初野晴のレビュー一覧

  • 惑星カロン

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    変わらずミステリは秀逸。ただ毎度のハルチカのやり取りには飽きも。
    あらすじ(背表紙より)
    喧噪の文化祭が終わり3年生が引退、残った1、2年生の新体制を迎えた清水南高校吹奏楽部。上級生となった元気少女の穂村チカと残念美少年の上条ハルタに、またまた新たな難題が?チカが試奏する“呪いのフルート”の正体、あやしい人物からメールで届く音楽暗号、旧校舎で起きた密室の“鍵全開事件”、そして神秘の楽曲「惑星カロン」と人間消失の謎…。笑い、せつなさ、謎もますます増量の青春ミステリ、第5弾!

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    2017年02月19日
  • ハルチカ(2)

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    「退出ゲーム」「結晶泥棒」を収録。
    やっぱりかなりざっくりエピソードの省略がされている。
    原作の方が痒いところにちゃんと手が届いているかな。
    絵がかわいいのでこれからも読みますが。
    「結晶泥棒」はアニメ化されてないとのこと。原作最初のエピソードをアニメ化しないってなかなかすごいな。アニメ、どんな感じなのか。ブルーレイにオマケ漫画が収録されているらしい…欲しくなってしまうじゃないか…。
    これから原作読むときはこのキャラデザをイメージしながら読もうかなと思います。

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    2020年12月01日
  • ハルチカ(1)

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    wikipediaで調べたところ、まだ原作1巻分のみしか漫画化されてないようだったのでさっそく読んでしまうことにした。
    うん、やっぱり好みの絵柄だ。名前は男性っぽいけど、調べた感じだと作画は女性の方なのかな?
    かなりざっくりとエピソードの省略がされているので、原作を先に読んでおいて良かった。まあ、漫画だけでもなんとかついていけるようにはなってるけど。
    漫画オリジナルのイントロダクションと、クロスキューブを収録。
    ハルタの三角関係、原作だと微妙に叙述なんじゃないかっていう濁し方をされてたんだけど、漫画だと完全に確定的に書いてるな。ということはやはりそういうこと、ということでいいのか?

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    2020年12月01日
  • 千年ジュリエット

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    今までのシリーズの中ではあまり盛り上がらなかった方かな…最初のタクシーの運転手さんと、最後のストーリーの子が結びつくあたりはよく考えられてたけど、全体的に平凡な印象だったから、次作に期待!

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    2016年09月27日
  • 初恋ソムリエ

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    状況がよく分からないところが何度もあった。
    私の読解力が足りないのかしら。

    ガチガチのミステリじゃないことは分かっていますが、
    腑に落ちない部分もチラホラあったり。

    キャラにもついていけてなくて
    もやもやした読書になりました。

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    2016年07月25日
  • 向こう側の遊園

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    閉鎖された遊園地、そこには四季の花が咲き乱れる秘密の動物霊園があるという。
    各話ごと埋葬される動物の語りで始まるが、墓守の青年と訪問者たちとのやりとりが会話方式で行われ、読者を意外な真実へと導いていく。
    此岸と彼岸の狭間。切ない愛を書きつつ、動物の素直さに対して人間の醜さも強く書かれていて、その落差をうまくまとめてあるのだろうけれど、私には捩じれた世界に放り込まれたような感覚で少しぐらぐらする読後感であった。

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    2016年06月02日
  • トワイライト博物館

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    なんて過酷で壮大なタイムトラベル。読みながら疲れを覚え、少しずつ息抜きしながら読みました。

    とはいえど、どんどん核心へ近づいていく場面ではハラハラドキドキの連続でぐっと引き込まれ、ぐいぐい読み進めました。

    自分が枇杷さんだったらこんな行動がとれるだろうか。
    そんなことを考えつつ、彼女の勇気と知恵と優しさに感心、脱帽。

    「アルドゴンドとアレフ」の章で涙。

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    2016年05月29日
  • 千年ジュリエット

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    前作に比べて時間の経過がゆっくりだった。
    演劇の話だけはオチが当たり前過ぎたけど、いつも通り楽しめた。
    部員も増えて来たし、そろそろ先生の謎編だろうか。
    次作にも期待。

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    2016年05月17日
  • 水の時計

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    葉月は事故で脳死となり、臓器提供の意思を伝えられなかった。
    ありあまる資産を使って延命措置がとられていたが奇跡が起こり
    月明かりの中でだけ、言葉を発せられるようになった。
    「幸福の王子」が、自身の体(宝石等)を鳥に運ばせたように
    葉月は自らの臓器の提供者選択と運搬役として高村昴を選んだ。
    単に臓器移植という話だけではなく、死の定義とか、
    どこで一線を引くかという事も、すごく考えさせられました。

