宮本輝のレビュー一覧
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ネタバレうむむーーー!
そうなのか。
きっかけが必要だっただけなのかな。
骸骨ビルを巣立った孤児たちと、ご近所さんや主人公や、それぞれの戦後〜現在に繋がる人生が、それぞれに際立ってて、うーんなんだろう‥
その時その時を必死で生きていた連続が、現在につながってるんだなって。
じゃぁ、「現在」を生きてる私はどうなのかなってちょっと自分を顧みた。
「未来」になって私が年をとった時に、あの頃(つまり今)のことを悔いなく思い返すことができるかなぁと。
パパちゃんの内面は、難しかった。
戦地での語り(聞いた話だけど)の場面は、あれは、私が想像してどうこう言える話じゃないんだろうな。
結局、夏美が自ら嘘だっ -
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「待つ」という時間が、若者たちの心を鍛えていた時代を、私はなにかしらとてもありがたいものとして思い出している」 (あとがきより)
なんだか色々と衝撃的な本でした。タイトルと表紙的に、もっと穏やかなものを想像していたんですが、こんなに人間の内からエネルギーが溢れている小説は久し振り。「幸せになったる」という、憂鬱をエネルギーとした野心・・・暑苦しいという領域を通りこしてしまって、燦然と輝いている。
これは「生きて」いるのではない、「棲息」しているに過ぎないのだ-親の残した借金を抱え、鬱屈とした生活を送る主人公。どんなときも彼を傍らで支えてくれる完璧な恋人の存在に束の間の幸福を感じ、きっと共 -
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ネタバレ今週おすすめする一冊は、作家の宮本輝氏と医師の江部康二氏によ
る対談本『我ら糖尿人、元気なのには理由がある』です。意外な組
み合わせですが、この二人は、糖尿病で、かつ、糖尿病克服のため
にある食事療法を実践しているという点で共通しています。
この食事療法とは、糖質制限食。糖質(糖分や炭水化物)を摂らな
い食事のことで、江部氏が確立してきたものです。糖質は砂糖のみ
ならずお米やパンや麺類やイモ類に幅広く含まれますから、糖質を
制限するというのは意外と簡単ではありません。甘いものや醸造酒
は勿論、和食で言うところの主食はほぼ断念せざるを得ません。
それでも糖質制限はほとんど全ての病気に効果があ -
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ネタバレ今ではロム専門ですが、一応わたしもBTCメンバー(^^;なので
この本に収録されている文章は全て読んでいたのですが
こうして1冊の本になって改めて読めたのはとても幸せだと感じます
あの大震災があって、日本中が心を痛めていたとき
少なからずわたしもちょっとめいっていたのかもしれませんが
輝先生のユーモアやちょっとした言葉に慰められていたのかもしれません
読みながらたくさんの付箋を貼って、読み直したりしました
わたしも好きなビル・エヴァンスが「長い時間をかけての自殺」という言葉には
少なからずショックを受け、CDを聞き直したり・・・
「春は少しずつやってくるのではありません。ある日、いっせいに春に -
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糖尿病は糖質制限食で改善するとのこと。
糖質制限食とは、糖質の塊である主食(米やパンや麺など)を食べるのを制限するそうだ。
主食を食べないというのは信じられなかったが、それについて詳しく書いてあった。
血糖値を上げるのは糖質だけであり、これを食べなければ血糖値は上がらないとのこと。
玄米食を実践している私にとっては衝撃的だったが、精製された穀物や砂糖が最も危険で、玄米などはゆるやかに血糖値が上がるので、糖尿病でないなら玄米食でも問題なさそうではある。
血糖値が急激に上昇することをグルコース・スパイクと呼び、これは糖尿病だけでなく、ガンやアルツハイマーなどの原因にもなっているらしい。
また、血糖 -
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ネタバレ宮本輝の小説は、読後が本当にすがすがしくなる。
阪神大震災を被災した主人公が、夫の浮気が原因で離婚し、
知人の独居老人から相続した飛騨の山荘での生活を開始する。
そこには、被災した震災孤児の三姉妹や、その三姉妹を頼ってきた家出少女があつまり、それぞれが山荘で生活していく中で生きていく道を模索していく。。
という話の中で、
戦時下の政略で恋人との関係を引き裂かれ、その恋人との間に命を受けた子供との間も引き裂かれてしまった、悲しい親子の話も織り交ぜられていく。。
読んでてストーリーに引き込まれ、ついつい電車の降りる駅をも忘れてしまうような、いい本でした。 -
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糖尿人のボクには目から鱗の本だった。
あまりひどくないので軽い薬と運動療法で酒とビールは飲むけど食事は少なめにすればいいとおもっていた。
カロリーよりも「糖質制限」が大事らしく、ごはん、パン、麺類そして大好きなビールはダメらしい。
一日3食は無理だけど少しやってみようかな~
この対談でも言っているように日本の医者はOECD平均で17万人も足りないそうだ。
1983年に当時の厚生省が「医療費亡国論」を唱えて以後、国を挙げて医療費削減政策が実施されたそうだ。
特に小泉首相が医療制度を改悪して急速に医療崩壊が進んだらしい。
財政再建のための医療費削減は弱者切捨てだ!!