【感想・ネタバレ】水の時計のレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ 2022年01月19日

展開が早く面白いんだけど・・・
なんだか入っていけなかった。
仕事とか忙しくてブツキリで読んだから、設定を忘れながら読んでいたのがいけないんだけど。

昴の内面や心境ももやっとした感じ。もうちょっと葛藤とか知りたかったな。

最後もなんだか、うむうーといった感じ。
悪くはないんだか。

ただ、「カン...続きを読むボジアの孤児達を」「余生のキャンバスを塗るための絵の具代わりにするんだったら・・・」というくだりはドキっとする。
こういう人が多いから。
どの世界でも承認欲求のかたまりみたいな人だらけ。

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Posted by ブクログ 2014年02月08日

臓器移植を幸福な王子になぞらえて書かれた物語。
脳死状態の少女と燕役をする事となった少年、それらに関わる人々それぞれの視点で語られていく。
連作短編式になっていて、少年に携わる人や少女側の関係者の思い、そして少女が少年を選んだ理由など謎が解けると共に痛みと切なさも増していく。
章の間に入る少年と少女...続きを読むのやり取りがとても印象深かった。
重いテーマを扱っているけれど、どこか幻想的で切なく優しい物語だった。

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Posted by ブクログ 2013年06月25日

泣きました。世界観、設定が良いです。脳死とミステリとストーリーを上手く絡めています。後半に行けば行くほど、切なく悲しく、そしてラストは衝撃を受けました。

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Posted by ブクログ 2013年04月14日

このミステリアスで美しい世界観が大好きです。
初野晴さんの本なら、ハルチカシリーズのような軽い感じではなく、シリアスでしかし魅力的なこういった話のほうが断然素敵です。

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Posted by ブクログ 2011年05月07日

童話、幸福の王子ーサファイアの瞳、ルビーの剣宝飾、鉛の心臓を世の中の不幸な人へツバメに届けさせる話ーをオマージュ

月明かりの下でのみ意思を伝えることができる脳死状態の少女が、自分の境遇を越えられずにもがく少年をツバメにして、自分の臓器を移殖を望む人々へ与え、その幸福を対価として伝聞し…

悲壮な柱...続きを読むの割には温かいタッチで話が進行
少女と少年の過去の接点や、少年の周囲の悪意など、ミステリィの味付けも絶妙で、臓器移殖という重いテーマをあっさり

ファンタジーの世界観と現実的な世界の融合も自然だし、作品としての完成度が高い!ような気がする。
デビュー作でこんな作品出しちゃったら大変だ〜

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Posted by ブクログ 2011年09月04日

少し前から気になっていた本。期待以上の物語でした。「死に続けている」少女の願いを請けてその臓器を必要としている人達に届けることになった少年の物語。物語はオムニバス形式で進む。各章に出てくる人々もそれぞれ「生」と「死」の間で苦闘している。物語を通して「生」「死」について考えさせられます。加えて、その物...続きを読む語性の強さにグイグイ引き込まれる。最近買ったのが『三刷り』 もっと売れてなきゃおかしい。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2021年11月05日

10数年ぶりの再読。

あらすじを見ると暴走族の元リーダーと脳死状態の女の子の交流、、、イロモノのように聞こえる。しかし読んでみると淡々とした文体で、惹き込まれた。

以前読んだ時は代理ミュンヒハウゼン症候群の話が記憶に残っていた。今回読んでみると第4幕の心臓病の元教師の話が、この教師と奥さんの心理...続きを読む描写に共感したせいか、一番心に響いた。

最後が少し安易かなーと思ったが、主人公の辛かったこれまでを考えると、最後くらいご都合主義でもいいじゃない、とも思う。

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Posted by ブクログ 2018年03月13日

ハルチカシリーズからこちらへ。
読んでいて同じ作者であることがよくわかる、良くも悪くも癖の強い文章。私は好き。
ただところどころガス欠感があり、書きたいことが書ききれなかったのではないか、と推察。

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Posted by ブクログ 2016年03月05日

初野さんらしい作品
痛くて辛くて苦しくてたまらないけど、ほんの少しだけ希望がある

初野さんの原点
作家ってデビュー時に辛い話しを作る作家はどんどんとその闇を失っていく
書くことで発表することで丸くなるのだろうか
僕はハルチカシリーズから初野さんを知ったけど遡るほど痛々しい話しが増えていく

デビュ...続きを読むー作だけあってちょっと読み辛い
主語が少ないのか途中で誰が何をしてるのかわからなくなりやすい
漆黒の王子もそうだったかな

もっともっと初野さんには新しい作品を書いて欲しいけどあまり執筆ペースは速くないみたいだ
たくさん調べながら書く作品が多いからかもしれない

何も調べなくていいファンタジーみたいな初野さんの作品が読みたい
初野さん自身から何が出てくるのかとても読んでみたい

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2015年06月26日

幸福な王子をモチーフとしたメーンストーリー。発想は素晴らしいです、肉付けの短篇も様々な人間性を醸し出す。でも伏線の回収悪さはどうも腑に落ちないです。オープン式なラストに引き出されたのも余韻ではなく、モヤ感だけね...

