初野晴のレビュー一覧

  • 惑星カロン

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    目の前のことに精一杯だったハルチカが、自分がいなくなった後の部活を考えるようになったり、草薙先生の過去が少し垣間見えたりと、ストーリーとして進み始めたな、という巻でした。短編すべてを読み終えると実は繋がってた!となるのが読んでて嬉しい。謎解きの方向もいろいろあって今回もおもしろかったです。

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    2017年03月27日
  • 惑星カロン

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    チカママかわいい。総銀製の飾り彫りのフルートを廻る運命と50億キロの距離。久々な上に脇が多くて登場人物がちょっと整理できなくなってきた笑。

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    2017年03月11日
  • 空想オルガン

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    ハルチカシリーズ第三弾。

    ▼収録作品
    「イントロダクション」
    「ジャバウォックの鑑札」
    「ヴァナキュラー・モダニズム」
    「十の秘密」
    「空想オルガン」

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    2017年03月08日
  • 惑星カロン

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    チカの“どんま~い”発言に思わず笑ってしまいました。吹奏楽部員の軽妙な掛け合いが、重い話を程よく緩和してくれているようでした。

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    2017年03月07日
  • 惑星カロン

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    先生の過去が少し垣間見えそうな。
    最近読む小説は、最新の科学技術ネタを取り入れたものが多いな。
    (私の好みの偏りか、、)

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    2017年03月05日
  • 惑星カロン

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    途中までは割と軽く読んでたけど、最後の表題作がよかったので星一つ追加。
    これまでの伏線がつながっていくのが気持ちいいし、作品全体に関わる話も出てきた。登場人物の成長、時間の流れも感じられる。

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    2017年02月21日
  • 千年ジュリエット

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    文化祭をテーマにした短編集。
    今までの長編の流れを汲み取りつつ、ハルチカ以外の主人公目線で話が進む。

    相変わらず面白かった!

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    2018年06月26日
  • 惑星カロン

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    五つの短編だったけど、『チェリーニの祝宴』と『惑星カロン』は話が繋がっていておもしろいけど、最後には少し切なくなってしまった。
    五つの中でも特に印象に残ったのは題名にもなっている『惑星カロン』
    テーマが少し重かったけどそう遠くない未来に実現しそうな話で、その問題点もしっかり捉えていて考えさせられるものがあった。
    チカとハルタも高校二年生になり、「卒業」がどんどん迫って来ている感じがした。
    今回はハルタが少し大人しかったように感じたけれど、チカとの掛け合いはおもしろくて次の巻もすごく楽しみ!

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    2017年02月08日
  • 1/2の騎士

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    【収録作品】騎士叙任式 もりのさる/序盤戦 DogKiller/中盤戦 Invasion/終盤戦 Rafflesia/一騎打ち GrayMan/後日談 ふたりの花 
     マドカの行動力もさることながら、見守る大人たちに分別も行動力もあるのがいい。作者が登場人物ひとりひとりときちんと向き合っているように感じられる。

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    2016年11月23日
  • 千年ジュリエット

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    毎回毎回こんなにすごいトリックを考えられてすごいなあって思う!しかもそのトリックが大掛かりなものではなくて、ちょっとした発想でできてるのが頭いいなあと思いました!

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    2016年11月17日
  • 千年ジュリエット

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    ハルチカシリーズの原作小説第4巻。この巻あたりから、アニメ化されていない話になってくるみたい。これまでは問題を解決して部員を増やす話ばかりだったけど、今回は清水南高校の吹奏楽部を外側から眺めるような話が多くて、これまでとは違った視点でのハルチカを楽しむことができた。

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    2016年11月16日
  • 空想オルガン

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    吹奏楽の“甲子園"――普門館を目指す穂村チカと上条ハルタ。
    弱小吹奏楽部で奮闘する彼らに、勝負の夏が訪れた! !
    謎解きも盛りだくさんの、青春ミステリ決定版。
    ハルチカシリーズ第3弾!

