東浩紀のレビュー一覧

  • 父として考える

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    この二人が「父親」として語るとは。
    関係ないけど、子一人親と子二人親の違いが、実感として読み取れておもしろい。

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    2011年11月10日
  • 父として考える

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    ネタバレ

    前半は子育ての話だけど、後半は両者の展開するいつもの持論。両社会学者の子育て論は意外にも普通。だけどそこが逆に良いのかも。両者とも教育する家族には絶対にならないって述べてるし。東先生の書斎で娘さんが微笑んでいる写真を見て嬉しくなりました。

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    2011年10月24日
  • 父として考える

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    東浩紀と宮台真司の対談本。
    父親の視点から家族・教育・社会等、
    様々な意見を交わし合っている。

    特に最近よく思う、
    フラット化した社会における、
    ダイバーシティ(多様性)の問題が指摘されていたのが興味深かった。

    やっぱり、
    「豊かさ」って「多様さ」だよな。

    業田良家の
    「人類の代表」という短編漫画に、
    「渾沌とは豊饒のことである」
    というようなことが描いてあるのだけれど、
    コミュニティの中に金持ちもいれば貧乏人もい、
    ヤクザもいれば坊主もいる、
    みたいな「無秩序」で「渾沌」とした環境が、
    豊かさの証左なのだと思う。

    こういった豊かな環境が作れる器は、
    日本では「学校」である。

    そして

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    2011年09月26日
  • 父として考える

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    東浩紀と宮台真司の対談本。
    小さな子どもを持つ父親、という視点から、子どもを通じて現代社会を考察する。
    育児本ではない。

    二人の言ってることはどれももっともなことだと思う。
    でも対談本だから「言論人の本音」に近いところがあからさまに出ていて、
    それは少しいやだ。
    言論人は基本的に選民思想というか、自分たちが「デキル人間」だと強く思っている。(実際彼らはデキル人間だし、それを否定するつもりはない)
    そして、意識的なのか無意識的なのかは知らないけれど、そういう「デキル人間」ではない人たちのことをあからさまに見下した発言をすることがある。
    宮台の「幸せになれない人間」とか。
    「基本的なソーシャルス

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    2011年06月08日
  • 父として考える

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    私は子供が生まれることで、世界の見方が大きく変わりました。
    社会にコミットしていかないと、と強く思ったわけです。
    自分にできることに限りはありますが、しかしできる範囲で最大限努力をしていく。
    我が子や孫の世代のためにも、社会がすこしでも良い方向に進めばと思うわけです。
    現代の論客のお二人だからこそ、日本社会をここまで掘り下げてくれています。

    小さなお子さんを持つ父親の皆さん、是非ご一読を!

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    2011年05月29日
  • ゲーム的リアリズムの誕生 動物化するポストモダン2

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    西尾維新や舞城王太郎などの講談社ノベルス作家、馴染み深いハルヒシリーズをとりあげ、それらの作風と絡めながらいわゆるポストモダンの現代社会を批評している。そういうことだったのかと思えるような面白い分析、前作の動物化するポストモダンよりもとっつきやすいかもしれない。

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    2011年04月29日
  • 郵便的不安たちβ

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    ひとは、わかってることしか分からないのかも。知ってること、体験したことに言葉が当てはめられたときに、説論ていうのはカチッとくるものなのかなー。整理されて視界が開ける。確かな快感。それだ、と膝を打つような。あるいは、そういう見方、つなげ方があったか!とか。いずれ、身のうちに既にあるものを見て読んでるー。

    わからないものも沢山読んで、宿題として転がしておくと、十年後とかにカチッときたりする。けど、これは自分がわかる、が後から追いついただけのことだしなん。

    というようなことを延々と考えさせられました。半分くらい、"先生ここわかりません"。批評になると、批評の対象作品まず深読み

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    2011年05月15日
  • ゲーム的リアリズムの誕生 動物化するポストモダン2

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     大きな物語の終焉と小さな物語の氾濫、増殖がポストモダンの特徴であると著者は指摘する。前近代においては、人々は神話や民話を通して現実を、近代では写実的現実を表現した自然主義的文学から現実を、知ろうとしたのに対して、ポストモダンではキャラクター小説にみられるデータベースを前提として成立した新しい現実を求めることになっている。理想の時代・虚構の時代が過ぎ去り、いまや、身体性を伴った快感原則の追求が希求され社会について人々は考えなくなる時代を「動物の時代」としたのだった。
     このような時代にあって、まんが・アニメ的リアリズムの台頭ののち、ゲーム的リアリズムが誕生することになった。これは時代環境に導か

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    2011年07月24日
  • 父として考える

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     主としてコミュニケーション能力に起因する問題について議論が進められていき、エリート目線の宮台に東が疑問を提示する形でのやり取りなどは読み物としても非常に面白い。
     しかし、ちょうど同年代の幼い娘をもつ父親としては、まったりと子育てを語る第1章に惹かれる。
     実際に幼児を抱えて世界の見え方がガラリと変わってしまう体験をしている身として、ただ単純に共感しちゃうんだもの。
     子供を介しての地域ネットワークへの繋がりとか、ショッピングモールなどに対する見方とか。
     この感覚はおそらく子供のいない方には理解不能なものだろうし、逆にもっと子供が大きく成長してる親御さんにとっては「はぁ?」というものであろ

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    2011年02月10日
  • 父として考える

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    頭の悪い私は途中から議論についていけなくなった…(涙目)