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Posted by ブクログ 2013年12月26日

最後は少しモヤっとしたけど。
あれは読者の想像に任せるってことなんだろうな。

自分に向き合いつつ、いろんな人のエピソードがあって。
自分の健康に感謝した。

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Posted by ブクログ 2012年12月18日

初野晴さんの初めての作品。
不思議な設定に惹き込まれました。
深い繋がりの愛に感動しました。
この作風結構好きかも。他の作品も読んでみよう。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2012年08月14日

初野晴デビュー作。これで横溝正史ミステリ大賞を受賞したそうだ。面白かった。ちょっとメルヘンチックな感じで書かれているけど、よく考えれば気持ち悪いとも思える。角膜から皮膚から内臓から、葉月の体からはひとつひとつなくなっていくのだ。そして昴はそれを見ていくのだ。自分と同じような境遇。好きになった男にそん...続きを読むな姿を見せるのは葉月だって嫌だったろう。お兄ちゃんがこれからどうなっていくのか、知りたかったな。室井は今どうしているんだろう。って、あれ、死んだんだっけ?何かいろんな話が折り重なってて、虐待といい、臓器売買といい、ガンの告知問題といい、一つ一つ切ないし、面白いんだけど、ごっちゃになっちゃう感じ。細切れで読んだからか。最後、主要参考文献の「新潮45 誘拐少女を生体解剖する驚愕の『臓器ビジネス』」ってのが、非常に気になる。

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Posted by ブクログ 2011年06月08日

童話『幸福の王子』をモチーフにしたファンタジックミステリー…面白そう!と思い、手に取ってみた。
臓器移植・生と死―内容は重たい筈なのに、透明感のある描写で重た過ぎず、ただすごく切なく感じた。
オムニバス形式には多少戸惑うかもしれないけれど、一本の筋が入っていて、読んでいく内に引き込まれていく。面白か...続きを読むった。

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Posted by ブクログ 2011年04月28日

オスカー・ワイルド作
「幸福の王子」の現代版。

満月の夜だけ会話ができる脳死患者が
主人公、昴に臓器を託した、その理由とは…

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Posted by ブクログ 2011年08月01日

「脳死はヒトの死」葉月は死んだまま生き続ける少女。そう、脳は完全に死んでいるのに心臓は動き続けている、つまり脳死状態である。そして月の夜にだけ機械を通して言葉を発することができる…死ぬことか生きることか、自分で選ぶことさえできない彼女が選んだ道は自分の臓器を誰かに分け与えること。その臓器を秘密裏に運...続きを読むぶ役目を負うのは、生きたまま死に値するほどの苦しみを背負った少年 昴。臓器移植。とても重いテーマである。与える方も、与えられる方も、「死」を挟んで深い悲しみと苦しさと喜びを同時に味わう。生きること、生き続けること、死ぬこと、死に続けること、その本当の意味を誰が知っていると言うのだろうか。透明な光と水。心の奥底に深く深く沁みる小説である。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年09月21日

