東浩紀のレビュー一覧

  • 弱いつながり 検索ワードを探す旅

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    そのものを言い当てる言葉を知らない、もしくは言語が違うために得られていない情報というのは確かにあるなあと思った。

    旅行先で知った言葉を検索してみる、という行動は身に覚えがあったのでうまく言語化してもらった気がした。知らなかった世界のレイヤーに気づくと言い換えてもいいかもしれない。

    「老いについて」の章だけがちょっと引っかかった。子供ができて、仕事に100%打ち込めなくなったことに対する回答が旅に出ることなのか。そもそも子供が欲しいと思ったのはなぜなのか、人生プランについてどう考えていたのか、聞いてみたいと思った。

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    2026年06月21日
  • 訂正する力

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    いろんな視点が得られた。
    ぶれないことが大事と思ってたのは、もしかしたらそう思わされてたような気がした。
    日本の周りを気にする空気感があまり好きではなかった。自分は意味がないと思ってても周りが気にしてるから何かやめよう、変えようとは言い出しづらい空気感。これを批判してもそれすらもまた一つの空気感になって、結局は誰にも本気に取り上げられず、何も変わらない。そこで行うのが訂正力。「実は実情はこうだから変えよう」と言って実際に変えていく。
    文系と理系の科目の違いは面白かった。確かにプラトンなど昔の人たちの本を読む理由は何?と言われると説明できなかった。理系の知識は確かに古いことに価値はないような気が

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    2026年06月20日
  • ゲンロン戦記 「知の観客」をつくる

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    ・哲学は生きなければならない。そして、哲学が生きられるためには、誰かが哲学が生きている姿を見せなければならない。

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    2026年06月03日
  • 訂正する力

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    『動物化するポストモダン』を読んだあとだったのでかなり読みやすく感じた。この本が応用編で『訂正可能性の哲学』が理論編な気がするのでそちらも読んでみる。

    「老いるとは変化することであり、訂正することだ」という序文の言葉が良かった。悲観的に捉える以外の老いへの見方を教わった気がする。

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    2026年06月03日
  • ゲーム的リアリズムの誕生 動物化するポストモダン2

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    2001年の発刊

    前作から6年経過している
    今回は「ライトノベル」がメインターゲットや
    お!なんかこんなの待ってたかも
    待ってたかもってもう20年以上前の批評なんだが

    「ライトノベル」とはなんぞやというところから始まって、「ライトノベル」を通して社会を見つつ批評を展開

    これがまたすこぶる面白い
    いやー批評って面白いよ

    何より良いのは、東浩紀さんの「作者の意図?(゚Д゚)ハァ?そんなん知らんわ」という姿勢な
    もう共感しかない
    もちろん作者を軽んじているわけではない(そんなことは読めば分かるんだが)

    わいも批評などといったものからはるか遠くにある感想文にもなっていないような拙いレビューだ

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    2026年04月21日
  • サイバースペースはなぜそう呼ばれるか+

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    ゆえあって、再再読…90年代的な衒学文体が微笑ましい(笑)
    『存在論的、郵便的』同様、よく理解できないのにめちゃくちゃ面白くて読むのを止められないので、やっぱりこの頃の東浩紀は(も)凄いなと思った。
    『動物化するポストモダン』へつながる壮大な序章としても読めるけど、動ポモの引き裂かれ、両義性(=ユニークさ)に対して、本書は引き裂かれまいと格闘する様が、これはこれでエキサイティングです。
    そして今読むと、テクノロジーや人工知能に関する記述が面白い。
    本書はそのまま、「人工知能はなぜそう呼ばれるか」へつながるものとして読めると思います。
    ペンローズ(『皇帝の新しい心』)まで遡上に乗せられていて、お

