あらすじ
神剣〈北斗〉で鬼神を縛する使命を受けている真田の女忍者・風音と葛葉。旅を続ける二人の前に、風音の母の里・出雲から来たという謎の巫女が現れる。それは死んだ摩緒の妹だった。「姉の知らせを受けて参上しました。摩碕と申しまする。お迎えにあがりました…あなたがたが〈北斗〉と呼んでいる魔剣は我々の里と深いつながりをもつ剣です。あなたは次に我が里を統べる資格をもつ御方」――その里には風音の父と名乗る神楽王がいて摩碕と昔なにかあったらしいが真性だめんずで…。ついに〈北斗〉の鬼神の正体が明らかになりクライマックス突入!
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
この巻が出ないなとは思っていたけれど、前巻から8年もかかっていたのか!(私は読むまで24年もかかっている…)続きが読めて、本当にうれしく思う。
徳川家康に負けて天下を明け渡した豊臣方・真田幸村配下の風音たち。高天原の神々に国譲りした大国主の息子の建御名方命。相似性がある。
出雲で葛葉が黄泉比良坂にいることになるとは。
鬼仲島の意趣返しかー!
と、構造的な美しさもある。
大御巫の血筋、夫は必ずタギリ家、ではかなりの近親交配では?と思ったけれど、建御名方命の器としての存在なら遺伝子が近い方がいいんだろうな。
葛葉が忍の七つ道具を使っていたり、真田十勇士が出てくるなど、忍者らしさも出ているし、物語も二転三転してとても面白かった。
Posted by ブクログ
長らく続きが出なかった・・・
中学時に5巻まですでに買い集め、成人してゆうに経ってからでた一冊・・・
もう情熱は冷めたし。私も大人になったのね。彼女達が幼すぎて疲れる。
どういった展開になるかは気になるけどこの次巻は出ても買わないかも。