東浩紀のレビュー一覧

  • 新記号論 脳とメディアが出会うとき

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    ネタバレ

     記号論とはなにか。歴史からここまでの新しい言説までをまとめたものである。知を愛するものであれば必読の書である。
     この分野はコンピュータ、AIの発展の礎になっているし、そもそもメディアを探究する場合にも必要になるものである。
     本書に「ヒトはみな同じ文字を書いている」、「ニューロンリサイクル仮説」を取り上げた箇所がある。ヒトが進化の過程で森で生活していた時期があるとされる。その森での生活でモノを見分けるのに使っていた視覚に関する身体の部位や脳の視覚野。これを文字を読むことに転用しているのではないかということの根拠にしているのである。
     グラフィックレコーディングにおいて、文字を書く、絵を描く

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    2022年05月01日
  • 私たちはどう生きるか コロナ後の世界を語る2

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    コロナ後の日本社会はどのように変化してゆくのか。変化した社会にどう生きるか。桐野夏生さんの「不寛容な時代、自由な小説から力を得て欲しい」の言葉に、不安の塊がふうっと軽くなりました。

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    2022年04月04日
  • ゲンロン戦記 「知の観客」をつくる

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    誤配=啓蒙
    オルタナティブこそが反資本主義、反権力になりうる。有料化されたコンテンツで健全なコミュニティが作られる。

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    2022年03月27日
  • ゲンロン戦記 「知の観客」をつくる

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    オイラ東浩紀より4つ下なんで、ちょうどこの本に書かれてる時の東浩紀くらいの歳なのよね。で、外回りの営業から内勤の事務職へ異動。「会社の本質は事務」とか「任せると目を逸らすとは違う」とかいろいろ刺さり過ぎる。まぁ東浩紀でもこんだけ迷い惑ってんねんから凡人の我々なんぞが40過ぎて迷ったり惑ったりするのも仕方ないわ。

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    2022年02月18日
  • ゲンロン12

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    東浩紀の訂正可能性の哲学。公共性を開放性ではなく、訂正可能性としてとらえるという新しい哲学。そして東的な家族という概念。とても熱くなった。

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    2022年01月28日
  • 私たちはどう生きるか コロナ後の世界を語る2

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    20人によるエッセイ。
    共感できる話が一つや二つはあるのではないでしょうか。
    私は瀬戸内寂聴さんでした。

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    2021年09月27日
  • これからの教養 激変する世界を生き抜くための知の11講

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    11のエリアの第一人者との対談。非常に為になった。個人的な関心の重みもあり、中でも、東浩紀氏、石川善樹氏、水野和夫氏、平野啓一郎氏、山極寿一氏のパートは示唆に富んだ内容であると感じた。

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    2021年09月26日
  • ゲンロン戦記 「知の観客」をつくる

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    言葉では伝わらないこと、オンラインでは伝わらないこと、商業ベースじゃないとできないこと、でもスケールを追っててはできないこと、「仲間」となにかを成し遂げることの難しさ、仲間の存在のありがたさ、意図せぬ偶然の必要性、などなどいろんな示唆が詰まった本だった。
    この本では著者の仕事の中身である哲学?についてはそこまで深く書かれていなかったけど、日常の仕事とかキャリアにおいて失敗して仲間に支えられて内省して成長して少しずつ前に進んでみたいな過程を振り返るというか考えること自体が哲学なのかもしれないと思った。いろいろ考えている人は深みがあってかっこいいなと思った。
    ゲンロンのコンテンツにも触れてみようと

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    2021年09月25日
  • これからの教養 激変する世界を生き抜くための知の11講

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    11人の識者へのインタビュー集。編者の好みなのか分野と言葉は違えど、思い描いている未来社会は似通っている人選のようにも思えます。気になる人物ばかりだったので問題ないですが。

    近代の強い個を持続できるほど人間は強くなく、場の関係性の上に柔らかい弱い個をなんとか保っているのが実情。そんな個人でも生きやすい社会制度へと変えていく時代に来たのかな。

    「欲望のエデュケーション」といった気づきのような新しい啓蒙の形で、これから価値観変更を優しく迫るお知らせが来るのだと思うw

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    2021年08月23日
  • ゲンロン戦記 「知の観客」をつくる

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    東さんの著書に哲学の誤配というのがあって、興味はあってもまだ読んだことはないのだが、この本でいう誤配とこのゲンロン戦記で度々出てくる誤配は同じなのだろうか気になったので、次は哲学の誤配を読んでみたいと思う。
    最後のあとがきで著者がいう様にこれは私小説なのだろう。
    だから、まぁ、特に東さんその人に肩入れするわけではないので、途中何を読んでいるのかなという気にもさせられたが、でも話は面白く、他の著書、といってもまだ2冊しか読んでいないけれど、この人は自分の失敗を赤裸々に告白してさらにきちんと謝るべきことは謝っている態度が一貫しているなというのが印象に残る人なので、このゲンロン戦記も同じ印象を持てる

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    2021年08月21日
  • 新記号論 脳とメディアが出会うとき

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    ネット社会となった今を生きるということについて、人間の自由について、脳神経科学を踏まえた哲学としての説明がされている。スッと入ってくるところが多かった。
    いつの時代も、人との繋がりの中にしか自分を見出せないだろう。メディアが変わっても、不器用でも粘り強く、勇気を持って向き合っていくしかない。改めて感じた。

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    2021年07月22日
  • ゲンロン0 観光客の哲学

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    第一部は間違いなく面白かった。文章がうまいので分かったような気になる。新鮮な気持ちで読めた。哲学では避けようがないのかもしれないが引用に次ぐ引用に少し辟易する部分も。最後のドストエフスキーの部分はほとんどついていけなかった。

    ●観光客の哲学
    ・観光
    ・二次創作
    ・政治とその外部
    ・二層構造
    ・郵便的マルチチュードへ
    ●家族の哲学(序論)
    ・家族
    ・不気味なもの
    ・ドストエフスキーの最後の主体

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    2021年06月05日
  • 弱いつながり 検索ワードを探す旅

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    読んで良かった!

