初野晴のレビュー一覧

  • 初恋ソムリエ
    2016/3/19
    若いなぁ。おばはんにはまぶしい。でも恥ずかしくなるほどではない。
    続きも読むよ~
  • 初恋ソムリエ
    いよいよ普門館を目指して力強い味方が集まってきたところ。
    今回エスペラント語が出てくるなど、初野さんの博識ぶりに驚かされました!
    ただの単純なミステリー以外の知識も豊富な小説で、進むにつれて読むスピードも早くなってきました。
  • 空想オルガン
    『退出ゲーム』、『初恋ソムリエ』に続くハルチカシリーズ三作目となる連作

     ついに吹奏楽の甲子園である普門館へ向けた予選会がスタート。これまでのキャラのコミカルさに加え、大会前の緊張感など、部活ものの青春感も出てきています。

     そして、それに加えて出てくる謎の数々、予選会場にいた迷い犬の飼い主さが...続きを読む
  • PCP―完全犯罪党― 孤島の子供たち
    実写映画化もしたジャンプの漫画「バクマン。」の作中作である「PCP」のノベライズ。ヒロイン・安之城舞の視点で描き、主人公のマコトやその親友のミノルのイメージを崩さないよう配慮しているところは丸。但し、表紙イラストに比べ本作の年齢が幼くイメージに合わない。主人公3人の性格に関してもマコトはともかく、ミ...続きを読む
  • エール!(2)
    エール1は作家陣に惹かれないので未読。

    「五度目の春のヒヨコ」と「心の隙間を灯で埋めて」が心に残った。

    他作品とさりげなく微リンクしてるサービスも良かった。
  • エール!(3)
    様々な職場で働くヒロインたちのお仕事小説アンソロジー第3弾。このアンソロジー、巻を重ねるごとに好きな話が増えている。
    今回はなんと86歳のヒロインも登場。
    伊坂幸太郎はやはり面白いし、日明恩と山本幸久が泣けた。
  • エール!(3)
    働く女性アンソロジー。

    日明恩さんを目当てに。
    119にかけて最初に取ってくれる所。
    いたずらも多い中、こうして頑張ってくれている人達は
    本当に神経すり減らしているのだな、と。
    確かに現場の緊迫感はないものの
    それを判断する、大事な場所。


    ベビーッシッターも、かなり信頼がなければ
    やりづらい仕...続きを読む
  • トワイライト博物館
    初野晴の、ファンタジーミステリ長編。
    子供向け風の世界観・展開ではあったが、描写が巧みで軽快なので、引き込まれた。
    YA向けの冒険小説として魅力的。
    求めていたものではなかったが。
    3-
  • トワイライト博物館
    『水の時計』における人の死(ここでは脳死)、『漆黒の王子』における「上の世界」と「下の世界」(本作では現代と過去)、『1/2の騎士』にあるSF的(ファンタージ的とも)設定を活かし、主人公が魔女狩りの吹き荒れる中世イギリスの魔女探索人に挑む。SF的、ファンタジー的なようでいて、いちおう謎解きミステリの...続きを読む
  • エール!(1)
    ぼちぼちですかね。
    読みやすくてあっさりよめたけど、
    まードラマ仕立ての展開で、あまりひねるところもなく。
    あまり作者ごとの個性が感じられなかったですね。
  • エール!(1)
    仕事に悩んだ人達に対するエールですね。

    各物語の主人公が全て女性です。言ってしまうと、なんですが、まぁ、女性っぽい話だなと思わないこともありません。
  • トワイライト博物館
    どっと疲れたけど良かった。
    博物館・時間旅行・ミステリーと面白そうな題材揃いだったので読んでみたが、想像以上に過酷だった。

    天涯孤独だった勇介に突然遺された大伯父の博物館。彼は不思議な学芸員、枇杷と出会い大切な人を救うため過酷な旅に出る。

    時間旅行の目的。博物館である理由。癖者ばかりの学芸員たち...続きを読む
  • 水の時計
     暴走族のリーダーを務める高村昴は1000万円と傷害事件のもみ消しと引き換えにある依頼を持ちかけられる。それは脳死と診断された少女の臓器を運ぶバイク便だった。

     一章で昴がバイク便の仕事を受けるまで、二章以降は臓器を受け取る側の話が連作調で、最終章で再び昴の話に戻る、という構成です。

     臓器を受...続きを読む
  • 千年ジュリエット
    ハルチカシリーズ第4弾。

    高校2年文化祭のお話。
    前作「空想オルガン」と時系列が被っている短編もあり、違う視点、登場人物を主観とした物語なので「空想オルガン」では語られていない背景もチラッと垣間見れます。

    吹奏楽部としてのお話は進まないのでワクワク感や盛り上がりには欠けるがハルチカファンには手に...続きを読む
  • エール!(1)
    6篇のお仕事小説アンソロジー。2回に分けて読んだ。どれもうまくいきすぎだろ、とも思うけど。どれも読みやすくて普段本を読まない人にはいいだろう。まぁ、働くのは大変だけど、こういういいこともたまにはあるよなとは思う。早く働かなくてもよくなりたいものだ。目指せ億り人。
  • エール!(3)
    働く女性をテーマにした短編集、全6編。

    ・原田マハ「ヴィーナスの誕生」
    →美術品輸送・展示スタッフ。元美大生。
    ・日明恩「心晴日和」
    →災害緊急情報センター通信員。
    消防士として現場でホースを握りたかったのに、119の電話を受け付ける係に任命され、内心不服だったのだが……。
    ・森谷明子「ラブ・ミー...続きを読む
  • エール!(3)
    短編だから仕方ないですが、思ったより一つ一つの内容が薄かったです。特に原田マハさんの「ヴィーナスの誕生」は、簡単なお仕事紹介のようでまったく心に響きませんでした。マハさんだから面白いはず!と期待し過ぎたのかも。「クール」は純粋なお仕事小説ではないけれど、ゑいさんの人柄がクールで良かったです。伊坂さん...続きを読む
  • 漆黒の王子
    都市の地下の暗渠には誰にも顧みられず暮らす人々。地上では異国の鳥が飛び交い脅迫メールを送りつけられたヤクザの組員が睡眠を奪われて次々と不審死をとげる。
  • エール!(3)
    「何番目くらいだといいんでしょうか」
    「千番目くらい?」

    わたしにこの切り返しはできない。
    でも、それくらいがちょうどいい。
    わたしが一番大変、わたしだけが大変、と思うのは簡単だから選びたくなるけどね。
  • トワイライト博物館
    帯の文句につられて。
    小、中学生くらいの年に読みたかった。
    枇杷の姉についての続編を期待しときます。