あらすじ
若いころのぼくに言いたい、人生の選択肢は無限である、と。世の中を少しでもよい方向に変えるために、ゆるく、ラジカルにゆるく考えよう。「ゲンロン」を生み出した東浩紀のエッセイ集。
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Posted by ブクログ
東浩紀さんはとても頭が良く、弁が立ちます。ですから、東浩紀の主張を人に紹介しようとすると、ニュアンスが大幅にズレるんですよね。ひろゆきや岡田斗司夫ほど分かりやすい言葉を使ったり、簡単に問題を片付けたりしない。言葉の力によって、実践的に世界を変えようとしている人ですから、そこら辺は慎重なんでしょう。言論の安売りをしないからこそ、彼の主張は高度だと言えます。言い方を変えれば、バカには分かるめぇよ、みたいなスタンスだからこそ、彼や彼を支持する空間はいいものが生まれる、そんな感じですか。彼の捲し立てるような早口や、映画"マダガスカル"に出てくるアイアイのモーリスのような仕草、風貌、顔面や目つきはとてもチャーミングなのに、それを分かる人は極めて少ないと言える。
Posted by ブクログ
文庫になってくれて嬉しい一冊。感想はほしおさんが書かれている「これで「ゆるい」とは。」に心から同意。単行本刊行時は震災の前と後でこんなに変わるかと思考を巡らせながら拝読した。そしてコロナ禍のこのタイミングでこれが文庫化されたことは、読み返すという意味ですごく良かった。これからも、考えるために何度も読み返したい。