宮本輝のレビュー一覧

  • ドナウの旅人(上)

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    2011.1 再読。
    以前読んだ時よりも、地名その他の知識がついた。シギィはいい男だなぁ。マサコのお父さんの動物園でのエピソードはひどい。暴力はいけないよ。

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    2011年01月08日
  • 血の騒ぎを聴け

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    学生時代に宮本輝作品は何作も読みました。
    エッセーを読んで、久しぶりにまた未読の作品を
    読んでみたいなと感じました。

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    2011年01月06日
  • オレンジの壺(下)

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    二段階で読める書き方が、新しいな、って思いました。

    …って言うても結構前の作品だけども。

    自分が生まれたこの時代、自分の意志の届かない生まれた環境・状況。
    それに対して思いを巡らしてみると、戦争については一度、考え込んでみても良いのかもしれない。

    答えを探してしまったら、この物語は満足できないかもしれないと考えます。

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    2010年12月19日
  • 胸の香り

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    哀愁漂う大人たちの短篇集。それぞれの過去や、誰かを不幸にしている状況すべてひっくるめて郷愁をさそう話ばかり。

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    2010年11月23日
  • 五千回の生死

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    良かった、短編の良さが詰まっている。5000回の生死、トマトが特に印象に残っている。筆者は素晴らしいストーリーテラーだと思う。

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    2010年11月15日
  • 花の回廊―流転の海 第五部―(新潮文庫)

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    大河ドラマ『流転の海』シリーズ。
    前作と間があいているので、思い出すのが大変だった。
    しかし、至極の言葉は健在。
    これから伸仁がどのように成長していくのか期待。

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    2021年06月20日
  • 焚火の終わり 下

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    物語の根幹である設定自体には全く共感ができなかったけれど、そこはやっぱり宮本輝さんの書く小説だけあって、すっと身体に入ってくるように読めるから不思議。

    そして、宮本輝さんの描く女性って皆気持ち良い素敵女性。
    それもまたすっと読み進めていくことができる一つの要因なのかも。

    でも間違っても伏線の回収を事細かに読み追うようなミステリーファンにはお勧め出来ない。ミステリーとして読んでしまうと不完全燃焼で終わることは間違いなし。

    気持ち悪い読後感を好む人にならお勧め。

    なので私はこの不完全燃焼感を楽しんでいます。

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    2010年08月10日
  • ドナウの旅人(上)

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    初版が1985年。初読みはそのときだろう。絹子は八千草薫が適役だな、なんて思ったのか思わないのか覚えていない、麻紗子は誰を思い浮かべたのか。そもそも映画化・ドラマ化されたのかも覚えていない。でも、ひきつけられる。母親の逃避行に自らの捨てた恋の再生を重ねるなんてストーリーもいいなあ。

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    2010年05月30日
  • 焚火の終わり 下

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    ネタバレ

     出生の秘密を探るうちに、二人は愛しあうようになる。「近親相姦」この罪悪感がますます二人を燃え上がらせる。

     やがて2人は両親たちの謎の残る岬の家の近くに茅葺き農家を移築して改築し、旅館業を営むことを決める。そしてラストで謎が・・・・。

     のはずなんだが・・・結局完全に謎は解けないまま終わってしまいます。おいおい。
     なんとなーく「こういうことかな?」と予想はできるのだけれど。当事者たちが納得しているのなら、ま、いいか、で納得せざるを得ない終わり方。白黒はっきりしたい人にとっては、ちょっと消化不良ぎみのラストかも。

     とはいえ、いろんな意味で、愛情を感じるラストだったようには思い

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    2014年02月02日
  • 約束の冬(上)

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    随分前に読んだから記憶違いご容赦。飛行蜘蛛?でしたっけ、あと葉巻、それとなく大人の世界への題材つかって。自分文章かけないですが「小説家」・「小説化」の醍醐味ってこんなところにあるんだと思った。

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    2010年04月12日
  • 約束の冬(上)

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    作中に登場する色々な人々が
    けなげに自分を律しながら明日への希望を願う姿は
    まさにこれから大空へと糸を伸ばす…
    に重なります。

    生きるよすがを持つ人は
    潔よいなあ、自分もそうでありたいと
    柔らかく背筋を伸ばされた気分。

    上原桂二郎に松阪熊吾を感じるのは
    気のせいだろうか。

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    2010年04月08日
  • 我ら糖尿人、元気なのには理由がある。 現代病を治す糖質制限食