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    2026年04月17日
  • 日本の歪み

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    1045円

    201P

    めちゃくちゃ面白かった。

    コロナ後、ロシアウクライナ後

    自由意志は存在しないって衝撃

    養老孟司って解剖学者だし、日本のレオナルド・ダ・ヴィンチなんだと思うんだよね。レオナルド・ダ・ヴィンチは人体を描くために人体解剖をしたし、有名な美術家が人体解剖を学ぶ為に養老孟司の東大解剖学教室に出入りしてたって聴いたことある。私の一番の関心は美術で次に科学だから、養老孟司を読み漁ってるのかなと思った。養老孟司の話は理系文系横断的だし、一分野に収まらないのが良い。フェミニストみたいな文系の人の話は文系の話しか聴けなくてつまらない。

    ロシアウクライナとコロナ後に書かれた本だから

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    2026年04月07日
  • 日本の歪み

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    本書は、養老さんの著書「バカの壁」を読んでから読んだ方が分かりやすいと思う。私は未読の為、文脈から想像しながら読み進める場面があった。

    保守とリベラルという言葉の定義について考えを更新する事ができた。また、改憲や靖国参拝についても考えた。リベラルな天皇、っておかしいけど、天皇陛下はリベラルな印象がある。戦後の象徴天皇制が、うまく国民感情に受け入れられたから、現在天皇制をやめろとか言う人がほとんどいないんだと思う。

    追悼は二人称、というのも興味深かった。靖国参拝は政治的問題になっており、首相の靖国参拝は右翼的なイメージが強いが、どんな立場の人であろうと、亡くなった人を弔う気持ちを否定すること

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    2026年03月23日
  • 動物化するポストモダン オタクから見た日本社会

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     1980年生まれの私だが、エヴァンゲリオンはみたものの、そこから先に映画芸術の方にのめり込んでしまい、オタク的文化にはまったく踏み込まなかった。
     しかし、エヴァンゲリオンについての市場化について持っていた困惑は、本書を読むことでかなり解消された。
     少しでも批評的な視点を持ちたいので、次は母性のディストピアに行きやす。完全に三宅香帆路線や。ちょっとオタク路線から離れたいなという気持ちもあるが笑

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    2026年03月14日
  • 訂正する力

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    非常に読みやすく、そしてとてもタメになる本だった。 ★「訂正する力」とは、過去との一貫性を主張しながら、実際には過去の解釈を変え、現実に合わせて変化する力。(p. 76) ※ちな、古来から日本には訂正する力のゆたかな伝統があった(p. 77) p.148 「固有名詞になれ」」「属性を超えたなにか」で判断される環境をつくる p.156 人生は、自分を属性でジャッジする人に囲まれても、決して豊かにはならない。

    p.134 ゲンロンカフェ…登壇者への「実は…だった」という気持ちの生まれる場所→これこそが、今の作家生(p.137) p.161 社会には、親密な公共圏がたくさんある方が、豊かになる →

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    2026年03月04日
  • ゆるく考える

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    東浩紀さんはとても頭が良く、弁が立ちます。ですから、東浩紀の主張を人に紹介しようとすると、ニュアンスが大幅にズレるんですよね。ひろゆきや岡田斗司夫ほど分かりやすい言葉を使ったり、簡単に問題を片付けたりしない。言葉の力によって、実践的に世界を変えようとしている人ですから、そこら辺は慎重なんでしょう。言論の安売りをしないからこそ、彼の主張は高度だと言えます。言い方を変えれば、バカには分かるめぇよ、みたいなスタンスだからこそ、彼や彼を支持する空間はいいものが生まれる、そんな感じですか。彼の捲し立てるような早口や、映画"マダガスカル"に出てくるアイアイのモーリスのような仕草、風貌、

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    2026年03月01日
  • 訂正する力

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    ネタバレ

    訂正する力という一見何か分かりにくい能力が、これまでの日本やこれからの世界を照らす力になることが力説されている。

    訂正する力とは、「じつは、〇〇だった」と過去を解釈し直して、未来へとつなげる力のこと。
    訂正する力とは、持続する力であり、聞く力であり、老いる力であり、記憶する力であり、読み替える力であり、民主主義の力であり、ルールを変える力であり、作家性=固有の力であり、幻想をつくる力であり、作為があるのに自然だと思わせる力であり、喧騒の力のことであり、変化を変化として許容しながら一貫性を保つ力のことです。