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    2016年11月06日
  • VS.こち亀 こちら葛飾区亀有公園前派出所ノベライズアンソロジー

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    こち亀のアンソロジーとしては、2作目となるでそぅか…?

    前作では、お歴々?の警察小説の作家さんによる短編集で、
    例えば、『新宿鮫』の鮫島と両さんのコレボなど、
    なかなかに、骨太?な作品集でもありましたが…、

    本作では、ライトノベルより?の作家さんによる短編集で、
    『謎ディ』の1編を除くと、特には事件らしぃ事件もなく、
    若ぃキャラとのコラボも多く、華やか?な作品集でした…。

    ある意味ね、趣味人の両さん全開!?な感じでしたかね~。

    ただ…、『謎ディ』(6話)の中での中川のキャラ設定は、
    初期の中川のキャラ設定に近くて、少し違和感もあった…。
    中川が、宝生財閥を知らなぃわけはなく、
    影山も、

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    2016年09月29日
  • 空想オルガン

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    今回もトリックに驚かされたしほんとうに意外で頭いいな〜と感心してしまった…。吹奏楽やってたわけじゃないけど、うまい演奏じゃなくて聴いてて疲れる演奏が良いって描写、すごくチカちゃんたちっぽくてなんとなくわかるな〜って思いました!

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    2016年09月19日
  • 空想オルガン

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    ハルチカシリーズの第3巻。この巻の途中までがアニメで放映された話で、その後はアニメでは放映されなかった東海大会の様子など。ハルタの残念美少年ぶりが他の巻よりも際立っていた印象。

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    2016年08月30日
  • 空想オルガン

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    伏線の繋がりが読み返さないとよく分からず。
    記者がやたらと前に出てくるな、と思ったら、とか。
    その奇跡まだ出てくるんだ?とか。
    今作も楽しめた。

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    2016年05月08日
  • エール!(2)

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    最後に2を読みました。
    じつは垣谷 美雨さんの「心の隙間を灯で埋めて」の冒頭、遺品整理業のすさまじい描写に出会って、ちょっと臆しました。でも、作品としてはこれがいちばん印象に残りました。
    PCで簡単なデザインをするパートをしたことはあるけれど、夫の死後、まったく未知の仕事に、しかも身内の会社に救われるかたちで入社した星湖さん。追い詰められた状況から展開する話に、できすぎてると感じるところがあっても、これを構成した小説家の技を素直に楽しんでしまいました。
    ほかにも、名前を知っていても読んだことのない作家さんに出会えるのが、アンソロジーのよいところですね。

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    2016年04月30日
  • 初恋ソムリエ

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    ハルチカ2作目。
    またも趣向を凝らした伏線だらけで楽しめた。
    草壁先生が今回はほとんど活躍しない。
    そして着実にメンバーが増える。
    ホロッとさせる話がある分、退出ゲームの方が好きだった。

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    2016年04月17日
  • 水の時計

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    初野さんらしい作品
    痛くて辛くて苦しくてたまらないけど、ほんの少しだけ希望がある

    初野さんの原点
    作家ってデビュー時に辛い話しを作る作家はどんどんとその闇を失っていく
    書くことで発表することで丸くなるのだろうか
    僕はハルチカシリーズから初野さんを知ったけど遡るほど痛々しい話しが増えていく

    デビュー作だけあってちょっと読み辛い
    主語が少ないのか途中で誰が何をしてるのかわからなくなりやすい
    漆黒の王子もそうだったかな

    もっともっと初野さんには新しい作品を書いて欲しいけどあまり執筆ペースは速くないみたいだ
    たくさん調べながら書く作品が多いからかもしれない

    何も調べなくていいファンタジーみたい

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    2016年03月05日
  • 空想オルガン

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    タイトル作のオチが全く予期していなかった人でびっくりした!
    短編集な感じなのにストーリーがちゃんと繋がっていて、最後は少し泣ける。
    高校生に戻ることができるなら吹奏楽部に入るのもいいなぁと思わせてくれる一冊でした。

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    2016年02月24日