小川高義のレビュー一覧

  • グレート・ギャッツビー

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    上昇志向の男が過去の女にこだわることによって起きる悲劇。事件後の周囲の冷ややかな態度が悲しいが、これぞ上流階級という感じを出している。

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    2019年07月07日
  • 変わったタイプ

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    面白かったです。
    SFチックなお話もあったりバラエティーに富んでいましたが、古き良きアメリカを感じました。
    お話は「アラン・ビーン、ほか四名」と「心の中で思うこと」が好きでした。
    地球の出のBGMが生命の輪とか笑いました。想像出来ました。
    「心の中で思うこと」はしみじみと良かったです。生活の中で使う…こういう考え方好きです。
    どのお話も映像的だったのは、著者が俳優さんだからかな。シビアな描写にも柔らかいお人柄が感じられる気がして、読んで良かったです。

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    2019年06月28日
  • グレート・ギャッツビー

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    ディカプリオの映画をみて、原作を読もうと積ん読の本書をらひっばりだす。
    ちょっと飽きがくるけど、村上春樹もおススメなのだから、読みが足りないんだな、きっと。いずれ再読しよう。

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    2019年06月22日
  • 何があってもおかしくない

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    何気ない日常
    どーってことない生活
    その中にあるちょっとしたこと
    ホントになにがあってもおかしくない

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    2019年05月23日
  • 変わったタイプ

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    「変わったタイプ」
    初の小説集。


    トム・ハンクスという名前を見た時、同姓同名だと思ったら、調べてみたら本当にあのトム・ハンクスだった。とひと驚き。日本でもよくある作家デビューなのかと期待半分疑い半分でいたら、ちゃんと小説を保った文章と表現、人物描写やストーリー性を感じる。と言うか、アメリカらしさ、そう、カントリーを感じる。ふた驚き。じゃあカントリーさって何?て考えた時、うまい表現が出来ない。完全にアメリカ文学における知識不足である。


    しかし、初の小説「アラン・ビーン、他四名」が掲載されたのは、「ニューヨーカー」(2014年10月27日号)は、アリス・マンロー、J・D・サリンジャーのよ

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    2019年04月02日
  • 変わったタイプ

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    かの名優トム・ハンクスの小説家デビュー作短編集。
    各所で絶賛されているとのことだが、確かに古き良きアメリカの伝統を受け継いだ、ハートウォーミングでどこか切ない作風が清々しい余韻を残してくれる。

    13篇が収められているが、うち3編(「へとへとの三週間」「アラン・ビーン、ほか四名」「スティーヴ・ウォンは、パーフェクト」)は四人組の登場人物が共通している。
    また、作集タイトル『変わったタイプ』はタイプライターとも掛けられている。
    13篇すべてのお話で、影に日向にタイプライターが印象的なキーファクターとして登場するのだ。
    このあたりの巧みさには本当に驚いてしまう。

    以下、各話の紹介。

    へとへとの

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    2019年03月03日
  • 何があってもおかしくない

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    しっかり二度読み返した。とはいえ難しい話ではない。各篇に一人の話者がいて、ほとんどモノローグで、自分とそのすぐ近くにいる人々について語る、ただそれだけの話だ。特に何があるというわけでもない。貧しい暮らしを送ってきた中西部、イリノイの田舎町の人々の話である。田舎町の常として、人々はほとんどが知り合いで、一族の昔のことまでよく知っている。中には、人に知られたくないこともあるが、田舎人の楽しみというのは、他人に噂話をすることだ。それもひとかけらの遠慮もなく。

    全九話。ひとつひとつが互いにどこかでつながっている。ひとつの話の中で話題に上る人物が、次の話の語り手を務めている。そうやって、多くの視点で多

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    2019年01月19日
  • 変わったタイプ

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    トム・ハンクスによって書かれた短編集。どんな世界が待っているのか、興味津々で読んだ。
    今も昔も良きアメリカ、時にユニークで、時に温かく、時に破天荒な。。。あらゆるアメリカが描かれている。映画俳優としてこれまで様々な人物を演じてきたトムだからこそ描けたんだろうなぁ。
    特に、新作映画のキャンペーンで世界各国に連れて行かれて振り回される駆け出しの役者の話「光の街ジャンケット」などはトムの実際の経験が基になっているに違いない!
    一番のお気に入りは、ラストの短編「スティーブ・ウォンは、パーフェクト」かな。

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    2018年12月31日
  • 変わったタイプ

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    正統派のアメリカの短編集。
    正統派の、というのは大学の創作科出身的でない、ということ。
    そんな言い方したら失礼かな。
    出版のきっかけになったという、「アラン・ビーン、ほか4名」が特に好き。

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    2018年12月23日
  • 魔が差したパン―O・ヘンリー傑作選III―

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    短編の名手、オー・ヘンリー。最後のひと葉や賢者の贈り物あたりは読んだことがあるけど、これは読んだことがないものが多数。タイトルにひかれたんだけど、多分「魔がさしたパン」は違うタイトルで読んだ気がする。

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    2018年12月18日
  • ねじの回転(新潮文庫)

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    ネタバレ

    新訳ということで、読みやすくなった(わかるようになった)と期待していたんですけど……

    しょっぱなから延々4行にわたって続く一つの文に(しかも続けて2文章)、思わずうめいちゃいました(笑)
    いや、その後はそれほど長い文章はなかったんですけど、まあ、それでも読みづらい、読みづらい。
    ただ、それは訳のせいでなくて、作者の地の文章がそうだから仕方ないんでしょう(たぶん)。
    (ただ、訳はかなりこなれた日本語になっているように感じます)

    訳者のあとがきを見ると、ヘンリー・ジェイムスという人の文章はわかりづらいということですが、この『ねじの回転』については、わざとわかりづらく書いている面もあるのかなーと

