小川高義のレビュー一覧

  • 老人と海

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    光文社のは初

    スピード感のある展開にぐいぐい引き込まれるとともに、少年や、魚や、自然など周囲に対して尊敬の念を持って、対等であろうとする姿勢に胸を打たれました。

    こんなタフな歳のとり方したい。

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    2022年09月25日
  • グレート・ギャッツビー

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    あくまで平民出身の人は貴族には勝てない、、みたいに感じて辛かった。
    トムとデイジーのいいかげんさがすごく苦手。その2人が貴族なのも気に食わない。貴族だからこそ取ってつけたような上辺だけの人間で、芯のない人なのかもしれないけど。
    ギャッツビーはすごくまっすぐで自分にも他人にもすごく期待してる気がする。だからこそデイジーの理想像だけで鍛錬みたいなスケジュールを淡々とこなし、成功を収める。貴族への憧れみたいなものもあるんだろうけど、デイジーを目標にしたのが間違いな気がする。他人を目標にするの自体良くないし、人選も間違い。
    下剋上は失敗する、みたいな話に感じた。
    読み返したけど1回目より色々と発見があった。対比がわかりやすい。

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    2025年05月16日
  • アッシャー家の崩壊/黄金虫

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    「アッシャー家の崩壊」5
    「アナベル・リー」3
    「ライジーア」3
    「大鴉」3
    「ヴァルデマー氏の死の真相」4
    「大渦巻への下降」3
    「群衆の人」4
    「盗まれた手紙」4
    「黄金虫」5

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    2022年08月04日
  • 黒猫/モルグ街の殺人

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    「黒猫」4
    「本能vs理性:黒い猫について」3
    「アモンティリャードの樽」3
    「告げ口心臓」3
    「邪鬼」4
    「ウィリアム・ウィルソン」5
    「早すぎた埋葬」5
    「モルグ街の殺人」5

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    2022年08月03日
  • オリーヴ・キタリッジ、ふたたび

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    ネタバレ

    相変わらず、痛快!

    オリーヴ・キタリッジが身近にいたら、私はどんな態度をとるのだろうという問いにはまだ答えが出きらない。

    最後の「友人」は、いくつになっても友達って良いなとほっこりした。(当初はイザベルを、ネズミパンツ呼ばわりしていたオリーヴには笑った。)

    「心臓」に出てきた、政治思想の異なる介護士ベティが泣く姿を見て、二人の距離が近くなる場面も良かったな。

    「詩人」の中に出てくるジャックとの会話もたまらない。

    "もうちょっとオリーブを薄めてくれないか。”
    ...
    "結婚しよう"
    "なんで?"
    "そりゃ、オリーヴだからだ"
    "あまりにもオリーヴだって言ったじゃないの"
    "うるさい、黙れ。結婚するぞ"

    丸ごとそのまま愛してるって素敵だなと思う。

    オリーブが感じた老いていくことへの不安や戸惑いを通じて、良い意味で、いつか老いていく自分についても考えさせられた。

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    2022年07月17日
  • この道の先に、いつもの赤毛

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    「マイカ・モーティマーのような男は、何を考えて生きているのかわからない。一人暮らしで、付き合いが少なく、その日常は石に刻んだように決まりきっている」

    これが書き出し。そのあと、彼のルーティンの紹介が続く。毎朝七時十五分からのランニング、十時か十時半になると、車の屋根に<テック・ハーミット>(ハーミットとは隠者のこと)と書かれたマグネット式の表示板をとりつけ、パソコンの面倒を見る仕事に出かける。午後は通路の掃除やゴミ出しなど、管理人を兼ねているアパートの雑用だ。住んでいるのは半地下で細目を開けたような三つの窓から外光が入る。

    仕事上で出会う客とのやり取りや、つきあっている女友だちとの関係、女系家族の末弟としての家族上の儀礼的な付き合いをのぞけば、主人公に関わりをもつ人間はいなさそうだ。大学でコンピュータ工学を学んだ後、友人とIT関係の会社を立ち上げる。初めこそうまくいってたものの諸事情により挫折し、今に至る。かといって、くさっているわけでもなく、まあまあ毎日をなんとなくやり過ごしている四十過ぎの男。

    派手なところはまったくない。可もなく不可もなし、という中年男の日々が、淡々と描かれる。こういう生き方を歯がゆいと思う人にはまったく向いていない小説である。しかし、成績を上げろ、とせっつく上司もいなければ、仕事もできないくせにいらぬことばかりやってはこちらに尻拭いをさせる部下もいない。よくあるパソコンの問題を解決する仕事もほぼ毎日あるし、管理人としての手当ては雀の涙だが、アパートの店賃は無料だ。共感する読者もいることだろう。

