宮本輝のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ宮本輝の小説は、読後が本当にすがすがしくなる。
阪神大震災を被災した主人公が、夫の浮気が原因で離婚し、
知人の独居老人から相続した飛騨の山荘での生活を開始する。
そこには、被災した震災孤児の三姉妹や、その三姉妹を頼ってきた家出少女があつまり、それぞれが山荘で生活していく中で生きていく道を模索していく。。
という話の中で、
戦時下の政略で恋人との関係を引き裂かれ、その恋人との間に命を受けた子供との間も引き裂かれてしまった、悲しい親子の話も織り交ぜられていく。。
読んでてストーリーに引き込まれ、ついつい電車の降りる駅をも忘れてしまうような、いい本でした。 -
Posted by ブクログ
糖尿人のボクには目から鱗の本だった。
あまりひどくないので軽い薬と運動療法で酒とビールは飲むけど食事は少なめにすればいいとおもっていた。
カロリーよりも「糖質制限」が大事らしく、ごはん、パン、麺類そして大好きなビールはダメらしい。
一日3食は無理だけど少しやってみようかな~
この対談でも言っているように日本の医者はOECD平均で17万人も足りないそうだ。
1983年に当時の厚生省が「医療費亡国論」を唱えて以後、国を挙げて医療費削減政策が実施されたそうだ。
特に小泉首相が医療制度を改悪して急速に医療崩壊が進んだらしい。
財政再建のための医療費削減は弱者切捨てだ!! -
Posted by ブクログ
初めての宮本輝作品。心地よい幸福な作品。
坂の上のフランス料理店アヴィニョンを経営するマダム
最愛の夫に先立たれた未亡人典子37歳の物語
隣人リード、陰の支援者黄氏、アヴィニョンの凄腕シェフ…
典子の人望に惹かれた周辺人物の働きと、
その中心で若手画家との悦びに身を委ねる典子の対比
人生の選択をテーマとしつつもその決断ができず
今の悦びを大切に生きる
周囲で起こる陰謀は周辺人物の働きで終息
トラブルの当時者にはならずともトラブルは解決
店=これまでの人生or男=女としての幸せ
主軸となる重たい選択については先送りに…する辺りが妙にリアル。人生なんてこんなもんでしょ、時にはキッチリ決めら