東浩紀のレビュー一覧

  • 動物化するポストモダン オタクから見た日本社会

    Posted by ブクログ

    「欲求」と「欲望」の違いを知った。

    欲求は動物的で、欲望が人間的で他者を必要とするかどうか

    「大人の道徳」の本にも書かれていたが、やはり現代人はやりたい事をする動物的になってきている、と再認識した。

    オタク分析から始まり、ポストモダンへの考察を知る事ができた。

    0
    2025年11月29日
  • 訂正する力

    Posted by ブクログ

    昨年、『訂正可能性の哲学』(ゲンロン)と立て続けに発売されていて気になっていた、東浩紀さんの「訂正」シリーズ。どちらから読もうかと迷った結果、新書のこちらの本から手に取ってみました。

    「訂正する力」とは何か?

    読み進めてみると、「聞く力である」「続く力である」「老いる力である」とたくさん出てきます。どうやら一言で説明するのが難しそうな力です。

    「この状況認識は「脱構築」に似ている」とあり、千葉雅也『現代思想入門』でジャック・デリダの脱構築という考え方もおさらいしながら読み進めていくと、一気に理解が進みました。

    「脱構築」とは、何か対立する場面において、自分が安定していたいという思いに介入して、他者の考え方にも開いて対立を乗り越えていこうとする考え方。

    要するに、「訂正する力」はデリダの「脱構築」をより現代の私たち日本人に伝わりやすいように東浩紀さんがアップデートしてくれたもので、さらに対立を乗り越えるだけでなく、それを持続させていこうというときに、状況に合わせて訂正し続けることがその解決策になるのだ、と理解しました。

    そして、東浩紀さんは私たち日本人こそが訂正が得意なんだと訴えかけています。

    「ぼくはなぜか、いまの世界には考えるひとがあまりにも少なく、それはまずいと感じてしまった。みなが「考えないで成功する」ための方法ばかりを求める国は、いつか破滅すると感じてしまった。そう危機感を抱いたこともまた、本書執筆のきっかけのひとつです。」

    最後のこのメッセージは刺さりました。

    AIが躍動する便利な世の中だからこそ、しっかり学び考える力を養わないと!

    続いて『訂正可能性の哲学』に進みます

    0
    2025年11月24日
  • ゲンロン0 観光客の哲学

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    15 思想の核となるアイデアはいままで言い尽くされている。
    ゆえに哲学書の本質は、そのテーマの新しさにではなく、むしろスタイルや意匠の新しさに存する。
    つまり、いかに語るかという装飾という非本質な部分こそが本質だと言えるし、本質こそが非本質である。
     さらに、言えば、この本質と非本質の定まらなさ・決定不可能性こそが哲学の「本質」だとも言える。

    241とある時代のとある主張は、「新しい思想」というよりも、単にその時代状況の表現だと考えた方がよい時がある。


    26. 「観光」の条件
    労働階級の台頭、大衆社会化、産業主義化。
    ・クックは、観光を通じて大衆を啓蒙し、社会をより良くすることができると本気で信じていた。近代観光の歴史はその信念から始まっている。

    82 観光客は、ただ自分の利己心と旅行業者の商業精神に導かれて、他国を訪問するだけである。にも関わらず、その訪問=観光の事実は平和の条件になると、カントは考えた。

    86 カール・シュミットの「友敵理論」
    政治はまず、世界を友と敵に分け共同体を確立する。その際、敵を敵たらしめる根拠はない。
    そのうえで政治は、友か敵かという判断項に基づいて、共同体の存続を第一に考え、必要とあらば倫理的・美的・経済的というあらゆる他の二項対立から構成される判断軸を放棄する。

    89 ヘーゲルの国家論で重要なのは、市民社会から国家へのその移行が、たんなる歴史的あるいは社会学的な展開としてではなく、人間の精神的な向上と結びつけて語られていることである。