    ただ、葉月が昴を選んだ理由とか、いくつか不鮮明な部分があって
    もう少し突っ込んでほしかったと思ってみたり・・・

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    2016年05月07日
  • 初恋ソムリエ

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    ものすごく個人的な話なんですけどカイユと芹沢さんがすごく面白いキャラクターだなと思った巻。ここの2人大好きです。ハルチカシリーズはいつも安心して読める。えっ、と思っても、悲しくなっても、必ず拾い上げてくれるような。元気がないときに読みたくなる作品です。

    今後のハルタの葛藤の行く末が気になる。知らなくていいこと、公に明かすことが全て正しいのか?正義なのか?若い彼らにはいっぱい悩んで青春してほしいものです。

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    2016年05月01日
  • 空想オルガン

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    ネタバレ

    2016/4/19
    先生の秘密が気になる木。
    やっぱ読んだらすぐここに入れないと忘れちゃうな。
    いろんなバージョンの表紙があるようです。

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    2016年04月24日
  • 漆黒の王子

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    ヤクザもの。
    正直あまり惹かれなかった。帯に書いてある内容から、もっとファンタジックかと思ってた。唯一感心したのは殺人方法。ヤクザならではの方法だった。

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    2016年04月23日
  • 初恋ソムリエ

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    ハルチカシリーズの2作目。青春ミステリなのに背後には社会問題なども描かれていて、読み終わった後なんとなく考えてしまう感じがしました。

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    2016年03月29日
  • 空想オルガン

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    ネタバレ

    輝いた時間の記憶を、糧にして。

    ハルチカシリーズ第三弾。いよいよコンクールに臨む清水南高校吹奏楽部。ところがコンクール当日でも、難題が降りかかってきて――。

    ハルチカシリーズは、青春真っ盛りの高校生活がメインだけれど、すぐ隣に青春を通り過ぎた人たちがいて、チカやハルタが解く謎は、彼らの青春が決してきらきらしただけのものではなかったという真実なのだ。チカとハルタ、それから仲間たちの高校生活だって、決して明るいだけのものではない。知りたくなかったことや、傷ついたこともある。けれど、物語は語られる中で、きらきらした青春へと描きなおされる。読者は(もしかしたら書いている作者も)、爽やかな青春物語と

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    2016年03月23日
  • 初恋ソムリエ

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    ネタバレ

    わたしたちは、つながっている。過去と未来と、誰かと。

    ハルチカシリーズ第二弾。ちょっとずつメンバーが増えてくる。元バレーボール少女・穂村千夏と幼馴染の美少年・上条春太のハルチカコンビは二年生になった。

    「周波数は77.4MHz」が一番好きな話。ヘルメットの美少女・麻生美里が率いる地学研究会が見つけた秘密とは。並行して語られる自動検知では合わせられないローカルラジオの人生相談番組とパーソナリティの正体。

    チカちゃんは体育会系が根付いているのか、へこたれても諦めず、いつも前を向いている。チカが発するパワーが色々な事情を抱えた仲間を支え、引っ張って、まとめていく。そのパワーの源は、片思いの草壁

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    2016年03月23日
  • 初恋ソムリエ

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    ネタバレ

    2016/3/19
    若いなぁ。おばはんにはまぶしい。でも恥ずかしくなるほどではない。
    続きも読むよ~

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    2016年03月23日
  • 初恋ソムリエ

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    いよいよ普門館を目指して力強い味方が集まってきたところ。
    今回エスペラント語が出てくるなど、初野さんの博識ぶりに驚かされました!
    ただの単純なミステリー以外の知識も豊富な小説で、進むにつれて読むスピードも早くなってきました。

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    2016年02月21日
  • PCP―完全犯罪党― 孤島の子供たち

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    実写映画化もしたジャンプの漫画「バクマン。」の作中作である「PCP」のノベライズ。ヒロイン・安之城舞の視点で描き、主人公のマコトやその親友のミノルのイメージを崩さないよう配慮しているところは丸。但し、表紙イラストに比べ本作の年齢が幼くイメージに合わない。主人公3人の性格に関してもマコトはともかく、ミノルが無口だったり、マイが妙に敬語を使ったりと気になるところはある。多少のクセはあるものの、悪い子はおらず、大人も悪役がいないので気持ち良く読める。後半の孤島での挑戦編は面白かった。
    流石は初野晴だが、これから面白くなりそうなところで物語が終わるので、物足りない。

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    2015年11月22日
  • エール!(2)

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    エール1は作家陣に惹かれないので未読。

    「五度目の春のヒヨコ」と「心の隙間を灯で埋めて」が心に残った。

    他作品とさりげなく微リンクしてるサービスも良かった。

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    2015年08月21日
  • トワイライト博物館

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    初野晴の、ファンタジーミステリ長編。
    子供向け風の世界観・展開ではあったが、描写が巧みで軽快なので、引き込まれた。
    YA向けの冒険小説として魅力的。
    求めていたものではなかったが。
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    2015年06月28日