東浩紀のレビュー一覧

  • ゲンロン18

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    「反時代的なブックガイド」が実に面白い。
    熱狂=政治から距離を取るために、手に取りたい。
    特に「風と共に去りぬ」「大いなる遺産」「細雪」あたり。

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    2025年11月06日
  • 訂正する力

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    変化が激しく、ちょっと目を離すと善悪が反転していく世の中で、矛盾なく生きていくことは不可能でそのために訂正し続ける力が必要となる。といった表面的な題材は分かったが、中身が難しすぎて、本質は理解できていないと思う。また、いろんな本を読んで再読したい。

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    2025年09月15日
  • ゆるく考える

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    最近の糸井重里さんとの対談が面白くて拝読しました。そうだな、と思うところもありましたが、ほとんどは自分の人生と交わらなさそうな言説でした。批評とはそういうものなのだろうか。

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    2025年09月13日
  • 訂正する力

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    2025/08/9
    第二章 じつは‥‥‥だったのダイナミズム が良かった。未来の可能性は過去の訂正によって開かれる。文系不要論に悲しくなることがあったが、東さんの言葉に少し安心した。

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    2025年08月09日
  • 訂正可能性の哲学

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    正しさが求められる現代社会における誤りを見直し、訂正することの重要性を説いている。プラトン、ウィトゲンシュタイン、ルソー、フーリエ、エマニュエル・トッド、ドストエフスキー、アーレント等の歴史上の哲学者・思想家を批判しつつ、そこに訂正可能性の考えを加えると…を論じている。特にルソーはコミュ障とか言ってることが人生の各フェーズで変わるとか「告白」についてとか結構ディスっている。ユヴァル・ノア・ハラリ、落合陽一、成田悠輔らの言説を「人工知能民主主義」として、AIで正解を出して、不正解を排除する思想社会の危険性に警鐘を鳴らしている。とはいえ、やはりあくまで批評家であり、AI関連技術への解像度は低いよう

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    2025年07月28日
  • 日本の歪み

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    明治維新、戦後の日本の歪み・矛盾について鼎談という形で3人で掘り下げている。言葉の曖昧さと、言葉の解釈の話が多かった。日本あるある、日本人の傾向みたいな話がよく書かれていて面白い。
    憲法に限る話ではないが、言葉と現実が1対1で対応することはなく、いかようにも解釈できるという話が印象に残った。
    養老先生は達観されていて、まあ自然にゆだねるしかないし、起きた事象も自然現象にすぎないよね、という考え方で、むしろZ世代のような現代的な若者の考え方に近いような、年齢が離れているのに一巡りしている感じがしていて面白かった。

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    2025年06月22日
  • 訂正する力

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    現代日本に必要なのは、一貫性をもちながら変わっていくこと。これを「訂正する力」と名付けて、色々と論じた本。1章は現代日本の問題点をうまく言語化していて良かった。でも、2章以降は観念的な話になっていって、イマイチよく分からなかった。

    第1章で、日本で訂正する力が働かないのは、「ぶれないこと」をアイデンティティにしている勢力がいて、議論が硬直し、社会の停滞を招いているから。その背景は、日本人は対話において信頼関係を築く訓練を受けておらず、いたずらに意見を変えると攻撃の対象になるかもしれないという不安を強く抱えているから。
    これは現代日本SNSの状況なんかを、よく現している気がする。

    でも、それ

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    2025年06月14日
  • ゲーム的リアリズムの誕生 動物化するポストモダン2

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    学びについて
    ・文章の透明性という概念。2010年以降のラノベ(なろう)史はこの概念なしでは語れないかも、という風に思う。
    ・データベースから設定を組み合わせた世界線の地続きの中で、メタの概念は"一瞬"盛り上がりを見せたように感じるが今は当時のそのままのメタ概念はほぼ死滅状態にあるように感じる。生き残ったのはマーダーミステリーやTRPGだなあと。
    ・なぜマダミスやTRPGが生き残ったのか?についてメタ的知見から考えるのは重要なように感じるが、この本が生まれたのはそれらに翳りがあり、むしろ現代翳っている美少女ゲームが勃興している時代なので言及はなし。
    ・今に生きる部分は前作・

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    2025年06月09日
  • 訂正する力

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    変化を変化として許容するが、根本は変わったと思わせない。根っこでは一貫性を保ち続ける。この姿勢が何よりも大事だというのが、私がこの本から抽出するべきいちばんのエッセンスだと感じた。日本は様々な外からの文化を受け入れて、日本なりに「訂正」して文化を育んできた。訂正する力の土壌は十分にあるから、この力を取り戻し、日本は復活を遂げてほしい。

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    2025年06月09日
  • 訂正する力

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    自分の価値観、視点、過ごしてきた人生で得た経験値を「訂正する力」を活用することで、過去・現在・未来に至るまでの今生きている自分の考え方を柔軟に世の中を俯瞰できるようになるという内容である。
    人間、一人が得られる価値観や視点には限界がある。人との共生のなかで、様々な価値観や考え方を知り、柔軟に自分の人生に取り入れていくことが必要と説く。
    本著でも示唆されているが、論破や対話拒否とは違う捉え方であり、議論を通して喧騒あれど、その対話のやり取りは生産性があるとしている。
    この本が伝えたい内容は、個人間の話では留まらず、これから、日本は移民が増え、都市開発や都市形態も変容が進み、政治も変わり、社会全体

