小川高義のレビュー一覧

  • 緋文字

    Posted by ブクログ

    【目次】

    訳者まえがき

    序文――第二版に寄せて

    税関――『緋文字』序
    第1章 獄舎の扉
    第2章 広場
    第3章 見覚え
    第4章 対面
    第5章 針仕事をするヘスター
    第6章 パール
    第7章 総督邸の広間
    第8章 小妖精と牧師
    第9章 医者
    第10章 医者と患者
    第11章 心の奥
    第12章 牧師の眠らない夜
    第13章 ヘスター再考
    第14章 ヘスターと医者
    第15章 ヘスターとパール
    第16章 森の道
    第17章 牧師と信者
    第18章 あふれる陽光
    第19章 川辺の少女
    第20章 迷路の牧師
    第21章 ニューイングランドの祝日
    第22章 行列
    第23章 緋文字の出現
    終章 結末

    解説 小川 高

    0
    2026年03月18日
  • 黒猫/モルグ街の殺人

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    世界で初めて書かれた密室殺人、モルグ街の殺人を読みたくて購入。
    今までいろいろ密室殺人読んできたけど読んだことない驚きだった。
    犯人推理させる気ないでしょみたいな犯人。

    他の短編もちょっとホラーっぽくて面白かった。
    黒猫は読んでて辛かった。
    早すぎた埋葬はもし日本だったら火葬されちゃうから怖いなって思ったけど埋葬された時点で終わりか...

    0
    2026年03月15日
  • 老人と海

    Posted by ブクログ

    違う版を含め3-4回はよんだかも。

    マノーリンとおじいさん。

    おじいさんが漁に出て、海の上の話がえんえんとあるんだけどこんな単純そうな話をこうもいきいきと!

    鳥や魚の様子などその場の臨場感がすごい。

    0
    2026年03月09日
  • ここから世界が始まる―トルーマン・カポーティ初期短篇集―(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    カポーティの表現力の豊かさは映画のスクリーンで再現したくなるほどの情緒性を感じる。
    若かりし頃の場面の切り取りのため、いきなりストーリーが始まってしまう。
    あとで読み返すことで、なるほどとうなる。人間への奥行きは理解の奥行きに比例し、この少年期から人間への強い関心があったことに驚いてしまう。
    描写背景がまるでスケッチをしているような、丁寧なタッチで描かれる。色づき、形、其れは上品で、でもそのタッチをなぞっているだけで、ついつい残しておきたくなる衝動って起きる。写真の切り取りのように。

    0
    2026年02月14日
  • 老人と海

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    結構よかった!自然の厳しさに適応していく姿勢は、日本人の感性にも合う気がする。

    特にラストがとってもいい!!!
    魚を食べ尽くされた後に、街の明かりが見えるシーン。

    そこまでの寂しさ、喪失感が一気に温度を帯びて、「やり切った」という静かな達成感に変わる。すべてを失っても、何かを得たような余韻がある。

    この「無駄に終わったのに満たされる感覚」、よくわかる。何も得られなくても頑張ったあと、悲しいというより「やっと終わった!」という晴れやかさが残る。それを描き出しているのが素晴らしかった。

    自分が一番楽しめた作品が、「男らしさ」を強調した文学だったという皮肉(笑)

    0
    2026年02月07日
  • グレート・ギャッツビー

    Posted by ブクログ

    タイトルが、何となくカッコいいと思いました。でも、何のことやらさっぱり分からず読みはじめました。ただ、GATSBY(ギャツビー)といえば、洗面台に夫のヘアスプレーみたいのを見たような...

