初野晴のレビュー一覧

  • 退出ゲーム

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    ハルチカシリーズ一作目。
    高校生の日常の謎系の連作短編集

    出てくるキャラが濃くて読んでいて楽しかった
    チカちゃんの一人称のおかげか、基本的にコメディを見ているようなノリで進んでいくけど、
    ちょっとしんみりするような、歴史的事実が絡んでいくような真相の話が多くて楽しいだけじゃなく、ずんと心に残った

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    2025年05月17日
  • 空想オルガン

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    ミステリーというよりも、青春小説。
    それぞれの登場人物の立場から書かれた短編が飽きさせず、一気に読んでしまった。
    吹奏楽部が舞台になっているが、吹奏楽に対してはそれほど深く触れておらず登場人物達を繋ぐ軸のようなもの。

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    2024年12月26日
  • エール!(2)

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    明日からのお仕事も頑張ろう。
    拓未司さんと光原百合さんは初めましての作家さん。
    面白かったので、他の作品にも触れてみたいです。

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    2024年09月03日
  • 1/2の騎士

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    ネタバレ

    マドカ
    円裕美。アーチェリー部主将。高校三年生。

    加奈子
    マドカの隣のクラス。中学校からの付き合い。アーチェリー部副主将。橋本。


    アーチェリー部。二年生。

    サファイヤ
    マドカの好きな人。女装が好きないたいけな少年。

    松下
    古文の先生。

    アキ
    二年生の部員。

    ミヨ
    二年生の部員。

    おさげの子

    ソフトカールの子

    前下がりボブの子


    半年前まで付き合っていた。合気道道場を営む家のひとり娘。

    十条
    暴力団・大嶋産業の関西弁を喋るゴリラみたいな汚らしい組長代行。

    もりのさる

    青木
    ゴリラの手下。サイ。

    ドッグキラー

    篠原
    市内有数の土木業者、いくつもの不動産を持つ資産

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    2024年08月03日
  • エール!(2)

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    お仕事小説アンソロジー
    「エール!」第2段

    ●職業:スイミングインストラクター
    作品名「ジャグジー・トーク」
    作者:坂木司
    キッズスイミングのインストラクターがスクール後に入るジャグジーでのトーク。子供に教えるには何が大切なのか?やはり子供が好きなことが必要みたい。

    ●職業:社会保険労務士
    作品名「五度目の春のヒヨコ」
    作者:水生大海
    事務のおばちゃんからヒヨコと呼ばれる、なりたての社労士雛子。いろんな壁にぶち当たりながら成長してゆく。頑張れ!

    ●職業:宅配ピザ店店長
    作品名「晴れのちバイトくん」
    作者:拓未 司
    扱い辛いバイトのクルーのピンチに体を張って助ける女性店長、人を使うこ

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    2024年02月28日
  • 空想オルガン

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    学園の探偵もの?キャラとか学校とか起こる事件とか、普通のとは違う。少し大人向け。予想もつかないストーリーで飽きない!

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    2024年02月12日
  • エール!(2)

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    お仕事小説アンソロジー第2巻。
    坂木司さんのスイミングインストラクターのお話が好きです。レッスン後にインストラクターである主人公たちがジャグジーに浸かってお話する場面が印象的でした。
    「明日も仕事がんばろ!」と思える作品です。

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    2023年12月02日
  • 惑星カロン

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    四つの短編が上手く伏線を張り、最後の「惑星カロン」へ集約されていく/ 一冊の本として読むととても良くできていると思った/ 総銀のフルート、吹奏楽部合奏部軽音楽部で解く音楽暗号、旧校舎鍵解放事件の携帯文章予測変換、これらのエッセンスをすべて入れて惑星カロンが完成している/ 吹奏楽とまったく関係ないような人工知能のご高説も分かりやすくよく書けている/ 良かった/ 内容と関係ないが「……」のあとに句点を打たないのはなぜなのか/

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    2023年11月14日
  • 退出ゲーム

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    ネタバレ

    穂村千夏
    清水南高校一年生。廃部寸前の吹奏楽部で、吹奏楽の“甲子園”普門館を夢見るフルート奏者。春太との三角関係に悩んでいる。

    上条春太
    清水南高校一年生。千夏の幼なじみ。ホルン奏者。完璧な外見と明晰な頭脳を持つ。千夏との三角関係に悩んでいる。

    草壁信二郎
    清水南高校の音楽教師。吹奏楽部顧問。

    片桐圭介
    清水南高校二年生。吹奏楽部部長。

    成島美代子
    清水南高校一年生。中学時代に普門館の経験を持つオーボエ奏者。

    名越俊也
    清水南高校一年生。廃部になった演劇部を復活させ部長を務めるり生徒会執行部にマークされているブラックリスト十傑の一人。

    藤間弥生子
    清水南高校一年生。演劇部の看板女優

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    2023年10月05日
  • 退出ゲーム

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    吹奏楽部チカとハルタの話
    キャラクター小説寄り
    連作短編
    真相は妥当だが、推理はやや飛躍あり
    すぐ読めて、おもしろいが、
    ノリに合わない重い題材選びが気になる

