初野晴のレビュー一覧
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働く女性を応援するお仕事アンソロジー第2弾。
今作はガッツリ仕事をしている女性ではなく、自分の仕事に悩む主人公が多い。
スイミングインストラクター、宅配ピザ店店長、遺品整理会社の社員など、自分の生活には馴染みのない職業が多いことから、今までのように「分かる!」と共感出来る箇所は少なかった。
唯一、社労士の話は長編で読んでおり、作品そのものは知っていたが、あまり主人公が好きではなく…今作でも、やはり好きになれなかった。
ミステリーやファンタジーの要素も多かった第2弾だけど、やはり最初に読んだ第3弾が一番面白かった。
ぜひ、この企画またやって欲しい。 -
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ネタバレ同じく旅のお供として。ハルチカシリーズ第3弾。最初にイントロダクションがついてこれまでを振り返ってくれるので、ちょっと読みやすくなった。フリーライターの渡邉さんがオレオレ詐欺もしていた、というのはどうなんだろう。そんな両立できるものなの?それがちょっといまいち。「ヴァナキュラー・モダニズム」はすごく物語的というか、ばかばかしい、でも現実にやってみたい、おじいちゃんの気持ちはわかる、という何とも印象的な話だった。「十の秘密」はいまいちよく分からない。アルコール依存を治すためにこの約束ってどういうこと?白い粉ってなんのこと?砂糖ってこと?なのでこの巻は★3で。
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ネタバレハルチカシリーズ、番外編。カイユウ×後藤朱里、芹澤直子×片桐部長、マレン×演劇部部長・名越、成島美代子、清水南高校吹奏楽部のメンバーの日常が描かれている。5作とも繋がっていて、特にラストの『ひとり吹奏楽部』でのOB望月樹は、芹澤さんの新しいピアノの先生なのでは?新品トランペットを寄贈した片桐、ベルマークを各校から集めた中学生って、片桐の妹だよね…とか発見するのが面白かった。
『ひとり吹奏楽部』の活動日誌の五つのタイプ分け、清水南高校吹奏楽部のメンバーにぴったり分類される、そんな5人が集まることができたこと、その奇跡をコンクールで更に見せてほしい。 -
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ネタバレハルチカシリーズ番外編。ハルチカ以外の面々の、吹奏楽部内での活動以外の日常を描いた短編集。どんどん本編から離れていっている…。笑
①の後藤さんの弟が④で名越・マレンの鉄棒教室で出会う。
②の片桐元部長の妹が、④のベルマーク計画を立てていたことが⑤で正体が明かされる。
③の即興劇の台本が④で再登場。また、芹澤さんのピアノの先生は⑤で望月(兵藤)樹と判明。
こんな感じかしら。
成島さんのいう「リアリスト」の中に、芹澤さんが入っていないことが寂しい。自分と同じタイプだからかな。まだ日が浅いからかな。
ちなみに自分は何タイプだろうか…。シンカー?コネクター?どれにも属せないかな。そんなに芯のある人間ではない…。
部活ばっかりだけど恋愛もね、と後藤さんとカイユ、マレンと成島さんがいい感じなのかな。私は片桐元部長と芹澤さんが好き。いわゆる「普通」の生活を送れなかった芹澤さん。片桐元部長が気になっても、どうしたらいいのかわこらないんだろうな。喧嘩腰の関係から先に進めないというか。窓辺を眺めて姿を探したり、いるという情報を聞きつけてダッシュしたり、可愛らしいのに。卒業までに自分の気持ちが伝えられるといいね。 -
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ネタバレハルチカシリーズ第五作。再読。
今回は呪いのフルート、怪しい謎が隠されていそうな音楽記号、密室ならぬ校舎全開事件、そして知る人ぞ知る楽曲『惑星カロン』を巡る様々な謎。
前作で文化祭が終わり、いよいよハルチカも三年生に…と思いきや、まだまだ二年生の話は続く。
次はアンサンブルコンテストに出場するらしいが、そちらはまだ練習中で終わっている。
うーん、二年生だけでこんなに足踏みするとは思わなかった。まぁ、指導者が変わりました、実力派の部員が何人も入ってくれました、部員も増えました、高校から吹奏楽を始めたチカも実力つけました、普門館行けました、じゃ短絡的過ぎるから少しずつ過程を描きたいのは分かるけど。
今回の収穫としては草壁先生の過去がまた一つ明らかになり、一度は逃げ出した過去と草壁先生自身が向き合おうとしている姿が見えたこと。
だがそれは再び指揮者として戻る過程でもあるのでは(本人は否定しているが)とも思え、少し寂しくもなる。
ハルチカたちに残された時間は少ない。それでも後継者たちは次々生まれるようだ。嬉しいような、それが今でないことが切ないような。
次こそ三年生の話か…と期待していたら、最新作は番外編らしい。それはそれで楽しみだけど、そろそろ前に進んで欲しいな。
読み終えるとやっぱり清水南高校は変人で良い人揃いだと分かる。
前作から表紙デザインが変わったが、ますます残念な感じに。 -
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ネタバレハルチカシリーズ第四作。再読。
第四作とは書いてあるが、位置付けとしては番外編というか寄り道編というか。
大会を終え、間もなく三年生が引退するという秋。文化祭の直前から文化祭当日の二日間に起きたあれこれ。
顧問の草壁先生を良く知っているらしき演奏家の女性が持ち込んだ、楽器の鍵の行方の謎。
ヘビメタバンド部長のライブ直前の逃走。
演劇部が疲労する劇の未完の結末。
そして末期患者たちで作ったジュリエットの秘書掲示板と、彼女たちの知人の秘密。
ハルチカ、草壁先生の謎解きもあるが、そこは一歩引いて主役はバンドリーダーや演劇部や謎目いたトモちゃんに譲っている。
やはり清水南高校はある意味天才たちの集まりだし、純粋で良い子たちの集まりだ。
生徒会長・日野原が引退するのが寂しい。彼の後継者は大変だ。
また新しいメンバーか増えそうで、そして頼もしい大人も増えそうで楽しみ。
次も再読してみる。