初野晴のレビュー一覧

  • 初恋ソムリエ

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    ハルチカシリーズ第二弾。

    ▼収録作品
    「スプリングラフィ」
    「周波数は77.4MHz」
    「アスモデウスの視線」
    「初恋ソムリエ」

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    2017年03月08日
  • 惑星カロン

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    古典部のメンバー同様、チカちゃんとハルタも卒業に近づき、みんな大人になってゆく。

    表題作にもなっている「惑星カロン」がデビュー作を感じられて、初野さんは青春ものよりもこうした作品が上手いんだよねと、久々に「水の時計」が読みたくなってしまった。

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    2017年02月03日
  • 空想オルガン

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    すごい良かった!!

    渡邊さんが実は…っていう展開や芹澤さんと同じ遠野さんにまつわる話や離れてしまった親子の話


    どれも、人間味が溢れて好きな作品でした!

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    2016年04月03日
  • 千年ジュリエット

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    読まなきゃもったいないという本を久しぶりに読んだ。愛と涙の青春ミステリーっていいなあ。それにしてもヘビーな話ばかりだ。

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    2016年02月16日
  • 空想オルガン

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    相変わらず謎解きの謎がヘビーなものばかり。登場人物ごいい人ばかりでお話に引き込まれる。青春ていいなという気分に。

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    2016年02月16日
  • 初恋ソムリエ

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    謎を解いて吹奏楽部のメンバーをゲットしようというスタイルが楽しい。ただ、その謎が結構ヘビーなものばかりだけど。ハルタとチカのコンビは読んでて微笑ましくて一気に引き込まれる。

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    2016年02月16日
  • 千年ジュリエット

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    ハルチカシリーズ第4弾。
    清水南高校吹奏楽部の夏の大会が終わってから文化祭までの青春ミステリー。

    各短編の絶妙な絡み具合がいい。『失踪ヘビーロッカー』でのタクシー運転手が抱えてる問題の息子が ラストの『千年ジュリエット』で 驚きの形で登場。泣かされ、見事なトリックにやられました。『決闘戯曲』も舞台ストーリーも引き込まれる面白さで、読みごたえ抜群でした。

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    2016年01月31日
  • 千年ジュリエット

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    初野晴さんのサイン会に行くのに、これを読んでいなかったので急いで読んだ。
    このシリーズは《ハルチカ》シリーズと呼ばれているが、ハルタとチカが中心に据えられている話が多いだけで、実際のところ彼らがすべて主人公だというわけではない。
    この『千年ジュリエット』の表題作も、どちらかといえばその流れだ。ハルタとチカは「千年ジュリエット」ではモブに近い。様々な想いを抱え青春を過ごす高校生。《ハルチカ》シリーズの主役はきっと、いつかのあなたであり私だ。

    それと、最後になりましたが、アニメ化おめでとうございます。

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    2015年12月11日
  • トワイライト博物館

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     過去の世界を彷徨う少女の魂を救うため、タイムトラベルに挑む勇介とそのパートナー枇杷の活躍を描くSFミステリー。

     初野さんの作品、特にファンタジー要素のあるミステリを読んでいて強く感じるのは登場人物たちの優しさと彼らが抱える痛さです。ただ優しいだけじゃ何も救うことも、変えることもできず、そのための代償として必ず痛さが伴う、ということを読むたびに意識させられます。

     今作の登場人物たち、特に主人公コンビは本当に優しい。児童養護施設出身で、施設を出ることになった後も施設の子どもたちを案じる勇介。そして施設で特別に境遇が似ていた少女を救うため勇介は過去に行く選択をします。

     そして過去に戻る

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    2015年10月13日
  • 1/2の騎士

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    マドカとサファイア、個性溢れる2人の主人公が禍々しい4人の犯罪者と戦う話。
    前半では多くの伏線を張り、後半からクライマックスにかけて一気に回収していく様が読んでいて清々しい。中でもサファイアの正体に涙。

    主人公2人のキャラがハルチカの2人と被る、
    600ページだったが、長さを感じさせない程おもしろかった。初野さんの著書の中で一番の傑作だと思う。

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    2015年10月01日
  • 1/2の騎士

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    テーマは少数派。
    まどかとサファイアの掛け合いが可愛くて、それにぞっとするような犯罪者もいて、この作者さんの中で一番大好きな作品です。
    色々と考え方がかわりました!