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    2023年07月07日
  • シークレット~綾辻行人ミステリ対談集in京都~

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    デビューのきっかけやデビュー直後に縁のある作家との対談なので、綾辻行人が謂わば道標となる存在であることが強調される。
    綾辻行人自身が対談を楽しんで相手の作品を褒めるので読みたくなります。ミステリは継がれていくものだと実感する。

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    2023年02月12日
  • ハルチカシリーズ 4冊合本版 『退出ゲーム』~『千年ジュリエット』

    Kta

    購入済み

    合本版を読んで

    やっぱり面白い。本を何冊か持ってて、今回合本版を読んでみたけど、やっぱり謎解きも、どこか青春っぽさがあった。徐々に部員が増えていく感じが結構リアル。

    #癒やされる #ほのぼの

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    2022年07月21日
  • 退出ゲーム

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    「人が死なないミステリーを読む」というのがきっかけで、この本を手にした。キャラクターの描写がしっかりとされており、各キャラを理解した上で話を読み進めることができた。少しばかり気持ちが重たくなる内容も含まれていたり、都合が良い部分があったりするが、謎解きの内容、雰囲気は好み。米澤穂信氏の「氷菓」シリーズに近いものも感じた。
    本作品もシリーズもののため、続刊も読んでみたいと思う。また、映像化もされており、実写、アニメとも見てみたい。

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    2022年04月21日
  • ひとり吹奏楽部 ハルチカ番外篇

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    ハルチカシリーズ番外編。
    212、213ページがとにかく心にグッときた。

    ▼その要約
    悲しいから泣くのではなく、泣くから悲しい。
    例えば緊張した時、呼吸をゆっくりすると心は落ち着いてくる。だから身体の変化が最初にあって、心はその結果として生まれている。
    心は概念的すぎてあるかどうかわからない。だから体の変化が先の方が腑に落ちる。
    吹奏楽は呼吸で心を生み出す。形のない心は聴衆に届けることはできないけど、呼吸で作った心なら届けることができる。
    行動が心をつくる。呼吸が感情を生み出す。

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    2022年10月03日
  • 初恋ソムリエ

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    ネタバレ

    うーーん。
    前作ほどの面白さはないかな。
    謎解きもイマイチだし。(アスモデウスの視線 は除く)

    までも、次作に期待!!

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    2022年01月30日
  • 千年ジュリエット

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    シリーズ4作目。シリーズ全体からすると、少し骨休めという感じで、ハルチカたちが高2の文化祭あたりを描いている。
    しかし今までよりミステリー要素がかなり強い。楽しく読めたけど、盛り沢山すぎて、私には少し消化不良になってしまった。可能であれば読み返したい。

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    2022年10月03日
  • 空想オルガン

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    シリーズ3作目。高校の吹奏楽部を舞台にした青春ミステリーだけど、読み終わった後、何冊もの本を読んだような不思議な感覚になる。展開がくるくるとテンポよく変わり、読んでいて飽きない。

    本作ではチカたちが高2の夏のコンクールに出場する模様が主に描かれている。
    私も中高時代は吹奏楽コンクールに捧げていたので、当日の会場の様子などの描写では当時が思い起こされ、とても懐かしかった。青春だったな。

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    2021年12月11日
  • 水の時計

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    ネタバレ

    10数年ぶりの再読。

    あらすじを見ると暴走族の元リーダーと脳死状態の女の子の交流、、、イロモノのように聞こえる。しかし読んでみると淡々とした文体で、惹き込まれた。

    以前読んだ時は代理ミュンヒハウゼン症候群の話が記憶に残っていた。今回読んでみると第4幕の心臓病の元教師の話が、この教師と奥さんの心理描写に共感したせいか、一番心に響いた。

    最後が少し安易かなーと思ったが、主人公の辛かったこれまでを考えると、最後くらいご都合主義でもいいじゃない、とも思う。

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    2021年11月05日
  • 初恋ソムリエ

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    シリーズ2作目。
    今回もハルタとチカが色々な難事件?に巻き込まれ、真相を解き明かしていく。その度仲間が着実に増えていって、吹奏楽部のコンクールと今後が楽しみ。

    エスペラント語、ちょっと気になる。
    「新左翼運動」「連合赤軍事件」についても調べたい。

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    2022年10月03日
  • 退出ゲーム

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    ハルチカシリーズ1作目。学園ミステリ。
    設定や謎解きの真相がユニークで、よくある感じでは終わらないので楽しめた。
    主人公たちが吹奏楽部でメンバー集めや練習に奔走している様子も、吹奏楽部出身者としては嬉しかったし、色聴に関しても大学時代少し取り組んだ事柄だったので興味深かった。
    ただ楽しいだけのストーリーではなく、科学現象や歴史的事実とも絡めながら解決していくのも、知識欲が刺激され良かった。

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    2021年10月17日