雨宮処凛のレビュー一覧
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斎藤幸平さんの名前があったので読んでみた。
一番心に残ったのは平川克美さんの文章だろうか。会社勤めするようになって当たり前のように見聞きしてきた経済合理性。原価を絞り、無駄を排除して、より低価格の製品を提供する。お客様の要望に応え、お客様が期待する以上の価値を生み出すこと。製造業をはじめ、経済はそのようにして成長するものだと思っていた。
しかし、現在は総供給が総需要を上回っている状態。必要ないものを売るための広告やマーケティングなど、ブルシットジョブ(この本で言及してる人の多いこと!)が蔓延し、限られた利潤を確保するために「集中と選択」という言葉に現れるように、偏った資源配分をし、競争優位性の -
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Posted by ブクログ
VUCA感がめちゃ高まっている現在
今、そしてこれからの世界をどのように生きていけばよいのか。
それを自分のために、そして若い人達のために知りたい。
そのような気持ちで本書を読みました。
執筆者は、内田樹先生セレクトというバイアスはあるので、ものすごい多種多様な意見という感じではないですが、それでも幅広い年代と専門分野にわたっています。
そしてみなさん暗くなりがちな話題にも関わらず、暖かで柔らかい前向きな文章を書かれており、こちらも穏やかな気持ちでページをめくり続けることが出来ました。
全体を通してある程度共通だと感じたメッセージは
•現在や過去(大人、制度、システム)を信じすぎないでね
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Posted by ブクログ
ネタバレ第一次ベビーブームで団塊世代が形成され、第二次
に団塊ジュニアが生まれたのにも関わらず、第三次が未遂となったという興味深い問題。女性高学歴、晩婚、貧困問題などで単純に説明がつくことでないと論考する上野はさすがに学者です。
「負けたって思いましたよ。だって右翼の集会に行くと髪の毛が黒いけどフェミニズムや左翼の集会に行ったら白髪だらけ。日本会議は世代交代に成功し、わたしたちは失敗したかも」と上野が述懐するほどに、目前の闘争に終始し将来構想に欠けている後者の救いのなさ。刊行当時(2017年)話題作りになったSEALDsも今は?地方政治が世の中を変える、という期待も右寄りの維新の会が叶えている。 -
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ん~…まあ、☆二つと三つの間というところでしょうかね…社畜死ね!!
ヽ(・ω・)/ズコー
著者が言うような、生きて行くための術? がこの本に収録されているとは思いませんがねぇ…まあ、でも著者は長いこと貧困運動みたいなのに携わっているから、生活保護とかの知識は豊富かと思います…社畜死ね!!
ヽ(・ω・)/ズコー
ロスジェネ世代? なんかやたらに自分らを社会の被害者! みたいに言いたい感じがしますけれども、もう通り過ぎちゃったものは仕方がないんじゃね? とも思います…。
40代ですしね…あとはもうなるようになるしか(笑) ないと思います…社畜死ね!!
ヽ(・ω・)/ズコー
↑今 -
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Posted by ブクログ
大学は勉強するところではない。大学とは、知識を商品のように学生に売るところではありません。知とはデジタルデータではなく、身体と感情を持った人間一人一人が身につけ、実践し、対話し、試行錯誤する中でしか役立たない。
あらかじめ用意された正解をたくさん覚えることが優秀だというのは、いわば知識ベースの勉強です。しかし、非常事態に対処するには、そんな勉強だけでは限界があります。そこで力を発揮するのが、物事をいろいろな角度から観察し、今までに知った事実と組み合わせて、全体の構造を考えるという知性ベースの学びです。
まだ答えがない問題への対処については、先生と生徒の立場は対等です。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ途中、何度か脱落しかけたけど、最後まで読むことができました。
バンギャルの3人の女の子の日常を描いた話。
なんだけど、なんかそういうものではなかった。
自分の将来に不安とか、行き場のない思いとかそういうのを抱いた女の子たちがいろんなものに流され、振り回され、そうあることを選択して生きる話。
まあ3冊目なので。
割と事態はギリギリのところまで来ていて、親をだまして東京まで出てきた3人は、薬は出てくるし、風俗に勤め始めるし、学校通ってないのバレちゃうし……っていう割とギリギリの状況に。
ちょっとさすがに薬が出てきたときは天を仰ぎましたが、結局最後まで3人が生きててくれてよかった -
Posted by ブクログ
ネタバレ1巻を読んだ時は、今も抜け出せない過去の痛みを突き付けられているようで痛かったんだけど。
この巻読んで、段々と
「あー……、そっちに行っちゃいけないのに……」
って気分になったので、「私も年を取ったなあ……」と思ってそっちにショックでした。
でも、確かにあの時にあった。
「自分は何者かになれるのではないか?」という全能感とか、そういうのはあって。
それで私も、確かに高校を辞めたわけです。
でもそれはさ。
私は辞める時には、ある程度覚悟を決めていて。
「それがどういう方法であれ大学に行こう」
と思っていたし。
“大学に行ける”だけの学力と、それまでに培っていた学力を持ってい -
Posted by ブクログ
ネタバレ私の傷口をゴリゴリとえぐってくるような話。
「1」と書いてあるので、中途半端なところで終わったらどうしよう……? と憶いながら、読み進めたのですが、そんなことはなかったことだけがよかったです。
これはこれで一冊で綺麗にまとまっている。
これはバンドを追っかけている、4人の少女の話で。
彼女たちは、傷ついたり、様々なものを失ったりしながら生きている。
私がMAXバンギャだった頃には、こういう文化ってあまりなかったから、ちょっと「古典」みたいになっているところもあるのだろうけど。
恐らく、確かに、こういう時期ってあったのだろうなあ……と、年上のお姉さま方の話を聞くと思ったりもする。 -
- カート
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