初野晴のレビュー一覧
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ネタバレ働く女性アンソロジー、第二弾。
今回は、下記のラインナップ。
スイミングインストラクターが主役の「ジャグジー・トーク」…こうやって言い合える同期がいるのは良いよね。いるだけで大分気分が楽になる。
社会保険労務士が主役の「五度目の春のヒヨコ」…これ良かったな。ミステリーっぽい雰囲気もあり、飽きのこない展開の仕方だった。丹羽さんが良いね。かっこいい。あんな女性近くにいたら良いね。
宅配ピザ店店長が主役の「晴れのちバイトくん」…マネージャーとして働く女性って多いと思う。私の親友もショップの店長やってるし。管理する立場ならではの悩みは必ず存在する。そんな女性に、あるある!と共感してもらえるであろう作 -
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む…難しかった…
もう一回読まないとわからないなぁ
しかしもう一回読むには辛い厚さだ
復讐をする生き物は人間以外にいないのかな?
人間の敵は人間
人間の味方も人間
人類を滅ぼすのに細菌やウィルスがいるけれど、一番人間を殺しているのは人間なんだろうな
眠り病いいな
眠ったまま死にたい
ガネーシャは緩やかな死を与えた
死神より女神に見える
暴力団みたいな死が身近にある環境でも未知の死より暴力の死のほうがいいのかな
僕は未知の死のほうがいいけど
理解しきれなかったからもう一回読んだ
出てくる人は可哀想な人ばかりだ
世界を憎んだ人ばかり
人間の天敵同士が打ち合って死んでしまったら人 -
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ネタバレおもしろかった。
表題より、ブラックファンタジーものかと思ったのだが、
冒頭のいじめられた少年のエピソードにより、
現実ものと知る。
が、本編、上の世界、と下の世界、との二重の語り。
特に下の世界での、「王子」「時計師」などの呼び名によりファンタジー感あり。
この二つの物語は同時進行なのかと思っていたのだが、
最後まで読んでみると、
下の世界の話は時間軸でいうとラストの一瞬のこと、とゆーことになる。
しかも、本当にあったのかなかったのか、いや、あった、のか??とゆーよーな読後感。
冒頭の少年たちは紺野と高遠だろうなあっとは察しはついた。2人が再会してからの物語なのかと思ったが、
関係は既に -
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ネタバレハルチカシリーズ、文化祭ネタ。
初っ端から女版スナフキンなる
珍妙なキャラをぶっこんでくる『エデンの谷』。
ヤンソン原作のムーミン好きとしては、
山辺さんが出てくる度に“スナフキンは~…”とか
“スナフキンが~…”と書かれるのはちょっといただけない…。
山辺さんのキャラ自体は好きなんですが。
ハルタは草壁先生に関することに対しては
ほんと豆腐メンタルですね。
チカちゃんには「発情期のメス猫」とか言うくせにw
がんばれ恋する美少年ww
片桐部長と芹澤さんの組み合わせもいいなぁ。
出てくる度ケンカしてるけど。笑
表紙のサックス奏者が短髪だったので
「あれ?」と思ったけど、マレン髪切っ -
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『水の時計』『漆黒の王子』と同様のダークファンタジー。
(吹奏楽部の青春を描くハルチカシリーズとは大違い)
天涯孤独の身となった中学生の主人公勇介。
そんな彼に大伯父は博物館を遺すのだが、
そこは脳死状態となり精神の時間旅行に出てしまった患者を
救い出す実験を行う場所だった。
ある日、自分のことを慕っていた幼いナナが交通事故に遭い、
脳死状態となってしまう。
博物館の学芸員で時間旅行の要となる枇杷と勇介は手を繋ぎ
中世イングランド、魔女狩りの時代へと旅立つ。
現代に戻るためには絶対に離してはならない手。
果たして、ふたりは手を繋いだまま、ナナを救い出し
還ってくることができるのか!?