    読み進めるうちに、ギャッツビーとは人物であることが分かりました。そして生い立ちや、人となりが分かってくると、かなり謎めいている男。実家はサンフランシスコ。育ちはアメリカ。オックスフォードを出ている。31、2才。人柄は悪くなさそう。

    1920年代のアメリカが舞台です。ギャッツビーは元カノであるデイジーの未練(5年も思い続けている)を断ち切れず、盛大なパーティーを開き、彼女を引きつけて取り戻そうとします。そ

    0
    2026年01月11日
  • 黒猫/モルグ街の殺人

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「モルグ街の殺人」を読みたくてこの本を選びましたが、全8編もありお得でした。
    目的の「モルグ街の殺人」。導入部分の意味がわからず気が遠くなってしまいましたが、諦めずに読みました。これは衝撃的です。トリックや犯人を必死に考えちゃったのが少し悔しい。推理小説の元祖で今も読み継がれているのには納得しました。
    「早すぎた埋葬」も面白かったです。

    0
    2026年01月07日
  • ここから世界が始まる―トルーマン・カポーティ初期短篇集―(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    カポーティの短編。
    短編ってサクッと読めるからいいわぁ〜
    題名通り、すごい物語がまさに始まりそうな瞬間でお話が終わったり、ありふれた人々のふとした瞬間を切り取ったものだったり、鳥肌が立つ構成のものだったり…
    もっとカポーティ読もうと思った〜

    あとこの表紙はカポーティの幼少期?この前見たアドレセンスの主役の子に似てる。

    0
    2026年01月06日
  • 老人と海

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    序盤の内容は無知なのもあるだろうけどあんまり面白くなかった、けど海に出てから、特にカジキを釣り上げるまでの話は手に汗握る展開で面白かった、その後サメにどんどん食べられていくところは絶望を感じながら読み進められたし、総じて良かった。
    じいさんがパワフルすぎるのがとにかくカッコ良い。

    0
    2025年12月11日
  • 魔が差したパン―O・ヘンリー傑作選III―

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    三作の中で唯一表題作含めて知らない短編しか収録されておらず、そのせいもあってかかなり新鮮な気持ちで読むことができた。表題作「魔が差したパン」は解説を読む限りでは翻訳の苦労が偲ばれる。内容はいつも古びたパンを買う客の素性が気になり、善意で押し込めたバターが、製図を書く時に消しゴムがわりにパンを使っていたことで皮肉な結末に繋がる物語であり、かなりのブラックユーモアである。画家ではないかと思われていた客の素性の謎、古びたパンばかり買う謎と、これは立派な「日常の謎」でもあり、タイトルも含めてオチも秀逸な短編である。

    こうしたブラックな読み味の短編も今までのO・ヘンリーのイメージを覆す意味でも楽しかっ

    0
    2025年11月23日
  • 最後のひと葉―O・ヘンリー傑作選II―

    Posted by ブクログ

    翻訳の語り口の癖が強く、若干読みづらさはあるものの、基本的に全ての物語にしっかりと話が落ちるため安心して読むことができる。表題作かつ最も有名であろう短編の一つ「最後のひと葉」はラストシーンの美しさもさることながら、貧乏な画家志望のレズビアンカップルを偏屈な老人が命を賭けて救う物語だというのは解説を読むまで気づかなかった。それはある種のダンディズムでありながらも二人の生き方を阻害するものではなく、加えて軽薄な美に対する徹底した現実として写実的な「ひと葉」が残るというオチも素晴らしい。そういう視点で読んだことはなかったので再読は非常に勉強になった。

    他には覚悟した因果応報である「ブラックジャック

    0
    2025年11月18日
  • 賢者の贈りもの―O・ヘンリー傑作選I―

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    訳文が直訳に近く、落語や講談のように作者の「語り」が強調されているせいか、当初抱いていたイメージと違って読み手を選ぶ上に、全体的に文章のクセがだいぶ強いものの、ストーリーは流石は短編の名手といった塩梅でどの短編も一捻りされてて面白かった。

    O・ヘンリーはこの短編集の表題作でもある「賢者の贈りもの」や「最後のひと葉」が有名すぎてそちらのイメージに引っ張られがちであり、本作も「水車のある教会」など、所謂「いい話」はあるのだが、そのユーモアやペーソスの中に皮肉的な視座が隠れていたりブラックなオチがあったりと、そのバリエーションは意外と多岐に渡る。全体的にどこかトボけた味わいの話も多く、それだけにし

