雨宮処凛のレビュー一覧

  • バンギャル ア ゴーゴー(2)

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    ネタバレ

     1巻を読んだ時は、今も抜け出せない過去の痛みを突き付けられているようで痛かったんだけど。

     この巻読んで、段々と
    「あー……、そっちに行っちゃいけないのに……」
     って気分になったので、「私も年を取ったなあ……」と思ってそっちにショックでした。

     でも、確かにあの時にあった。
    「自分は何者かになれるのではないか?」という全能感とか、そういうのはあって。
     それで私も、確かに高校を辞めたわけです。

     でもそれはさ。
     私は辞める時には、ある程度覚悟を決めていて。
    「それがどういう方法であれ大学に行こう」
     と思っていたし。
    “大学に行ける”だけの学力と、それまでに培っていた学力を持ってい

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    2020年01月27日
  • 「生きづらさ」について~貧困、アイデンティティ、ナショナリズム~

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    持たざる若者が、何々人であることにしかアイデンティティを見出せず右化する。それは日本でも同じようだ。
    元持たざる者である筆者の率直な意見を記載している点は興味深い。
    共感は難しい部分も多かったが、異なる視点からの意見を知るのは自身の視野を広げるには有用かな。

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    2020年01月24日
  • ともだち刑

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    学生特有の小さなコミュニティー、すぐに移り変わってしまう儚い人間関係、分かってしまう感覚も含めて胸が詰まった。
    何気ない友達の一言が、胸に刺さって何十年経っても傷が癒えないのは、誰にでもあると思う。
    相手は覚えていないくらいの一言が、時には一生ついて回るほどの威力を生む。きっと傷付けようという意図がない方が、心を押し潰す破壊力があるのではないかと思う。
    かさぶたになっているけど、たまに存在を思い出して、あの時痛かったなって撫でて笑えるくらいの傷では済まないくらい、この主人公の傷は深かったのだろう。
    怒りの強さを感じられる本だった。

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    2020年01月14日
  • バンギャル ア ゴーゴー(1)

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    ネタバレ

     私の傷口をゴリゴリとえぐってくるような話。
    「1」と書いてあるので、中途半端なところで終わったらどうしよう……? と憶いながら、読み進めたのですが、そんなことはなかったことだけがよかったです。
     これはこれで一冊で綺麗にまとまっている。

     これはバンドを追っかけている、4人の少女の話で。
     彼女たちは、傷ついたり、様々なものを失ったりしながら生きている。
     私がMAXバンギャだった頃には、こういう文化ってあまりなかったから、ちょっと「古典」みたいになっているところもあるのだろうけど。

     恐らく、確かに、こういう時期ってあったのだろうなあ……と、年上のお姉さま方の話を聞くと思ったりもする。

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    2019年10月20日
  • 右翼と左翼はどうちがう?

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    私のような政治に興味のない人間には分かりやすくてよい本だと思った。右左というより、もつ者もたざる者との分断というのは正しい見方だと思う。

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    2019年09月15日
  • 生きのびろ! 生きづらい世界を変える8人のやり方

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    市場原理の拝金主義の弱肉強食で自己責任という価値観ではこの先の世界は成り立たない、らしい。たしかにこんな世の中では子どもを産んで育てたいとは思えない。私は私を支えるだけのファンダジーにすがるしかないような気がする。私自身は正規職の公務員だけれど、そんなふうに思う。老後の資金問題もある。家庭にも夢を見られない。私から見えない世界の人たちがもっと幸せな人生を送ってほしいと思う。

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    2019年08月19日
  • 非正規・単身・アラフォー女性~「失われた世代」の絶望と希望~

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    アラフォー単身さらに非正規雇用女子が
    どう生きていくか、今までどう生きてきたか

    男女ともアラフォー単身って、けっこう居ると思うのに未だにマイノリティな印象
    社会制度なんて未だに核家族にすら対応できてない
    こんな制度の中で、どうやって生きていくのか
    私も知りたい

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    2019年01月02日
  • 非正規・単身・アラフォー女性~「失われた世代」の絶望と希望~

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    受難の団塊ジュニア。多くが正社員になれずフリーターや派遣、規制緩和の煽りをモロに受けた世代。就職・仕事と余裕なく突っ走ってきて、じゃあ結婚しようかなって思ったら、もう枠ないですよって。社会の様々な制度からは想定外、生きづらさが表面化した第一世代。

    状況はわかってきたけれど、改善の動きが見えていないし、至っていないような。

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    2018年10月13日
  • 世代の痛み 団塊ジュニアから団塊への質問状

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    高度経済成長とともに年を重ねた「団塊世代」と、就職氷河期のため安定した雇用に恵まれなかった「団塊ジュニア」を襲う未婚・長寿・介護などの家族リスク。両世代を代表する2人が、社会・経済的な現実とその対策を論じ合う。

