初野晴のレビュー一覧

  • 惑星カロン
    目の前のことに精一杯だったハルチカが、自分がいなくなった後の部活を考えるようになったり、草薙先生の過去が少し垣間見えたりと、ストーリーとして進み始めたな、という巻でした。短編すべてを読み終えると実は繋がってた!となるのが読んでて嬉しい。謎解きの方向もいろいろあって今回もおもしろかったです。
  • 惑星カロン
    チカママかわいい。総銀製の飾り彫りのフルートを廻る運命と50億キロの距離。久々な上に脇が多くて登場人物がちょっと整理できなくなってきた笑。
  • 空想オルガン
    ハルチカシリーズ第三弾。

    ▼収録作品
    「イントロダクション」
    「ジャバウォックの鑑札」
    「ヴァナキュラー・モダニズム」
    「十の秘密」
    「空想オルガン」
  • 惑星カロン
    チカの“どんま~い”発言に思わず笑ってしまいました。吹奏楽部員の軽妙な掛け合いが、重い話を程よく緩和してくれているようでした。
  • 惑星カロン
    先生の過去が少し垣間見えそうな。
    最近読む小説は、最新の科学技術ネタを取り入れたものが多いな。
    (私の好みの偏りか、、)
  • 惑星カロン
    途中までは割と軽く読んでたけど、最後の表題作がよかったので星一つ追加。
    これまでの伏線がつながっていくのが気持ちいいし、作品全体に関わる話も出てきた。登場人物の成長、時間の流れも感じられる。
  • 千年ジュリエット
    文化祭をテーマにした短編集。
    今までの長編の流れを汲み取りつつ、ハルチカ以外の主人公目線で話が進む。

    相変わらず面白かった!
  • 惑星カロン
    五つの短編だったけど、『チェリーニの祝宴』と『惑星カロン』は話が繋がっていておもしろいけど、最後には少し切なくなってしまった。
    五つの中でも特に印象に残ったのは題名にもなっている『惑星カロン』
    テーマが少し重かったけどそう遠くない未来に実現しそうな話で、その問題点もしっかり捉えていて考えさせられるも...続きを読む
  • 1/2の騎士
    【収録作品】騎士叙任式 もりのさる/序盤戦 DogKiller/中盤戦 Invasion/終盤戦 Rafflesia/一騎打ち GrayMan/後日談 ふたりの花 
     マドカの行動力もさることながら、見守る大人たちに分別も行動力もあるのがいい。作者が登場人物ひとりひとりときちんと向き合っているように...続きを読む
  • 千年ジュリエット
    毎回毎回こんなにすごいトリックを考えられてすごいなあって思う!しかもそのトリックが大掛かりなものではなくて、ちょっとした発想でできてるのが頭いいなあと思いました!
  • 千年ジュリエット
    ハルチカシリーズの原作小説第4巻。この巻あたりから、アニメ化されていない話になってくるみたい。これまでは問題を解決して部員を増やす話ばかりだったけど、今回は清水南高校の吹奏楽部を外側から眺めるような話が多くて、これまでとは違った視点でのハルチカを楽しむことができた。
  • 空想オルガン
    吹奏楽の“甲子園"――普門館を目指す穂村チカと上条ハルタ。
    弱小吹奏楽部で奮闘する彼らに、勝負の夏が訪れた! !
    謎解きも盛りだくさんの、青春ミステリ決定版。
    ハルチカシリーズ第3弾!
  • VS.こち亀 こちら葛飾区亀有公園前派出所ノベライズアンソロジー
    こち亀のアンソロジーとしては、2作目となるでそぅか…?

    前作では、お歴々?の警察小説の作家さんによる短編集で、
    例えば、『新宿鮫』の鮫島と両さんのコレボなど、
    なかなかに、骨太?な作品集でもありましたが…、

    本作では、ライトノベルより?の作家さんによる短編集で、
    『謎ディ』の1編を除くと、特には...続きを読む
  • 空想オルガン
    今回もトリックに驚かされたしほんとうに意外で頭いいな〜と感心してしまった…。吹奏楽やってたわけじゃないけど、うまい演奏じゃなくて聴いてて疲れる演奏が良いって描写、すごくチカちゃんたちっぽくてなんとなくわかるな〜って思いました!
  • 千年ジュリエット
    表題の千年ジュリエット、LGBTと虹色をさらっとかけて、しかも一切説明しない。キャラクターと物語を本当に理詰めで書く作家だなあっと思った。
  • 空想オルガン
    ハルチカシリーズの第3巻。この巻の途中までがアニメで放映された話で、その後はアニメでは放映されなかった東海大会の様子など。ハルタの残念美少年ぶりが他の巻よりも際立っていた印象。
  • エール!(1)
    働く女性が苦労するも、頑張る姿を描く短編集。
    それぞれの作家がそれぞれの職業を描きます。
    平山さんの通信教育の英語講師の話と
    近藤さんのツアコンの話が好きです。
  • 空想オルガン
    伏線の繋がりが読み返さないとよく分からず。
    記者がやたらと前に出てくるな、と思ったら、とか。
    その奇跡まだ出てくるんだ?とか。
    今作も楽しめた。
  • エール!(2)
    最後に2を読みました。
    じつは垣谷 美雨さんの「心の隙間を灯で埋めて」の冒頭、遺品整理業のすさまじい描写に出会って、ちょっと臆しました。でも、作品としてはこれがいちばん印象に残りました。
    PCで簡単なデザインをするパートをしたことはあるけれど、夫の死後、まったく未知の仕事に、しかも身内の会社に救われ...続きを読む
  • エール!(1)
    「お仕事小説アンソロジー」ですが、主人公は女性です。働く女性へのエール、なのでしょうか。
    自分の才能を頼みに仕事すること、プロフェッショナルとしての技術をもって臨むこと、女性だからといってできない仕事は少なくなったけれど、それでも女性だから悩んでしまうことや、心細い事が、正直あると思います。
    作中の...続きを読む