    料理もすれば、月曜日はモップ掛け、木曜日はキッチン周りの掃除と曜日を決めて家事全般に手を抜かない。これでは結婚を急ぐ気になれなくても無理はない。過去につきあった女性も何人かいたが、関係が深まるとアラが目につくようになり、それが原因で別れてきた。今つきあっているのは小学校教師のキャスで、彼より少し年下の三十代後半の女性。一緒に夕飯を食べてどちらかの家に泊まる関係だ。彼としてはこれ以上進めようとは思っていない。

    ある日、一人の若者が家を訪れる。名前はブリンクといい、マイカの大学時代の恋人だったローナの息子だという。夏休みでもないのに何をしに来たのかという疑問はあるが、一晩泊めてやることにした。ブリンクはマイカが自分の本当の父親ではないか、と尋ねる。義理の父親よりもマイカの方が、ウマが合いそうだとも。しかし、ローナとはそういう関係ではなかった。そうなる前に他の男とキスをしてるところを見て、別れたのだ。

    変わり映えのしない毎日に突然亀裂が走る。それも自分の息子を名乗る若者の登場だ。マイカはそれまでの平穏な日々に隙間風のようなものが入り込んできたのを感じる。そんなとき、キャスとの関係にひびが入る。無断で飼っていた猫が原因で部屋を追い出されそうになり、マイカに相談したところ、彼は本気で相手にしなかった。しかも、当てにしていたマイカの家の空き部屋に、先手を打つようにブリンクを泊めたことが、きっかけだった。

    前半ののほほんとしたマイカがどことなく肯定的に感じられたとしたら、後半はそれが逆転する。マイカ・モーティマーは、他者との間に距離を置くことで自分を守ってきた。最小限の付き合いだけを許し、それも間に金を介在させることで、互いの関係性にあえて距離を置く。ルーティンを守ると言えば聞こえはいいが、それなくしては生活というものが成り立たないのでやむなくそうしているだけだ。独り居の生活で、何らかの約束事を作らなかったら、自堕落なものになってしまう。それを恐れるからのルーティンだ。

    一見自由に思える一人暮らしだが、気力体力十分な間は何とかしのげても、いつかはうまくやっていけなくなる時が来る。同じアパートの住人にもその実例がある。ブリンクの出現で、それまで目にしてはいたが、気にしていなかった自分の将来の姿が見えてくる。散らかりっ放しの姉の家で食事した際、マイカのルーティンはお笑い種にされ、別れ話が出たと聞いた家族はキャスと撚りを戻すよう説得する。実の弟よりキャスの方に価値を認めている。

    マイカは甲殻類だ。自分というものを硬い殻の中に入れ、他人にはそれに触れさせない。たしかに、そうしていれば自分は傷つかないだろうし、他人との間に距離を保てば相手を傷つけることもない。願ったりかなったりだ。ところが、息子の身を案じてマイカの家を訪ねたローナは、マイカの独りよがりで勝手な決めつけをなじる。キスした相手とは何でもなかったのに、彼は一度こうだと思い込むと、相手の言い分に耳を貸さなかった、と。

    必要以上、人との関わりをもたないで長くやってくれば、自己理解は独善的なものとなり、自分を作るうえでの可塑性は失われる。マイカは愛したり愛されたりする人が傍にいない、キャスのいう「つらい心を抱えた人」になりつつあった。ワイルドの「わがままな大男」を思い出させる「小さな男の子」の登場をきっかけに変化が現れる。末尾近くの「おれが間違えたのは、ただ一つ、完璧を期そうとしたことだ」というマイカの心の中の叫びが痛い。

    完璧を期す、などというのは人間にできることではない。人間は間違えるものだ。どうしようもなく、何度も間違えては、以前の間違いを認め、修正を重ねては別の方向に舵を取り、少しずつ正しい方角を目指すしかないのだ。原題は<Redhead by the side of the Road>。ここでいう<Redhead>は、実は道端の消火栓のことである。眼が悪くなってきたマイカにはいつもそれが赤毛の人のように見えることをいう。マイカの老化と思い込みの激しさを揶揄するタイトルになっている。表紙カバーのイラストも味があって好い。

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    2022年05月26日
  • 黒猫/モルグ街の殺人