    質問に対しての回答がかみ合わないというか・・・。

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    2018年07月12日
  • 下流中年 一億総貧困化の行方

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    団塊ジュニア、就職氷河期世代が、若年者ではなく、すでに中年世代に突入。ますます捨て置かれる非正社員の彼らの実態とは。

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    2018年06月19日
  • 世代の痛み 団塊ジュニアから団塊への質問状

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    団塊世代と団塊ジュニア世代の対話。時代が地位や収入を上げたのに頑張りの価値観から抜け出せず、子世代を抑圧してしまった。自己責任社会となり弱さ嫌悪。フェミニズムは継承されず。

    親世代と子世代なのに、親と子としては決して話されなかったこと。そこにある分断を、垣間見せてくれたように感じました。

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    2018年04月09日
  • 下流中年 一億総貧困化の行方

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    後半の団塊ジュニア世代12人の歴史が興味深い。一人目の女性の一度終身雇用から抜けると…のくだりは日本が一度正規ルートのようなものを外すと戻れないことを如実に示している。

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    2017年12月03日
  • 右翼と左翼はどうちがう?

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    両方やったことあるという稀有な筆者のヘンな本。なんでも書くねこの人は。へんにギャルっぽく書こうしている感じがいらない。ただし、面白い。読んだ時間の価値がある。

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    2017年11月15日
  • 右翼と左翼はどうちがう?

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    古本屋で見かけて買ったのだが、中学生向けの内容だった。
    右翼や左翼の活動家の話やプロフィールが中学生の役に立つとは思えんが。

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    2017年10月23日
  • 下流中年 一億総貧困化の行方

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    ロスジェネ世代、新卒時に思うような就職が出来なかった不本意非正規、正規に這い上がるのは困難。もう若者じゃないので支援対象でもなく、子どもも持てずに終わり、加齢とともに稼げなくなっている。自己責任じゃなく社会の問題。

    変わっている世の中に対して、遅れている意識と制度。先のしくみで利益を得た人たちがいなくなれば、変わるんだろうけど。

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    2017年07月16日
  • 下流中年 一億総貧困化の行方

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    普通に会社に入って。。ということが普通でない人々もいる、という現実を見た気がしました。
    私たち中年にとっては、働くっていうことは実はかなり重要とも認識しました。
    解決への道は見えず。

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    2017年06月23日
  • 下流中年 一億総貧困化の行方

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    ネタバレ

    近年悪化してきている、現役世代の貧困率。救われるべきは「下流中年」ではないか? 他人ごとではない中年のリアルな危機を明らかにする。雨宮処凛と萱野稔人の対談、ルポ・下流中年12人のリアルも収録。

    見につまされる・・・。
    それよりも甥っ子たちだ。

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    2016年08月30日
  • 右翼と左翼はどうちがう?

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    冷戦が終わり、イズムの時代は終焉を迎えた。
    しかし、今のように価値観が多様化し、相対化すると、自分なりの価値観を確立する必要がある。
    なぜなら、価値観の空白には耐えられないからだ。
    しかし、首尾一貫した価値観を自前で取り揃えるのは容易ではない。
    イズムを求める人は、はっきりした解を求める人だ。その分、国を憂う気持ちも強い。
    社会に対して疑問を持ち、理想を掲げる最もピュアな人たちが右翼や左翼なのだ。
    21世紀は生命の尊厳をベースにした哲学体系=生命主義が求められている。

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    2016年08月18日
  • 下流中年 一億総貧困化の行方

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    高齢者の貧困率は統計的に改善を見る一方で、深刻化しているのが40代中年層と子ども。
    高齢者の改善は、終身雇用で年金を満額でもらえる層の増加。でも、バブル崩壊後リストラの煽りを受けた方々も多いでしょうし、一概にそう言えるのかはよく分からない。
    下流中年の背景には、就職氷河期に遭遇し、雇用の調整弁として使われてきた世代であるということ。派遣労働から抜け出せず、給与も年金も低いまま推移。
    決して個々人の能力の問題でなく、社会が作り出した作られた下流。この世代が高齢化する中で、社会の助けを必要としてくる。
    このツケにどう向き合っていくのか?重たい課題。

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    2016年08月14日
  • 下流中年 一億総貧困化の行方

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    下流老人よりも、下流中年の問題の方が深刻。

    1度、非正規に落ちたら、戻ることのできない悲劇。上司からの罵倒や、職安からのダメだしなどの悲観的な話。コミュニケーション能力の大切さ。

    差別や格差はいけないと言うけど、この先も解決されない問題と認識すべきではないのか。
    非正規は正社員にならないといけないのか。もう10年以上も言われてる話だけど、なれないし、ならなくて良いのでは。
    あまりにも、年配のひとたちの右肩上がりの時代の当然に付き合って、傷付かなくて良いのではないか。

    誰かが何とかしてくれる。実際のところ、誰も何もしてくれない。結局のところ、自分しか信用できないと言うこと。

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    2016年05月14日