高村昴
暴走族『ルート・ゼロ』の幹部。

芥圭一郎
元新聞記者の医者。

葉月
脳死状態で閉鎖された南丘聖隷病院にいる。

中谷
昴の二つ年下。原付ばかりよく盗む。

高階稔
ルート・ゼロの幹部。広域指定暴力団の傘下の美緒興産とつながっている。

室井広志
ルート・ゼロの幹部。

室井可奈
室井広志...続きを読むの妹。

堀池
生活安全課の巡査部長。

澤登
医者。四十代半ばぐらい。

須藤貴子
北陽高校バレー部。神社で喧嘩を目撃する。

玲子
貴子の育ての母親。

さなえ
貴子の妹。入院している。

美和子
貴子のクラスメイト。

苅谷
バレー部顧問。一年の保健体育を受け持つ学年主任。軍曹。

仁村
さなえの担当医師。

笠原克也
小さな出版社を辞めた。フリーの編集&ライター。

仲西聡美
三十三歳。文房具を扱う商社の事務職。慢性腎不全。

丘本
斡旋業者。

由比忠彦
腎臓移植斡旋詐欺で刑事告発された「トーワ・コーポレーションを事件発覚直前に退社。高村の上司。

高村誠
笠原とは大学時代の同期。トーワ・コーポレーションに入社。志村病院精神科分室療養所に入院している。

ムロイ
高村誠の隣の部屋に入っている。交通事故を起こした。

森尾哲朗
冠状動脈硬化症。

レン
カンボジアの女の子。十一歳。

律子
森尾の妻。

香織
二十五歳。律子の遠縁。

牧村
警察。

境大助
境フラワーショップ主人。堀池とは小学校のときの同級生。

下妻加世子
三十六歳。急性リンパ性白血病。

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Posted by ブクログ 2019年06月06日

澄んだ物語だ。臓器移植、暴走族、生と死、扱われているパーツはハードなのだが、主人公たちの願いはどれもピュアで、それ故に残酷でもある。

自分を犠牲にして他人を助ける、オスカー・ワイルド「幸福の王子」を下敷きに繰り広げられる本作は、現代の寓話と言える。

オムニバス形式で進みつつ全体としてひとつの大き...続きを読むな物語となる構成で、個々のエピソードは心に染み入るものなのだが、「この伏線回収されてなくない?」や「あれは結局何?」が散見され、ワシは気になってしまった。とはいえミステリ賞の受賞作なので、ワシの読み込みが甘いのかも。

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Posted by ブクログ 2019年05月27日

幸福の王子を下敷きにした、ダークファンタジーミステリ。幸福の王子を臓器移植になぞらえた設定は面白いが、そのせいか内容が重く、どう足掻いても幸福な結末にならない感じがあるので読み進めるのはやや苦しい。臓器を運ぶ密命を受けた主人公が、途中で狂言回しの役割を演じ、中盤が臓器移植を巡る個々の連作短編集のよう...続きを読むな趣になるのは非常に面白く、類を見ない構成だった。重たい物語だが、皆が皆幸福に過ごせるわけではなく、理不尽さから目を背けずにあますところなく描き切ったあたりは好感が持てる。どこか寓意的な雰囲気や、ビジュアル面も良い。

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Posted by ブクログ 2018年05月19日

脳死の状態で延命治療を受けている少女から依頼を受け、臓器を必要としている人の元へと運ぶ役を請け負った、暴走族の昴。

うーん、何とも言い難い。伝えたいイメージや書きたい雰囲気はなんとなく理解出来るものの、ここぞ!という所にパンチがないと言うか、色々と詰め込みすぎて熱が分散してしまっている印象。
昴は...続きを読む一体どうなりたかったのか。進みたかったのか落ちてしまいたかったのか。
ちょっと惜しい一冊。

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Posted by ブクログ 2017年09月25日

冒頭、「幸福の王子」の引用が示唆するもの。
引き込まれるように文章を追ったけど後半その勢いは失速したかな。でも他の著作が気になる感じではあった。漆黒の王子はいつか読む。

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Posted by ブクログ 2016年05月07日

葉月は事故で脳死となり、臓器提供の意思を伝えられなかった。
ありあまる資産を使って延命措置がとられていたが奇跡が起こり
月明かりの中でだけ、言葉を発せられるようになった。
「幸福の王子」が、自身の体(宝石等)を鳥に運ばせたように
葉月は自らの臓器の提供者選択と運搬役として高村昴を選んだ。
単に臓器移...続きを読む植という話だけではなく、死の定義とか、
どこで一線を引くかという事も、すごく考えさせられました。

ただ、葉月が昴を選んだ理由とか、いくつか不鮮明な部分があって
もう少し突っ込んでほしかったと思ってみたり・・・

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Posted by ブクログ 2014年12月30日

 暴走族のリーダーを務める高村昴は1000万円と傷害事件のもみ消しと引き換えにある依頼を持ちかけられる。それは脳死と診断された少女の臓器を運ぶバイク便だった。

 一章で昴がバイク便の仕事を受けるまで、二章以降は臓器を受け取る側の話が連作調で、最終章で再び昴の話に戻る、という構成です。

 臓器を受...続きを読むけ取る側の話、それは生と死、それぞれの幸せをめぐる物語になっています。
ずっと入院する妹とそれに付き添いっきりの母を複雑な気持ちで見守る姉、
人工透析という束縛から逃れるため、海外での移植に希望をつなぐ女性、
心臓の病気で余命わずかと宣告され、最後を海外ボランティアで過ごそうとする男性
それぞれの話にミステリ的な謎の解決というのもあるのですが、それ以上にそうした幸せや生と死をめぐるドラマが静謐とした印象の筆勢で描かれていることが印象的でした。

 それだけに話の中心となるはずの運び屋昴と脳死した少女葉月の心情が今一つ描かれていなかった点や、昴が所属していた暴走族の問題とストーリーの組み込み方が急に感じた点が、惜しく感じました。

