【感想・ネタバレ】魔が差したパン―O・ヘンリー傑作選III―のレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ 2024年02月12日

大好きな作家のO・ヘンリー
特にこの人の恋愛の物語が好きだ。
一話が短いながらも、確かにストーリーが詰まっていて甘酸っぱい気持ちになる。ドラマや映画など映像のストーリーとはまた異なり、文字の物語を楽しめる。この本を気に入った人には『恋人たちがいる風景』も是非お勧めしたい。

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購入済み

オーヘンリー傑作集3

2023年02月02日

オーヘンリーの洗練された美しい文章にはため息がでるほどに感動します。そして最後に来るどんでん返しの楽しい結末にワクワクします。何度も読み返したくなるオーヘンリーの作品集です。

#感動する #笑える

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Posted by ブクログ 2021年02月07日

「魔が差したパン」「ブラック・ビルの雲隠れ」「未完の物語」「にせ医者ジェフ・ピーターズ」「アイキーの惚れ薬」「人生ぐるぐる」「使い走り」「一ドルの価値」「第三の材料」「王女とピューマ」「貸し部屋、備品あり」「マジソン・スクエアのアラビアンナイト」「都会の敗北」「荒野の王子様」「紫のドレス」「新聞の物...続きを読む語」「シャルルロワのルネサンス」を収録。

訳者あとがきからは、訳者のこだわりが読み取れる。

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Posted by ブクログ 2017年07月29日

なんとも普通なんだけど、普通の中にある小さな小さなひっかかりに焦点があたってるかんじかな。結構、心に残ります。きっと再読したくなる一冊。

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Posted by ブクログ 2024年04月07日

表題の「魔が差したパン」から読み始める。
訳がうまいのか、スラスラ読み進める。
最後にクスッと上質な笑いが沸き起こる。
外国人が登場人物なのでカタカナ表記となるが、これが覚えにくい。
中には、よくわからない短編もある。
なので総合点で3にした。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2024年03月25日

なかなか良かったです。O・ヘンリー短編の中でも傑作選3冊のうちの3冊目。
東工大名誉教授の小川氏による傑作選・翻訳。

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O・ヘンリーは久しぶりです。もう20年以上ぶりかも。この短編集のうち数編は何だか読んだ気がします。

洒脱な雰囲気を漂わせつつ、労働者階級の悲哀や小さな喜びを描くところがい...続きを読むいですね。最後にくすっと笑顔をさせてくれます。

ニューヨークはマンハッタンに生きる賃借人、あるいはテキサスなど南部のメキシコ国境沿いで生活にあえぐ労働者など。偶然というスパイスを取り混ぜることで、ちょっとした幸せを彼らに運ぶ、というハッピーエンド系のお話が多い気がします。いわゆる感動ポルノ的な大がかりなものではなく、本当にクスっとしたやつ。

読むとちょっと元気になれるかも。

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その中でも好きだったのを幾つか挙げておきます。

「魔が差したパン」・・・表題作。オチが少しずつ見えてきますが、よかれと思った行いが逆の行為を生んだという構図。恋心+お節介=ありがた迷惑、という悲しい結末。

「都会の敗北」・・・埃っぽい農場出身のロバートは、出世し、ニューヨーク社交界で大成功。とうとう高嶺の花、アリシア・ヴァン・デア・プールとの結婚に成功。隠していた母親からの手紙を妻が発見し、赴くことになった生まれ故郷。場違い感が半端ない妻から語れる言葉は・・・。

「シャルルロワのルネサンス」・・・フランス出身の没落貴族のシャルルが催す一代一世の浪費ディナー会。誰にも信用されず客がこないなか寂しいディナー会がはじまるも、神様は彼を見捨てなかった! 南部のマルディグラを思わせる雰囲気のある作品。

もちろんですが、それ以外にも「クスっ」系のユーモア交じりの作品が多かった印象。

・・・
ということでO・ヘンリーの短編集でした。

訳者の小川氏が頑張って訳出した旨をあとがきに書いていましたが、それを読むにつけ原書でも読んでみたいなあと思った次第です。たぶん版権は切れていると思いますので、廉価で売っているのでは、と思います。まあ私はほんとうに安くないと買わないシブチンですが。

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Posted by ブクログ 2023年09月25日

飢えている心は、年に一度でも一かけらのパンが欲しいのだ。

いやはや熱き心という小舟は、どれだけ浅い水にも浮かんでいられるものなのか!

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Posted by ブクログ 2023年07月11日

本当に古典という臭いのする短編集だった。
高校生の時とは大きく異なり、人生の悲哀・喜怒哀楽・甘い酸っぱいも・・などという言葉が次々を頭をよぎる。

現在と異なり、IC機器がなく、すべては人と人との直截的な触れ合いで始まり、それで終わった。

拳銃でぶっ飛ばすことも、ナイフでぐさりと行くことも、抱擁し...続きを読むて涙することも・・濃いといえばそれまでちょっとし行き違いがとんでもないことになったり・・O・ヘンリーが巧みに描き出す一コマ一コマが古き良き?悪き昔を感じさせる。

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Posted by ブクログ 2020年12月20日

理不尽にさらされる度に、表題作を思い出す。
誰も悪くなくたって、最悪の結末が訪れることはある。それが人生。

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Posted by ブクログ 2017年12月30日

O・ヘンリー傑作選第三巻。冒頭の「魔が差したパン」は読んだことがあった。西部の物語も混じり17の短編。2017.12.30

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Posted by ブクログ 2016年04月14日

傑作選3冊読み終えてしまった。O・ヘンリーの短編を読むと、質素で貧乏でも本当の幸せってあるんだなぁと考えさせられます。そして時代を超えてこの作品が読み継がれているこの世の中もまだまだ捨てたもんじゃないなーと思ったりします。この本では「魔が差したパン」と「第三の材料」が印象的です。過去に映像化もされて...続きを読むいる作品もあるようなので、機会をみて映像の方も観てみたいと思います。なんだかこの幸せな余韻にしばらく浸っていたい気分です。

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