    117 ヘーゲルは国家を市民社会の「自己意識」だと捉えた。
      カントは「国家をもった民族」はひとつの人格を持つものとみなした。

    121 国家の二層構造
    <a>精神、思考、意識、政治、上半身、”国民”としての人間
       =ナショナリズム、リベラリズム
      ↕
    <b>身体、無意識、経済、下半身、欲望、動物、消費者
       =リバタリアニズム、コミュニタリアニズム、グローバリズム

    point1 121 欲望の管理は、健全な社会生活を営む上で致命的に重要である。それに失敗すると人(=人格、国家)は病気になる。

    point2 123 ナショナリズムとグローバリズムは、統合されることなく、それぞれ異なった仕方で秩序を作り上げてしまっている。
    <ネーション>
     政治 ネーション(国家)の単位で語られる
     ↕
     経済 グローバリズムとしてネーションから独立して行動

    point3 132 グローバリズムは、ナショナリズムをいささか変質させた。すなわち、ナショナリズムは普遍的な世界共和国へつながる回路をもはや持ちえず、永遠にナショナリズムのままである。

    141 国民国家(人間を人間として扱う機構)は出産を奨励できないが、帝国(人間を統計の対象として数字で、動物のように扱う機構)は奨励できる

    149 否定神学とは
    「否定」を媒介とした存在証明の論理。
    「その対象が“存在する”」ということを、直接積極的に言うのではなく、「~ではない/~でもないことを通じて、しかしそれがなければ説明できない/それを仮定しなければならない」という形で、実質的にその存在を前提せざるを得ない立場が生じる。

    156 それに対して「郵便」は存在し得ないものは端的に存在しないが、現実世界のさまざまな失敗の効果で存在しているように見えるし、またそのかぎりで存在するかのような効果を及ぼすという、現実的な観察を示す言葉である。

    158 郵便的とはここでは、あるものをある場所にきちんととどけるシステムを指すのではなく、むしろ、誤配すなわち配達の失敗や予期しないコミュニケーションの可能性を含むという意味で使われている。

    160 デモには敵がいるが、観光には敵がいない。ラディカル・デモクラシーは友敵理論の内側にあるが、観光はその外部にある。

    161 ネットワーク理論
    世界の多くの事象は、多数の「実体」があり、その上でそれら実体を結びつける「関係」があるという、広義のネットワークの構造を備えていると見なす考え方

    171 スケールフリー性とは
    友達が多い人のところへますます友達が増えるという不平等性を表したネットワーク理論のモデル

    177 人間社会がネットワーク理論でモデル化でき、そしてそこにスケールフリーの特徴が現れるというバラバシたちの発見が、19世紀の史的唯物論や20世紀の構造主義に続き、「人間社会の構造をあたかも自然現象であるかのように説明する言説の可能性」を開いた

    187 神話とは、ある洞察の論理的な展開を、あたかも歴史的な展開であるかのように見做して、再構成する、物語風の記述形式を意味している。

    189 論理と物語の違い
    共時的な論理を、通時的な歴史として再構成すると、目の前の世界の構造になにが欠けているのか、きわめて語りやすくなることも確かだ。論理は、物語のかたちで語られるとはるかに理解と操作が容易くなる。

    197 個人単位での、きわめて具体的な、そして偶然的な「細部」への感情移入に、連帯の基礎をおくべきではない。むしろ、「われわれ」の感覚は、その細部への共感のあと、事後的かつ遡行的に生み出される。

    198 観光客の哲学=誤配の哲学、「連帯」とあわれみ

    218 死の絶対性と運命の必然性が生み出すハイデガーの哲学に対置される、出生の相対性と家族の偶然性が生み出す新たな哲学=家族の哲学

    223 国民の拡張には原理が必要だが、家族の拡張には原理がない。これがウィトゲンシュタインの指摘したことだった。

    237 つまりアメリカにおいては、アメリカを愛することと現在の権力を批判すること、祖国への誇りと権力への怒りは矛盾なくむすびつく

    0
    2025年10月21日
  • 訂正する力

    Posted by ブクログ

    人は過去の過ちを認められなかったり、自分が正しいと思い込んでしまいがち。間違いを認めたり、謝罪したり、考えを変えたりすることは悪として、日常の出来事から政治・社会問題まで軌道修正ができないことは往々としてあること。思想・イデオロギー先行の分断社会だからこそ、今一度立ち止まって、何をもって正しいことなのか訂正可能性を踏まえながら物事を考えることがAI時代の現代において不可欠となる。