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    2025年06月07日
  • ゲーム的リアリズムの誕生 動物化するポストモダン2

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    本書で、著者東浩紀は大塚の議論を参照しながら、近代文学を、現実を「透明な」言語で表現するリアリズム小説に代表させ、それに対してキャラクター小説を「不透明な記号」が現実を乱反射するものとして捉えている。キャラクター小説を、近代以前の神話や民話が形を変えて復活したものと見ている。
    しかし現実を非現実的に異化したり、非現実的なものを逆にリアルに表現するような小説なら、近代文学にありふれているし、オタクたちのキャラクター小説など及ばないレベルで既にやられているのである。ここでは二項対立そのものが不適切で、後者を不当に高評価することにしかならない。
    オタク的な文化を近代を越えるものとして考えるのはまった

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    2025年05月14日
  • 忘却にあらがう 平成から令和へ

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    東浩紀って今何してるの?と思ったら時評だった。平成から令和に変わる時のを集めてるのだけれど、コロナ前が遥か昔に感じる。菅さんってそんなに短かったんだっけか……。

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    2025年04月29日
  • 訂正する力

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    SNSが普及し情報社会となり、いつまでも過去の発言が残り続けることで、発言を撤回、訂正しづらい時代ではあるが、訂正すべきことがあれば勇気を持って訂正したり、交換することが必要だと学ぶことができた。

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    2025年04月28日
  • 日本の歪み

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    もう少し踏み込んだり、解の提示があるかと思ったけど、対談という形のレベル感だった。とはいえ、日本人や日本のあるあるには共感したし、それを持つ私はどうするか?という気持ちにはさせてくれた。

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    2025年04月15日
  • 動物化するポストモダン オタクから見た日本社会

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    ・大きな物語のない時代における、避けられない動物化(=生きる意味を考え、社会の調和に背くような人間らしい行動が必要がなく、社会の流れの中で自分の欲求に従って生きることが人間の潮流的な行動になること)のメカニズムをオタク文化で紐解いた本
    ・1番最後の章が難解。理解できなかった
    ・初版が2000年代初頭なので"現代でもそうか?"という疑念を持ちながら見た方がいい
    ・一方で70年代から00年代に至るまでのオタク文化の変遷は非常にわかりやすく理解できる
    ・設定を物語という切り口で味わっている感覚は自分の中にもあったので、それはそうだなとシンプルに思った
    ・個人的に面白かったのは「模

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    2025年03月26日
  • 忘却にあらがう 平成から令和へ

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    トランプの大統領就任(1st)から始まる6年間。そして今、再びトランプの大統領就任(2nd)。意図したわけではないが、今後の予測の為に今この本で回想しておくのは正解。

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    2025年02月15日
  • 日本の歪み

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    明治維新後の日本史を紐解きながら、日本社会のさまざまな矛盾を指摘して、現代社会の「生きづらさ」の原因に迫る対談集。
    天皇・戦争・憲法などのトピックは、学校の授業で「歴史はこういうものだ」と習って、機械的に「そういうものだ」と覚えたため、議論することも無ければ、問題にすら感じていなかった。そのため、私はいろいろな矛盾に気づくことができない。また、複雑に絡み合う事情に正面から向き合う知力が無いので、何となく「生きづらさ」だけを感じてしまうのだろうか。一方で、単純化して発信されるような情報に飛びつきやすい(イチイチ反応しやすい)のかも知れない。
    教養があり、ウィットに富んでいる3人の対談がスピード感

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    2025年01月26日
  • 訂正可能性の哲学

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    ネタバレ

    家族、制作について興味があり手に取った。

    第一部は興味深かった。
    ちょうど「M-1の審査員を、その大会で実績を残した人たちで構成するのは不健全ではないか」というコメントがあり、訂正可能性と持続可能性について言っていたのかなと考えていた。

    p61 外部からの参加を排除したままだと滅びる

    p84 当事者ではない問題についても、訂正されるとわかっていても関わる勇気を持つ

    p88 誤配と訂正の連鎖こそ人生

    p105-108 同じ人間だからという概念は大きすぎて、わたしたちという共感は持てない。でも「わたしたち」の範囲は修正し拡張できる。
    →希望を感じた。

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    2025年01月02日
  • これからの教養 激変する世界を生き抜くための知の11講

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    全体的に横文字が広く多く使われていた印象。
    それなのに文学代表の平野啓一郎さんの文章はスッと入るし、本人の半生を知れてファンとして棚ぼたでした。
    最後の人類学代表の山極寿一さんの話は為になった。猿になる前に村に定住しようかなと思った

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    2024年09月27日
  • 2035年の世界地図 失われる民主主義 破裂する資本主義

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    個人的に未来予測ものには目がないです。

    特に4名中3名(エマニエルトッド、マルクスガブリエル、ジャックアタリ)が好きな方でもあり、読まない訳にはいかないと思い、手にとりました。

    正直、インタビュー形式の為、特に目新しい情報がなく、ちょっと残念なところです。

    総じて、中国は↓ インドは↑日本はリップサービスで気持ち↑ という内容でした。





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    2024年08月09日