 作品の雰囲気や世界観はファンタジックで幻想的なものもありながら、それでも生と死や幸せといった問題に踏み込もうとしていて、印象深いものでした。

第22回横溝正史ミステリ大賞

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Posted by ブクログ 2012年08月13日

初めて読んだ初野晴作品。始まり方は非常に興味深かかったけど、主人公の気持ちより、個々の臓器移植が必要な人々の物語に焦点が移ってしまい、誰に感情移入して読めばいいのか分からなくなったのが残念。読みやすくはないし構成も完璧とは思いませんが、減点方式で評価するべき作品ではないと思いました。むしろ大胆なアイ...続きを読むデアで臓器移植における問題意識をうまく物語に昇華してみせた、そこが素晴らしかったと思います。

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Posted by ブクログ 2012年05月04日

うん、なかなかよかったです。
ちょっとSFやファンタジーの要素が入ってて
そして、オスカー・ワイルドの『幸福の王子』をモチーフに
ラブストーリーとミステリとハードボイルドを
全部混ぜ合わせたようなテイストです。

ま、悪く言えば、中途半端とも言えるし、
きっとそんな読後感を抱く人もいるでしょう。
...続きを読むも、個人的には楽しめたのでよしとします。


医学的に脳死と判断されるも、特殊な装置により月明かりの
ある時にだけ会話ができる少女。
そんな彼女にあるものの運び屋を頼まれた、暴走族の少年。
このふたりを軸に、連作短編集のように、いろんな人物の
物語が紡がれていきます。

章ごとにイメージやテーマががらりと変わる印象を受けました。
ホントに同じ人の本!?ってかんじ。

ちょっと嫌になるような暴力的な部分があったりもしますが、
全体的には読者に「考える」きっかけを与えるような本。
ただ、起承転結でいうと、結が弱い感じがしてもったいないなと。

もっともっと…
あ、これ以上言うのはやめましょうかね。
興味をもたれた方は読んでみてください。
『幸福の王子』をご存知の方にも読んでもらいたいな。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2011年11月15日

脳死状態であるにも関わらず、月の光を浴びている間は機械を通して会話が出来る少女と暴走族の高村昴が主人公。死ぬタイミングを決めるの誰か、脳死は死なのか、そんなことを考えさせられる。幸福の王子の現代版なだけに終わり方は悲しい結末だと思う。

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Posted by ブクログ 2011年09月15日

元暴走族の少年が、脳死状態の少女の臓器を彼女の願いによって移植を待つ人に非合法に届ける話。
少年が魅力的に描かれているものの、、移植する対象者の選択理由がよくわからないことと、終わり方が不完全燃焼であることから星3つ。

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Posted by ブクログ 2011年06月08日

ん!?ミステリー?より、ファンタジーっぽかった。臓器移植という重いテーマなのに、意外とあっさりしていたので、もう少しボリュームが欲しかった。

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Posted by ブクログ 2011年03月29日

脳死と判定されていながら、月夜だけ話が出来る葉月は、暴走族元幹部の高村昴に、自分の臓器を、必要としている人達のもとへ運んでもらう事を頼む。
昴は自分を追う暴走族から身を隠しながら、彼女の望みを叶えてあげる事が出来るのか…と言うストーリーで、童話「幸福の王子」がモチーフになっています。

悲しく孤独な...続きを読む物語で、葉月の登場場面はとても印象的。
葉月の身の上や、臓器提供を望む理由はとても切ないです。
ラストも余韻を感じさせるものでした。

文章が背伸びし過ぎで、ちょっと難解だったかな。
うまくぼやかすつもりが、単にあやふやにしかなっていなかったり…読みづらくて内容が伝わりにくかった。

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Posted by ブクログ 2011年10月03日

第22回横溝正史ミステリ大賞受賞作。

 暴走族「ルート・ゼロ」のトップ3の一人だった高村昴は、あやうく警察につかまりそうになるところを、芥と呼ばれる謎の老人によって事前にその危険を回避した。その代償として、妙な仕事を依頼される。脳死状態でありながら、月明かりの夜にだけ会話を交わすことができる葉月と...続きを読むいう少女。その彼女の願いに従い、彼女の臓器を移植を必要とする人々の元に極秘に運んでほしいというのだ。

 脳死、そして臓器移植という重いテーマでありながら、「幸福の王子」をモチーフに、この綺麗な装丁のようなノスタルジックな世界で描いた作品。目、腎臓、心臓、それぞれを必要とする人々のそれぞれのショートストーリーを間に挟み、その人々に対して昴が臓器を運ぶことで話が繋がっている。葉月はなぜ、人々に自らの臓器を分け与えることをそこまで望むのか。なぜ昴がそれを運ぶことになったのか。この作品の中にあった、”与える自由、与えられる自由”についても考えさせられる。昴が心臓を分け与えたかった先生とのエピソードがかなり泣けた。

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