    0
    2025年11月15日
  • 老人と海

    Posted by ブクログ



    表題からして静謐なる文学であろうという勝手な先入観をもって読み始めたが、とんでもなかった
    じいさん、かっこよき
    一本の映画を観たかのようだった

    「だが、人間、負けるようにはできてねえ。ぶちのめされたって負けることはねえ」

    「戦う。おれは死ぬまで戦う」

    0
    2025年11月08日
  • この道の先に、いつもの赤毛

    Posted by ブクログ

    波乱万丈でなんだかいろいろとめんどくさいことになるよりは、「ていねいな暮らし」と言えなくもない決まったルーティンをこなして、淡々と生活する方が平穏に過ごせる。波風なんてたくさん。
    そんなことを思って暮らしていくうち、本来なら一回こっきりの錯覚(「アレ」を赤毛の人かと見間違うこと)までもが毎回の「お約束」になり、そのうち思考もがっちりと型にはまったものになり、いよいよ人生そのものが型通りになる。128ページのこのくだりにハッとさせられる。
    どんなに規則正しく生きていたって、およそもらい事故みたいな他人絡みの厄介事に心ならずも関わることはある。それは自分のあずかり知らないこと。完璧を期するなんても

    0
    2025年09月14日
  • グレート・ギャッツビー

    Posted by ブクログ

    村上春樹が好きだと言っていたのでフィッツジェラルドを読んでみた なるほど村上節に通じるおしゃれさがあった 村上作品のアメリカっぽさはこうゆうのから影響を受けているのかな
    ついでにディカプリオ主演の映画も見た
    内容としてはまずまずかなあ

    0
    2025年09月12日
  • ここから世界が始まる―トルーマン・カポーティ初期短篇集―(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    カポーティの思春期(!)から青年期にかけての短編集。習作集って言ってもいいくらいかな。
    20歳前後で彗星のごとく現れた天才。この天賦の才をさらに幼い頃に示した作品の数々がアーカイブから見つかり、それをまとめたもの。
    おそらく才能を持った画家が幼い頃に見せるように、カポーティも頭の中にあるものを文章にしたくて仕方がなかったのだろうなというその衝動が伝わってくる。
    物語としても、構成としても、大人からしたら確かに荒い。でも余韻の残し方であったり、脳内で再構成される情景に深みを出す記述だったり、あるいは人物に対する圧倒的な共感力だったり。「ねえ、こう書いたら気持ちいいんでしょ?」っていう技巧はもう誰

    0
    2025年07月06日
  • バージェス家の出来事

    Posted by ブクログ

    良い作品。
    ひとつの出来事の推移の中で、
    登場人物のそれぞれの目線から見た、
    それぞれの考えが語られ、
    それぞれが否定されると思いきや、
    そうでもなくて、
    さまざまな出来事があり、
    ストラウトらしく言葉少なに語られ、
    それでなんとなく、ひとつの主張がある
    そんな良作。

    0
    2025年06月24日
  • 老人と海

    Posted by ブクログ

    獲ったシイラを、友人のように思っているのが印象的だった。老人にとって海も海の生き物も、皆仲間なのだろう。

    0
    2025年06月23日
  • 黒猫/モルグ街の殺人

    Posted by ブクログ

    古典ミステリーを読むシリーズ。意外に面白かったです。短編ホラーがたくさん。ホラー、これくらい短い方がインパクト強くて良いな〜。洗練された文章でした。

    0
    2025年06月21日
  • 私の名前はルーシー・バートン

    Posted by ブクログ

    お医者さんとの関係がよかった。寂しくて仕方なかったときにそばに居てくれた、既婚者のお医者さん。
    江國さんの解説もとってもよかった。断片、断片、断片。

    0
    2025年06月11日