雨宮処凛のレビュー一覧

  • 非正規・単身・アラフォー女性~「失われた世代」の絶望と希望~

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    ん~…まあ、☆二つと三つの間というところでしょうかね…社畜死ね!!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    著者が言うような、生きて行くための術? がこの本に収録されているとは思いませんがねぇ…まあ、でも著者は長いこと貧困運動みたいなのに携わっているから、生活保護とかの知識は豊富かと思います…社畜死ね!!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    ロスジェネ世代? なんかやたらに自分らを社会の被害者! みたいに言いたい感じがしますけれども、もう通り過ぎちゃったものは仕方がないんじゃね? とも思います…。

    40代ですしね…あとはもうなるようになるしか(笑) ないと思います…社畜死ね!!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    ↑今

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    2021年08月10日
  • 相模原事件・裁判傍聴記 「役に立ちたい」と「障害者ヘイト」のあいだ

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    読みやすく、事件の概要や様々な識者のコメントを知るには良い本だと感じた。やや深掘りががなく、この事件が持つモヤモヤとした感じが増長されているように思う。それが作者の狙いかも知れない。モヤモヤしたものを考えて続けて、よりよく改善し続ける運動を現代は好まない傾向にある。人の命の問題でさえも。

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    2021年05月06日
  • 世代の痛み 団塊ジュニアから団塊への質問状

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    酒井順子の「バブルコンプレックス」で紹介されていた。団塊世代の上野千鶴子と団塊ジュニアにしてロスジェネの雨宮処凛の対談。60代と40代、団塊も団塊ジュニアもそれぞれ年を取った。世代内格差も男女格差もある中で、フェミニズムも社会運動も世代承継されなかった。それぞれの世代が依って立つ価値観、社会的規範、政治姿勢などが展開される。

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    2021年03月20日
  • ポストコロナ期を生きるきみたちへ

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    若い人からベテラン著者まで、さまざまな視点で、ポストコロナについて書かれていました。

    蔓延するウィルスがどのようなものか、また、そこから受ける我々の生活への影響とこれからの展望。

    いずれにせよ、近代的思想に基づいた人間の行動から生み出された歪みだということは一致しているように思える。

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    2021年03月18日
  • ポストコロナ期を生きるきみたちへ

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    大学は勉強するところではない。大学とは、知識を商品のように学生に売るところではありません。知とはデジタルデータではなく、身体と感情を持った人間一人一人が身につけ、実践し、対話し、試行錯誤する中でしか役立たない。

    あらかじめ用意された正解をたくさん覚えることが優秀だというのは、いわば知識ベースの勉強です。しかし、非常事態に対処するには、そんな勉強だけでは限界があります。そこで力を発揮するのが、物事をいろいろな角度から観察し、今までに知った事実と組み合わせて、全体の構造を考えるという知性ベースの学びです。

    まだ答えがない問題への対処については、先生と生徒の立場は対等です。

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    2021年02月04日
  • バンギャル ア ゴーゴー(3)

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    ネタバレ

     途中、何度か脱落しかけたけど、最後まで読むことができました。

     バンギャルの3人の女の子の日常を描いた話。

     なんだけど、なんかそういうものではなかった。
     自分の将来に不安とか、行き場のない思いとかそういうのを抱いた女の子たちがいろんなものに流され、振り回され、そうあることを選択して生きる話。

     まあ3冊目なので。
     割と事態はギリギリのところまで来ていて、親をだまして東京まで出てきた3人は、薬は出てくるし、風俗に勤め始めるし、学校通ってないのバレちゃうし……っていう割とギリギリの状況に。
     ちょっとさすがに薬が出てきたときは天を仰ぎましたが、結局最後まで3人が生きててくれてよかった

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    2020年03月29日
  • バンギャル ア ゴーゴー(2)

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    ネタバレ

     1巻を読んだ時は、今も抜け出せない過去の痛みを突き付けられているようで痛かったんだけど。

     この巻読んで、段々と
    「あー……、そっちに行っちゃいけないのに……」
     って気分になったので、「私も年を取ったなあ……」と思ってそっちにショックでした。

     でも、確かにあの時にあった。
    「自分は何者かになれるのではないか?」という全能感とか、そういうのはあって。
     それで私も、確かに高校を辞めたわけです。

     でもそれはさ。
     私は辞める時には、ある程度覚悟を決めていて。
    「それがどういう方法であれ大学に行こう」
     と思っていたし。
    “大学に行ける”だけの学力と、それまでに培っていた学力を持ってい

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    2020年01月27日
  • 「生きづらさ」について~貧困、アイデンティティ、ナショナリズム~

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    持たざる若者が、何々人であることにしかアイデンティティを見出せず右化する。それは日本でも同じようだ。
    元持たざる者である筆者の率直な意見を記載している点は興味深い。
    共感は難しい部分も多かったが、異なる視点からの意見を知るのは自身の視野を広げるには有用かな。

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    2020年01月24日
  • ともだち刑

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    学生特有の小さなコミュニティー、すぐに移り変わってしまう儚い人間関係、分かってしまう感覚も含めて胸が詰まった。
    何気ない友達の一言が、胸に刺さって何十年経っても傷が癒えないのは、誰にでもあると思う。
    相手は覚えていないくらいの一言が、時には一生ついて回るほどの威力を生む。きっと傷付けようという意図がない方が、心を押し潰す破壊力があるのではないかと思う。
    かさぶたになっているけど、たまに存在を思い出して、あの時痛かったなって撫でて笑えるくらいの傷では済まないくらい、この主人公の傷は深かったのだろう。
    怒りの強さを感じられる本だった。