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    2015年09月13日
  • 千年ジュリエット

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    吹奏楽部の普門館を目指す活動は休止して、
    清水南高校の学園祭をステージに吹奏楽部以外の脇役のストーリー。

    特に最後の「千年ジュリエット」は語り手がチカちゃんでなくなっており、読んでいて少し戸惑いました。

    その表題でもある「千年ジュリエット」が特に印象深く、もう少し幸せな結末を予想していただけに、最後が感慨深いものになりました。

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    2014年11月27日
  • 漆黒の王子

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    少年時代の締め付けられるような思い出で始まる序章。。。
    貯水槽に消えた同級生と、消えない心と身体の傷。



    27年後、暴力団の組長代行としての世界。

    次々に組員が眠ったまま死んでしまうという謎のテロをしかけられる。

    ガネーシャから届く殺人予告には、奇妙なメッセージが。。。

    寂れた街を舞台にすすむ『上側の世界』


    それと交互に語られる『下側の世界』


    下水道に住む6人のホームレスと王子と呼ばれる少年。

    記憶を無くした女が迷い込み、街の下に存在していた暗渠に変化が起こる。

    この女は何者なのか。


    上側と下側の世界はどこで交わるのか、最後まで予測できなかった。。

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    2014年08月16日
  • 向こう側の遊園

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    現代作家の骨太の作品の久しぶりに読んだと思った。
    初野晴はどうしてもハルチカシリーズのイメージが強いが、『水の王子』のような作品も書いていたのだと、改めて思いだした。

    それぞれに抱える思いが悲しく、愛おしい。
    読んで良かったと心から思う。

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    2014年06月22日
  • トワイライト博物館

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    ネタバレ

    面白い。一気読み。
    初野晴さんの作品では「水の時計」を読んだけど、これも脳死をテーマに描いた作品。初野作品では人を一途に思う気持ちをとても強く感じる。そしてそれをストレートに表現する青春ラブストーリー要素も沢山ある。
    それに所々涙が出そうなシーンがある。感情移入しやすい自分としては涙ぐみながら、鼻をすすりながら読んだ。
    それにしても、脳死というテーマをこのようなファンタジーにしてしまうなんて凄いの一言。この発想が斬新ですぐに惹き込まれてしまった。
    初野作品、今後も期待してます!

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    2014年03月15日
  • 1/2の騎士

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    初野晴のダークファンタジーはかなり泣ける。ラフレシアの話、天は病んでいるのか。綺麗な話だった。ラストの加奈子とマドカを助ける為に大勢の登場人物達が走り回るシーンはやばい。泣けるが為に読むのが辛くてかなり読み飛ばしてしまう。

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    2014年03月07日
  • 水の時計

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    臓器移植を幸福な王子になぞらえて書かれた物語。
    脳死状態の少女と燕役をする事となった少年、それらに関わる人々それぞれの視点で語られていく。
    連作短編式になっていて、少年に携わる人や少女側の関係者の思い、そして少女が少年を選んだ理由など謎が解けると共に痛みと切なさも増していく。
    章の間に入る少年と少女のやり取りがとても印象深かった。
    重いテーマを扱っているけれど、どこか幻想的で切なく優しい物語だった。

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    2019年07月26日
  • エール!(2)

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    困った時の自分の励まし方を見つけている人は立ち直りも早いし変化に順応し易いような気がする。自分に応用できそうなものはこの際いただいておこうかな( *´艸`)

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    2013年11月14日
  • エール!(2)

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    坂木司、水生大海、拓未司、垣谷美雨、光原百合、初野晴(敬称略)と馴染み深い顔ぶれ。
    垣谷さんは初かしら。
    坂木さんと初野さんはミステリじゃない方の感じ。
    楽しみなシリーズです。

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    2013年10月15日
  • 1/2の騎士

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    悔しいかな,最後にうるっと来てしまいました。読後感が素晴らしい小説に巡りあえて,とても幸せな気持ちになります。

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    2013年08月29日