    そんな身分でレビューを記すのはあれなので、備忘録的に自分が思ったことを記しておく。

    自分は「親」でありたい。
    親になれば、子どもの存在が故に、
    地域その他色々なコミュニティに否応がなしに関与することになる。
    この本でいうところの「グルーブワーク能力」が求められる。

    人ってのは色んな顔を持っている存在であって、各コミュニティで担う役割も違ってくる。
    また、全ての役割を担うこともできないから、相互のコミュニケーションで扶助し合うことになる。

    「親」とはそれを実践する存在であって、その背中を見て、というか真似して育つ。
    そんな親子関係

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    2010年09月28日
  • 父として考える

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    小難しい記述が多々あるが、お二人の間の年齢で、子どもが同じ年代と言うこともあり、
    書いてある内容については、同意できるものが、たくさんあった。

    自分がなんとなく思っていたことが、文字となって書かれていて
    自分と同じ考えの人が知識人にいると言うことが分かり、勇気をもらった気がした。

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    2010年09月28日
  • リアルのゆくえ おたく/オタクはどう生きるか

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    東浩紀が大塚英志に絡まれ続ける対談集。もの凄く息苦しくなるのは,過去に大塚英志にダメ出しされた経験故だろうか(爆)東浩紀の忍耐力には感服します。いたたまれない気分を殺して読み進めると,第3章あたりでモダンを信じる大塚英志とポストモダンを堅持する東浩紀の対比がぱっと頭に浮かんで来て,ああ,対話って重要だねと思った。どっちの言うことも分かると思ってしまう自分はどこに居るのか?ポストモダンとモダンの対話からポスト・ポストモダンを考えさせられる。

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    2009年10月07日
  • リアルのゆくえ おたく/オタクはどう生きるか

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    為政が見えにくくシステム化していく社会にあってなおも為政する側の主体の存在を疑い、また、社会に関わるための「主体のあるべき」を議論しようという大塚氏と、まずは主体を切り離した中から見えてくる世界像を考察しようという東氏の、立脚点の差異に最初から最後まで互いが歩み寄らず、話が噛み合わない。が、現在の社会の状況についての洞察には両者ともに肯けるところが多く、両者ともに基本的に相手の考察を認め合っているので、「その噛み合わないところはいいから話を進めてくれ」と思うことはあっても、対談そのものが破綻しているというわけではない。どちらのとらえ方をするのかで、どちらがどういうものが見えてきて、どういうもの

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    2011年08月31日
  • ゲンロン0 観光客の哲学

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    各論はそれぞれ非常に興味深い。
    ただ何かに繋がるものなのかはこの本だけでは測りかねた。ちょっと自分が読むのが遅すぎた気もする。

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    2026年04月05日
  • 訂正する力

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    訂正という一本の導線でさまざまなことを拾い集め、各要素にそれらを適用させて説明していた。政治的立場についての言及が多く、今まで自分の中で言語化されていなかった違和感や意見が明らかになっていくのが面白い体験だった。自然を作為するというのは一つの学びになった。

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    2026年04月03日
  • 訂正する力

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    ネタバレ

    訂正する力とは、一貫性を持ちながら変化する力のこと。しかし、日本には変化=訂正を嫌う文化があり、かつての自分の意見とわずかにでも異なる意見を述べると、「以前の発言と矛盾する」と指摘され、集中砲火を浴びて炎上する。また、すぐにゼロかイチか、過去を否定するか肯定するか、リセットするかなにも変えないかの対立の議論になってしまう。少しでも動こうとすると両方の勢力から批判される。

    このような状況を変えるには、相手が意見を変える可能性をたがいに認めあわなくてはいけない。「ひとの意見は変わるもので、われわれも意見が変わるし、あなたがたも意見が変わる」という認識をみなで共有すし、相手の意見を受けて自分の意見

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    2026年03月29日
  • ゲーム的リアリズムの誕生 動物化するポストモダン2

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    動物化するポストモダンの続編として書かれた本である。文学おけるリアリティ(現実の解釈)がマンガ/アニメ的リアリズム(一回性の死/物語)から0年代以降ゲーム的リアリズム(並行世界/メタ物語)へと変化していった事を明示している。

    昨今の文学のみならずゲームやアニメ、漫画、SNSなどあらゆるコンテンツがゲーム的リアリズムになったであろう。ゲームをプレイする主体と、そこに存在するゲームシステム、何度も繰り返す物語の分岐とはじまり。あらゆるものがカオスに、そして再生産され消費される。最近だと異世界転生物が流行っているが、あれも世界系からの新たなるライトノベルの系譜であり、現代社会の表層が現れていると常

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    2026年02月26日
  • 観光客の哲学 増補版

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    毎朝の通勤時間の読書とするには、量がハードだったかな。この手の本は、つまり哲学的なテーマの本は、あるまとまった時間を確保して、カッコつければ思索的に読んでみないとなかなか理解は難しいのかれない。そもそもそんなことが自分にできるのか分からないけれど。
    その中でも東さんの本は、何とか最後まで読める書き方を、テーマを提供してくれている。

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    2026年02月13日
  • 動物化するポストモダン オタクから見た日本社会

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    読解力が足りなく、内容を半分も理解できていない。
    ベストセラーになるほどこの本は評価されているため、また改めて読みたい。

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    2026年02月10日
  • ゲーム的リアリズムの誕生 動物化するポストモダン2

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    かなり難解だった
    終わり方が唐突に感じたので、難しかった人向けにわかりやすいまとめがあれば幸せになれたと思う
    時折り着いていけないほど難しかったが、それも含めて妙にクセになる感じで、次回作に期待していないと言えば嘘になるかも

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    2026年02月10日