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    2020年01月14日
  • バンギャル ア ゴーゴー(1)

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    ネタバレ

     私の傷口をゴリゴリとえぐってくるような話。
    「1」と書いてあるので、中途半端なところで終わったらどうしよう……? と憶いながら、読み進めたのですが、そんなことはなかったことだけがよかったです。
     これはこれで一冊で綺麗にまとまっている。

     これはバンドを追っかけている、4人の少女の話で。
     彼女たちは、傷ついたり、様々なものを失ったりしながら生きている。
     私がMAXバンギャだった頃には、こういう文化ってあまりなかったから、ちょっと「古典」みたいになっているところもあるのだろうけど。

     恐らく、確かに、こういう時期ってあったのだろうなあ……と、年上のお姉さま方の話を聞くと思ったりもする。

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    2019年10月20日
  • 右翼と左翼はどうちがう?

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    私のような政治に興味のない人間には分かりやすくてよい本だと思った。右左というより、もつ者もたざる者との分断というのは正しい見方だと思う。

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    2019年09月15日
  • 生きのびろ! 生きづらい世界を変える8人のやり方

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    市場原理の拝金主義の弱肉強食で自己責任という価値観ではこの先の世界は成り立たない、らしい。たしかにこんな世の中では子どもを産んで育てたいとは思えない。私は私を支えるだけのファンダジーにすがるしかないような気がする。私自身は正規職の公務員だけれど、そんなふうに思う。老後の資金問題もある。家庭にも夢を見られない。私から見えない世界の人たちがもっと幸せな人生を送ってほしいと思う。

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    2019年08月19日
  • 非正規・単身・アラフォー女性~「失われた世代」の絶望と希望~

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    アラフォー単身さらに非正規雇用女子が
    どう生きていくか、今までどう生きてきたか

    男女ともアラフォー単身って、けっこう居ると思うのに未だにマイノリティな印象
    社会制度なんて未だに核家族にすら対応できてない
    こんな制度の中で、どうやって生きていくのか
    私も知りたい

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    2019年01月02日
  • 非正規・単身・アラフォー女性~「失われた世代」の絶望と希望~

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    受難の団塊ジュニア。多くが正社員になれずフリーターや派遣、規制緩和の煽りをモロに受けた世代。就職・仕事と余裕なく突っ走ってきて、じゃあ結婚しようかなって思ったら、もう枠ないですよって。社会の様々な制度からは想定外、生きづらさが表面化した第一世代。

    状況はわかってきたけれど、改善の動きが見えていないし、至っていないような。

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    2018年10月13日
  • 世代の痛み 団塊ジュニアから団塊への質問状

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    高度経済成長とともに年を重ねた「団塊世代」と、就職氷河期のため安定した雇用に恵まれなかった「団塊ジュニア」を襲う未婚・長寿・介護などの家族リスク。両世代を代表する2人が、社会・経済的な現実とその対策を論じ合う。

    質問に対しての回答がかみ合わないというか・・・。

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    2018年07月12日
  • 下流中年 一億総貧困化の行方

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    団塊ジュニア、就職氷河期世代が、若年者ではなく、すでに中年世代に突入。ますます捨て置かれる非正社員の彼らの実態とは。

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    2018年06月19日
  • 世代の痛み 団塊ジュニアから団塊への質問状

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    最近流行らない「左」な視点から今の社会を語った本。
    そして、団塊ジュニアから団塊へ、フラットに質問をするスタイルで、自由とは、弱者とは、幸せとは、を語っています。

    年代的には、母親と、こども。
    でも、著者のお二人は、血縁関係も、師弟関係もない、ただその「世代」の一人。
    親子の甘えを取り払った冷静な視点から、お互いの生きた時代と立場、考え方を振り返ることができます。

    上野先生の分析はいつも鋭いのですが、なぜか、小林よしのりさんの著書につての視点は、やや曇っているようにも感じます。小林さんは、社会運動をする学生を「純粋まっすぐ正義くん」と揶揄したわけではなく、社会問題に運動で一矢報いたあと、運

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    2018年05月30日
  • 世代の痛み 団塊ジュニアから団塊への質問状

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    団塊世代と団塊ジュニア世代の対話。時代が地位や収入を上げたのに頑張りの価値観から抜け出せず、子世代を抑圧してしまった。自己責任社会となり弱さ嫌悪。フェミニズムは継承されず。

    親世代と子世代なのに、親と子としては決して話されなかったこと。そこにある分断を、垣間見せてくれたように感じました。

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    2018年04月09日
  • 下流中年 一億総貧困化の行方

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    後半の団塊ジュニア世代12人の歴史が興味深い。一人目の女性の一度終身雇用から抜けると…のくだりは日本が一度正規ルートのようなものを外すと戻れないことを如実に示している。

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    2017年12月03日
  • 右翼と左翼はどうちがう?

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    両方やったことあるという稀有な筆者のヘンな本。なんでも書くねこの人は。へんにギャルっぽく書こうしている感じがいらない。ただし、面白い。読んだ時間の価値がある。

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    2017年11月15日