矢部嵩のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ書店で気になって購入。
怖い…というより船酔いみたいな気持ち悪さ。グロい割には主人公の少年が淡々としてるので、そこはあまり(人によると思うけど)気にならないけれど、文体や『奇妙さ』が当たり前にある居心地の悪さ。
理屈とか伏線回収とか好きな人はモヤっとするかもしれないけれど、訳が分からない不気味さが好きな人は気持ちよく酔えるのかもしれない。
個人的に1番不気味だったのは、なぜか突然ルビがめちゃくちゃ振られたページ(笑)
それまで振られてなかった簡単な漢字にもルビ!!ミス?と思ったけど、初版どころか四刷目なのでわざとなんだろうな。なんの意図が…気持ち悪い(笑)
あと警察の自販機の件が解決して -
Posted by ブクログ
色々な意味で問題作だよなぁ、と思う。少女庭国にしろ、補遺にしろ。表題作は短くて、むしろ補遺が本番って感じ。
生活の描写が出てきた後に、それについて詳しい解説がなされるのは、報告書を読んでいるような気分で不思議な感じがする。それがなぜか、っていうのは、読み進めていくと、ああ意図的だったんだな…って分かった。
壮大なエピソード集(短編集とは違う。叙事詩が近いかな…?)って感じなんだけど、百合として読むのにもSFとして読むのにも、どちらにも明確な結論みたいなものが用意されてなくて、ちょっと消化不良な感じが残る。風呂敷広げるだけ広げて、放ったらかして次を広げるみたいな。ただ、オチは余韻があって… -
Posted by ブクログ
【本の内容】
叔母からの突然の電話で、祖母が風邪をこじらせて死んだと聞かされた。
小学5年生の僕と父親を家に招き入れた叔母の腕は真っ赤に染まり、祖母のことも、急にいなくなったという従姉の紗央里ちゃんのことも、叔母夫婦には何を聞いてもはぐらかされるばかり。
洗面所の床からひからびた指の欠片を見つけた僕はこっそり捜索を始めたが…。
新鋭が描いた恐ろしき「家族」の姿。
第13回日本ホラー小説大賞長編賞受賞作、待望の文庫化。
[ 目次 ]
[ POP ]
異色ホラーということでいえば、矢部嵩さんの『紗央里ちゃんの家』。
真っ赤に染まった叔母さんのエプロン、家中に漂う異臭、見つけてしまっ -
Posted by ブクログ
ネタバレ歴代のホラー大賞作品より比較的会話文が多く、長編と言いながらも割と短いので、読みやすいかと思います。
ただ、その読みやすさが欠点にもなると言えます。
どうも、恐怖を安易に狙い過ぎてるのでは??
単語を繰り返したり、悲鳴でページのほとんどを埋める手法なんかはネット小説にありがちというか。。。
やはりそういった点では、歴代の作品と比べられてしまうのが惜しいなと思います。
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この作品は、恐怖の追及というよりも、家族の在り方というか、『人間関係のモヤモヤ』を描く事に重点が置かれているのではと感じました。
タイトルにもなっているのに、従姉妹の紗央里ちゃんは家に居ない。叔母さんはなぜか血だ -
Posted by ブクログ
もう既に不気味だとかいうレベルではないような気がする。なんだこれ。ひたすらグロい。食事中、思わずこの話の内容を思い出して、気持ち悪くて戻しそうになったほどグロテスクな内容。
ホラー小説は全くと言っていいほど読まないのですが、読み終わった後、軽い気持ちで手に取った自分を叱咤しました。カルチャーショック。こういう書き方もあるんだなあ、といくつか感心するところがあって新鮮でした。
幽霊だけがホラーじゃないとは分かってはいたけれど、これがホラーというジャンルだということに驚いています。
なんていうか、所々出てくる小学生らしからぬ主人公の行動が不気味。主人公がゲーム感覚で部屋中を探していくようにしか見え -
購入済み
想像力や文章の合う合わない
が一致しないとゾッとするには難しい。
怖いよりもどういう意味?ってなってしまうと考えるのに時間使って、この文章を読み解くのにこんな時間を…?その時間を使ったことにはゾッとしそうだけど…
良いところはタイトル通り指先、短いから隙間時間に読めるところ。
個人的に解説載ってた方が楽しめたのかな〜とは思った。