宮本輝のレビュー一覧

  • 約束の冬(上)

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    丁寧な描写で描かれる美しい風景。宮本輝は親が好きで呼んでみたがいろいろと伏線が散りばめられていると感じ下巻が楽しみ。
    ただ展開はゆっくりと進むため読み進めるのが少し苦労した。
    今後の10年前の約束が果たされるかどうか、気になるところ。

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    2026年03月27日
  • 優駿(上)

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    「ロイヤルファミリー」を読んで、馬繋がりのこの本を再度手に取った。学生の頃、これを読んで痛く感動し、「名作だーっ」と叫んだ記憶がある。で、いまもう一度読んでどうかというと‥あれ?それほどでも?という読後感。

    というのは、「ロイヤルファミリー」のドラマをNetflixで観はじめ、それがまた感動的な作りで毎回泣いてしまい、内容がごっちゃになったからだ。

    しかも設定が似通ってるし。早見さん、「優駿」のオマージュで小説書いた?と思うぐらいリンクする。馬主の社長さんには愛人がいて子供まで作ってる。そしてその子に馬を譲るところまでいく。(優駿の方の子は譲られる前に死んでしまうが)。また、いずれの馬主も

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    2026年03月18日
  • 私たちが好きだったこと

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    古い本らしい男女の価値観や奔放さ、わたしたちにはない不自由さを感じた。
    また、都心でありながらも人を信じてどこまでも人の為に生きる様にも見える4人の姿は昔ならではの良さだったのかもしれないと思う。
    歳が近いこともあり、自問自答を繰り返しながら優しさをもって自分らしく生きようとする4人に幸せが訪れて欲しいと友人の様な気持ちになった

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    2026年03月16日
  • 灯台からの響き

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    オーディブルで聴きました。
    久々に真っ当な作品で口直ししたいと選びました。まあ、間違いない。急展開もどんでん返しも伏線回収もないけれど、しみじみいいお話。

    〇〇だぜ、っておじさん同士の会話であまり聞いたことない。東京育ちのおじさんたちの会話ってこんな感じなのかー。
    出てくる人が皆コミュニケーション能力高い。初対面の人同士の会話とは思えない。宮本氏の親戚の集まりはこんな感じなのかもしれない。会話が高尚すぎる。

    蘭子が命令したことは、真っすぐでピュアな高校生だからこそできたことなのだろうと思う。普通のおばさんにはできない。

    敬礼は警官とか自衛隊のイメージがあったけれど、悪くない、というかいい

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    2026年03月14日
  • よき時を思う

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    四合院造りと呼ばれる家を中心に、そこに住む人のそれぞれの人生が展開される。
    綾乃のおばあさん、徳子の90歳の誕生日を、自分で家族を招待して、豪華な晩餐会を開催する。
    シェフや、晩餐会に関わる人は、徳子の教え子。
    人間味の溢れる先生に人生が大きく変わったのだと感じる。

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    2026年03月09日
  • 錦繍

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    久しぶりに宮本輝さんの作品を読んだ。ぐいぐいと知らず知らずのうちに作品に引き込まれていってしまう手腕はやはりさすがだなぁと思いました。

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    2026年03月09日
  • よき時を思う

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    2026年2月27日
    穏やかな展開
    ワインや晩餐会の話はいかにもリッチ
    それをするまでにもいろいろ悩みも苦しみもあった
    家族の仲が良いのがほっこり
    善人の物語
    中国の四合院造りがとても魅力的

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    2026年02月28日
  • よき時を思う

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    ネタバレ

    普段ミステリばっかり読んでるから最初の方は正直退屈で読み進めるのに時間がかかった。でもおばあちゃんの過去の話のところから面白くなった。大家の話で締めるのは意外だったけどよかった。登場人物が多いけどキャラクターがそれぞれ立ってて面白かった。

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    2026年02月27日
  • 幻の光

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    己の喪失感と向き合う短編集。
    『幻の光』は寂れた漁村の閉塞性×官能シーンの湿っぽさが苦手だった。
    『寝台列車』が一番さっぱりしていて好み。
    ある時を境に自分の人生から離れてしまい、知らぬ間にこの世から消えてしまう人っているよね。

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    2026年03月01日
  • よき時を思う

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    四合院造りに住む三沢兵馬
    あるいは
    90歳の金井徳子が開いた晩餐会
    どちらかの話だけで良かった気もする

