初野晴のレビュー一覧

  • 水の時計

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    ハルチカシリーズからこちらへ。
    読んでいて同じ作者であることがよくわかる、良くも悪くも癖の強い文章。私は好き。
    ただところどころガス欠感があり、書きたいことが書ききれなかったのではないか、と推察。

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    2018年03月13日
  • ひとり吹奏楽部 ハルチカ番外篇

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    一応ミステリ分類にしましたが、青春エンタメのほうかどうか。

    ほかの吹奏楽部のみんなのお話。

    甘く、切なくほろ苦い珠玉のエピソードばかりです

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    2017年12月27日
  • ハルチカ(1)

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    よくある弱小部活、スポ根マンガの展開。だけど、キャラの良さとテンポの良さで、楽しく読める。イイね。

    パズル作家のデュードニーって、初めて知った。こういう雑学は好き。

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    2017年10月08日
  • 惑星カロン

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    ネタバレ

    長かった…。待ちに待った新刊。1巻目からおさらいするところから始めました。

    おさらいしながら思ったのは、巻を追うごとにどんどん読みたくなってくるということ。今回もまた面白さが増しています。

    解説にもあるように、ただただまっすぐ青春を追いかけていたチカが、終わりを見据えてきています。天真爛漫な彼女、でも苦味も知っているというか。そして、彼女よりももっと早くから終わりを見ているのがハルタでしょう。それを指摘してくれる友達がいること、そして、チカの姿から学ぶこと。
    一見、チカがハルタに頼っているようですが、ハルタもまたチカを頼りにしているのですね。ハルタだけでなく、吹奏楽部、生徒会、関わる全ての

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    2017年08月12日
  • 向こう側の遊園

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    わけありの動物たちを埋葬してくれる動物霊園の話。
    夜寝る前に1話づつ読んでいました。
    冷静に読み返せば首を傾げたくなる場面もあるし疑問も残るのだけれど、登場人物(動物)たちの痛みも舞台である廃墟の遊園地の描写も綺麗で、切ないながらに気分が落ち着く一冊でした。

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    2017年08月02日
  • ひとり吹奏楽部 ハルチカ番外篇

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    ハルタとチカが出てこない番外編でも他キャラも好きなので満足!
    「この子来年入部してくれねーかな」とか、そういった想像も楽しいのはなかなかないですよ。 片桐部長の妹が入って来るだろうからまたひと悶着あるだろうな、と思いつつ。

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    2017年07月07日
  • ひとり吹奏楽部 ハルチカ番外篇

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    吹奏楽部のハルチカ以外が主人公の短編集。埋蔵金。それぞれ性格の理解も深まったし、ほとんど出てこないふたりに対する友愛ににやにやした。やっぱり演劇部いいよね。

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    2017年06月21日
  • ひとり吹奏楽部 ハルチカ番外篇

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    意外な組み合わせで部員たちの横顔を描き出す短篇集。
    シリーズ本編を読んでいたほうがわかりやすいが、これだけでも楽しめる。ささやかなミステリを含みながら、青春を感じさせる。

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    2017年06月19日
  • 千年ジュリエット

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    最後には謎を解決してくれるけど、答えをズバッと言ってくれる訳じゃないんよね~w
    さくっと書いて、ほら分かるでしょ?みたいな。笑
    新しい。笑

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    2017年06月07日
  • VS.こち亀 こちら葛飾区亀有公園前派出所ノベライズアンソロジー

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    おなじみの「こち亀」両さんを始めとするキャラクターと各作家のキャラとのコラボ作品短編6編集でしたが、今回は小説とは別にアニメ作品とのコラボも4編あって、不思議な感覚でしたが、それぞれによく「こち亀」の要素を邪魔しないように混ぜてあり面白かったです。
    その中でも朝井リョウや東川篤哉とのコラボは小説を飛び出した面白さがありました。
    特に「謎解きはディナーのあとで」と「こち亀」のコラボ作品というのは斬新でしたね!麗子つながりも良かったです!

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    2017年06月04日
  • ハルチカ(2)

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    「ハルチカ」シリーズ、コミカライズ2作目。今回は、前巻と比べて、原作に忠実でとても丁寧に描かれている印象。何よりもキャラクターたちの表情がすごくいい。感情の機微が、表情とかトーンでとても表現されている。マレンとかチカちゃんとか生物部の女の子の、色々な感情が入り混じった表情には、すごく胸が締め付けられた。アニメではやれなかった、マレンが蘇州を訪れたくだりや退出ゲームのホイッスルのくだり、そして、結晶泥棒も描かれていることにとても感動。

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    2017年06月02日
  • ひとり吹奏楽部 ハルチカ番外篇