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    自らも糖尿病患者の江部先生と作家の宮本輝氏との対談形式で構成されている。
    宮本氏の物言いはちょっとこれでもか!的な部分も多々あるが、実際お二人ともDM患者でもあり、
    自分たちの身をもって体験していることなのであるから、こうなるのだろう。
    もともとは昔からずっと読んでいるグルメ雑誌『Dancyu』の編集長が、江部先生の実践される『低インスリンダイエット』にチャレンジしたところ、劇的な効果があったということだった。なんせ、酒はいくらでも飲める、というのがいい。そんなわけで、ビールを減らして焼酎ばかりあおっている昨今なのだ。ご飯もゼロにはできないのが意志の弱いところだが・・。2KGくらいやせました。

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    2010年03月12日
  • 愉楽の園

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    意外と入り組んだミステリーでした。
    でも黒幕がいるように見えながら、実は全てのことが自然発生して
    また元に戻っただけのようなオーガニックな解決をした。

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    2010年02月25日
  • 焚火の終わり 下

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    p106 『心が好きだと答えるのは、どこかに欺瞞があるし、体が好きだと答えたら、自分たちの関係は体だけなのかと傷つけるような気がした。しかも、きみは、心と体のどっちもが好きだという答えを求めてはいなかったから』

    p128

    p132 潔さがあるかぎり、世間の規範から外れた秘密の悦楽を薪にして、思いもよらなかった聖なる火を創造できる……。(中略)他人のためになり、他人を歓ばせ、他人の幸福に寄与できるもの……

    20100212

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    2010年02月14日
  • 約束の冬(下)

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    読み終えたとき、自分の持てる力を出し惜しみせず、一生懸命生きろ、と言われているような気がしました。宮本作品を読むと、随所随所にハッとさせられるセリフが出てきて、自分が悩んでいたり困っていることを見透かされているような気持ちになります。

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    2011年07月18日
  • 海岸列車(上)

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    宮本さんの描く人間は、みな人間くさく、懐がふかく多様で、リアリティがある。登場人物の絡め方もとても上手だなと思う。陸離とかおりの冒頭の接触と、その後の出会い方など「へーっ」と唸ってしまった。他作品と同様、心にのこる言葉にあふれているし、モスクラブの中の権力闘争の描写なども興味深く読める。単行本で読んだとき(二十年前!刊行)はどのような感想を抱いたかは忘却しているが、この小説好きな上位に入るなあ。下巻も楽しみ。

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    2009年12月21日
  • 睡蓮の長いまどろみ(下)

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    『海岸列車』や『星宿海への道』の方が好きですが…宮本輝作品は、やはり最後まで夢中で読んでしまいます。宿命や運命、という言葉の深みをしみじみ感じました。また、その宿命や運命に立ち向かう、自分の心の奥底の、何があっても変わらない部分のことについて考えさせられました。

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    2011年07月18日
  • 五千回の生死

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    今から20年以上前に書かれた、昭和時代の宮本輝さんの短編集。

    1日に五千回も死にたくなるって 一体 どーした?
    なんか面白そうと思って買ったこの本が宮本輝さんとの出会い。

    長編作家のイメージがあったのは気のせいか?
    短編の名手かもしれない。
    短編なのに1つ1つ中身が濃く、心にずっしり残る作品でした。

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    内容(「BOOK」データベースより)
    「一日に五千回ぐらい、死にとうなったり、生きとうなったりする」男との束の間の奇妙な友情(表題作)
    トマトを欲しながら死んでいった労務者

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    2011年01月09日
  • 愉楽の園

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    「きょう、女占い師が言ったわ。私に恋をしている人がいるって……私もその人に恋をしているそうよ。どちらも強い真剣な恋だって」
    水の都バンコクの運河のほとりで恋に落ちた男と女。めくるめく陶酔の果てに、ふたりはどこへ連れ去られていくのか。恋愛小説に新しい局面をひらいた、宮本文学円熟の成果。(裏表紙より)

    裏表紙の説明は上手く内容を現していないなぁ~と思った。
    タイの王朝の血を引く高級官僚に愛される日本人の女性と、1年ぶりに見た日本女性に心惹かれる日本人男性、その友人、友人が結婚しようとしている女性、女性の兄、ホテルで働くボーイ…。バラバラのパズルがどんどん当てはまって分からなかった絵が完成されてい

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    2009年10月14日
  • 森のなかの海(上)

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    阪神淡路地区を大地震が襲った日、36歳の仙田希美子の平穏な人生も崩壊を始めた。夫は地震の直後に愛人のもとへ行き、姑もその存在を認めていたのだった。離婚を決意した希美子は、両親や妹たちに支えられ再出発をはかる。やがて、学生時代に知り合った老婦人、毛利カナ江から奥飛騨の広大な森と山荘を相続し、息子二人と移り住むことに。現代に希望の光を与える大作。
    (裏表紙紹介文より)

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    2009年10月19日