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    ネタバレ

    最初の推理小説とされる「モルグ街の殺人」。名探偵の登場といい、推理方法といい、現在と変わらない。犯人はあまりに意外。

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    2022年05月14日
  • グレート・ギャッツビー

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    村上春樹訳で読んだことのある本を、別の訳者で読んでみるという試み。ギャッツビーの純粋さというものが、自分の中にあるならそれを離さずにいたい。「あいつら、腐りきってる」「あんた一人でも、あいつら全部引っくるめたのと、いい勝負だ」というセリフが好き。

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    2021年12月04日
  • 緋文字

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    最初の税関はなかなか読み進められなかったが本編は講談のような語りで読みやすい。ただし税関の内容は、今の仕事がしっくりこないと思う現代人にも共感できるものがあり親しみを感じる。割と早い段階で事実が暗示され、何も語らず世間と対峙するヒロインに対し、世間体や周囲の期待に押しつぶされ罪を隠している男の良心の呵責が哀れで可笑しくすらある。

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    2021年09月06日
  • デイジー・ミラー(新潮文庫)

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    新潮文庫の新訳版。訳者は小川高義さん。
    O.ヘンリーの訳の時も感じたが、クセがあるけどなんか食べたくなっちゃうセロリ、みたいな翻訳だなぁと。すきです。

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    2021年07月25日
  • 黒猫/モルグ街の殺人

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    「黒猫」1843年天保14年発表アルコール依存症により飼っている黒猫を惨殺しそっくりな黒猫に次第に追い詰められる恐怖小説「モルグ街の殺人」1841年天保12年発表記念すべき史上初推理探偵小説。頭脳明晰素人探偵デュパン登場。モルグ街二人暮らしの母娘惨殺事件。
    娘はアパートの4階密室内の暖炉煙突に逆立ち状態、母は裏庭で首をかき切られ発見される。犯人が超意外でビックリ!!

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    2021年06月24日
  • 老人と海

    A

    購入済み

    人生だね

    一言でいえば、普通の人生の一エピソードなのかな。
    たしかに命がけの死闘ではあるけれど、
    漁師にとってはそれも日常の一部でしょう。
    この後も彼の人生は続いていくのでしょう。
    ただそれだけなのに、なのか
    それだけだから、なのか
    思わず考え込んでしまいます。
    読んでみて良かった。
    若い頃に読んだひとは、中年期に読み直すことをおすすめします。

    #エモい

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    2021年05月22日
  • オリーヴ・キタリッジ、ふたたび

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    “「わからないことは、わからないままに受け止めて、心静かに耐えること」”(p.172)


    “人間はそもそもさびしい。そのことを軽く考えてはいけない。暗闇がぽっかり口を開けたようなさびしさから逃れたくて、人はさまざまな選択をする。その判断は尊重されるべきものである。”(p.287)

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    2021年04月06日
  • オリーヴ・キタリッジ、ふたたび

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    あのオリーブ・キタリッジが11年の歳月を経て戻ってきた。すでに最初の夫を亡くし、老年の域に逹っしているとは言え、オリーブはやはりオリーブ。前作 "Olive Kitteridge" 同様、物語自体が彼女の一人称で語られることもあれば、彼女は道端にふっと姿を表すだけのときもあり、クロズビーという町とそこに住む人々が文字通り「織りなす」物語。

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    2021年04月04日
  • 何があってもおかしくない

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    読む順番として
    著者の前著「私の名前はルーシー・バートン」は
    今回の作品読後に読みたかったなと残念な気分になりました。

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    2021年02月22日
  • 黒猫/モルグ街の殺人

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    黒猫 この手の小説をあまり読んだことがないのでちょっととっつきにくかった。もっと感覚を鋭敏にして入り込んで読んだら楽しめるのかなと思った。
    名作、有名作品と呼ばれてるのにぴんと来ることができなくて悔しかった。もっと味わって深くまで読むことができるようになろうと思った。

    解説を読んだらなるほど面白いと思った。
    けどやっぱり解説は少なくとも一度自分で読んだ後に読むべきだと思った。

    アモンティリヤードの樽
    これも少しわかりづらいと感じてしまうところがあったが、主人公とフォルトゥナートの間に何があったのかわからないところがよいそう。個人的にはフォルトゥナートがあんな状況でアモンティリヤード(ワイン)のことばっかり言ってるのがおもしろかった。