    三沢兵馬と息子克哉の話ももっと読みたかった

    これで終わり?と
    読み終わった時、声に出た
    でもこれがタイトル「よき時を思う」なのかもしれない

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    2026年02月10日
  • 錦繍

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    難しかったけど、長い人生の中の一瞬をのぞかせてもらったような感じで、濃い読書体験だった、、

    人の人生を一言で表せないように、
    この本の感想を言葉にしてしまうと一気に薄くなってしまうようで、
    それくらい人の人生を見た感じだった

    読書体験の可能性に驚いた

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    2026年02月01日
  • 灯台からの響き

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    誰にも今まで過ごしてきた人生があり、みんな過去をすべてさらけ出して生きているわけでない。
    亡き妻の過去を灯台に求めるという面白い話。
    もちろん、それだけではなく、そこには諸々の人間ドラマがあってこそ。
    初めての著者さんでしたが、楽しめました!

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    2026年01月25日
  • 灯台からの響き

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    期待が大きかったからか、ちょっと物足りなかった。
    なんだろう。結末に納得いかなかったのかな。
    最近刺激的な作品が多いからねえ。

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    2026年01月01日
  • 灯台からの響き

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    30年前に、亡き妻宛に届いた謎の葉書。妻の死から立ち直れずにいる中、友の死、そして友の隠し子の存在。
    少し前に進む為に灯台巡りを、そして葉書の真相を解く為に妻の生い立ちを巡ることに…

    爽やか風と房総、青森、出雲などの風景を思い浮かべながら読むとより旅気分も味わえます。そして時間軸も年末12月26日と27日とタイミングもよく感情移入出来優しい気分になれる一冊

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    2025年12月27日
  • 星々の悲しみ

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    ネタバレではないと思うけどどうだろう
    高校3年の夏、読書会の課題図書のひとつが「星々の悲しみ」だった。自分ではきっと手に取らない本だったけど、短編集を買って1度は通しで読んでたと思う。15年くらいぶりに読んでみたけどあの時と感じ方はどう変わったかな
    現国の教科書に載ってそうな、小劇場で観る芝居みたいな短編集。
    短編のどれも、死にまつわる話が多かったと思う。解説読んでなるほどと思ったけど、主人公はどれも大人になる手前の人物で「成熟するまでの過程」が描かれていた。派手さはないけど、匂いがするようなリアルな生活の描写の中に生と死(「まだ死んでない」と「死」)が描かれてると思った。

    星々の悲しみ

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    2025年12月25日
  • 灯台からの響き

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    死者の声が灯台を通じて生者に届くようにリアルでありながらも幻想的。故人心情を慮る描写に胸を打たれた。起伏は無いながらも読後に静かな余韻が残る。

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    2025年12月08日
  • 錦繍

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    人生ってほんと思う様にいかないし、伝えたいように伝えられないし、上手くいかないもんだ思った。愛しあっていたはずの夫婦が離婚して、手紙のやり取りをするようになる中、伝えられなかったものを伝え合い少し分かりあってそれぞれに歩みを進めていく。手紙のやり取りだけでお話が進んでいって面白かった。

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    2025年12月06日
  • 三十光年の星たち(上)

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    正直者が馬鹿を見る世の中は嫌だ。誰かが理想を語ってくれなければ私たちは生きていけない。輝さん、これからもお願いしますね。

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    2025年11月23日
  • 潮音 第四巻

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    明治の時代が本格化。版籍奉還、廃藩置県、岩倉具視を代表とする使節団派遣、征韓論の勃発・・・
    不平士族が溢れ、新貨幣への交換、太陽暦への移行、郵便制度、鉄道敷設、駕籠から人力車へ、庶民の生活も大きく変化する。
    北前船が寿命を迎え、主人公・川上弥一を取り巻く環境も変わる。
    弥一は新しい時代に対応しようと、売薬仲間組から「カンパニー」創設を目指す。
    東京、大阪に支社を作り、琉球経由での清国貿易を止めた薩摩藩の動向を見極め、「松場屋」という廻船問屋を使い、独自に清国との交易に乗り出す。
    干し昆布を積んだ船・昇光丸に、清国語をた才児が乗り込み、危険承知で、中国・福州の現地商人・朱祖善との交渉に向かう。

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    2025年11月18日
  • いのちの姿 完全版

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    文章が好き ぶっきらぼうなようで優しさや美しさを感じる宮本輝さんの作品が好きです。川三部作、田園発港行き自転車、森の中の海、大阪や富山という馴染みの場所が舞台なのも好きな理由の一つかも知れません。エッセイも楽しめました。

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    2025年12月03日