雨宮処凛のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「なんでお前がそんな本読んでるん?」って言われそうな一冊(笑)雨宮処凛っていう作家さんにちょっと興味があったんで、アンチ恋愛小説やけど、読んでみました。
これを読み終わった時、正直、主人公は何かに依存していかなければ生きていけない、弱い人間なんやと思った。それは、男(達也君)やったり、リスカやったり、宗教やったり・・・
でも逆に、主人公ほど自分と向き合ってる人もなかなかおらんのちゃうかなーとも思った。自分を肯定したり否定したりを繰り返していく、そんな人間の姿を描いた作品やったのかなー、と思います。
終わり方が、主人公には明るい未来が見えるけど、達也君には見えないってことを暗示、ってか -
Posted by ブクログ
著者の実体験をはんぶん交えて書かれてるんだろうな、だって、メインのバンギャルちゃんたちが辿る思いや進路や友情や親との衝突やら、恐ろしいくらいに元バンギャの私と同じだったもの。
居場所がなくて、何かつまらなくて、夢中になりたくて、そんな想いを火花が散るほどにライブで弾けさせる。音楽性だの、世界観だの、最初は語りながらいやに影響されてそれを理解する自分はつまんない他人とはちがうと
優越感を感じる。
そのくせ起点が見えた途端、女が生まれて服装も考え方も対面的に考える。だけど、そんな恥ずかしいまでの願望むき出しの自分を間近でみて、同じ立場にいた人だからこそ、そこで出来た友達ってより強固なものになっ -
Posted by ブクログ
プレカリアートとは「不安定さを強いられる人々」の総称だそうです。
フリーター、派遣、契約社員、ニート、引きこもりの人々とかだけではなく、零細自営業、農業、漁業など生活や雇用の不安定な中に生きている人々のことだそうです。だれもが最低限生きていけるような(憲法にうたわれてますけど)ボトムアップを目指す運動をしているのだという。
いかに貧困を強いられ、不安を強いられているのかということがルポされていて、それはそれで興味深い(身にもつまされる)のだけれど、泣きたいために悲恋話を読むように、傷をなめたいために読んでいるような気がする。
最終章、森達也さんとの対談が載っているのですが、森さん世代の私として -
Posted by ブクログ
こういうエキセントリックなキャラクターで,社会運動を興していることがとてもいいと思っていた雨宮処凛の新書。
左派的なメディアにはもはや出ずっぱりといった感がある。ただ,こんなにテレビ向けのキャラなのに,肝心なテレビには,あんまり映らない。それは,彼女のいうように,彼女が指弾しているのが,わが国の巨大自動車メーカーだったりするからなのだろうね。テレビにとってはスポンサーだから。なので,これまでの派遣切りの報道がいまいとつキレが悪いのは,そういう構造だからなのだろう。
本書では,派遣切りはもちろん,秋葉原無差別殺人,三万人の自殺,メンヘラー,シングルマザー,イラクの傭兵などを取り上げ,わが国の格