    確かに、ネットだけでは、自分の興味のあることばかり検索してしまいます。

    まずは、色々なことに興味を持つ欲望を持てることが大切。そのためには実際のモノに触れる。実際のモノに会うために、観光は丁度良い。

    今まで観光って、古臭いものかもと思っていたが、結構いいものなんですね。

    いつもと違う検索ワードで検索するということは、今までの自分を超えていくことなのかも。
    でも、観光なら自分にもできるかもと嬉しくなりました。

    今は、コロナで遠出できませんが、いつも観光気分を忘れないようにしたいですね。

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    2021年04月26日
  • ゲーム的リアリズムの誕生 動物化するポストモダン2

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    面白く読めました。環境分析的な読解とは、どういったものか?読むと分かります。
    あと、最後の参考文献は、結構読んでいたけど、それを使ってこんな風に本が書けるとは!
    自分には、本を書くのは、難しいのかな?とも思いました。

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    2021年03月28日
  • 弱いつながり 検索ワードを探す旅

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    筆者が伝えたいであろうことを、これほど!と言うくらいに噛み砕いて説明している。ゆえに読みやすく分かりやすい。

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    2021年02月28日
  • ゲンロン戦記 「知の観客」をつくる

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    哲学者が起業し苦労した10年間の経緯。私のような「亜^3インテリ」を啓蒙してくれた貴重な一冊。  東浩紀氏を初めて見たのは、「朝まで生テレビ」だったと思う。訳のわからない発言をし続ける司会者にキレて、スタジオから出て行った姿が印象的だった。それから彼のTwitterをフォローしたりゲンロンの本を読んできた。一昨年の突然の騒動も衝撃だった。いったい何があったのか??????

     先日、本屋でこの本を見かけて即購入した。購入したものの、彼は哲学者だ。難しい哲学を展開されても、、、と心配しながらページを開いたが、一般読者にもわかりやすく書いてあるので読みやすかった。

     そもそも彼の専門の哲学の話で

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    2026年01月18日
  • クリュセの魚

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    地球歴の2445年には火星の開発がかなり進んでいる。
    テラフォーミングがなされ、人が住むことができるようになり、都市ができた。
    さらに、火星の技術力は地球を超えるまでになっている。

    しかし、地球と火星間の移動には片道4日~1カ月を要し、それが交易の壁となっていた。
    そのため、地球の国家の支配を受けることもなく、火星は地球の国際法上は国家として認められていないものの、独立した存在となっていた。

    ところが、異星文明のワームホールゲートが発見された。
    地球から火星に瞬時

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    2020年10月07日
  • 一般意志2.0 ルソー、フロイト、グーグル

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    一般意志

    ルソーの一般意志という概念を現代に蘇らせ、選挙や政治のない、欲望の集約が粛々と行われる新しい民主主義のあり方を論じた本。
    一般意志という空気感をTwitterやニコニコ動画のイメージで技術的に可視化し、専門家の議論に制約を設ける。

    たしかに技術的には出来そうだけど、実際はそんな既得権益を洗い流すようなことは無理だよね、というベーシックインカムに似た感想を持った。

    また、SNSの一部の暴力性が問題となっている昨今の状況を踏まえると、一般意志の収集方法として人々の自発的な発信の集合を用いるのは筋がいいと思えない。Googleの検索履歴のような無意識の欲望はアリだと思う。

    日本の新

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    2020年09月06日
  • 弱いつながり 検索ワードを探す旅

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    とてもわかり易い。
    普段の生活ではついつい相対化して人間(自分含めて)の愚かさに絶望してしまいがちだけど、この本を読んで多少元気になった。
    多少というのは、読んだことですぐにでも旅行に行きたくなったが、行くにしても新型コロナのため気を使うことが多く腰が重くなる…。

    すぐに行けないにしても、書かれている内容に元気づけられた。
    日々なんだかクサクサするのは、所詮頭で考えた予測可能で(記号)効率的なことばかりだから。予測/制御できない身体や偶然(非記号)や非効率的なことに身をまかせることで、日常ではたどり着けない記号に出会え新しい欲望が生まれる。

    体力勝負と消耗戦のくだりも膝うち度高。ほんとそう

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    2020年07月23日
  • ゲーム的リアリズムの誕生 動物化するポストモダン2

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    批評家 東浩紀氏が2007年に発表した著作。大きな物語が終焉を迎え、個々の物語にシフトした現代を呼称するポストモダンをオタク文化から眺める2001年の「動物化するポストモダン」の続編です。今回は、ライトノベルや美少女ゲームをスタートにして、一般文芸へと橋渡ししています。取り扱っている題材から、どうしてもオタク文化論に見えますが、文学論として捉えたほうが良いと思います。

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    2020年07月17日