初野晴のレビュー一覧

  • エール!(2)

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    ネタバレ

    働く女性アンソロジー、第二弾。
    今回は、下記のラインナップ。
    スイミングインストラクターが主役の「ジャグジー・トーク」…こうやって言い合える同期がいるのは良いよね。いるだけで大分気分が楽になる。
    社会保険労務士が主役の「五度目の春のヒヨコ」…これ良かったな。ミステリーっぽい雰囲気もあり、飽きのこない展開の仕方だった。丹羽さんが良いね。かっこいい。あんな女性近くにいたら良いね。
    宅配ピザ店店長が主役の「晴れのちバイトくん」…マネージャーとして働く女性って多いと思う。私の親友もショップの店長やってるし。管理する立場ならではの悩みは必ず存在する。そんな女性に、あるある!と共感してもらえるであろう作

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    2016年02月21日
  • 漆黒の王子

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    む…難しかった…
    もう一回読まないとわからないなぁ
    しかしもう一回読むには辛い厚さだ

    復讐をする生き物は人間以外にいないのかな?
    人間の敵は人間
    人間の味方も人間
    人類を滅ぼすのに細菌やウィルスがいるけれど、一番人間を殺しているのは人間なんだろうな

    眠り病いいな
    眠ったまま死にたい
    ガネーシャは緩やかな死を与えた
    死神より女神に見える
    暴力団みたいな死が身近にある環境でも未知の死より暴力の死のほうがいいのかな

    僕は未知の死のほうがいいけど






    理解しきれなかったからもう一回読んだ

    出てくる人は可哀想な人ばかりだ
    世界を憎んだ人ばかり
    人間の天敵同士が打ち合って死んでしまったら人

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    2016年02月23日
  • PCP―完全犯罪党― 孤島の子供たち

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    ジャンプコミック「バクマン。」の
    作中漫画のさらにスピンオフ??

    ややこしいなぁ。

    でも、
    「バクマン。」好きなので、読んでみた。

    私の好きな初野さんだし。

    「バクマン。」を読んでなくても十分に楽しめる、
    むしろ関係ない。

    登場人物ににきちんと子供らしさがあってこういうの好きだなぁ。
    これはこれで十分成立していると思うので
    シリーズ化してほしい。

    毎回表紙は亜城木 夢叶で・・・

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    2016年02月13日
  • 千年ジュリエット

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    いつの間にか芹澤さんが吹奏楽部の一員になっている!チカちゃんと親しくなってる!って最初にびっくりしました。先生の知り合いの鍵盤ハーモニカを持つスナフキンがやってくる「エデンの谷」タクシーで高校に着く前にある問題が起きおりられなくなった「失踪ヘビーロッカー」演劇部の脚本を書いていた生徒がいきなりいなくなる「決闘戯曲」病院でジュリエットの秘書をやり出した人々の話の「千年ジュリエット」。今回は高校外の人が出てきます。千年ジュリエット好きだったなー。

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    2016年02月10日
  • 空想オルガン

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    ハルチカシリーズ第3弾。
    二作目からだいぶ経ってからの購読。
    清水南高校吹奏楽部が地区大会から東海大会まで進む間に繰り広げられる、青春ミステリー。

    各編を読み終わったあと、もう一度序章を読み返したときの「そうだったのか」と府に落ちる感じがたまらない。時に切なく、でも 前向きな結び。

    『十の秘密』は意外と泣けるし、衝撃だったのは表題にもなっている『空想オルガン』。
    いつもと異なるある男性主人公目線。
    全く関連のないサイドストーリーかと思いきや、、、まったく不意を突かれました。
    いろんな意味でやられました。あぁ~‼

    0
    2016年01月31日
  • ハルチカ(1)

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    傑作マンガSOUL CATCHER(S)が切り拓いた吹奏楽ブームに追随してくるアニメマンガ作品が出てこなくて不思議だったけど、やっと来たよー。
    こんな話だったとは。

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    2016年01月16日
  • 千年ジュリエット

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    ハルチカシリーズ第四作。
    相変わらず、連作短編として、また現代の青春ミステリとして、スタンダードだがクオリティが高く、安定して面白い。
    シリーズ通してそうであるが、日常の謎系の作品としては、事件の種明かしも結末も、あくまでロジカルなのが良点。
    その結果を受けて感傷的な、青春シリーズとしての面が動くので、ひっかかりがほぼない。
    これは、この手のストーリー重視のミステリ作品としては結構レアであり、当シリーズの魅力のひとつだと思う。
    あとは、徐々に気になり始めたご都合主義を乗り越えてほしい。
    4

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    2015年10月25日
  • 1/2の騎士

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    好みのタイプの本ではなかったけど
    作者が書きたいテーマや意図は伝わってきました。

    いい本だと思います。

    0
    2015年10月25日
  • 水の時計

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    ネタバレ

    幸福な王子をモチーフとしたメーンストーリー。発想は素晴らしいです、肉付けの短篇も様々な人間性を醸し出す。でも伏線の回収悪さはどうも腑に落ちないです。オープン式なラストに引き出されたのも余韻ではなく、モヤ感だけね...

