初野晴のレビュー一覧

  • エール!(1)
    近藤史恵のラストが良すぎた。元カレ騒動がメインかと思いきや『そっちで締めたか~!』と。やられた。
    全体的に『エール!(3)』より好印象。次は(2)を読む。
  • エール!(1)
    仕事頑張ろうって思える本。短編集だけど、他の話のキーワードがちらほら出てきて微妙にリンクしているのがいい。
  • エール!(2)
    坂木司で検索して見つけた本。6編のアンソロジー。働く女性を応援する、がコンセプトみたいで、いろいろな仕事が出てくる。微妙につながりがあるとこもいい。怪我をさせるというミスを犯した私にもタイムリーな本だった。そして、もっとがんばらなくていいというか、ニートの本を読んだばかり、という点でもタイムリー。最...続きを読む
  • エール!(3)
     心晴日和がよかった。消防士になって現場で働きたいのになかなっ叶わず、悶々としている主人公。さえない男の意外な一面を見て、自分の情けなさに気づく。実際は、人を見て自分の愚かさに気づくの難しいし、その後の自分を変えるのも難しいけれど、そういう人でありたいものです。
  • エール!(3)
    そもそもこのシリーズを読み始めたのが、この伊坂先生の短編が読みたかったからなのだけれど
    思いの外どの話も面白くて表題通り元気が出るので1から順番に来て、
    遂にこの3冊目。
    いろんな職種の女性が描かれていて、本当にとても興味深い。

    『ヴィーナスの誕生』
    美術品展示と一口に言っても、華やかな表舞台だけ...続きを読む
  • 向こう側の遊園
    "真実は目に見えない"
    そんなところかな。

    クマネズミの章では、なんとなく『新世界より』のバケネズミを思い出してしまった。
    "戦士"という表現がひっかかったのかな?

    アマラとカマラの丘 -ゴールデンレトリーバー-
    ブクウスとツォノクワの丘 -ビッグフットー
    シレネッたの丘 ー天才インコー
    ヴァル...続きを読む
  • エール!(2)
     確かに元気になれる。働く女性の悩みのパターンに応じて、物語がありなるほどと思わせてくれる。個人的には、ピザのアルバイトの学生に悩む女性上司の気持ちがよくわかる。
  • エール!(1)
    職業物のアンソロジー、全6編。収録作品は全て書き下ろし
    独身女性が、仕事に悩みながらも前進していく話。
    読むまで、順風満帆のまま暮らしているの話を連想していたが、ゆずこしょうの効いた物語で一喜一憂しながら読めた。
    (窮状認識+報告連絡相談)×努力×忍耐=成長or成果

    ・大崎梢「ウェイク・アップ」→...続きを読む
  • エール!(3)
    2014.4.11
    山本幸久さんの名前を見つけて、よんでみた。
    ゑいさん、そんなおばあさんになりたいものだ。
    どの世界でも、がんばっている人たちがいる。
  • 千年ジュリエット
    ハルチカシリーズ、文化祭ネタ。

    初っ端から女版スナフキンなる
    珍妙なキャラをぶっこんでくる『エデンの谷』。

    ヤンソン原作のムーミン好きとしては、
    山辺さんが出てくる度に“スナフキンは~…”とか
    “スナフキンが~…”と書かれるのはちょっといただけない…。
    山辺さんのキャラ自体は好きなんですが。

    ...続きを読む
  • エール!(3)
    働く女性に元気を!というテーマのもと
    6人の作家によるアンソロジー第3弾。
    伊坂幸太郎さんの作品が面白かったです。
  • エール!(2)
    お仕事小説アンソロジー。
    女性向け、なんでしょうが、そんなに限ってしまうのはもったいない。
    男性が読んでも十分に勇気づけられる本だと思います。

    働く女性の葛藤、が多いんだろうけど、女性に限った話ではなく、みんなに共通する思いなんだろうなー。
    3集も一気に買って、これから読みます。
  • トワイライト博物館
    精神のみタイムスリップという設定がまず面白いと思いました。
    過去へのタイムスリップは情報という武器がある分、スーパーマン的な話になりがち。
    しかしこの作品では、情報を持つことによって生じるデメリットの方が、際立っていたように思います。
    なので読んでいて新鮮さは感じました。

    推理ものとしては、解説ペ...続きを読む
  • トワイライト博物館
    ユウちゃん…!よくがんばりました(・ω・)ノ
    なんだかティーンのハートを垣間取り戻せたような気分。
  • エール!(1)
     働く女子への応援小説らしい。確かに少し元気が出るかも。みんな悩んでるんだなあって思うから。短編でどれもカラッとしているのもいいかも。
  • トワイライト博物館
    『水の時計』『漆黒の王子』と同様のダークファンタジー。
    (吹奏楽部の青春を描くハルチカシリーズとは大違い)

    天涯孤独の身となった中学生の主人公勇介。
    そんな彼に大伯父は博物館を遺すのだが、
    そこは脳死状態となり精神の時間旅行に出てしまった患者を
    救い出す実験を行う場所だった。

    ある日、自分のこと...続きを読む
  • 水の時計
    最後は少しモヤっとしたけど。
    あれは読者の想像に任せるってことなんだろうな。

    自分に向き合いつつ、いろんな人のエピソードがあって。
    自分の健康に感謝した。
  • エール!(1)
    「女性のお仕事小説」のアンソロジー。
    それぞれ実力がある作家さんが揃っているだけに、どの作品にも安定感があってハズレはありません。
    全編が文庫オリジナルの書き下ろしとのことですが、互いに少しだけ情報が共有されているのか、他編の主人公がほんの少しだけ、しかもボヤかした表現で登場するところも面白いです。...続きを読む
  • エール!(1)
    たまたま近藤史恵さんが読みたくて買ったアンソロジー。
    これが、結構良かった。想像以上だった。
    単にエールをもらうだけな小説を想像して読んだので尚更。
    こういうアンソロジーは当たりはずれが多いんだけど、これは良かった。

    お気に入りは「ウェイク・アップ」「イッツ・ア・スモール・ワールド」
    あと近藤さん...続きを読む
  • エール!(2)
    働く女性アンソロジー第2弾。
    ミステリ界隈で聞く名前の方に釣られて読んでたけど、仕事小説も無難にこなすなぁ。

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    遺品整理会社社員:垣谷美雨「心の隙間...続きを読む