    告げ口心臓
    すごい面白かった。自分のことをおかしくないと思ってるすでに狂った人の話かな。
    老人に関しても考察したら面白そう。


    邪気
    論評みたいな文が続いて、考えていると急に現実感のある人間の語り、リアルな世界に引き戻されるのが面白かった。してはいけないからこそしてしまう抗えない衝動。
    あ、そっちの方なのねってなった。
    ポーの作品には自分の心を発生源として自分で苦しんで破滅へ向かう人物が多いような気がする。
    →これはこの短編集の作者がそのテーマで選んだそうだ。

    ウィリアム・ウィルソン
    信用できない語り手的な面があるのかと思ったけど別にそういうわけじゃないらしい。とっつきやすい話ではあった。面白かった。

    早すぎた埋葬
    欧州では19cは土葬が一般的で、だからこそ大衆は興味を惹かれたそう。自分はあまりピンと来なかった。
    もっと目が覚めてる時に読んで最後のオチをちゃんと理解したい。
    ポーが暗闇に対する恐怖を持っていたという知識を手に入れてから読んだらもっと深く読めたのだろう。
    深い読みを手に入れるのは大変そうだ。


    モルグ街の殺人
    めっちゃ面白かった。結末が意外すぎた。江戸川乱歩のD坂の殺人事件を読んでいる時と同じ感情で読んでいた。
    真の想像には分析がともなう。という作中の言葉の通りだった。世界初の名探偵デュパンの出てくる作品が他にも2つあるそうなので読みたい。
    デュパンが、警察は想像が甘いみたいな、先入観に囚われてるみたいな感じのことを言っていて、自分も警察と全く同じだった。面白い。

    解説も面白かった。なるほどと思うと同時に自分の読みの甘さを知った。

    (メモ)ポーの作品は恐怖と分析のどのあたりに目盛りが触れるかを見ながら読むのが一つの指針とならりうるらしい。前者はとにかく迫る恐怖。分析しようがない怪奇。アッシャー家の崩壊など。後者はモルグ街の殺人。怪奇などない。

    ポーは理詰めゆえ、結論から考えそこにたどり着く道筋を決めて読者を驚かすそう。
    自分の決めた通りに読まれたがってるので、何も分からないか、モルグ街の殺人のように完璧に全てを示すかどうかの両方の傾向があるとか。

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    2021年02月08日
  • オリーヴ・キタリッジ、ふたたび

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    ネタバレ

    11年ぶりにオリーヴに再会。
    すぐにオリーヴにまつわるいろんなことを思い出し、そっけないような、辛辣なような、でも時にとてもいい人だなぁと思い、その老境のまあまあ幸せじゃない?みたいな人生に触れられてとてもいい心持ちになった。
    物語の閉じ方も素晴らしい。

    普段はほぼミステリーしか読まないわたしですが、この作家さんは大好きで、特に『何があってもおかしくない』はいろんな方におすすめしています。

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    2021年01月20日
  • 最後のひと葉―O・ヘンリー傑作選II―

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    「最後の一葉」「騎士の道」「金銭の神、恋の天使」「ブラックジャックの契約人」「芝居は人生だ」「心と手」「高らかな響き」「ピミエンタのパンケーキ」「探偵探知機」「ユーモリストの告白」「感謝祭の二人の紳士」「ある都市のレポート」「金のかかる恋人」「更正の再生」を収録。

    訳者のあとがきでは、訳者がどうO・ヘンリーを読んだか、また、訳に当たっての苦労などがつづられており、面白い。

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    2020年12月17日
  • 賢者の贈りもの―O・ヘンリー傑作選I―

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    「賢者の贈り物」を筆頭に、「春はアラカルト」「ハーグレーヴズの一人二役」「二十年後」「理想郷の短期滞在客」「巡査と賛美歌」「水車のある教会」「手入れのよいランプ」「千ドル」「黒鷲の通過」「緑のドア」「いそがしいブローカーのロマンス」「赤い酋長の身代金」「伯爵と婚礼の客」「この世は相身互い」「車を待たせて」を収録。

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    2020年12月06日
  • ねじの回転(新潮文庫)

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    果たして、それは本当にいたのか?兄妹の家庭教師を頼まれた、女が徐々に狂気的になっていく様を彼女の手記を通して読み進めていく。最初はこの子供たにはなんと素晴らしいんだろう!と朗々と語っていたが、有る瞬間を境にそれは乱れていった。最初から少し子供の素晴らしさを手記に書き散らしていたときからかなり妄信的だなと感じた。それが、幽霊を見た(最後まで読むと其れも定かではない)日から少しずつ、しかし劇的におかしくなっていった。子供たちを誉める一方で、ひどく非難するような書き方をし、書き手の心理描写が一定ではなく不可解。

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    2020年09月21日