    0
    2025年09月26日
  • 動物化するポストモダン オタクから見た日本社会

    Posted by ブクログ

    内容が難しいので完全に理解できていないが、大きな物語からデータベース化された要素を楽しむという変遷について納得できた。

    0
    2025年07月28日
  • 観光客の哲学 増補版

    Posted by ブクログ

    分断する世の中、ナショナリズムとリベラリズムの二極化する世の中で、観光客という「誤配」が世の中をゆるくつなげるという話。グラフ理論の話を出し、誤配がネットワークをつなぎ変えるという論理は非常にわかりやすかった。

    本書では誤配の大事さを説いており、その役割を観光客が担うのではないかという話だった。

    0
    2025年07月03日
  • 訂正可能性の哲学

    Posted by ブクログ

    気になった、自分に刺さった内容をピックアップして感想を記述(本の内容が重厚なので)

    ・リベラル村
    リベラルを追求している結果、結果的にリベラルを許容する意識の高い人だけを集めることとなってしまい、皮肉にもリベラル的な思想から外れてしまっている。これは私も常日頃から感じていた。新の多様性とは、受け入れにくい人すらも受け入れる(というか否定せず、無関心)必要があると感じている。

    ・誤配=訂正可能性
    あらゆることはいずれ訂正される可能性がある。まずはそれを許容する必要がある。共同体とは開かれてもいて、閉じられてもいる。それを誤配によってつなぎかえを行っている。再帰的な保守主義という言葉が素晴らしく、守るべき自分たちの枠組みを少しずつ変化させているというニュアンスが良い。

    ルソーの話にページを割き、そこから一般意思の話に広げながら、ビックデータがその一般意思をくみ取るという話につなげていた。この「人工知能民主主義」の危険性について話していた。自分がどんな人間でも、統計的集団にカテゴライズされ、リスク人材としてみなされる可能性がある。統計的に正しいとされることで、訂正可能性がまさに失われてしまう。

    内容を完全に把握しきれていないが「あいまいな状態」を許容しながら自分たちは足を進めなくてはいけないと感じた。そして何かを正しいと定義しても、それは訂正される可能性がある。訂正可能性があることを許容しなくてはいけない。
    基本的に物ごとの大半は黒か白で分けることができないだろうと考えていて、今回の本は自分の考えを後押ししてくれるような本だった。

    0
    2025年06月09日
  • 動物化するポストモダン オタクから見た日本社会

    Posted by ブクログ

    読みやすさ★★★★☆

    データベースモデルの話がめちゃおもしろい。というか、文章が流れるように読める。
    すごい本だ。

    0
    2025年05月01日
  • 観光客の哲学 増補版

    Posted by ブクログ

    物事を抽象化するという意味合いでの、観光客というスタンスは、この分断が進む時代だからこそ注目しなければならないと思う。
    物事を具体化し、白黒はっきりさせて対立軸を作り、罵り合うような遺恨以外の何も生み出さない議論が増えているが、抽象化によって敢えて曖昧化する事で議論に幅を持たせることの方が、意味のある議論となるように感じる。

    0
    2025年04月23日
  • 観光客の哲学 増補版

    Posted by ブクログ

    理系脳と文系ごころを同時にくすぐる一冊。理系脳を刺激するのは、第5章「郵便的マルチチュードへ」。誤配という鍵概念が、数学の証明を思わせる鮮やかな論理性で解説されている。文系ごころを掻き立てるのは、第8章「ドストエフスキーの最後の主体」。ドストエフスキーの長編作品群を貫く縦のつながりに着目した著者の読みに、なるほどと思った。同章で提示されるドストエフスキー作品の主人公の変遷は、人間としての成長を考える上で、大変プラグマティックである。

    0
    2025年03月28日
  • 訂正可能性の哲学

    Posted by ブクログ

    普段、読書はもっぱら己のスノビッシュな欲望を満たすためにする私だが、本書は一味違った。ページを繰る手が止まらず、時間を忘れて「読書のための読書」に没頭するという貴重な体験をくれた一冊だった。【家族】は、私たちが認識する対象ではなく、むしろ認識の枠組みそのものである。そして、【家族】は一面では堅苦しくあるものの、他方では柔軟さも併せ持つ。その柔軟さを活かすことこそ、人生を生きる上で重要なヒントとなるはずだ。

