宮本輝のレビュー一覧

  • 約束の冬(上)

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    「十年後、地図の場所でお待ちしています。ぼくはその時、あなたに結婚を申し込むつもりです。」

    約束をテーマにした作品。

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    2009年10月12日
  • 愉楽の園

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    タイの空気感と、人間の醸し出す色気や毒気、嫉妬や悲しみ、情熱などの濃い感情がとてもあっていた。ムシムシしてダラっとした雰囲気の中に書かれた、人の力強さや純粋さが、より透明で美しく感じました。

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    2011年07月18日
  • 五千回の生死

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    9つの話からなる短編集である。
    どれも、小説という枠にとどまらず、今を生きる登場人物が遠い過去の中に甘酸っぱくも苦くもあり、そして切なくなるような思いを馳せて、そこからの思いをこの作品を読む自分に深く共鳴させてくるのである。
    誰かの過去の思いによって、これほどにも切なさを感じるなんて、実際、そこに自分がいたのではなかったのかと錯覚しそうになる。

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    2009年10月07日
  • 海岸列車(下)

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    これまた何度目の再読か分かりませんが。
    本当は上海に旅行する前に読もうと思っていました。
    でもかおりと戸倉先生の微妙なシーンは上海じゃなくて北京だったね、勘違い。
    読むたび、働く姿勢について考えちゃうんですが、もう年齢的にはとっくに高木澄子さんとか戸倉先生寄りなのに、
    いつまでもかおりの位置から考えてしまう私は甘ちゃんです・・・
    (本の刷られた年を見ると)最初に読んだときは、多分かおりのひとつ下だったんだよなー。感慨深いです。(2009.10.1.)

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    2009年10月04日
  • 海岸列車(上)

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    ネタバレ

     母親に捨てられた兄妹が、それぞれの道を歩む話・・・といったら簡単すぎますね(笑)。
     兄は未亡人のヒモだったのですが香港で生死の境をいくような事件が起こり、以来、真面目に働くように。やがて、知り合いの弁護士にアフリカの砂漠に緑を植えるという事業に誘われ、アフリカへ旅立つことになります。
     一方妹は、亡くなった育ての父(伯父さん)が興した事業の跡を継ぎ、会長となる。就任したとたんに見える数々の陰謀。ひょんなことから知り合った弁護士にいろいろ相談していく内に恋する気持ちが芽生えてきます。ですが、相手は妻子持ち・・・。
     妹は過去に不倫を経験しているのですがそれを恥じることと思っています。なの

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    2014年02月16日
  • 約束の冬(上)

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    「10年後の12月5日、蜘蛛が空を飛ぶ場所であなたにプロポーズします」

    桂二郎の息子・俊国は10年前、15歳の時に22歳の留美子にちょっとかわったラブレターを手渡していた。
    10年後に2人は再会するが、最初のうちは留美子は上原俊国があの俊国だとは分からないが、だんだんと分かっていく

    留美子、桂二郎の二人の生活を中心に話が進んでいく.
    人間描写がすばらしい.

    宮本輝作品の中で自分の中では 海岸列車についで2位の作品.

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    2009年10月04日
  • 海岸列車(下)

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    私利私欲を憎め。
    私利私欲のための権力と、それを為そうとする者たちと戦え。

    自分は俗物だなぁ、と思いました。

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    2009年10月07日
  • 森のなかの海(下)

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    奥飛騨の山荘へ、震災で家族を失った、かつての隣人の三姉妹を引き取った希美子。さらに姉妹を頼って来た七人の少女も受け入れることに。ある日、カナ江にまつわる衝撃的な噂を聞いた希美子は、山荘の森にある巨木“大海”の根元から不思議な水差しを見つけた。なかには、一通の封書と、小さな骨が…。希美子はカナ江の謎に満ちた生涯を追う。喪失した魂の復活をうたう大作。

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    2009年10月04日
  • 森のなかの海(上)

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    阪神淡路地区を大地震が襲った日、36歳の仙田希美子の平穏な人生も崩壊を始めた。夫は地震の直後に愛人のもとへ行き、姑もその存在を認めていたのだった。離婚を決意した希美子は、両親や妹たちに支えられ再出発をはかる。やがて、学生時代に知り合った老婦人、毛利カナ江から奥飛騨の広大な森と山荘を相続し、息子二人と移り住むことに。現代に希望の光を与える大作。

