青が散る(下)
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青が散る(下)

600円 (税込)

3pt

退部を賭けたポンクと燎平の試合は、3時間40分の死闘となった。勝ち進む者の誇りと孤独、コートから去って行く者の悲しみ。若さゆえのひたむきで無謀な賭けに運命を翻弄されながらも、自らの道を懸命に切り開いていこうとする男女たち。「青春」という一度だけの時間の崇高さと残酷さを描き切った永遠の名作。

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青が散る のシリーズ作品

1~2巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~2件目 / 2件
  • 青が散る(上)
    600円 (税込)
    燎平は、新設大学の一期生として、テニス部の創立に参加する。炎天下でのコートづくり、部員同士の友情と敵意、勝利への貪婪な欲望と「王道」、そして夏子との運命的な出会い──。青春の光あふれる鮮やかさ、荒々しいほどの野心、そして戸惑いと切なさを、白球を追う若者たちの群像に描いた宮本輝の代表作。
  • 青が散る(下)
    600円 (税込)
    退部を賭けたポンクと燎平の試合は、3時間40分の死闘となった。勝ち進む者の誇りと孤独、コートから去って行く者の悲しみ。若さゆえのひたむきで無謀な賭けに運命を翻弄されながらも、自らの道を懸命に切り開いていこうとする男女たち。「青春」という一度だけの時間の崇高さと残酷さを描き切った永遠の名作。

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青が散る(下) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    最初は大学生たちの青春群像劇かーと思っていたが、登場人物たちの青春の葛藤の影の部分が読み取れると、とても面白い。
    彼らの将来がとても気になる読後感で、余韻も楽しめる。

    0
    2023年08月07日

    Posted by ブクログ


    読んだのはかなり前になるが、微塵も色褪せない名作。
    青春と、青春の中にしかない刹那や哀切が凝縮され結晶している。
    幕引きも含め隙の無い宮本輝の一番槍(だと勝手に思ってる)

    0
    2022年10月19日

    Posted by ブクログ

    一人一人の「若者」をここまで緻密に美しく表現できる宮本輝は凄いとしか言いようがない。

    大人になって大学生活を懐かしむ時期にもう一度読んだら、その時は違った感じ方をすると思う。将来再読したい。

    0
    2021年06月11日

    Posted by ブクログ

    上巻よりも下巻のほうが面白い。下巻のために上巻を読むべき。読後感:切ない。大人でも子供でもない、ある一定の期間だけに許される感情が描かれている。

    0
    2019年11月02日

    Posted by ブクログ

    中盤でテニスの試合を長々と展開する場面は中だるみがあったけれど、見所と言うべきなのだろうか、場面場面で情景がみるみる浮かび心震わされた。それは全体にも言えたし、主人公の試合でのメンタルや日常の精神的な青さ、青春が散ると自覚ラストシーン。見事な物語だったと思う。
    そして残るなんとも言えない悲しさ。喪失

    0
    2018年10月11日

    Posted by ブクログ

    まさに青春物語

    自分もこれくらいの大学時代を過ごせればと、今となっては歯がゆく感じる
    皆目指すものが有り、時にはクールに、時には真っ直ぐに藻掻きながらも最後には現実を突きつけられるが、その経験がかけがえのないものとなっていく
    まさに、「青(青春)が散る」

    最後の文章がこの物語の全てなのだと思う

    0
    2017年01月11日

    Posted by ブクログ

    大阪郊外の新設大学に入学した主人公たちが4年間、テニスに打ち込み、恋に焦がれ、人生のとば口を知る青春小説の金字塔。
    描かれる恋は全てが一方通行。
    登場人物たちのもがく姿が愛おしい。
    青春小説、学園小説の類は随分読んだが、学生時代の鬱屈をこれほどまでに描いた作品は無いのではないか。
    大学が「4

    0
    2016年09月21日

    Posted by ブクログ

    【本の内容】
    <上>
    燎平は、新設大学の一期生として、テニス部の創立に参加する。

    炎天下でのコートづくり、部員同士の友情と敵意、勝利への貪婪な欲望と「王道」、そして夏子との運命的な出会い―。

    青春の光あふれる鮮やかさ、荒々しいほどの野心、そして戸惑いと切なさを、白球を追う若者たちの群像に描いた宮

    0
    2014年09月21日

    Posted by ブクログ

    誰もが、青春の影を抱えている。
    光が強ければ強いほど、影もまた強い。

    美しさの反対に影を。
    強さの後ろに、もろさや不安を。
    真っ直ぐさのうしろに、心の揺れを。

    作中で出てくる“業病”。
    それは、家族がみな自殺をしてしまうという血が流れている安斎だけではない。

    許されない恋、
    勝負への態度、

    0
    2014年06月02日

    Posted by ブクログ

    感想
    思い通りにいかない恋、全てを捧げた部活、周囲で起こる激動。カオスな学生生活にどこか懐かしいようなリアルさを感じる。

    将来の燎平と夏子はどうなったんだろうと色々想像させるような内容だった。


    あらすじ
    安斎は全日本で試合するも、病気がぶり返して危険する。鬱病であると分かる。友人のガリバーはレ

    0
    2024年12月19日

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