初野晴のレビュー一覧
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こち亀のアンソロジーとしては、2作目となるでそぅか…?
前作では、お歴々?の警察小説の作家さんによる短編集で、
例えば、『新宿鮫』の鮫島と両さんのコレボなど、
なかなかに、骨太?な作品集でもありましたが…、
本作では、ライトノベルより?の作家さんによる短編集で、
『謎ディ』の1編を除くと、特には事件らしぃ事件もなく、
若ぃキャラとのコラボも多く、華やか?な作品集でした…。
ある意味ね、趣味人の両さん全開!?な感じでしたかね~。
ただ…、『謎ディ』(6話)の中での中川のキャラ設定は、
初期の中川のキャラ設定に近くて、少し違和感もあった…。
中川が、宝生財閥を知らなぃわけはなく、
影山も、 -
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最後に2を読みました。
じつは垣谷 美雨さんの「心の隙間を灯で埋めて」の冒頭、遺品整理業のすさまじい描写に出会って、ちょっと臆しました。でも、作品としてはこれがいちばん印象に残りました。
PCで簡単なデザインをするパートをしたことはあるけれど、夫の死後、まったく未知の仕事に、しかも身内の会社に救われるかたちで入社した星湖さん。追い詰められた状況から展開する話に、できすぎてると感じるところがあっても、これを構成した小説家の技を素直に楽しんでしまいました。
ほかにも、名前を知っていても読んだことのない作家さんに出会えるのが、アンソロジーのよいところですね。 -
Posted by ブクログ
初野さんらしい作品
痛くて辛くて苦しくてたまらないけど、ほんの少しだけ希望がある
初野さんの原点
作家ってデビュー時に辛い話しを作る作家はどんどんとその闇を失っていく
書くことで発表することで丸くなるのだろうか
僕はハルチカシリーズから初野さんを知ったけど遡るほど痛々しい話しが増えていく
デビュー作だけあってちょっと読み辛い
主語が少ないのか途中で誰が何をしてるのかわからなくなりやすい
漆黒の王子もそうだったかな
もっともっと初野さんには新しい作品を書いて欲しいけどあまり執筆ペースは速くないみたいだ
たくさん調べながら書く作品が多いからかもしれない
何も調べなくていいファンタジーみたい