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    2009年10月04日
  • 花の降る午後

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    色々事件らしきことが起こっているのに、主人公には、その火の粉が直接降りかかってこない。
    なかなか新鮮な創りになっている。

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    2009年10月04日
  • 約束の冬(上)

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    空を飛ぶ蜘蛛とはなんと魅力的な題材であろうか。

    それを上手く物語の導入に用いていた。

    クライマックスに向けて、どのように二人が近づいていくのか

    下巻に向けての期待が膨らんだ。

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    2009年10月04日
  • 約束の冬(上)

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    久しぶりの宮本輝。
    そして、
    女性でこの物語が嫌いな人がいるであろうか、否いない(反語)。
    ちょっともう素敵すぎて。
    女性に激しくおすすめ。

    あとがきで作者が、
    「自分のまわりにいて欲しいと思う人々を登場させた」、
    と語っているだけあり、
    登場する人のほとんどが素敵です。

    心を暖めるためにどうぞ。

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    2009年10月07日
  • 愉楽の園

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    タイが舞台。
    輝さんの作品の中ではちょっと雰囲気が違ってる感じ。

    本を開くとむわ〜っとした空気が流れ出てきそう。
    じっとりと隠微で怠惰でどうしようもない東南アジアの空気。

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    2009年10月04日
  • 約束の冬(上)

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    久しぶりに宮本輝さん。読みやすい文章で引き込まれます。登場人物が多くて、いろんな要素が絡み合ってくる感じ。とってもいいところで上巻終了です。
    書店で見つけたとき、下巻とセットで買おうとしたんだけど、おサイフ開けてみたら1000円札1枚しか入ってなかった。最近は文庫本も高いですよねぇ。。早く下巻読みたいです。
    入手経路→街の小さな本屋さん

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    2009年10月04日
  • オレンジの壺(下)

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    高校時代からすごく好きな本。

    宮本輝にはまるきっかけになりました。


    ミステリーで人間ドラマで成長物語で。


    人間のおもしろさ、不思議さ、ずるさ、優しさが

    いっぱい詰まった作品。



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    2009年10月04日
  • 睡蓮の長いまどろみ(下)

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    因果応報、原因と結果みたいな内容がよく出てくる。最後の最後まで喫茶店の千菜の飛び降り自殺の経緯がわからなかったのがちょっと残念。ちょっとミステリーな展開もありやっぱり主な部分は人間愛。美雪を面倒見てた、橘夫妻の言葉が印象に残ってる。”暗いところにいくからつまずく、もっと明るいところにいけ、そうしたら転がってる石ころが良く見えてつまずかない” 純哉の空想癖がちょっとわかるなぁ〜。自分も、暇なときよく空想や妄想している。

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    2009年10月04日
  • 愉楽の園

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    タイで上級階級男と日本人女が恋に落ち、数年間愛人関係になる。
    あるときに日本人男と出会いその男を好きになり、女もその男を好きになる。
    女は典型的な鳥の籠の中の愛人生活をしてるが、日本人男に出会い色々と行動しだす。
    やっぱり、すきだなぁ〜宮本文学。

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    2009年10月04日
  • 人間の幸福

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    感無量。
    人は、一般にも、そんなに人気のある本ではないようだが、私の中では傑作だった。話の流れでちょいちょい出て来る名文。宮本輝ならでは。正直、話はなんてことないストーリーだった。だからこそ、感動したのかもしれない。何て事ない日常に探せば幸せはどこにでもある、のように。

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    2009年10月04日
  • 月光の東

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    宮本輝の小説にはいつも必ずと言っていいほど”とびっきりの美人”が出てくるが、『月光の東』の”よねか”は今まで読んだ本の中で一番美人だろうと感じた。
    美貌を持つ女はそれを意識し武器にする。
    そうなんだろうな。
    わたしにもそんな美貌があったら上手く使うと思う(笑)

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    2009年10月04日
  • 五千回の生死

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    9つの短編集です。
    どでもぼちぼち良かったです。
    特に「トマトの話」と「五千回の生死」と「アルコール兄弟」と「バケツの底」が好きです。

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    2009年10月07日