    読んでいない方は何のことだ?と思うでしょうが、これほどの言い換えを多様な事例、時事と

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    2026年02月23日
  • 訂正する力

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    面白かった!新しいことをやろうとすると前例がないという理由で壁にぶつかりがちだけど、過去との共通項とか共感できる何を足がかりに訂正するスタイルを試してみたいと思った。

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    2026年02月22日
  • ゲンロン0 観光客の哲学

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    読み終わったと言っても、第1部まで。その時点で、当時は続きを読む気力がなかった。出版当初に読んだから、8年以上前かな?今、読み返したら、また違うかも

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    2026年01月28日
  • ゲンロン0 観光客の哲学

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    市民としてではなく、外部から訪れる観光がもたらす偶然性という概念が分かる。

    デモ以外の方法での表現方法という形で「平和と愚かさ」の書籍で実践されている。

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    2026年01月21日
  • 動物化するポストモダン オタクから見た日本社会

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    「欲求」と「欲望」の違いを知った。

    欲求は動物的で、欲望が人間的で他者を必要とするかどうか

    「大人の道徳」の本にも書かれていたが、やはり現代人はやりたい事をする動物的になってきている、と再認識した。

    オタク分析から始まり、ポストモダンへの考察を知る事ができた。

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    2025年11月29日
  • 訂正する力

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    昨年、『訂正可能性の哲学』(ゲンロン)と立て続けに発売されていて気になっていた、東浩紀さんの「訂正」シリーズ。どちらから読もうかと迷った結果、新書のこちらの本から手に取ってみました。

    「訂正する力」とは何か?

    読み進めてみると、「聞く力である」「続く力である」「老いる力である」とたくさん出てきます。どうやら一言で説明するのが難しそうな力です。

    「この状況認識は「脱構築」に似ている」とあり、千葉雅也『現代思想入門』でジャック・デリダの脱構築という考え方もおさらいしながら読み進めていくと、一気に理解が進みました。

    「脱構築」とは、何か対立する場面において、自分が安定していたいという思いに介

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    2025年11月24日
  • ゲンロン0 観光客の哲学

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    ネタバレ

    15 思想の核となるアイデアはいままで言い尽くされている。
    ゆえに哲学書の本質は、そのテーマの新しさにではなく、むしろスタイルや意匠の新しさに存する。
    つまり、いかに語るかという装飾という非本質な部分こそが本質だと言えるし、本質こそが非本質である。
     さらに、言えば、この本質と非本質の定まらなさ・決定不可能性こそが哲学の「本質」だとも言える。

    241とある時代のとある主張は、「新しい思想」というよりも、単にその時代状況の表現だと考えた方がよい時がある。


    26. 「観光」の条件
    労働階級の台頭、大衆社会化、産業主義化。
    ・クックは、観光を通じて大衆を啓蒙し、社会をより良くすることができると

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    2025年10月21日
  • 訂正する力

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    人は過去の過ちを認められなかったり、自分が正しいと思い込んでしまいがち。間違いを認めたり、謝罪したり、考えを変えたりすることは悪として、日常の出来事から政治・社会問題まで軌道修正ができないことは往々としてあること。思想・イデオロギー先行の分断社会だからこそ、今一度立ち止まって、何をもって正しいことなのか訂正可能性を踏まえながら物事を考えることがAI時代の現代において不可欠となる。

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    2025年09月26日
  • 動物化するポストモダン オタクから見た日本社会

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    内容が難しいので完全に理解できていないが、大きな物語からデータベース化された要素を楽しむという変遷について納得できた。

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    2025年07月28日