矢部嵩のレビュー一覧
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ハヤカワ文庫の百合SFフェアに伴い、早川書房の単行本から文庫化された作品。
とある女学院の卒業生である少女は、卒業式が行われる講堂へ向かう途中、気付くとうす暗い部屋に寝かされていた。その部屋にはドアが二つあるばかりで、一方のドアにはドアノブがなく、もう一方のドアには張り紙がされていた。張り紙には「ドアの開けられた部屋の数をnとし死んだ卒業生の人数をmとする時、n-m=1とせよ」と書かれている。つまり卒業生の寝ている部屋が次々と続いており、ドアを開放することで、2人の少女が目覚めたならば1人が、5人の少女が目覚めたならば4人が死ななければその空間から脱出できないというのである。
100頁 -
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ある女の子が主人公(一人称)として書かれている。
あらすじにあるように、魔女の家を訪ねることになり、主人公の友達はあっさりと殺害。そこから子供ならではの、しかし人間ならではの揉め事により怒涛の展開を遂げ…
その後、主人公は魔女と共に色々な依頼者の願いを叶えるようになる。
初めから最後まで、殆どが気持ちの悪い描写をちりばめられているが、やけにあっさりでコミカルな展開に思える時もあります。(苦手な人は苦手でしょう)
虫が身体を這うような気味の悪さのある話、一つの家族の、何処にでもありそうで、しかし心の置き場に困る話、と短編が続く。
子供の会話の描写として、口語をそのまま文章にしたのだろうというとこ -
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後味の悪さ的な意味で★4つです。
内容自体は正直★1つとか1・5個くらいじゃないだろうか。
ふとホラー読みたくなって本屋をうろつき手頃な値段とページ数だったので購入。
すぐ読み終わりましたがページを捲る度にドキドキとかワクワクなんてもんはなくてただ、だんだんとダメな方向にしか向かっていかない感じ。
見てるこっちがちょっと溜息出るくらいに。
結局誰も救われてなくてどっちの家族もどうかしてるよ、といった感想であります。
でもこんな猟奇的な事にならないにしても多かれ少なかれこうゆう事を考えてる?人はいるのかもしれない。
所詮外側の人間は内側の人間の中にも入れないし解れないって事。
もう少し文が解りや -
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ネタバレ評価は少女庭国が☆4で補遺が☆3。
本編?の少女庭国はかなりデスゲームものに近く、終始諦念のこもった文体で、12人の少女たちが甘んじて死を受け入れるまでを描く。淡々と物語が進んでいくためどこか乾いた印象があるが、爽やかな後味もして不思議な読後感。ほのかに感じる諦念や絶望感が心地よくて、不条理文学と相性いいのかな?と感じた。(適当言ってるので違うかも)
後半の補遺は本編とうってかわってSF要素を多分に秘めた人類史を描く。少女たちはカニバリズムに走ることで命を繋ぎ、文明や社会を築いていく。そうして誕生したディストピア的な「庭国」一文字通り箱庭一では、少女一人一人の生死の一回性が希薄化される。そ -
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クラス旅行の、荒唐無稽だが衝撃のラスト。
「イかれてんな~w」って思ってたら、他はもっとイかれていた!(なんならこのクラスが一番常識的だった)。
内容の崩壊とともに、生徒たちの名前も崩壊していく。
文章を読んで頭の中に映像を組み立てる行為は、誰しもがすることだと思う。だけど、この文章は一見して映像化することが不可能。
皆さんご指摘の「文章の不自由さ」にプラスして、ちゃんと読んだとて、無理のあるイメージが脳内に展開される。
「あっ、これは無理だ……」と。
個人的には、
「足になんかついてるよ」
「え、何」
「取る取る、動かないで」
(斧で指を切り落とす)
「取れたよ指。ついてた」
このスピー -
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ネタバレ【収録作品】
「ルパちゃん」 金子玲介
「推し活制限法」 日野瑛太郎
「日本国民に英語の勉強を義務づけへ」 朱野帰子
「つるべを取られて」 阿部智里
「こんにちは、チャッテー」 真下みこと
「虚法」 須藤古都離
「国家殲滅フットボール法」 嶋戸悠祐
「復讐者は振り向かない」 多崎礼
「コロシヤとユキオンナ」 風森章羽
「 Touch law if you can」 名倉編
「ある死刑囚の回顧録」 真梨幸子
「『ラ禁法』ディストピア」 東川篤哉
「忘却加害」 霜月流
「密室の獣」 矢樹純
「御首塚の風」 高田崇史
「ネーミング」 潮谷験
「試み」 献鹿狸太朗
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ネタバレ初めて読むタイプの不思議な作品だった。
女子学生同士の殺し合いやカニバリズム的な表現も結構あるので受け付けない人も多いかもしれない。
結局最初から最後まで劇中で起こっていることの真相?がわからないままだったのでかなりモヤモヤしている。こういうのを不条理小説というのだろうか。
自分以外の人間を殺さないと出られない空間に閉じ込められた少女たちが様々な方法で脱出を試みつつ、その空間のなかで生活基盤を整えてある種の文明を築いていくという人類の発展とそれが崩壊していくさまを眺めるのはまるで神様になったような気分になる。
学習し進歩したかのように見えてもその数世代先ではまた過去の過ち?を繰り返して振り -
Posted by ブクログ
作品紹介・あらすじ
何がどうしてそうなった? 1行目は全員一緒、できた新法25本!
『黒猫を飼い始めた』『嘘をついたのは、初めてだった』『これが最後の仕事になる』『だから捨ててと言ったのに』に続く、会員制読書倶楽部:Mephisto Readers Club(MRC)で配信(公開)された大人気ショートショート集第五弾。
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25編からなるショートショート集。
Mephisto Readers Club(MRC)シリーズ第5弾。
最初の一文は必ず「新しい法律ができた」で始めなければならない、という括りがある。
このシリーズを読むのも本作で5冊目。いつものように玉石混交。
以下が -
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