    0
    2025年03月28日
  • 訂正可能性の哲学

    Posted by ブクログ

    自分と同世代の著者がたどり着いた、人が人らしく生きるために必要な事は何かを、丁寧に、ルソーの思考を軸にした解説が展開される。構成もよく練らせており大変読みやすく、理解し易く書かれていました。「人工知能民主主義」に関する解説は、私の中にも存在したモヤモヤ感を払拭してくれました。個人的には著者の主張は私の考え方に大変近いものでしたので、その意味でも良い頭の整理になった気がします。満足。

    0
    2025年02月22日
  • 訂正可能性の哲学

    Posted by ブクログ

    面白かった。訂正する、ということの価値・意味を、素人にも非常に分かりやすく示してくれている。
    ウィトゲンシュタインの言語ゲームから始めて、人のコミュニケーションが元々持ち合わせている性質からstraightforwardに訂正可能性の意義を見出し、それを公共性や民主主義、政治と結びつけながら、ルソー、あるいは一般意志の解釈へ繋げていく流れが非常に明瞭。個人的には、こうした文脈の中で2010年代を思想史的に位置付けているのも(思想史というのはもっと発展の時間スケールが長いものだと思っていたので)感心した。

    0
    2024年12月06日
  • ゲンロン戦記 「知の観客」をつくる

    Posted by ブクログ

    ゲンロン、シラスの取り組み、そしてこの取り組みを本にまとめたことについては、本当に尊敬している……ホモソーシャルから抜け出たようには見えないけど……

    「ゲンロンはたしかにぼくがつくった。
    でもぼくのためのものではない。
    「ぼくみたいなやつ」のためのものでもない」
    p222引用

    「特定のトピックに焦点をあてて、無理に「最先端」のシーンを演出するようなことをしていません。
    ぼくがその場その場で関心をもった方々、関心をもった主題を集めている」
    「言い換えれば、ぼくは自分の関心が自分だけのものであること、自分が孤独であることを受け入れたわけです」
    p223引用

    「「ぼくみたいなやつ」はぼくしかいないし、そもそもすでにぼくがいるのだから、これ以上は必要ない。
    ぼくは「ぼくみたいじゃないやつ」と一緒に行動することによって、はじめてゲンロンを強くすることができるし、多様で開かれた場にすることができるのです」
    p224引用

    「10年後には、ゲンロンがひとつの中心になって、ホモソーシャルな従来の論壇とはかなり異なった、多様な言論のネットワークが形成できるかもしれません」
    「それはもしかしたら、従来の「批評」の読者には満足できないものかもしれません
    そこには「最先端」もなく、「シーン」もなく、ゆるやかにつながる話し手と聞き手しかいないからです」
    P225引用

    「多様性が大切だとひとは簡単に言います。
    けれども、その大切さを、自らの人生に引きつけて実感するのはそれほど簡単ではありません」
    「自分のなかには「ぼくみたいなやつ」を集めたいという強いホモソーシャルな欲望がくっている。
    それこそがリスクであり限界なので、意識的に対峙していかないとどうしようもない」
    p226引用

    0
    2024年11月18日
  • 訂正可能性の哲学

    Posted by ブクログ

    人は長く一貫性や包摂性を探していき続ければ、直感的には本書で編まれた言葉の場所に辿り着く、そんな普遍性と、これまでの哲学者が見てきたものと東浩紀が見ているものが大変強靭な論理性で結ばれて、何度も頷いてしまった。素晴らしかった。

