無量シリーズ、12作目。短編集。

    本編と異なり、番外編となる短編集はJKとかよく分からない謎な組織が絡まない分、とっても読みやすいし、発掘薀蓄も面白い。前2編は純粋に発掘ミステリを楽しめるし、後2編は亀石さんと無量の出会いや相良さんの素の一面を見れたりと、スピンオフとしての面白さが存分に生きていて、短編集ながら非常に読み応えがあって良かったデス。

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    2021年03月15日
  • 炎の蜃気楼

    無料版購入済み

    友人達からの熱く強いオススメ本

    友人達からの熱く強いオススメ本
    私へオススメ場面を次々再現
    カンペ無し
    身振り手振り付きドラマCDのよう
    何回再現してたの。何度読んだ
    息ピッタリ

    読んで納得した。確かに推しススメだった。
    当時、途中から直江の高耶への異常な執着で
    読み進むのが怖かったが、他のメンバーが救いだった。

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    2021年02月25日
  • 美酒処 ほろよい亭 日本酒小説アンソロジー

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    日本酒を共通点にしたアンソロジー
    他にも、日本酒をきっかけに自分の気質の気づきと、そこを改善するというのも共通点かも
    ま、例外はあるんだけれども(笑)



    ・月に桂の花をみる
    鋼鉄女子と呼ばれるほどキッチリした女性が、学内に設置された目安箱の変な投書に対応する話
    日本酒の名前って由来が雅なもの多いよなぁ
    飲む状況にしても風流な環境なら多分もっと美味しく感じるんだろうね

    ただまぁ、作中で描かれている描写に関してはちょっと疑問に思うところも少々
    他の人に手伝ってもらう事を前提にした仕事量を割り振っておいて、誰に頼むかは本人任せというのも上司としてはあと一歩足りないかな
    仕事量を把握しているんだ

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    2021年01月18日
  • 遺跡発掘師は笑わない 勤王の秘印

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    西原無量シリーズ、10作目。

    幕末の時代、土佐勤王党によって埋められた銅印は果たして本物の御璽か偽物か。御璽なんて大仰な、と思うけど、幕末のあの混沌とした時代だからこそ本当にありそう、、、と思わせる説得力がある。更に、まさかのあの時代の天皇にまで話が飛んでいくなんて、まるで予想外。確かに四国という土地柄の歴史背景を考えると全くの荒唐無稽とも言えず。歴史的ロマンを感じずにはいられませんでした。
    幕末のこの時代はとにかくややこしくて、何回この手の本を読んでも理解しづらいんだけど、今作はその中でも読み易かったです。

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    2021年01月17日
  • 遺跡発掘師は笑わない 縄文のニケ

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    西原無量シリーズ、9作目。

    今作のテーマは縄文土器・土偶及び諏訪信仰。
    ちょうどBSの番組で縄文土器の特集をしているのを観た後だったので、私的には超タイムリーなテーマでした。私が子供の時の常識では狩猟・採取文化が中心だった縄文時代ですが、今は縄文時代にも農耕文化が多少はあったというのが通説になっているのですね。祭器として用いられていた土偶の話もテレビ番組と被っていて、新しい歴史知識に私の知的好奇心が大いに擽られました。
    今作では更に諏訪信仰に、埋蔵金、とてんこ盛りの内容。途中までは不穏な雰囲気でハラハラだったけど、後半は皆でお宝探しになっていてなかなか楽しかったです。無量の行動はいつもながら

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    2021年01月17日
  • 遺跡発掘師は笑わない 勤王の秘印

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    ネタバレ

    土佐勤王党のお話かと思いきや、それだけでは収まらず、時代がさらに遡ることになろうとは。
    ある遺物の意匠があの一族のものだったし、舞台はあの一族の伝説の多い四国。
    無理なく話を広げてきた印象。
    今回のキーアイテムは御璽だから、その点でもあの天皇の話にまで至るのは突飛な発想ではないと思う。
    ただ予想はしていなかったけれども。
    こんなに話が広がるとは思わなかった。
    夢がある!

    今回は歴史的解釈の方に重きが置かれていた感じで、無量の神がかった発掘シーンが少なかったのが物足りない点ではある。
    一方で忍ちゃんの立場を脅かす新キャラも出てきて、無量の周辺は(本人が気づかないうちに)きな臭い感じになってきて

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    2020年12月31日
  • 風雲縛魔伝 6 出雲鬼社の巻

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    この巻が出ないなとは思っていたけれど、前巻から8年もかかっていたのか!(私は読むまで24年もかかっている…)続きが読めて、本当にうれしく思う。

    徳川家康に負けて天下を明け渡した豊臣方・真田幸村配下の風音たち。高天原の神々に国譲りした大国主の息子の建御名方命。相似性がある。

    出雲で葛葉が黄泉比良坂にいることになるとは。
    鬼仲島の意趣返しかー!
    と、構造的な美しさもある。

    大御巫の血筋、夫は必ずタギリ家、ではかなりの近親交配では?と思ったけれど、建御名方命の器としての存在なら遺伝子が近い方がいいんだろうな。

    葛葉が忍の七つ道具を使っていたり、真田十勇士が出てくるなど、忍者らしさも出ているし

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    2020年02月26日
  • 風雲縛魔伝 4 酒顛童子の巻 後編

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    酒顚童子解決編と短編の「闇に消えた月」が収録されている。
    本編は荒唐無稽過ぎるのと、風音と葛葉があまりに思慮がないのに、殺人能力と北斗の力のみが強くて興醒めだった。

    短編は才蔵と榊の服部時代の過去の話なのだけど、こちらは妖怪騒ぎは全くないのにとても読ませる。人間的な屈託と優しさで魅力的に描けていると思う。

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    2020年02月14日
  • 風雲縛魔伝 1

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    娘時代に読んだものを再読。霧隠才蔵、服部半蔵などメジャーどころも出てきて、当時は忍者が好きになったなあ。
    ライトな時代劇という感じで、妖怪退治するのも面白い。
    風音と葛葉の二人は15歳の女の子らしく明るくてとっつきやすいけれど、口調が同じで考えにも差が無いので、あまり見分けがつかない。
    あと、京の太夫と町人の女将さんの話し方が同じだったのが残念だった。廓言葉もあるだろうし、何より京都弁が妙だった。

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    2020年02月06日