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    「ハルチカ」シリーズ番外編。今回はチカちゃん視点ではなく、他の吹奏楽部メンバーそれぞれの視点から物語が展開されていく。視点が変わることで、それぞれの意外な一面が垣間見えてとても新鮮だった。また、それぞれの考えや想いだったりも知ることができてほっこりした。それぞれの話が少しずつ横に繋がっていくのも面白い。片桐部長の妹の入部が楽しみ。

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    2017年06月02日
  • ひとり吹奏楽部 ハルチカ番外篇

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    「ハルチカ」シリーズ番外篇。

    そもそも、ハルとチカが一人一人部員を集めて行くところから
    始まった話だったと思い出した。

    その集められたというか集まるべくして集まった部員の話。
    キャラが濃いぞ。

    高校生の話は大好きで今回も面白く読んだ。

    「ハルチカ」は名前しか出てこないけど、
    存在感ハンパないのもシリーズの特徴。

    あ、あとベルマークの仕組み。
    そうだったのかぁ、と今さら思った。
    現役PTAの頃は集めるだけ集めて丸投げだったからなぁ。
    でも、たまに、こんなところにベルマーク!と思うことあるけどね。

    最後の表題作が一番のお気に入り。

    ファイター、シンカー、ビリーバー、コネクター、リアリ

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    2017年05月31日
  • 空想オルガン

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    これもシリーズ順番前後してるから、登場人物に?ってなったけど、基本的にさくっと紹介はしてくれてるからまあ大丈夫w

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    2017年05月28日
  • ひとり吹奏楽部 ハルチカ番外篇

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    ネタバレ

    ハルチカシリーズ番外編。
    まだまだ足踏みが続いていて煮詰まりかけたところだったので、良い気分転換になった。
    カイユ、芹澤、マレン、成島、それぞれの視点で描かれているのだが、やはりハルチカはみんなに頼りにされ愛されていると分かる。
    一方でリアリスト芹澤の言葉は重い。プロを目指す過程で部活動をすることがプラスになる分野もあればマイナスに働く分野もある。サッカーや野球、相撲などは部活動をきっかけにプロへの道が拓けることが多いが、一方で幼い頃から海外へ行き早々にプロとして活躍する人もいる。特にクラシックの世界はそれが顕著で、本当に食べていける人は音大卒業を待たずに海外で活躍している(確か前作に出てきた

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    2017年05月23日
  • 初恋ソムリエ

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    ネタバレ

    ハルチカシリーズ第二作。再読。
    清水南高校は変人揃いだ。前作に登場した発明部の兄弟然り、演劇部の赤ふんどし部長然り、今作の地学研究会の赤ヘル爆走娘に初恋研究会の初恋ソムリエ。
    だがいずれも比類なき発想力、思考力、行動力、技術力を備え実績を挙げたのだから驚く。残念ながら分かりやすい大会のような実績ではないが。
    もしかしたら清水南高校は天才揃いかも知れない。
    この作品でも事件の謎解きを機に新しいメンバーが加わり、少しずつ楽器も増えてきた。これから楽しみなのはクラリネットが加わるかどうか。
    相変わらず昭和のコミックのような掛け合いに周囲の反応で楽しい。
    だが謎の真相はシリアスなものもある。解説を読ん

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    2017年05月18日
  • ひとり吹奏楽部 ハルチカ番外篇

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    ファイター、シンカー、ビリーバー、コネクター、リアリスト。それぞれの軌跡をもう1度読み返したくなりました。

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    2017年05月10日
  • ひとり吹奏楽部 ハルチカ番外篇

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    【収録作品】ポチ犯科帳 -檜山界雄(カイユ)×後藤朱里-/風変わりな再会の集い -芹澤直子×片桐圭介-/掌編 穂村千夏は戯曲の没ネタを回収する/巡るピクトグラム -マレン・セイ×名越俊也-/ひとり吹奏楽部 -成島美代子×???-

    穂村と上条が集めた部員たちの思いが垣間見える番外扁。

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    2017年04月23日
  • ひとり吹奏楽部 ハルチカ番外篇

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    主人公の二人が出なくても、ちょっと癖のある登場人物達が楽しい短編集でした。ところどころにのエピソードが繋がっていて、次回作の期待も高まります。

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    2017年04月18日
  • 初恋ソムリエ

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    今回もチカちゃんもハルタも違う方面でキレッキレに才能を発揮してます!笑

    今回一番素敵だなぁ~って思ったのは、『周波数は77.4MHz』の中にある部分(引用あり)


    見た方さえ変えれば、必要としてくれる人がいるし、
    自分が必要とされていることもわかる。

    でも悩んでる時って閉じこもってしまうから
    大事な時にそれを忘れてしまう。

    それを思い出させてくれたり、
    自分をふっと抜け出してくれたりするのは
    身近な人たちだけじゃない。赤の他人ってこともある。

    それを知って、本当にすごく心配していた身近な人は
    悲しむかもしれない。

    だって、救いたい/助けてあげたいって
    あんなに思ってたのに、赤の他人

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    2017年04月02日