    0
    2024年10月30日
  • 一般意志2.0 ルソー、フロイト、グーグル

    Posted by ブクログ

    かなり面白い論考だった。
    「民主主義とは本来熟議が必要なものであり、現代の民主主義には熟議が足りてないんだ!」というステレオタイプの思い込みをひっくり返された。実装面は置いといて、大衆の無意識を直接反映できるようになれば、「民意を反映してない」みたいな批判は一定避けられるようになるだろう。
    一方で、現役世代の一般意志に従うだけでは、環境問題や伝統の継承など、未来・過去の世代を考慮した判断は難しいように思える。特に、環境問題のような、現役世代の欲望を抑えて将来世代の負担を軽減するような問題については、熟議の方が解決に導ける気もする…。難しい。

    0
    2024年09月30日
  • 弱いつながり 検索ワードを探す旅

    Posted by ブクログ

    人間は環境に規定されてしまう。
    そんな人間が「かけがえのない自分」として生きていくためのヒントとして、環境にノイズを忍び込ませること、記号では捉えきれない「モノ」があると認識すること、無責任・軽薄に生きる側面を持つこと、すなわち「観光客」として生きてみることが提案されている。

    最近、法律の勉強に時間を割かれ、記号の世界に閉じ込められていた。お金も時間もないし、友人が海外旅行する様をInstagramで見て、俺は日常の中に小さい幸せを見つけられるんだ、なんて小さい捻くれた世界に閉じこもっていた。
    旅に出たいと本気で思う本だった。今の僕の人生には明らかにノイズが足りていない。脳みそも心もどんどん痩せ細っていってるのが分かる。旅に出よう。

    0
    2024年08月11日
  • 弱いつながり 検索ワードを探す旅

    Posted by ブクログ

    (2014/10/11)
    ネットは弱いようで強いつながりだという。
    固定した仲間としかつるまない。
    新しい環境に触れるには、
    弱いリアルを求めるのが一番。
    そのためには旅をしようという。

    ネットでストリートビューをすれば現地の様子はわかる、
    でもそれは旅ではない。
    その違いは移動時間にあるという。
    その場に行くまで、帰るとき、
    体を一定時間その場に拘束すること、そして欲望することに
    意味があるという。
    深い。
    だから著者はダークツーリズム、チェルノブイリ観光を実施し、
    さらに福島原発を観光地化しようとする。

    平野啓一郎氏の分人化にも触れている。
    ただ、平野氏がそれぞれの村人であれ、というのには反対し、観光客でいい、という。
    日本人は村人になりたがる。正社員もそれ、と。

    従来の仲間ではなく、パーティであっただけの人の言葉をきっかけに転職する、
    なんて話もあった。
    弱いつながりがきっかけになると。

    同感できる。
    気楽に、でも新しい刺激を求めたい。

    ネットをやるなら日本語以外で検索を。そうだよなあ。。。

    目次
    0 はじめに――強いネットと弱いリアル
    1 旅に出る 台湾/インド
    2 観光客になる 福島
    3 モノに触れる アウシュヴィッツ
    4 欲望を作る チェルノブイリ
    5 憐れみを感じる 韓国
    6 コピーを怖れない バンコク
    7 老いに抵抗する 東京
    8 ボーナストラック 観光客の五つの心得
    9 おわりに――旅とイメージ

    0
    2024年08月08日
  • 日本の歪み

    Posted by ブクログ

    普通は敢えて考えないようにしている難しい問題。歪んでいても日常生活は支障ない(もしくは支障ないものとして打ち捨てておける)。
    自分自身で考えられない私のような人間は、このような本を読むとなるほどなぁと大いに感心し、勉強になる。
    立派な先生方のおっしゃることをある程度は理解したり共感したりすることで、自分は我が国の抱える問題について無関心ではない、どちらかというと意識高い系の人間であるかのように思ってそれだけで満足感を得ている部分もあるが。
    歪みを持ってるのは日本だけじゃないと思うし、歪みについて偉い先生方が鼎談したところで解決するものでもないだろう。しかし、ちょっと立ち止まって考えるのは意味があると思いたい。
    この本が多くの人に読まれるといいと思う。
    個人的には3人の中では養老先生が好きだ。

    0
    2024年07月27日
  • 訂正可能性の哲学

    Posted by ブクログ

    詳しい書評はあとで記す

    めっちゃ面白かった。論理の展開や回収の仕方や、correct-abilityの意味も綺麗に回収していて見事だった。

    0
    2024年07月06日