初野晴のレビュー一覧
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wikipediaで調べたところ、まだ原作1巻分のみしか漫画化されてないようだったのでさっそく読んでしまうことにした。
うん、やっぱり好みの絵柄だ。名前は男性っぽいけど、調べた感じだと作画は女性の方なのかな?
かなりざっくりとエピソードの省略がされているので、原作を先に読んでおいて良かった。まあ、漫画だけでもなんとかついていけるようにはなってるけど。
漫画オリジナルのイントロダクションと、クロスキューブを収録。
ハルタの三角関係、原作だと微妙に叙述なんじゃないかっていう濁し方をされてたんだけど、漫画だと完全に確定的に書いてるな。ということはやはりそういうこと、ということでいいのか? -
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ネタバレ輝いた時間の記憶を、糧にして。
ハルチカシリーズ第三弾。いよいよコンクールに臨む清水南高校吹奏楽部。ところがコンクール当日でも、難題が降りかかってきて――。
ハルチカシリーズは、青春真っ盛りの高校生活がメインだけれど、すぐ隣に青春を通り過ぎた人たちがいて、チカやハルタが解く謎は、彼らの青春が決してきらきらしただけのものではなかったという真実なのだ。チカとハルタ、それから仲間たちの高校生活だって、決して明るいだけのものではない。知りたくなかったことや、傷ついたこともある。けれど、物語は語られる中で、きらきらした青春へと描きなおされる。読者は(もしかしたら書いている作者も)、爽やかな青春物語と -
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ネタバレわたしたちは、つながっている。過去と未来と、誰かと。
ハルチカシリーズ第二弾。ちょっとずつメンバーが増えてくる。元バレーボール少女・穂村千夏と幼馴染の美少年・上条春太のハルチカコンビは二年生になった。
「周波数は77.4MHz」が一番好きな話。ヘルメットの美少女・麻生美里が率いる地学研究会が見つけた秘密とは。並行して語られる自動検知では合わせられないローカルラジオの人生相談番組とパーソナリティの正体。
チカちゃんは体育会系が根付いているのか、へこたれても諦めず、いつも前を向いている。チカが発するパワーが色々な事情を抱えた仲間を支え、引っ張って、まとめていく。そのパワーの源は、片思いの草壁 -
Posted by ブクログ
実写映画化もしたジャンプの漫画「バクマン。」の作中作である「PCP」のノベライズ。ヒロイン・安之城舞の視点で描き、主人公のマコトやその親友のミノルのイメージを崩さないよう配慮しているところは丸。但し、表紙イラストに比べ本作の年齢が幼くイメージに合わない。主人公3人の性格に関してもマコトはともかく、ミノルが無口だったり、マイが妙に敬語を使ったりと気になるところはある。多少のクセはあるものの、悪い子はおらず、大人も悪役がいないので気持ち良く読める。後半の孤島での挑戦編は面白かった。
流石は初野晴だが、これから面白くなりそうなところで物語が終わるので、物足りない。