宮本輝のレビュー一覧

  • 道頓堀川

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    初めての宮本輝作品。
    こんな人達になりたい、こんな人生を送りたい、といった秀でた登場人物は出てこなかったのに、もう一度読みたいと思った。

    純文学の面白さに気づかされたかもしれない。

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    2011年09月11日
  • 愉楽の園

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    匂いまでしてくるような、やけに生々しくバンコクの街が思い起こされた。

    辟易として嫌悪感すら感じ、それでいて私を魅了してやまないバンコクがここにはあった。

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    2011年09月02日
  • 避暑地の猫

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    う~~~ん、好き嫌いのはっきりわかれる”内容”だと思う。僕は好きじゃない。けど、次へ次へと読み進んだ。。。。。やっぱり“宮本ワールド”に浸かってるからかな。

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    2011年08月09日
  • 幻の光

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    記憶の中の出来事は、どれほど臨場感があっても幻影の現実でしかない。
    当時の感情と現在の感情が交じり合い、広い視野を得ながら結局なにも変わらずに過ぎていく時。

    なんかわかったようなわからないような事いいたくなっちゃう短編集。

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    2011年08月30日
  • 海辺の扉(下)

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    うちの好きな文章じゃなかったけどおもしろかったー。ただおもしろかっただけじゃなくて、読んで良かったと思った本初めてかもー。今の自分にぴったりというか、今読んで良かった。

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    2011年05月12日
  • 花の降る午後

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    ネタバレ

    典子の恋の結末は、読者にゆだねる形で終わっている。
    そこが不完全燃焼なような、余韻を残すかのよな、不思議な感じ。
    アヴィニョンを守る彼女の戦いをもっと見たかったかな?
    恋がメインになってて、その部分は物足りなかった。
    ただ、揺れる彼女の心の葛藤は十分理解できた。

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    2011年05月03日
  • 花の降る午後

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    初めての宮本輝作品。心地よい幸福な作品。

    坂の上のフランス料理店アヴィニョンを経営するマダム
    最愛の夫に先立たれた未亡人典子37歳の物語

    隣人リード、陰の支援者黄氏、アヴィニョンの凄腕シェフ…
    典子の人望に惹かれた周辺人物の働きと、
    その中心で若手画家との悦びに身を委ねる典子の対比

    人生の選択をテーマとしつつもその決断ができず
    今の悦びを大切に生きる
    周囲で起こる陰謀は周辺人物の働きで終息
    トラブルの当時者にはならずともトラブルは解決

    店=これまでの人生or男=女としての幸せ
    主軸となる重たい選択については先送りに…する辺りが妙にリアル。人生なんてこんなもんでしょ、時にはキッチリ決めら

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    2011年04月09日
  • 五千回の生死

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    ネタバレ

    「トマトの話」「眉墨」「力」「五千回の生死」「アルコール兄弟」「復讐」「バケツの底」「紫頭巾」「昆明・円通寺通り」
    宮本輝ははじめて。うーん、土の匂いがするぞ。
    「トマトの話」がなんて不完全燃焼な…でも、劇的でないからこそのリアル。届かなかった手紙のほうが世界には多いんだろう。
    「五千回の生死」一日に何べんでも死にたくなったり生きたくなったりする男との出会いの話。表題作だけに一番よかった。ちょっと怖いけど、この男に会ってみたくなる。

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    2011年03月26日
  • 避暑地の猫

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    初、宮本輝。
    薦められて読んだ一冊。ほかの作品も読んでみたい。

    幸せだったはずの2つの家族の中で、主人公の人格が構成されてゆく物語。
    少年から青年へと変わっていく主人公の人格が、時折狂気に満ちたものに変化する。その部分と、途中から僅かにみせる恋心。

    物語なのに、妙にリアルで衝撃的な作品だった。

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    2011年02月27日
  • ドナウの旅人(上)

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    ステレオタイプな出だしですが、だんだん惹かれてくる作品。宮本輝はあまり好きじゃないけど、この作品は面白い。

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    2011年02月22日
  • ドナウの旅人(下)

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    ステレオタイプな出だしですが、だんだん惹かれてくる作品。宮本輝はあまり好きじゃないけど、この作品は面白い。

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    2011年02月22日
  • 五千回の生死

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    宮本輝の短編集。

    同じ体験はしていないのに、
    どの作品も同じような気持ちになったとこがある気がして
    心に刺さる。

    一番好きなのは「トマトの話」

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    2011年01月22日
  • 春の夢

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    最初は読み進めるのがなかなかきつかった。
    しかし、10ページも読めば、淡々と、沸々と、低い音で、青い炎がみえるよな、恐ろしく抽象的だが、なんかそんな感じの魅力にやられる。

    くらい、つらい、だけどなんだか強くて、単純にいえば、かっこいい。


    蜥蜴のキンに対する気持ちも何だか、わかってくる。
    やっぱり宮本輝ってうまいよなー。
    小説家だよなー。
    と思う。

    単純じゃない、奇妙な状況が、よりうまく心情を伝える。
    良い道具になる。

    あー小説家ってすげぇ。

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    2011年01月14日
  • ドナウの旅人(上)

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    2011.1 再読。
    以前読んだ時よりも、地名その他の知識がついた。シギィはいい男だなぁ。マサコのお父さんの動物園でのエピソードはひどい。暴力はいけないよ。

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    2011年01月08日
  • 血の騒ぎを聴け

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    学生時代に宮本輝作品は何作も読みました。
    エッセーを読んで、久しぶりにまた未読の作品を
    読んでみたいなと感じました。

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    2011年01月06日
  • オレンジの壺(下)

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    二段階で読める書き方が、新しいな、って思いました。

    …って言うても結構前の作品だけども。

    自分が生まれたこの時代、自分の意志の届かない生まれた環境・状況。
    それに対して思いを巡らしてみると、戦争については一度、考え込んでみても良いのかもしれない。

    答えを探してしまったら、この物語は満足できないかもしれないと考えます。

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    2010年12月19日
  • 胸の香り

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    哀愁漂う大人たちの短篇集。それぞれの過去や、誰かを不幸にしている状況すべてひっくるめて郷愁をさそう話ばかり。

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    2010年11月23日
  • 五千回の生死

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    良かった、短編の良さが詰まっている。5000回の生死、トマトが特に印象に残っている。筆者は素晴らしいストーリーテラーだと思う。

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    2010年11月15日
  • 花の回廊―流転の海 第五部―(新潮文庫)

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    大河ドラマ『流転の海』シリーズ。
    前作と間があいているので、思い出すのが大変だった。
    しかし、至極の言葉は健在。
    これから伸仁がどのように成長していくのか期待。

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    2021年06月20日
  • 焚火の終わり 下

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    物語の根幹である設定自体には全く共感ができなかったけれど、そこはやっぱり宮本輝さんの書く小説だけあって、すっと身体に入ってくるように読めるから不思議。

    そして、宮本輝さんの描く女性って皆気持ち良い素敵女性。
    それもまたすっと読み進めていくことができる一つの要因なのかも。

    でも間違っても伏線の回収を事細かに読み追うようなミステリーファンにはお勧め出来ない。ミステリーとして読んでしまうと不完全燃焼で終わることは間違いなし。

    気持ち悪い読後感を好む人にならお勧め。

    なので私はこの不完全燃焼感を楽しんでいます。

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    2010年08月10日