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    2018年11月04日
  • 変わったタイプ

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    タイプライターをキーワードにした短編集。ノスタルジックな雰囲気を持つ。
    時代も背景も様々だけれど、ちょっとほっこりする。
    トム・ハンクスの名に恥じない(??)なあ。

    期待以上でした。

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    2018年10月26日
  • 変わったタイプ

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    もう各方面で絶賛されていて、わたしの感想も同じだからいまさら書くことないなあ、って思うんだけど、とにかくよかった!
    今の話もあり、昔の話もあり、タイムマシンが出てくるSFあり、脚本あり、新聞記事の体裁もあり、映画業界の話あり、戦争の話あり、移民の話あり、ロマコメ映画にできそうな話あり、本当にバラエティに富んだ短編が17編。なにがすばらしいって、テーマとしては重かったり悲しかったりするものもあるんだけど、それでも全部が全部、ユーモアがあってファニーで温かい、ってこと。ぜんぜん嫌な気持ちにならない。いかにも「よきアメリカ」って感じがする。
    ……でも、トム・ハンクスのいい人そうな人柄(っていうか、実

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    2018年09月19日
  • 変わったタイプ

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    意外にも(失礼!)、ちゃんと小説だった。それも小気味のよい短編小説。タイプライター繋がりという趣向も趣味がよい。

    『アポロ13』『プライベート・ライアン』『ターミナル』などのトム・ハンクス出演映画を彷彿とさせられるような作品も何点かあって、それもうまく味付けされ生かされている。

    中でも『過去は大事なもの』はジャック・フィニイ風かなあと思いながら読み進めると、ああ『ビッグ』なのかなと思い、しかし幕切れには全く別の後味が用意されていて、その手際に感心してしまった。

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    2018年09月13日
  • グレート・ギャッツビー

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    題名だけは知ってるけど、実際にはどんなもんか全然知らん、みたいなやつ。ギャッツビーってどっかのムースかなんかであるくらいで、金持ちの鍛えたお兄ちゃんがぶいぶい言わせるような話なんかと勝手に思ってたけど、ちょっと違うような違わないような。ぶいぶい言わせてるけど、実はいろいろあるんやで・・っていう話だった。
    しかしこの金を持って無双、しかし金を持っても愛は手に入れられないぜ、という流れは、100年前にはぐっとくるものがあったにせよ、今の時代にはやや微妙ではある。飽食の時代にはお金なんて!ってなって、その揺り返しがやって来て。
    要するに馬鹿とお金は使いようって事やね。違うか。

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    2018年07月01日
  • 緋文字

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    ネタバレ

    米文学史の授業で初めてその名を知った、ホーソーンの代表作。
    授業でのあらすじの説明から、なんて暗い話を19世紀に書いたのか、疑問でならなかった。
    その疑問は解けてはいないが、ヘスター・プリンの強さと、不倫相手の弱さと苦悩を描かずにいられなかったのだろうと推察した。
    それにしても、授業であらすじを紹介されていなければ、あの牧師が不倫相手だということになかなか気づけなかったんじゃないかと思う。
    授業では、牧師は苦しみ抜いて最後は死ぬが、その死にはまったく意味がないと先生が言っていた。その通りだとも思うし、そこまで言ってはかわいそうとも思ったが、結局は牧師という公職(?)についていながら、近くでへス

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    2018年03月20日
  • ねじの回転(新潮文庫)

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    アンソロジーに入っていた短編が面白くて、ヘンリー ジェイムズの本を読んでみた。

    これは面白い!
    翻訳のせいなのか原文のせいなのか、最初読みづらかったけど、慣れてくるとグイグイ入り込める。

    ヘンリー ジェイムズって思わせぶりが凄く上手で読んでる最中も先が読めない。

    他の作品も読んでみたいけど、ねじの回転を別の翻訳で読んでみたい。

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    2017年08月29日
  • 魔が差したパン―O・ヘンリー傑作選III―

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    なんとも普通なんだけど、普通の中にある小さな小さなひっかかりに焦点があたってるかんじかな。結構、心に残ります。きっと再読したくなる一冊。

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    2017年07月29日
  • グレート・ギャッツビー

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    ネタバレ

     過去に縛られる男の話といえば、私の中ではやっぱり『秒速』だろうか。男は過去に、女は未来に。そんな二元論が嫌いなのは、それが幾分的を得ているのだという考えが自身の心の中にあるからなのかもしれない。

     本作の主人公であろう「ジェイ・ギャッツビー」は、かつて愛した女性に再開したが、彼女にはすでに婚約者がいた。あとはもう当然起こるであろう出来事の連続で、当然起こるであろう結末を迎える。これはもう様式美なのではないだろうかと思うほどに。

     主人公の名前だけのタイトル、冒頭の語り手の独白、物語序盤から始まるミステリアスな「ギャッツビー」像がだんだんとなくなってゆき、最後には実直な青年だった彼が現れる

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    2017年06月10日
  • 若者はみな悲しい

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    代表作「グレート・ギャッツビー」で知られるフィッツジェラルドの自選短編集。
    数多くの短編を書いたものの、中には良質と言い難い作品もあるようだ。
    9編の掌編が収められているが、重々しい作品というよりは、読後に爽快感が感じられる作品が多かった。劇中で発生する出来事によって、主人公が成長するという内容がほとんどであった。
    しかし、ヘミングウェイもそうだが、狂騒の20年代と呼ばれる1920年代のアメリカの都市が持つ時代感といったら。現代ではいずれの国も持ちえない空気感ではなかろうか。若干の退廃的な雰囲気を感じさせつつも、未来への明るい展望を感じさせる。

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    2017年05月21日