    0
    2015年06月26日
  • 漆黒の王子

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    ネタバレ

    おもしろかった。

    表題より、ブラックファンタジーものかと思ったのだが、
    冒頭のいじめられた少年のエピソードにより、
    現実ものと知る。
    が、本編、上の世界、と下の世界、との二重の語り。
    特に下の世界での、「王子」「時計師」などの呼び名によりファンタジー感あり。
    この二つの物語は同時進行なのかと思っていたのだが、
    最後まで読んでみると、
    下の世界の話は時間軸でいうとラストの一瞬のこと、とゆーことになる。
    しかも、本当にあったのかなかったのか、いや、あった、のか??とゆーよーな読後感。

    冒頭の少年たちは紺野と高遠だろうなあっとは察しはついた。2人が再会してからの物語なのかと思ったが、
    関係は既に

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    2015年04月30日
  • エール!(2)

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    ネタバレ

    坂木司で検索して見つけた本。6編のアンソロジー。働く女性を応援する、がコンセプトみたいで、いろいろな仕事が出てくる。微妙につながりがあるとこもいい。怪我をさせるというミスを犯した私にもタイムリーな本だった。そして、もっとがんばらなくていいというか、ニートの本を読んだばかり、という点でもタイムリー。最後の初野晴「ヘブンリーシンフォニー」だけイマイチなじめなかった。この人、前にもみたことあるのにな。

    0
    2014年08月02日
  • 向こう側の遊園

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    ネタバレ

    "真実は目に見えない"
    そんなところかな。

    クマネズミの章では、なんとなく『新世界より』のバケネズミを思い出してしまった。
    "戦士"という表現がひっかかったのかな?

    アマラとカマラの丘 -ゴールデンレトリーバー-
    ブクウスとツォノクワの丘 -ビッグフットー
    シレネッたの丘 ー天才インコー
    ヴァルキューリの丘 ー黒い未亡人とクマネズミー

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    2014年07月01日
  • エール!(2)

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     確かに元気になれる。働く女性の悩みのパターンに応じて、物語がありなるほどと思わせてくれる。個人的には、ピザのアルバイトの学生に悩む女性上司の気持ちがよくわかる。

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    2014年06月15日
  • 千年ジュリエット

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    ネタバレ

    ハルチカシリーズ、文化祭ネタ。

    初っ端から女版スナフキンなる
    珍妙なキャラをぶっこんでくる『エデンの谷』。

    ヤンソン原作のムーミン好きとしては、
    山辺さんが出てくる度に“スナフキンは~…”とか
    “スナフキンが~…”と書かれるのはちょっといただけない…。
    山辺さんのキャラ自体は好きなんですが。

    ハルタは草壁先生に関することに対しては
    ほんと豆腐メンタルですね。
    チカちゃんには「発情期のメス猫」とか言うくせにw
    がんばれ恋する美少年ww

    片桐部長と芹澤さんの組み合わせもいいなぁ。
    出てくる度ケンカしてるけど。笑



    表紙のサックス奏者が短髪だったので
    「あれ?」と思ったけど、マレン髪切っ

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    2016年04月06日
  • エール!(2)

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    お仕事小説アンソロジー。
    女性向け、なんでしょうが、そんなに限ってしまうのはもったいない。
    男性が読んでも十分に勇気づけられる本だと思います。

    働く女性の葛藤、が多いんだろうけど、女性に限った話ではなく、みんなに共通する思いなんだろうなー。
    3集も一気に買って、これから読みます。

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    2014年02月01日
  • トワイライト博物館

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    精神のみタイムスリップという設定がまず面白いと思いました。
    過去へのタイムスリップは情報という武器がある分、スーパーマン的な話になりがち。
    しかしこの作品では、情報を持つことによって生じるデメリットの方が、際立っていたように思います。
    なので読んでいて新鮮さは感じました。

    推理ものとしては、解説ページが用意されたのが、個人的には残念でした。

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    2014年01月18日
  • トワイライト博物館

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    ユウちゃん…!よくがんばりました(・ω・)ノ
    なんだかティーンのハートを垣間取り戻せたような気分。

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    2014年01月18日
  • トワイライト博物館

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    『水の時計』『漆黒の王子』と同様のダークファンタジー。
    (吹奏楽部の青春を描くハルチカシリーズとは大違い)

    天涯孤独の身となった中学生の主人公勇介。
    そんな彼に大伯父は博物館を遺すのだが、
    そこは脳死状態となり精神の時間旅行に出てしまった患者を
    救い出す実験を行う場所だった。

    ある日、自分のことを慕っていた幼いナナが交通事故に遭い、
    脳死状態となってしまう。
    博物館の学芸員で時間旅行の要となる枇杷と勇介は手を繋ぎ
    中世イングランド、魔女狩りの時代へと旅立つ。

    現代に戻るためには絶対に離してはならない手。
    果たして、ふたりは手を繋いだまま、ナナを救い出し
    還ってくることができるのか!?

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    2014年01月01日
  • 水の時計

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    最後は少しモヤっとしたけど。
    あれは読者の想像に任せるってことなんだろうな。

    自分に向き合いつつ、いろんな人のエピソードがあって。
    自分の健康に感謝した。

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    2013年12月26日
  • エール!(2)

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    お仕事アンソロジーの2冊目。

    働く女子はカッコイイ。
    それはとっても。

    どれも面白かったけど、
    1よりもちょっといろんな環境の女子がえがかれてたかな。
    子どもを持つ人が働く時のあのジレンマ、
    それはとっても、あの頃の心を
    ギューッと掴まれたようだった。
    なので
    垣谷美雨の「心の隙間を灯で埋めて」(遺品整理会社社員)に
    一番感情移入しかも・・・

    いろんな人が元気になれる。
    そんな1冊。

    ちょっとおつかれの女子に、是非!

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    2014年08月24日