初野晴のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
うん、なかなかよかったです。
ちょっとSFやファンタジーの要素が入ってて
そして、オスカー・ワイルドの『幸福の王子』をモチーフに
ラブストーリーとミステリとハードボイルドを
全部混ぜ合わせたようなテイストです。
ま、悪く言えば、中途半端とも言えるし、
きっとそんな読後感を抱く人もいるでしょう。
でも、個人的には楽しめたのでよしとします。
医学的に脳死と判断されるも、特殊な装置により月明かりの
ある時にだけ会話ができる少女。
そんな彼女にあるものの運び屋を頼まれた、暴走族の少年。
このふたりを軸に、連作短編集のように、いろんな人物の
物語が紡がれていきます。
章ごとにイメージやテーマがが -
Posted by ブクログ
実は初野作品、未読でした。今作が最初の作品。
途中からミステリというよりはファンタジーだと意識を
切り替えて読み進めて正解だったかも。
ファンタジーというにはあまりにも黒く、哀しいストーリーでしたが
目を惹きつけて離さないオーラに満ち溢れた作品でした。
地面を境にして上下で繰り広げられる、そして、その
両方がかなり現実とはかけ離れた世界であるにも関わらず
両方のストーリーを追うことを止められない中毒性。
色々アレ? ここはどうなんだっけ? と読み返したくなる部分も
多いながら、勢いを殺ぎたくなかったので、とりあえず一気読みしてみました。
きっと自分の読み方の雑さには自信あるので、読み落と